9月19日(土)
朝ベッドのなかで『スポーツの文化史』勉強。日本の新内閣に女性閣僚の少ないことが批判されてるけどIOCも老齢男性ばかりですね。FIFAも同じ。世界のスポーツ界も爺が若者と女性を使って商売をしているのですな。ワン。ベッドから出て黒兵衛と散歩。今日はチョイ暑い。しかし帰宅して汗だくのTシャツを脱いで水風呂に入ると気持ちは良いけど身体はすぐに冷えた。まぁ仕事のしやすい季節にはなりましたね。ワン。avex classicから送られてきた辻井伸行クンのCD『笑顔で会える日のために〜あなたに寄り添うピアノ作品集』を聴きながら仕事。ある人が言ってたけど辻井クンのピアノを聴くとどんな悪人でも良い人になるというのはホントですね。俺の心でも安らぎますからね(^^;)。『スポーツゴジラ』などの再校を処理したあと午後からZOOMのリモートでやることになった故平尾誠二さんの創設したSCIX(Sports Community Intelligence Complexの第14回 SCIXスポーツ・インテリジェンス講座の準備。第1回から講師として参加してますが今回はラグビー元日本代表の平尾剛サンが司会で小生や関学アメフト前監督の鳥内秀晃さんや元ラグビー日本代表メンタルコーチの荒木香織さんやラグビー・ジャーナリストの村上晃一さんが順々に登場する。そのトップバッターとして選ばれたのでチョイと綿密に準備。これまで取材した監督やコーチの話をメモにまとめたりZOOMのバックに映る本棚に掛けていたユニフォームを江夏豊さんのサイン入りトラのユニフォームから平尾誠二さんのサイン入り神鋼ラグビーのユニフォームに替えて無精髭を剃ったり…と準備を整えたのに夕方になっても電話がないのでスタッフのMサンに電話すると…なんやてー!…一週間間違えていて本番は来週の土曜日!目の前のカレンダーを見ると最初の予定の今日から一週間後に矢印がしてあった。マイッタナァとMサンと大笑いして来週ヨロシクと電話を切ってビール&大相撲。翔猿イイねえ。続けて晩飯食いながら久し振りに『博士ちゃん』を楽しんで(仏教マニアや野菜ソムリエの博士ちゃんは凄いねえと感心して)風呂のあとサッサとベッドへ。『スポーツの文化史』の勉強です。あ。SCIXの講座は今もオンラインでの参加者募集中です。http://www.scix.org/

9月18日(金)つづき
しかし毎年のことだけど今年のイグノーベル賞は面白かったですね。COVID19に関連して「政治家は科学者や医師より生死に直接的影響を与える」という事実を世界中に教えたとしてブラジルのボルソナロ大統領&イギリスのジョンソン首相&インドのモディ首相&メキシコのオブラドール大統領&ベラルーシのルカシェンコ大統領&アメリカのトランプ大統領&トルコのエルドゥアン大統領&ロシアのプーチン大統領&トルクメニスタンのベルディムハメドフ大統領が2020年度の医療教育賞を表彰したというニュースは最高ですね。他に京大霊長類研の学者がワニの生態とヘリウムの関係の研究で音響学賞を受賞し日本人の受賞が14年連続となたのもオモシロクもホコラシイですね。日本人の受賞にはたしかタマゴッチ(経済学賞)もカラオケ(平和賞)もありましたよね。しかし今年の受賞で最高にオモシロイのは経済学賞。約3100万円で暗殺を引き受けた中国の殺し屋がそれを下請けに発注。さらに孫請け曾孫請けと繰り返され最後は150万円の額で引き受けた人物が暗殺に失敗して逮捕されてイグノーベル経営学賞に輝いたというモノ。

9月18日(金)
朝ベッドで『スポーツの文化史』勉強。秋になって頭の中が漫画モードから勉強モードに変わってきたかな。イヤ漫画も勉強ですけどね。ワン。黒兵衛と散歩のあと『スポーツゴジラ』の原稿校正など終日デスクワーク。原稿を書くときは常にタイトルを先に考え(タイトルは書くことを要約したモノですからね)原稿を書き換えたあとに読者が読みたくなるようなタイトルに書き換えるのが常(筆者の独り善がりはダメですからね)。しかし今回はタイトルに悩んで校正段階でも書き換えさせてもらう。「2020年東京オリパラは、既に目的を達成した!?」これでいいかな?夕方から大相撲。翔猿&琴勝峰いいねえ。炎鵬はまだまだ苦戦が続きそう。朝乃山は完調かな。晩飯後映画劇場は『レッド・サン』。三船敏郎&チャールズ・ブロンソン&アラン・ドロンが出演する西部劇。何故かきちんと見る機会を失っていた映画を恥得てきちんと観たけどマァ見なくてもよかったかな。三船がブロンソンを投げ飛ばす場面は『トラ・トラ・トラ』の真珠湾攻撃の場面を見る痛快さがあったけど(笑)インディアンの描き方は古すぎますね。007シリーズも何本か取ったテレンス・ヤング監督の作品だけど1971年の映画ならもう少し違う先住民の描き方があったはずですね。

9月17日(木)
朝ベッドのなかで『スポーツの文化史』続きを読む。後半近代イギリスのスポーツの世界的。それは植民地主義の賜(たまもの)だったのですね。そしてスポーツによる国際平和を提唱するクーベルタンの登場。オリンピックの立ち位置は設立当初から微妙ですね。ワン。ベッドから出てRKB毎日放送『インサイト・コラム』ZOOM出演。大坂なおみの黒マスクについて。世界中のメディアから絶賛されたその行為もオリンピックでは許可されないかも…というお話。大会中の選手の政治的人権的発言を禁じているIOC憲章50条の改正を求める声はカナダのスポーツ団体やアメリカ五輪委員会や1968年メキシコ五輪で追放処分を受けたカーロス選手などから出ているがIOCはどんな結論を出すか…といった昨日の本欄に書いた内容を話したあと黒兵衛と散歩。時間が遅れてもさほど暑くならず秋の空気。オリンピックも一か月遅らせるだけで最適のスポーツ秋に行えるのに…IOCはアスリート・ファーストではないのですね。ワン。今週月曜にオプエドにリモート出演してくれた青島健太さんからメール。小生が日経に書いた書評を読んでくれたとか。早大野球部出身で日本初のプロ野球チーム芝浦協会を立ちあげた河野安通志については知らなかったとのこと。坂本邦夫『紀元2600年の満州リーグ 帝国日本とプロ野球』(岩波書店)をすぐ買いに走るとのこと。一人でも多くの野球関係者に読んで欲しい本ですね。とくに読売関係者にお勧めです。晩飯前に仕事を済ませて大相撲。炎鵬はやっと勝ったけどイイ相撲でしたね。朝乃山も調子が出てきたようだし優勝ラインは12勝か11勝か?巨人阪神戦を見ながら晩飯と思ったら日本テレビがまったくクダラナイことをしているのにウンザリ。解説者をズラリと並べて次の投打の対決の予想をさせてアウトとかヒットとかを当てたらポイント。何度も外したら退場で解説者を競わせるのってどーゆー料簡か?裏でカネでも賭けてるのか?野球の面白さ素晴らしさを語らせずに当たり外れで騒ぐのはサイテーですね。見るのは2回目。前回もすぐにチャンネルをまわしたけど今回もプッチーニの『マノン・レスコー』に切り替え。ムーティ指揮ミラノ・スカラ座の古い舞台。主役はゲオルギューとクーラ。久し振りのプッチーニは悪くないですね。

9月16日(水)
朝ベッドのなかで鴨長明『方丈記』(新潮日本古典集成)一気に読了。短い文章ですからね。高校の古文の授業以来何度読んだかわからない文章だけど今回は頭がハンマーでガ〜ンと弩突かれるほどのショックと感激。多分歳のせいでしょう。冒頭の無常観や大震災大火事の描写以上に「六〇の露消えがたきに及びて」読み直すと「世をのがれ身を捨てしより恨みもなく恐れもなし。命は天運に任せて惜しまずいとはず身は浮雲になずらへて頼まず全しとせず。一期の楽しみはうたた寝の枕の上にきはまり生涯の望みは折々の美景に残れり」などという文章にドキッとさせられる。「一期の月影かたぶきて余算の山の端に近し」となった身の上にとっては当然のことかも。しかし小生の大好きな言葉で湯川秀樹さんの著作から知った荘子の「知魚楽」の概念まで登場するとはコレまで気付かなかった。『方丈記』は本当に凄い書物ですね。ワン。ベッドを出て黒兵衛と散歩。秋深し隣は何をする人ぞそれにつけてもカネの欲しさよ。長明の域には永遠に達せそうにないですな。次は『発心集』でも読むか。ワン。終日原稿書き。コロナで中止となった部落解放集会人権フェスティバルの講演会に代わる原稿を一日中かかって書きあげる。テーマは「スポーツと人権&民主主義」について。大坂なおみさんの黒マスクがオリンピックでは禁止となっていることや…968年メキシコ五輪で「ブラックパワー・サリュート」を行った米黒人2選手がIOCから追放処分を受けたこと…その処分撤回運動が始まったこと…カナダのスポーツ団体もIOCに対して政治行動や人権運動を禁じているIOC憲章50条を国連の人権宣言違反だとして改正を求めていること…などなどを書きあげる。IOCは安倍マリオを許可しながらBLM(Black Lives Matter)という言葉の使用や「膝突き行動」を禁止しているのはオカシイですよね。原稿書きあげて大相撲。朝乃山は見事に勝利。落ち着いて取れば問題ないはずですよね。長い原稿を一気に書くとどっと疲れるのは歳のせいでしょうね。一期の楽しみはうたた寝の枕の上…早よ寝よ。

9月15日(火)つづき
日本スポーツ学会がオンデマンド型の動画配信でいろんな人がスポーツについて話す『スター・セミナー』の配信を始めた。初っ端のゲストスピーカーとテーマは真田久さん(筑波大学教授)の『嘉納治五郎だったら2020年東京大会をどうするか?』と刈屋富士雄さん(元NHKアナウンサー)の『2020年東京大会へのロードマップ』です。小生も近々このセミナーで喋らせてもらいます。よろしく!https://www.sports-gakkai.jp/

9月15日(火)
朝ベッドのなかで昨晩から読み始めた水木しげるの長編戦争漫画『総員玉砕せよ!』(講談社文庫)読了。今年の夏の戦争モノ読破がいつの間にか水木しげる作品読破に変化?それはともかくこの作品は作者自身が90%事実とあとがきに記している作品。事実と大きく異なるのは最後の最後で総員玉砕を徹底しようとした参謀が流れ弾に当たって死ぬこと。本当は《テキトウな時に上手に逃げ》たという。俺の親父も「若い参謀というのがやって来てエエカッコしてああせいこうせいというのが一番気に食わんかった」とよく言っていたなぁ。将校・下士官・馬・兵隊などと兵隊を馬以下に扱っていたから日本は戦争に負けたのかもしれまんせんね。それにしても軍隊の暴力(ビンタや木刀で殴る)は酷いモノでコレが今も体育会系運動部に残存しているのでしょうね。高校野球の軍隊式入場行進と丸坊主はいつ廃止されるのか?ワン。ベッドから出て黒兵衛と散歩。終日原稿書き…と思ったら2件ほど校正が送られてきてソノ処理に時間を取られて今日の締め切り1本は明日に延ばしてもらう。スイマセン。大相撲を見たいモノで。うわっ。朝乃山3連敗。どないしたのかなぁ。もっとどっしり落ち着いてゆっくり攻めれば…と思うけど…。晩飯は朝NHK-BSでやっていたロシア音楽の歴史を見ながら。2度訪れたサンクトペテルブルクの町やマリインスキー劇場やワガノワ・バレエ学校は懐かしかったでえすねえ。グリンカ・ムソルグスキーからショスタコーヴィチ・プロコフィエフまでロシア音楽はイイですねえ。マリインスキー劇場の資料室で過去の上演資料を見ていて「プッチーニを沢山やっていたんだ」と言うと通訳の女性に「それはロッシーニです」と言われたのを今も憶えている。キリル文字のアルファベットは赤子の小便(ヤヤコシイ)。晩飯のあとジャック・ニコルソン主演の映画『ザ・ボーダー』を見る。メキシコとの国境付近に新居を構えた新婚夫婦の国境警備員がカネでメキシコ人をアメリカに導き入れている連中と対決する話。ハリウッド的娯楽映画と社会問題告発のバランスが悪くハッキリ言って三流映画だったがアメリカの勝手な政策はよくわかった。黒人奴隷の解放で安価な労働力を獲得できなくなったアメリカの支配者階級は黒人を安易に逮捕して囚人として強制労働に着かせたらしいけどソレもやりにくくなったあとはメキシコからの不正侵入者を労働力として受け入れソレの要らなくなった結果トランプ大統領が壁を造ると言いだしたのですね。

9月14日(月)
朝ベッドのなかで『マンガ古典文学 方丈記』読了。水木しげる氏のマンガも面白かったけど巻末の荒俣宏氏の解説も凄かった。『方丈記』の無常観と宇宙原理は『平家物語』『奥の細道』から石川啄木へと継承されるのですね。ゆく河の流れは絶えずしてしかもとの水にあらず…→祇園精舎の鐘の声諸行無常の響きあり…→月日は百代の過客にして…東海の小島の磯の白砂に…というわけですね。ナルホド。ワン。ベッドを出て黒兵衛と散歩。残暑和らぎ秋風ぞ吹く。坂道を一気に登ると汗ばんで暑さを感じるけど水風呂は風邪をひきたくないので不要ですね。ワン。終日デスクワークは春陽堂Web新小説連載の連載『スポーツは文芸をどう彩ってきたか第5回 虫明亜呂無と倉橋由美子 究極のスポーツ小説は「愛と死」の身体的表現』の校正やらナンヤラカンヤラやったあとに夕方は『ニューズ・オプエド』。今日のゲストは青島健太さんと溝口紀子さん。プロ野球巨人菅野の快進撃や柔道とコロナについて聞いたあと大坂なおみの黒マスクの話題と東京オリパラを来年開けるかどうかの話題。溝口さんのフランス情報では最近の新型コロナ感染者の増加で開催予定だったブカレストでのEUの柔道大会が中止になったとか。番組前に春日良一さんに電話で確かめたところが大坂なおみの「名前入り黒マスク」は今のところオリンピックでは禁止されるとのこと。仕方ない面もあるけどそのあたりからオリンピックの改革も必要かも…とかイロイロ話して番組を終えてアフタートークで青島さんに『紀元2600年の満州リーグ』を薦めたあと春陽堂Web新小説での連載を引き継いでの『Weeklyスポーツ萬歳』第14回の収録。テーマは「スポーツと身体」で「股関節はどこにある?」。股関節って英語ではhip jointなんですよね。イロイロ話したあと『オプエド』のニューズ原稿を書いてるスタッフから「原稿でスポーツ選手の名前は呼び捨てにしてイイのか?」との質問。小生の答えは「呼び捨てで良い。それが当たり前だった」。それが崩れたのは江本孟紀さんが若くして引退して解説者になって大学時代の先輩選手らを呼び捨てにできなくなって山本浩二選手とか田淵選手とか「選手」という言葉を使って以来妙に「さん」付けでスポーツ選手を呼ぶようになってしまいましたね。長嶋茂雄が現役選手を引退したときに虫明亜呂無が「長嶋茂雄さんの姿は…」と「さん」付けで書いた文章は新鮮でしたけどね。スポーツマンへの「さん」付けは特別な場合だけというのがイイと思いますよ。

9月13日(日)
朝ベッドのなかで水木しげるの『方丈記』読み直す。鴨長明と会話しながら源平の時代の京の都と人心の荒廃ぶりが見事に描かれている。やっぱりこの人は大天才だったんですね。今頃改めて気付いたのは情けない。ワン。ベッドから出て大坂なおみの全米オープン優勝決定のシーンを見てから黒兵衛と散歩。不当な死に見舞われた人物の名前を記した黒マスクも精神的パワーになったのかな?空気はかなり涼しく秋っぽくなった。とはいえ坂道をノンストップで黒兵衛と歩くと汗だく。ワン。水風呂が気持ちイイ。けど扇風機に当たると少々寒い。季節は確実に変化しますね。今日も終日デスクワーク。今週末から4連休なので連載原稿の締め切りが早まっていたことを忘れていたことに気づき慌てて『ZAITEN』の原稿を書き出す。テーマは中国の香港・ウイグル・チベット・内蒙古等に対する人権抑圧に対して世界中の多くの人権団体が北京冬季五輪の開催再考を訴えた件について。中国政府は「スポーツの政治利用」と反論したけど「政治利用」はどっちもどっち。反戦平和も政治運動にほかならない。ということはオリンピックも政治運動の一種。民主主義でしか生まれない反暴力の象徴であるスポーツという文化をIOCが押し進めるなら人権団体の声にも耳を傾けるべきでしょう。北京冬季を中止するのでなく大坂なおみの平和的非暴力的意思表示行為を認めるという選択肢もIOCにはあるはずですよね。夕方原稿を書きあげて大相撲。貴景勝強い!あっ。朝乃山が遠藤にぶん投げられた。横綱二人休場でも面白いですね。明日の『ニューズ・オプエド』のゲストは野球解説者の青島健太さんと柔道家の溝口紀子さんだけど相撲ジャーナリストの荒井太郎さんにも電話出演をお願いしましょ。晩飯は久し振りに『鮨処もり山』へ。サスガは粋なお寿司屋さん。透かし彫りの入った檜枠の間仕切りで美味しい魚や土瓶蒸しに満足満足。

9月12日(土)
朝ベッドのなかで水木しげる『猫楠ー南方熊楠の生涯』読み続ける。ホンマカイナと思えるほど豪快な童心の持ち主の大学者先生熊楠の生涯が痛快に描かれている。そもそも「熊楠」を描くのに「猫楠」というタイトルで猫を語り部に持ってきたアイデアが凄い。やっぱり水木しげるという人物は相当の大天才ですね。それにしても明治大正昭和初期の和歌山県田辺市の豊かなこと。地元の芸妓の文化もありますからね。同時期の新潟県長岡市も豊かだったことは小林信也さんのノンフィクション『柳都新潟古町芸妓物語』(ダイヤモンド社)に詳しいが昔は地方も元気だったんですね。東京の一極集中が過度に進んだのは64年東京五輪のせいかな?それとも交通の過度の発達のせい?もう元には戻れないのか?このあたり石破氏は気付いてるのか?3人のウチ自分の言葉で喋ってる(活字を読んでるだけではない)のは彼だけですからね。ワン。黒兵衛と散歩のあと終日原稿書き。講演会が中止になった代わりに機関誌に原稿を頼まれたので。依頼主は「部落解放人権フェスティバル」でテーマは「スポーツと人権」。大坂なおみの黒いマスクのことから書き始めようかな。アレは政治問題ではなく人権問題ですからね。それにスポーツは民主主義社会からしか生まれない文化ですからね。しかし大坂なおみが来年の東京五輪でも黒いマスクをつけて出場したらIOCはどーするのかな?メキシコ五輪で黒手袋の拳を国旗に向かって振りあげたスミスとカーロスを五輪から追放したように大坂なおみも追放されるのかな?それとも現在にカーロスが政治発言や個人の主張を禁止しているIOC憲章の改正を要求しているのを受け入れて警官に撃ち殺された黒人の名前入り黒マスクを認めるのかな?イロイロ考えるが締め切り日までマダ少しあるので『猫楠』に手を伸ばしてあまりの面白さに読み切ってしまう。森を壊すなと神社の合祀に反対して官憲相手に大暴れしたり真っ裸で蟻や粘菌の研究をして珍宝を噛まれて大騒ぎしたり大酒を呑んで芸者を呼んで踊りまくる男が昭和天皇に呼ばれて御進講を行ったり。熊楠についてはイロイロ本も読んだつもりだったけどこの水木先生の『猫楠』がいちばん面白かった。晩飯映画劇場はハンフリー・ボカート主演の西部劇『黄金』。一攫千金を狙って金鉱を探す男たちが金を巡る欲望のぶつかり合いで編み出す様々な人間模様。さすがジョン・ヒューストン監督の映画だけあってタダの西部劇ではない奥深いヒューマン・ドラマでした。満足。

9月11日(金)つづき
銀行へ行ったあとヨメハンの買い物に付き合ったついでに本屋へ。角川文庫で水木しげるさんの『ゲゲゲの鬼太郎スポーツ狂時代』を買いたかったけどなかったので棚を眺めていたら『猫楠―南方熊楠の生涯』を発見!水木しげるさんはこんなんも画いてはるんですねえ。解説は中沢新一&荒俣宏。すぐに購入。ついでに『Number 藤井聡太と将棋の天才』も購入。『Number』を買うのは何年ぶりかなあ(笑)。帰宅後すぐに読み始めるが表紙には「Wnbder Athletes on Board」とあるのに将棋がAthleticsの一種であるとのスポーツ論は書かれていない。これでは単に藤井聡太人気に便乗しただけですね。残念。こんな編集方針だと今にeスポーツ特集もやるのかな?将棋はスポーツだけどeスポーツはスポーツ競技として認められないというのが小生の持論。『今こそ「スポーツは何か?」を考えてみよう!』読んで下さいと宣伝しときます。晩飯映画劇場は途中『チコちゃん』を挟んで『拳銃王』。ワイアット・アープと人気を二分した西部開拓時代のGunfighter(原題)リンゴー・キッドをグレゴリー・ペッグが演じている。アープや友人は保安官に。ジミー・リンゴはアウトローに。1時間半によくまとまった映画。リメイク版を見たいな。あったような気が…。ベッドのなかで『猫楠』読み始める。面白い。

9月11日(金)
朝ベッドのなかで『スポーツの文化史』最後尾のエピローグから改めて読み始める。面白い。魚釣り・熱気球・大砲発射・消火活動・鳩撃ち・グライダー・水上スキーなどがオリンピックの公開競技として行われていたこともあったのですね。そー言えば以前アメリカのペーパーバックでPistol Dueling(ピストル決闘)が正式競技だったと書いてあったのを読んだことがあった。大修館の『スポーツ大事典』の記録には載っていないからこれも公開競技だったのかな?鳩撃ちは本物の鳩を撃ち殺したらしいけどPistol Duelingはマサカ実弾は使用しなかったのでしょうね。ワン。ベッドから出て黒兵衛と散歩。秋の匂いが日に日に濃厚になってくる。ワン。とはいえ汗だくには変わりなく朝の水風呂が気持ちイイ。朝明日掲載の日経書評の最終校了チェックなどして昼からはヨメハンと一緒に銀行へ。収入はコロナで激減なのに消費税やら地方税やらマイッタなぁ。まぁ楽観論者ですからなんとかなりまっしゃろ。悲観主義は気分の問題。楽観主義は意志の問題ですからね。出かけようとしたところへ東京新聞特報部から電話。元なでしこジャパン代表の永里選手が神奈川県2部リーグの男子チームに入ったことについて意意見を求められる。スポーツの男子女子という分け方への疑問が世界的にあがっているなか日本のスポーツ界は女性差別がまだまだ甚だしい。箱根駅でも高校野球も男子だけで柔道の日本選手権も女子は武道館を使えませんかね。そんな日本のスポーツ界に対する意思表示として永里選手の行動は評価応援したいですね。

9月10日(木)
朝ベッドで木原敏江の漫画日本の古典『雨月物語』。よく知ってる古典を漫画で読み直すのも一興。できれば5人くらいの漫画家が同じ作品を競作してほしいですね。この『木原雨月』はかなりハイレベルですね。ベッドから出てRKB毎日放送『インサイト・カルチャー』ZOOM出演。IOCコーツ東京五輪調整委員長の「コロナがどうあっても東京五輪は来年開催」の発言を批判。しかしこの発言があって日経平均株価が上昇したというのは考えてみれば不思議な話ですね。現代社会はすべて虚構の中で動いてる問いことですかね?ワン。ラジオのあと黒兵衛と散歩。まだまだ残暑。帰宅後日経書評欄を校了したりイロイロ仕事してるとIOCバッハ会長の発言がニュースとして入ってくる。「300日後の世界がどうなってるかは誰にもわからない」そりゃそうだ。「感染対策に万全を期して開催を…」それしか言えないの?税金を使い続けるのだからせめて開催か中止かの決定の期限くらい言ってほしいですね。それより北京冬季五輪の開催反対論が強まってるらしい。世界各国の150以上の人権団体が香港問題に対する中国政府の不当な政策は五輪開催国としてふさわしくないとIOCに中止を促しているらしい。これを政治問題でなく人権問題とするなら北京冬季五輪を開催したうえで会場でアメリカの黒人差別に抗議するのと同等に中国政府の「香港処分」に対する抗議も可能ですよね。さらに多くの人権団体が内蒙古・ウイグル・チベットに対する中国政府の人権抑圧についても五輪開催国として相応しくないとIOCに抗議したらしい。IOCサンどーですか?いろんな意味でオリンピックは変わり目を迎えてますね。晩飯オペラ劇場は昨日に続いてヴェルディ『ドン・カルロ』2幕以降最後まで。モデナのオペラ・ハウス公演は演奏も演出(ヴィスコンティの弟子らしい)も素晴らしいけど作品そのものが見事ですね。満足満足。 

9月9日(水)
朝ベッドで読書…と思ったがマダ縦に細かく並んだ活字とベッドの上で格闘する気にはなれず昨夜持ち込んだ漫画版ジェームズ・ジョイス『ユリシーズ』を夜と朝で一気に読了。うむ。コレは漫画でなく丸谷才一訳を読まねば…と前にも思ったことを思い出す。なかなか思ったことができないのが人生ですね。ワン。ベッドから出て黒兵衛と散歩のあと終日デスクワークは『スポーツゴジラ』の原稿書き。何のための東京五輪か?フォーラム8のPR誌『Up & Coming』に書いたコラムに詳しく肉付けして400字詰め原稿用紙10枚書きあげる。完成したのは夕方の午後5時。ま。そのくらいはかかりますね。ふううう…と息をついてメールで送稿。IOCのジョン・コーツ東京五輪調整委員長の発言は原稿では無視することにする。「コロナがどうあっても東京五輪は延期も中止もなく開催する」というのは無責任すぎる意味のない発言ですからね。そんなことをIOC副会長になった人物が口するなら「延期にかかる追加費用はすべてIOCが責任を持つ」くらいの発言を付け加えないと意味ないですね。それに「東京五輪の開催は東日本大震災からの復興のため」という彼の発言も理解不能。ならば何故ボート&カヌー会場の東北移転に反対したの?「東京オリンピックは東京ですべき」と言ってたくせに国際陸連のマラソン&競歩の札幌移転には即座に賛成ですからね。世界ボート連盟の元評議員としてはボートは東京でと主張したかっただけ?ま。そのあたりは無視して日本のスポーツ界の経済的&文化的発展のための東京オリパラ招致の意味を原稿に書く。晩飯&TVニュース&風呂のあとビール呑みながらオペラ劇場はヴェルディ生誕200年最近にモデナのパヴァロッティ記念オペラ・ハウスで上演された『ドン・カルロ』。新たに5幕モノとして改訂されての上演らしいけどカルロとエリザベッタの出逢いと悲劇がよく理解できますね。3幕意向は明日にしてベッドへ。

9月8日(火)
朝ベッドでヴォルフガング・ベーリンガー『スポーツの文化史 古代オリンピックから21世紀まで』(法政大学出版局)中世からのつづきを読み始める。秋になってきましたからね。活字が頭に入るようになったかな。いや。まだかなあ。中世ヨーロッパのスポーツがつまらないのですね。明日からは最終章の現代オリンピックから逆の読みことにしよう。ワン。ベッドから出て朝飯のあと黒兵衛と散歩。残暑の陽射しはまだまだ暑いけど影が長くなって陽陰には秋風。数年前の颱風の塩害によって桜の紅葉が汚く落ちていたのが少し持ち直して美しくなったかな。ワン。汗だくのあとの水風呂から出るとかなり涼しく感じられるようになった。終日デスクワークは日経の書評やフォーラム8の機関誌の校正。そして『スポーツゴジラ』の原稿を書き始める。途中いくつか電話。オリンピック中止決定?…かどうかを知りたいわけ?…マダ情報と言えるモノはないですね。久し振りに晩飯オペラ劇場は『アイーダ』。ヴェルディ生誕200年祭のパルマ歌劇場公演。演奏は素晴らしいけどそれ以上に素晴らしのはヴェルディの創った音楽ですね。凄い迫力と美しい旋律。魂の在りかと愛の在りかを教えてくれる音楽ですね。『スポーツの文化史』読みながら寝よ。

9月7日(月)
朝ベッドで今日の『ニューズ・オプエド』のゲストである本間龍さんの『ブラックボランティア』(角川新書)読み直しておく。前に読んだときの傍線を引いた箇所のみ読み直すが「やりがいボランティア」という「搾取」はやはり問題ですね。以前首都高に選手の移動が渋滞に巻き込まれないため五輪専用レーンを儲けるという話が出たとき損失補償の話題が出て驚いた。一般のボランティアには無償だが企業には補償が必要なのか?ヨット会場となる相模湾の漁民には漁場を借りるのだから補償(借り賃)は必要だろうが元公団の会社に補償は不要ではないの?電通はボランティアでは動かないのかな?いや。タダほど高いものはないという結果になりかねないかな?ワン。ベッドから出て黒兵衛と散歩。颱風の影響で雨が降ったり止んだり。颱風はやはり颱風と書く方が台風よりも颱風らしいですね。ワン。水風呂を浴びたあと昨日書いたPR誌の原稿を推敲して送稿。ふうう。昼寝のあとイロイロ仕事して準備して夕方『ニューズ・オプエド』スタンバイ。ゲストは本間龍さんの他に元JOCでげんきなアトリエ代表の春日良一さん。本間さんは1年延びた東京五輪の中止を1日でも早く決定すべしとの意見。WHOも冬のインフルエンザとコロナの同時蔓延を懸念しているうえ安全なワクチンが早く市場に出まわるとは考えられませんからね。春日さんは元々オリンピックに「延期」など存在しないのだから本当なら今年中止を決定すべきだったが延期したからにはギリギリまで開催を目指すのがスポーツ精神という意見。本間さんは選手のことを思うと気持ちはわかるがカネがかかりすぎるうえ誰が儲けるのかを考えるとやめた方がイイという意見。いろいろ話し合ったけどこーゆー話し合いを何故今マスメディアはやらなくなったのでしょうねえ?大手新聞社が軒並みスポンサーになっていること(ジャーナリズムが機能しないこと)こそ大問題ですね。諸外国ではメディアが五輪のスポンサーになることなど考えられませんからね。こーゆー五輪問題の討論は『オプエド』Opposite Editorialで今後も続けていくことを約束して番組終了。ふううう。今月末には組織委がどんな五輪縮小案をていじするのかな?アメリカの放送局NBCから多額の放送権料を得ているIOCはどーゆー態度に出るのかな?

9月6日(日)
朝ベッドで黒鉄ヒロシ『葉隠』(中公文庫)再々読。また本棚から漫画を引っ張り出してしまう。暑いですからね。しかし「黒鉄葉隠」は面白い。パラパラ見るだけのつもりがキチンと絵を追って字も読んでしまう。黒鉄さんの絵は線が綺麗ですねえ。コマ割りの組み立ても鋭いですねえ…なんて生意気言ってはいけませんねえ。何度読んでも感服。ワン。ベッドから出て黒兵衛と散歩。そー言えば黒鉄サンの漫画に赤兵衛がありましたね。『ビッグコミック』だったかな。漫画も含めて雑誌が元気な時代でしたね。今は…俺が読まなくなっただけかな?ワン。違うかな?ワン?終日原稿書き。「FORUM8」のPR誌の連載を一日かかって仕上げる。1年延期になった東京五輪はそもそも何のために招致するようになったのか?企業PR誌向けにスポーツ産業の話を中心に。そのスポーツ産業の拡大を邪魔しているのは大手マスメディアである…という話は紙幅の関係もあって他誌にとっておくことにする。明朝読み直して送稿することにしてとりあえずビール&晩飯&颱風のニュース。颱風はかつてお祭り気分だったというのは不謹慎だろうが子供の頃深夜に第2室戸や伊勢湾台風が通り過ぎるのを停電した居間の四畳半で卓袱台に置いた蝋燭を囲んだ記憶は特別の日だった。夕方までに裏の2階のガラス窓にベニヤ板を打ち付けて一仕事終えた親父は熱燗。子供はざる蕎麦。なぜかテレビ画面は『ローハイド』。今回は奄美から九州の人は大変でしょうが神奈川はあまり関係なくときおりニュースを見ながら昨年のザルツブルク音楽祭ハイティング指揮ウィーン・フィルのNHK-Eテレを楽しむ。楽曲はブルックナー交響曲7番。初めてウィーン・フィルの来日公演のチケットを買った時の演目がコレ。実はカルス・クライバー指揮で「未完成交響曲」とウィンナ・ワルツの予定がクライバーのドタキャンで指揮者がシノーポリに代わり楽曲も変わってガッカリした。ウィーン・フィルの音色はサスガだったけどブルックナーは苦手。音楽が煮え切らない感じで良さがマダ理解できない。もう少し歳を取れば…70歳を超えれば良さがわかるのかな?お楽しみはこれからだ。演奏のあと前から2列目の席で目の前にいた若い生意気そうなヴィオラ奏者の聴衆を見下したような眼を今も憶えている。テレビに映った金髪のヴィオラ弾きがそいつかな?寝よ。

9月5日(土)
朝ベッドでつのだじろう『怪談』(中公文庫)再読。最近夜中にエアコンをつけなくても良い日が2日ほどあったけど暑さがぶり返してエアコンをつける。プラス小泉八雲はべつに暑さとは関係なく今昔物語の延長。今年の夏は戦争モノ→水木しげる→怪談で一区切りかな。近々またスポーツ本の勉強に戻ることにするか。そー言えば一昨年だか去年だかに初めて島根に行って全県制覇を果たした折に出雲大社や松江城に足を運んだとき小泉八雲記念館も(外側だけ)訪れた。松江は静かな町で寂しくもあったが景観も美しく文化的にもいろいろ充実しておりチョイと住んでみたいなぁと思ったモノでした。ワン。ベッドから出て黒兵衛と散歩。まだまだ残暑。ワン。水風呂のあとデスクワーク。今月書かねばならない東京五輪をテーマにした3本の原稿のために資料を調べ直す。東京オリンピックの招致が具体化したきっかけは福岡五輪の立候補だったんですね。それが名古屋&大阪の二の舞(三の舞か?)になることを怖れたJOC関係者が都庁関係者に訴えて石原都知事の気持ちを揺すぶったのですね。その一方でスポーツ議連の面々がスポーツ振興法の改定(基本法の設定)とスポーツ庁の創設とスポーツ産業の発展(5兆円のマーケットを15兆円に広げる)を目指して五輪招致に合流。一度目はリオに敗れたあと3・11で復興五輪の名目が付与されるのですね。ということはスポーツ庁もできてスポーツ界の目的はほぼ果たされたのですね。あとは「お祭り」を盛りあげるのみ?ならばコロナ禍で延期でも中止でもいい?東京大会中止なら北京冬季も中止とIOCの重鎮も明言したことだし…開催に熱心だった安倍総理も退陣したことだし…それでも収まり始めたかとも思えるコロナ禍で東京五輪を開催しなければならない理由は?…開催したほうが素晴らしいと断言する人の意見を聞きたいですね。先々月テレビ出演でお会いした馳浩スポーツ議連幹事は開催or中止の判断のタイムリミットは予選開催の可能性の判断を見据えて来年1月と言われたけど…どーなることやら…?

9月4日(金)
朝ベッドで水木しげる『今昔物語』再読。安倍晴明が出てくるまでもなく古代中世の日本はオカルト社会だったんですね。いや江戸時代までそうかな。狸奉行とか河童奉行がいたという話を以前荒俣宏さんに伺ったがことがありますからね。あ。河童というのは江戸時代にキリスト教が禁止されて追放された伴天連が山の中に逃げ込み川へ水を飲みに来た姿から生まれたと以前テレビのドキュメンタリー番組で上岡龍太郎さんがレポートされてましたね。伴天連の頭の天辺が河童の皿のように剃られていたとか大分の河童祭りの踊りの歌詞はポルトガル語だとか。ワン。ベッドから出て黒兵衛と散歩。しかし今昔物語の原文が読みたくなったなぁ。挑戦するか。ワン。午前中坂本邦夫『紀元2600年の満州リーグ』(岩波書店)の赤線を引いた部分を読み直しページを追ったり付箋をつけたり。昼飯のあと日経書評欄の原稿を執筆。わずか40字詰め原稿用紙2枚とチョットの原稿で2時間で書ける予定が3時間かかる。マァ書評原稿はそんなもんかな。推敲を結構しますからね。タイトルは『初めて書かれた戦前日本プロ野球の「正史」』。これは小生の書きたいことを表しただけで編集者がさらに簡潔で良いタイトルをつけてくれるでしょう。タイトルの権利は編集者にありますからね。××君!書評の書き方少しわかりましたか?原稿書きのあとは冷たいビール!阪神巨人戦は珍しく阪神が戸郷を打ち崩して押さえの切り札ソアレスで逃げ切る。ま。こういうこともタマにはありまっしゃろ。日本政府がワクチン集めを急ぐのは東京五輪のため?副作用が出なければいいけど…。菅官房長官は安倍総理を引き継ぐ?ならばアメリカから大量に武器を買い続けるのですかね?風呂入って焼酎呑んでネル。

9月3日(木)
朝ベッドで水木しげるさんの戦争漫画『敗走記』再読。太平洋戦争南方戦線をここまで描いた本は他にないでしょうね。あ。大岡昇平の『野火』がありましたね。しかし文学作品はチョット辛すぎますね。帝国陸軍軍曹で中国戦線へ3度渡った我が親父も辛いことがいっぱいあったでしょうが揚子江に手榴弾投げて魚獲って食った話とかもしてましたからね。水木しげるさんの戦争漫画も生死をさまよう無惨な闘いのなかにも人間らしく生きている姿描かれている救いがありますよね。大岡昇平の小説のカニバリズムを市川崑が具体的描かなかったのは正解でしょうね。今年も8月が終わったから戦争モノは終わりにしようかな。ワン。おおーっと黒兵衛と散歩の前にRKB毎日放送『インサイト・コラム』ZOOM出演。対レイズ戦でのヤンキースの田中投手のデッドボールから乱闘になりそうになったのを取りあげてデッドボールとは何?というお話。明治時代には打者は避けるとデッドボールと認められなくて一塁に行けなかったそうですね。逞しい豪漢が堂々と球にぶつかれば一塁へ行けたらしい。しかしデッドボールという言葉はhit by pitchとは理解されませんね。バスターbasterも通じませんね。なんて話をイロイロ。聞きたい方はRKB毎日放送のホームページにアクセスしてください。黒兵衛と散歩のあと終日デスクワーク。書評に取りあげる本を読んで…スポーツゴジラや連載用の東京五輪用の原稿を準備して…あっという間に晩飯。原稿は明日書こ。次期総理は管官房長官に決定…ですよね。ならば1年後は河野総理誕生か?西武ライオンズの監督が広岡監督から森監督に替わったとき名参謀は監督に不向きとか森監督には参謀がいないとか言われたけど森監督は西武ライオンズ黄金時代を築きましたよね。だったら菅総理も長期政権?野党が弱いですからねえ。

9月2日(水)
朝ベッドで本を読むのが苦しくなるときがある。活字を追うのがしんどく感じられてしまうのだ。そういうときは漫画をめくる。活字の量が減って絵を見ることが中心になると何故か楽になる。読む→見る。動画を見るのはもっと楽になるのかも。それがYuTubeぼ流行ってる理由かな。虫明亜呂無さんのお葬式を取り仕切らせていただいたとき山口瞳さんが来られて「虫明さん貴方は見ることのできる人でした」と挨拶されたのが忘れられない。実は「見ることのできる人」というのはさほど多くはないのですね。ベッドで水木しげるさんの漫画『姑娘(クーニャン)』や『白い旗』を読みなおしてみる。戦争の実像(その悲惨さや兵隊の本音)を見事に描いたのは水木しげるさんの漫画ですね。ワン。ベッドから出て黒兵衛と散歩。木陰の風は爽やかだけど太陽の輝きはまだまだ強烈。秋風に負けてもイイのに残暑かな。季語が二つ入ると駄目かな?ワン。午前中いろいろ仕事のあと午後から『昭和○年男』というシリーズを出している出版社の編集者とライターからZOOMでインタヴューを受ける。テーマは『昭和50年男』でその年の生まれた男たちにとってのスポーツ。なかなか面白いテーマで1966(昭和41)年の丙午(生まれた人が前後の年寄り100万人以上激減)と1993年(平成5)年のJリーグ誕生という二大事件がその後の日本のスポーツ界に大きな影響を与えたことをいろいろ話してソレ以前と以後では日本人のスポーツ観ががらりと変わった話をする。ZOOMで2時間喋ると疲れるものですね。晩飯映画劇場に『ブレードランナー』でも見直そうかと思うがヘヴィーに感じられたので野球見物。タイガースはアキマヘンなあ。最後に近本が簡単に併殺打とは情けない。次期総理大臣も決まったことですから寝よ。管官房長官は1年間だけのツナギかな?オリンピックを見事に成功させたら来年の総裁選以降も続くのかな?いずれにしろ五輪が政治で語られすぎる今日この頃ですなぁ。

9月1日(火)
朝ベッドで目覚めてすぐさま涼しさを感じる。爽やか。エアコン要らず。しかし秋っぽくないのは秋はやはり夕暮れで曙は春なんですね。黒兵衛と涼しいなかを散歩。しかしマダ夏の残暑。汗だくになる。ワン。水シャワー&水風呂が爽快。デスクワークもエアコン要らず。今夏初めてかな。自民党的ではない衆院議員にアナタは何故自民党に?と訊いたことがある。合計4人に訊いたが答えは皆同じ。game playerになりたいから。outsiderで終わりたくないから。気持ちはわかるんですけどね。その結果集団的自衛権も特定秘密保護法も辺野古基地問題も森加計桜黒川河井の諸問題もスルーしてしまうってのが問題ですよね。自民党のリベラル派も巻き込んだ野党勢力の結集が必要ですよね。それに日本共産党は早く名前を変えなきゃ。しかし総裁選で誰も東京オリンピックのことを言わないのは何故?夜はプロ野球を楽しむ。菅野も勝てないときはありますね。中日大野の投球が見たかったなあ。見渡せば花も紅葉もなかりけり俺の苫屋の秋の夕暮れ。寝よ。

8月31日(月)
来年の東京五輪関連の情報が集まらない。きっと誰も「掴んでない」のでしょうね。バッハ会長も森会長もどーしていいかまだ「わかってない」のでしょう。何しろ通常は何年もかかる新型コロナのワクチンが来年どーなるか誰にもわからないのですからね。とゆーことは「やる方向」で一応進めながら「中止」になったときの対処法も準備を進めておくということですね。それを日本でやってるのは誰?その可能性は何%くらいと考えて進めているのか?新総裁に決まりそうな菅官房長官ならそつなく事務処理として片付けることができる…と言ってる人もいるようですね。ワン。ベッドから出て黒兵衛と散歩。まだまだ暑いけど雲が出て日陰になれば秋の気配も。昨日書いた原稿を少々手直ししてメール送稿。夕方の『ニューズ・オプエド』の今日のゲストは大リーグ評論家の福島良一さんとスポーツライターの小林信也さん。安倍総理退陣と来年の五輪について少々話したあと大リーグの話題。ダルビッシュ・マエケン・マー君・山口…日本人投手陣は頑張ってるのに打者は打率が軒並み1割台と低迷。福島さんによると開幕前のオープン戦が少なくマシンの球は打っても投手の投げる生きた球を打てていないので今年はどのチームも軒並み打者が低迷だとか。ナルホド。いろいろベースボールの楽しい話題を話し合った末にベースボールの根本は父と子のキャッチボールだということに行き着く。アメリカでは『フィールド・オヴ・ドリームズ』『ナチュラル』『さよならゲーム』などその手の映画も多いですからね。小生がアイオワの球場で野球をやった自慢話を少々披露して本番とアフター・トークを終了。しっかし東京五輪はどーなるのかな?五輪のためのワクチンなら本末転倒ですよね。

8月30日(日)
そうか…安倍総理が辞任を発表したあと即森組織委会長とバッハIOC会長の会談が行われたけど会談はバッハ会長から求めたものだったんですね。ということはバッハ会長は次の総理がどこまで来年やる気があるのか?…が心配だったのでしょうね。いや。次の総理がきちんと中止を宣言できる人かどうかが心配だったのかな?やるにしろ中止にしろIOCはその決定を日本のトップに委ねて自分で決定は下したくないでしょうからね。そして中止の場合は保険金を手にしたいでしょうからね。自分たちの意志ではなかったと言うことで…関係者の話をまとめるとそうなるらしい。ワン。黒兵衛と散歩。今日はとりわけ暑い。というか蒸し暑い。ワン。終日原稿書き。虫明亜呂無と倉橋由美子のスポーツ小説について。極限のスポーツが「生」を凝縮したものとするなら勝利へのゴールへ向けての快走は「死」へ向けての疾走なんですよね。そー言えば小生が編集したスポーツ作品のアンソロジー『彼らの奇蹟』では19作品のうち半数を超える11作品が「死」にまつわる作品だった。アスリートたちは「死」に向かって短く暑い「生」を燃え尽きさせてるんですね。夕方『週刊新潮』から電話。安倍総理の辞任で来年の東京五輪はどうなるのか?昨日付の朝日新聞も書いていたが組織委森会長は以前から自分の病状(肺癌)によっては首相の任期を終えたあとの安倍氏を後任の会長に託すつもりだったとか。そんな馬鹿な!!日本のスポーツの舵取りをきちんとできる若い人(!)にしてもらわないと。なのに病人から病人へというのはさておき政治屋から政治屋へでは百戦錬磨の外交家であるバッハ会長に利用されるだけですよ。原稿書きに疲れて映画を見る気にもなれず晩飯食って早々に寝る。

8月29日(土)
安倍首相の辞任で政局ジャーナリストが大活躍。政治ジャーナリストならば現代日本政治・国際政治のあり方を語ってほしいけど語られるのは政局ばかり。そう言えば芸能リポーターも芸能を語らず芸能人のスキャンダルばかり語ってる。せめてスポーツ・ジャーナリストはスポーツを語ってほしいと思うけどスポーツの勝敗やメダルの数を語ることが多いようですなぁ。ワン。黒兵衛と散歩がてらに久し振りに獣医さんへ。体重測定のあと狂犬病の予防注射とフィラリアの検査をしてもらう。体重は33s。一時35sを大きく上回っていた時に較べればダイエットに成功したかな。黒兵衛は注射だけはビクともしない。以前飼っていた佐吉は大暴れして押さえつけるのに苦労したけど黒兵衛は注射針を刺されてもジッとしてる。まぁどっちも可愛いですけどね。フィラリア検査もOKで帰宅後猛暑でエアコンつけて終日デスクワーク。春陽堂Web新小説での連載『スポーツは文芸をどのように彩ってきたか』連載第4回目の原稿に少々苦闘。虫明亜呂無氏について書きたいことがイッパイあって整理していたら書き出しに使える作品だけで7種類くらいある。虫明氏がスポーツをテーマに書いた小説は結局「からだ(肉体)」について書かれたわけでソレは漱石の「こころ」と対をなすものなんでしょうね…とかいろいろ考えて書けず。明日に持ち越し。晩飯映画劇場は久し振りにスカッとするモノが見たいと思って黒澤明『用心棒』のDVDに手を伸ばす。ハイ。スカッとしました。カメラ・アングルも脚本も音楽も配役も映画ならではの映画の魅力の満ちたナルホド超娯楽大作とはこの映画のことかと思える映画ですね。気分転換できたので明日こそ原稿書こ。今は寝よ。

8月28日(金)つづき
安倍総理のことでおそらく誰も書かないことを一言書いておきます。ムソルグスキーのオペラ『ボリス・ゴドゥノフ』の2013年2月バイエルン国立歌劇場公演=ケント・ナガノ指揮カリスト・ビエイト演出の舞台に安倍晋三首相が出演しています。といっても写真だけですがクレムリン宮殿前でブッシュ・オバマ・プーチン・ケ小平・サルコジ…などの新旧世界の政治家のでっかい顔写真を掲げてロシアの民衆たちがデモをするシーンで安倍首相が満面の笑顔の写真も登場します。現代演出ですから舞台が本来のロシアとは限りませんが飢餓と抑圧に苦しんでいる民衆が助けを求めて訴えるシーンで世界の支配者たちの笑顔は不気味ですね。ちなみにこのドイツの歌劇場の舞台にメルケル首相の写真は登場していません。彼女のそっくりさんが出演するオペラはワーグナーの『恋愛禁制』(原作はシェイクスピアの『尺には尺を』)のアイヴァー・ボルトン指揮カスパー・ホルテン演出2016年のマドリード王立歌劇場の舞台、この演出では独裁者のために恋愛を禁止された町で苦しんでいた若者たちを救うため最後にメルケル首相のそっくりさんがジェット機に乗って登場するというケッサクな仕上がりになってます。スマホを使っての二重唱なども面白い舞台です。あ。ケント・ナガノ指揮の『ボリス』も素晴らしい演奏でこっちは何も政治家を出さなくても…という感じですね。安倍首相は自分の写真がバイエルン歌劇場の舞台に出ていることも御存知ないでしょうが…。

8月28日(金)
数日前からざわついていた政局が一気に動いて安倍首相が辞任表明。コロナ終息も見通せず来年のオリンピックもヤバイこの時期に在任最長記録を残したからそれで十分というわけか。2度目の政権抛り投げ。プーチンには何度会っても相手にされず…トランプには仲良くなっても金を奪われ…習近平には仲良い振りをされるだけ…野党もジャーナリズムも優しいですね。日本の確かな政治&きちんとした政治家がいったいどういうものか…みんな見失ったようですね。いちばん建て直さなければならないのはジャーナリズムのはずだけど…。オリンピック・パラリンピックは何のために招致したのか?という原稿のための資料調べに終始する一日。ひとことで言うならばスポーツ振興法を改定してスポーツ基本法を作りスポーツ庁を作るためですが…既に目標は達成したのですよね。あとは余興?ワン。今頃黒兵衛と散歩かい?暑さのために時間も歪んだ?晩飯映画劇場はロック・ハドソン主演『アパッチの怒り』。ベタなタイトル通りベタな映画で最後まで見られず。20分ほどで風呂。ベタな首相辞任劇の一日にふさわしい映画?寝よ。

8月27日(木)
ベッドで読む『御伽草子』は本当に面白い。その解説も面白く「公家物」「宗教(僧侶)物」「武家物」「庶民物」「外国物」「異類物」という分類も面白い。異類物とは何かと思えば人間と狐の「怪婚談」などらしい。さっそく「木幡狐(こはたきつね)」を読む。美男の中将に惚れた女狐が結婚に至り子供までもうけるが帝(みかど)より犬を贈られともに棲むことがならず仏門に去るという話。女狐が主人公ですがなかなか情緒がありますね。また『御伽草子』の解説としては「立身出世談」「致富成功談」「祝儀物」「孝行談」「由来談」「恋愛成功談」「歌人伝説」「判官物」といった分類も面白い。庶民の間に伝わる物語の中に日本人のあり方が見えますね。「浦島太郎」も異類物(亀と漁師の結婚)なんですね。記紀のウガヤフキアエズなどにもつながりますね。ワン。相変わらずの酷暑のなか黒兵衛と散歩。水風呂浴びて終日デスクワーク。サンケイスポーツから電話。アメリカでの警官による黒人銃撃に抗議してテニスの大坂なおみ選手が試合を棄権したことについて訊かれたので彼女の意見に全面賛成&彼女を全面支持と答える。「テニスより大事なことがある」「アスリートである前に黒人女性でありこんな行為は許せない」「こんな事態がいつまで繰り返されるのか」という意見表明は見事ですよね。すると記者が「職場放棄ではないかという批判がネットに出ていますが…」と言ったので「そんな馬鹿な意見はない。ネット上での無責任な発言に過ぎない。世の中の間違いを正すためにストライキ(職場放棄)で主張するのは正しい行為」と答える。その後全米テニス協会や選手会の大坂選手の意見への後押しで彼女が試合に復帰してより抗議の意見が高まったのは素晴らしいことですね。アメリカの警官たちが黒人の人たちへ強硬姿勢を取るのは南北戦争に起因するという話を読んだことがある。南北戦争の結果黒人奴隷が解放されて安価な労働力を失った白人社会は囚人たちの強制労働に新たな労働力を求め黒人たちを安易に収監する逮捕劇を繰り返すようになったというのだ。その安易な上からの姿勢が現在の白人警官の黒人に対する姿勢に引き継がれているという。なるほど。晩飯映画劇場はキューブリック監督『突撃』。第一次大戦の高級将校の無謀な作戦の失敗を前線で突撃しきれなかった3人の兵士が負わされたのを軍法会議で弁護士の上官(カーク・ダグラス)が弁護を務めるが弁護しきれず重殺されるという物語。キューブリックの見事なモノクロ映像で第一次大戦の将校たちの貴族趣味的体質がよく描かれている。昔も今も世の中には理不尽なことが多いのですね。それを改めなければ!

8月26日(水)
朝ベッドで『御伽草子』の『御曹子島渡』再読。前にも書いたけどコレは源義経が鬼の棲む蝦夷島へ渡って兵法の奥義を記した秘密の巻物を手に入れるために様々な島を巡るというお話。馬人島・女護が島・小人島・裸島などが次々と巡る奇妙奇天烈な物語がガリヴァー旅行記より300年も前に極東の島国で生まれたとはちょっと信じられないし日本人としてメッチャ誇らしい。狂言師の茂山逸平さんに教えたらさっそく手に入れたというメールをいただいたので再熟読したけどコレは凄い作品だと再確認再認識。全文章記憶するくらい読み返してやろう。ワンという声がしないので今日は散歩なし。黒兵衛さんは昨日トレーナーさんのところへ一泊。シャンプーしてもらったらしい、朝チョイ仕事していると銀行マンが来宅。いろいろ税金支払い対策。コロナで収入激減にもかかわらず苛斂誅求は厳しい。今にこの国は公務員天国になるのでしょうね。昨日送稿した北國新聞の原稿校正など終日イロイロ仕事して晩飯映画劇場は戦争大作『遠すぎた橋』。昼間NHK-BSでやっていたのでDVDを持ってるのを思い出して見直す。以前見たはずなのに記憶が薄い。ノルマンディ上陸のあとオランダからドイツに続くいくつかの橋をナチスから奪還するため連合軍が空挺部隊や戦車部隊を大量動員して大攻勢をかける史実に根差した映画。アンソニー・ホプキンス&ローレンス・オリヴィエ&ジーン・ハックマン&ロバート・レッドフォード&ショーン・コネリー&ダーク・ボガード…など錚々たる名優が出演した3時間大作なのに…見た記憶が薄い理由がわかった。映画として面白くないんだ。部分的には戦闘シーン(落下傘部隊の降下や大砲&戦車砲の炸裂)など大迫力だけど物語として消化不良。そもそもこの作戦は成功だったの?失敗だったの?作戦立案者のモントゴメリー将軍に対す批判映画なの?反戦映画なの?いろいろ考えられるけど中途半端。風呂入って寝よ。

8月25日(火)
朝ベッドで『国家とスポーツ』読み進む。柔道・テニス・野球などスポーツ万能でありながら世の中に対する深い疑念と自制心を抱き続け浄土真宗やキリスト教を渡り歩いたあと禅と出逢って開眼する岡部平太という人物は『けんかえれじい』の主人公南部麒六にそっくりですね。ひょっとして『けんか…』の作者は岡部平太をモデルにしたかな?ワン。ベッドから出て黒兵衛と散歩。直射日光はギラギラでも木陰は小さい秋ですね。ワン。午前中に北國新聞の連載原稿執筆。HRW(ヒューマン・ライツ・ウォッチ)が日本の学校の運動部活動を「Like Military」と断じたことを高校野球に擬えて書く。昼寝のあと読み返して送稿。晩飯野球劇場はスワローズvsジャイアンツ。初回に失点した菅野の修正はスゴイですね。メジャーへはいつ行くのかな?コロナ禍で交流戦のなくなったプロ野球は魅力半減?6チームだけで試合を続けるのはダイナミズムに欠けますよね。球団数もあとセパ2チームずつ増えてもイイのでは?そういう変革を行うためには親会社にメディア(ジャーナリズム)が存在してはいけませんよね。高校野球もそうですがメディアが主催者として現状維持を主張する(自己の利益を保守する)というのはメディアのジャーナリズム放棄にほかなりません…ということをもう40年近く言い続けてますが…テレビやラジオの放送と新聞が同一企業によって運営されるクロスオーナーシップ問題も同じですよね。日本にも諸外国のようにメディアのクロスオーナーシップ禁止法案ができないものでしょうか?さらに国民共通の公有財産と言えるスポーツのメディア所有禁止法案とかメディア主催禁止法案ができないものでしょうかねえ?

8月24日(月)つづき
前欄で書いたジャーナリストの木村元彦さんと元ラグビー日本代表で神戸親和女子大教授の平尾剛さんとの鼎談『スポーツ萬歳』は現在ニューズ・オプエドで御覧いただけます!https://op-ed.jp/(スイマセン。オプエドの無料配信は生放送から24時間で終了しました。あとはこちらを御覧ください。よろしく。https://search.yahoo.co.jp/video/search?
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d109a07974&ei=UTF-8&rkf=2&dd=1)失礼しました。オプエドのホームページからもアーカイヴとして見ることができます。よろしく。是非見てください。

8月24日(月)
朝ベッドのなかで高島航『国家とスポーツ 岡部平太と満洲の夢』(KADOKAWA)読み始める。戦前の満州とスポーツの関わりは先に読んだ『紀元2600年の満州リーグ』もそうでしたが極めて面白く興味深いですね。面白い人物は皆戦前の鬱屈した空気を離れて満州に行ったのかな。そー言えばウチの母親も若い時は満州に行きたかったとポツリと言ったことがあったなぁ。しかし満洲と満州。正しくは満洲らしいけど語源は文殊菩薩の文殊ですよね。ワン。ベッドから出て黒兵衛と散歩。酷暑が戻ったようでもどことなく秋の気配が感じられなくもない。風の音にぞおどろかれぬる。ワン。終日イロイロ仕事したあと夕方中日新聞栄文化センターのZOOM取材を受ける。コロナとオリンピックや音楽公演やオペラについて。コロナを機会にオリンピックや文化活動の意味&意義を根本的に考え直したいですねえ。そのあと『ニューズ・オプエド』アンカー出演。今日のゲストはノンフィクション作家の木村元彦さんと元ラグビー日本代表で神戸親和女子大教授の平尾剛さん。1年延期になった東京オリンピックやeスポーツについて有意義な話をいろいろ聞かせていただく。「1年後の東京五輪が開催されようが中止になろうがその決定の経緯がアスリート本意にオープンにされることこそ大事」という木村さんの意見はその通りですね。「真のスポーツ大会なら大賛成だけど今回の東京五輪は招致の経緯や運営の不透明性を思えば中止されて根本的に考え直されるべき」という平尾さんの意見もその通りですね。番組の最初に木村さんの著著『13坪の本屋の奇跡「闘い、そしてつながる」髀ヒ館書店の70年』(ころから出版)の話題で盛りあがる。平尾さんはこの本の愛読者でこの書店で自著の講演をしたこともありるとか。店長はアーティスティック・スイミングの井村コーチに教わった最初の選手らしく平尾さんとは同じアスリートとして「身体の問題」で響き合えたとか。小生はこの本は未読。大阪の隆祥堂書店にも足を運ばなければ。番組後の晩飯はインディ500を見ながら。佐藤琢磨さん2度目の優勝おめでとうございます。昔雑誌『ミセス』でインタヴューさせてもらった内容は今も小生の宝です(それは拙著『天職人』講談社に収録されてます)。

8月23日(日)
朝ベッドのなかで清武英利『サラリーマン球団社長』読了。日本プロ野球(セ・リーグの広島と阪神)のドキュメンタリーとして非常に面白い一冊でした。1990年から21世紀頃も昔話になったのですね。『熊谷陣屋』の名台詞「十六年はひと昔」はナルホド真理ですね。しかしプロ野球は変わらないですね。発展しないですね。各球団がバラバラに商売をやっていてリーグ・ビジネス&NPBビジネスが確立してないからでしょうね。悪いのは…もう誰の目にも明らかですがプロ野球だけでなく高校野球も箱根駅伝も主催社であるマスメディアに対する批判はなかなか浸透しませんね。ワン。ベッドから出て黒兵衛と散歩。今日は比較的温度が低く曇り空で過ごしやすい。しかし雨はほんの少ししか降らず。千葉方面や横浜市内ではかなり降ったらしいけど…目と鼻の先で夏の天気は異なりますからね。ワン。終日デスクワーク。午後からHPを管理してくれている京都の(株)bitのYサンが小生のパソコンに入り込んでくれて小生のメールの不具合をいろいろ直してくれる。鳩居堂の原稿用紙とモンブランの万年筆で編集者が原稿を取りに来てくれた(その後一緒に呑みに行った)昔が懐かしい。世の中便利になったのか不便になったのかわからない。ソロソロ俺のガラ携もスマホに変えなきゃイカンかな。晩飯前に『題名のない音楽会』で放送されたハミングコーラスを見る。究極の合唱コロナ対策(?)として3人の作曲家に依頼した「ハミングのコーラス曲」が披露されたがどれも面白かった。とりわけ池辺晋一郎氏の楽曲はハミングという以上に人間楽器のオーケストラのようで楽しかった。これにボディパーカッションをつければ反コロナ身体オーケストラになりますなぁ。ガンバvsアントラーズ内田の引退試合を見たり広島vs巨人戦を見ながら晩飯。しかし日曜美術館のオラファー・エリアソンの展覧会の様子がなかなか面白かった。ロンドン美術館の沈まぬ太陽。ブルックリンブリッジの巨大な滝。時に何億円もかけたインスタレーションも創るがコロナ禍で外(美術館)に出られないなら外(美術館)を家の中に持ち込めば…という話は面白かった。あ。池辺晋一郎さんのハミング合唱曲(ハミングの消息)は東混(東京混声合唱団)のHPで見ることができます。https://toukon1956.com/callus/the_tidings_from_humming/

8月22日(土)
朝ベッドのなかで『サラリーマン球団社長』読み続ける。なるほど。1990年代はプロスポーツ界の変革期。本には書かれていないが(まだ半分を読んだところですが)その震源地は明らかにJリーグの発足ですね。野茂をきっかけにメジャー志向のプロ野球選手が激増。プロ野球がFAを取り入れ(球団数減には失敗しますが)巨人王国を死守。にもかかわらずパ・リーグ球団が経営に成功して人気が上昇。五輪はロス大会の商業主義の主導権をIOCが奪って商業主義と肥大化を推進。その行き着く先が東京大会?ワン。ベッドから出て黒兵衛と散歩。猛暑。猛烈に暑い。ギンギラギンの太陽が照りつける。天気予報では猛暑は今日まで。明日から気温は下がるらしい。ホンマかな?仕事部屋と寝室に積み上げた本の整理に終日大格闘。もう少し暑さが去ったら徹底的に断捨離をしなければ。歳を重ねるとモウ何も要らないという気持ちになるもんですね。ボールと酒とワインさえあれば良いかな。あと音楽とオペラと歌舞伎のDVDさえあれば良いかな?汗だくになって一日中本の整理。といっても本棚の外にはみ出している本の整理だけで本棚の整理には手つかず。ま。秋になったらやりまひょ。ニュースでコロナで有名になった尾身とかいう人物がコロナのピークは7月末とかナントカ言ってた。ホンマカイナ?東京都のコロナ重傷者の判定が甘いことも含めてマサカ来年夏のオリンピック開催決行に備えてのデータ解釈?データ処理?ということはないでしょうね。風呂のあと機能のチコちゃんでオーケストラの指揮者は「近い将来」の指揮をしてるという表現が気になって片っ端からカルロス・クライバーの指揮の映像を見直してみる。『オテッロ』や『ばらの騎士』はもちろんモーツァルトもベートーヴェンもブラームスもウェーバーもヨハン・シュトラウスも…彼は「近い将来」ではなくオーケストラの音と同時の棒捌きでオーケストラから音を引き出してますね。彼の指揮するベートーヴェンの『交響曲第5番運命』がないのが残念。ジャジャジャジャ〜ンの出だしの八分休符はどんなんだろなあ?(付記:翌日になってクライバー指揮ウィーン・フィルの『運命』の映像をYouTubeで発見。スペイン語圏の国でのTV中継らしく悪い映像で冒頭が音だけで映ってないけどクライバーはやはりオケとOnTimeで棒を振っている。スゴイ。3楽章と4楽章もあったけど4楽章の再現部前でぶつ切れ。どっかに全部ないのかなあ?)

8月21日(金)
朝エアコンつけっぱなしのベッドのなかで清武英利『サラリーマン球団社長』読み進む。週刊文春連載時にもちょくちょく読んでいたが通読は初めて。面白い。球団が好成績を残すのも敗戦が続くのもフロントに原因があると考えて間違いなさそうですね。ワン。酷暑ギラギラ太陽のなか黒兵衛と散歩。近所を一周して帰宅すると黒兵衛の首巻いたスカーフに入れてるアイスノンが暖かくなって溶けてる。まぁ夏ですからね。ワン。水風呂もぬるま湯風呂の趣。シャーナイですね。ぬるま湯風呂から出てNHKの海外ニュースを見ているとフランスの2チャンネルがコロナ禍による航空会社の大赤字を伝えていて国際線の運行がコロナ禍以前と同様な状態に戻れるのは早くても来年夏と伝えていた。ということは五輪は無理?終日原稿書きと読書。夕方に春陽堂書店の「Web新小説」で連載中の「Weeklyスポーツ萬歳」第13回をZOOM収録。「eスポーツはスポーツか?」というテーマでスポーツの身体コミュニケーション作用について話す。「Web新小説」での連載はこれが最終回で第14回目からは『ニューズ・オプエド』で引き続き公開することを宣伝。「股関節はどこにあるかご存じですか?」などを取り上げることを予告。皆さん見てくださいね。https://shinshosetsu.com/novels/6ec98203f95852c9
晩飯オペラ劇場は名古屋の有志の皆さんが3年前に行ったイタリア・オペラ・ガラ・コンサート。ヴェルディ、プッチーニ、マスカーニなどの有名なオペラを地元愛知の独唱者と合唱団が歌う。小生のオペラ講座に参加してくれている受講生の方々も合唱団に加わっていてなかなか楽しいコンサート。イタオペは少々レベルが落ちても(失礼)楽しめますね。チコちゃんを見るとオーケストラの指揮者はなぜ手を振るのか?なんてことをやっていた。手の振り方は様々でどう振ってもいいけど少し未来の音を振ってオーケストラを引っ張ってる(音は手の振りの少し後から響く)…という解説には少々疑問。オーケストラをの指揮台に3度立ったことのある人間として確かにその通りと納得なんだけどそうではないときもあることを思い出してカルロス・クライバー指揮ミラノスカラ座のヴェルディ『オテッロ』第1幕のDVDを見直す。クライバーは最初に1・2・3・4と4拍子を素早く振って2度目の1の時にジャーン!と手の振りと同時に音を出させてますね。素晴らしい指揮ですね。R・シュトラウス『ばらの騎士』第3幕の最後の大混乱のワルツでも棒振りと同時の音を出させてますね。すごいですね。あ。チコちゃんが指揮者の棒の振り方を取りあげるならレナード・バーンスタイン指揮ウィーン・フィルのハイドン交響曲88番も取り上げてほしかったですね。何しろ両腕を胸の前で組んでしまってては全く振らずに目の動きだけで音楽を引き出してますからね。まぁ5歳の女の子に文句を言うのはやめましょう。風呂&寝る。

8月20日(木)
エアコンつけっぱなしのベッドのなかで『紀元2600年の満州リーグ』読了。日本国内の大日本東京野球倶楽部と読売巨人軍中心の職業野球の歴史よりも満州と朝鮮半島を軸にした日本野球史のほうが職業野球の苦悩がよく理解できますね。ワン。今日も猛暑酷暑のなか黒兵衛と散歩。猛暑は世界的傾向らしい。日本はカリフォルニアのように山火事が起こらないだけマシなのか?ワン。終日原稿書き。連合通信と北國新聞社の連載を午前と午後に分けて書く。締め切りはまだですけど週末は消費税予定納税免除の手続きと取り組まねばならないので「好きな仕事」を早めに済ませて「嫌いな仕事」に備えることにする。晩飯後NHKが終戦記念日に放送した『太陽の子』を見る。う〜ん…昨日ドキュメンタリー『原子の力を解放せよ』を先に見ていたので戦時中の京都大学の核開発についての知識はあったがドラマとしては…?の出来でしたね。脚本の構成がイマイチなのか?演出がイマイチなのか?家族や兄弟の話題で原子核物理学者の若者たちの苦悩が散漫になったのか?最後の広島原爆ドームの内部映像も胸に迫ってこなかった。TVドラマだからこの程度…というわけではないはずで(以前見た緒形拳主演の脱獄囚のドラマは面白かったですからね)期待外れに終わったのは残念。フロのあと焼酎呑んでネル。ベッドで清武英利『サラリーマン球団社長』読み始める。

8月19日(水)
毎日暑い。寝室のなかも暑い。エアコンの温度が28度なら汗が出る。まぁシャーナイ。夏ですからね。朝のTVで暑さ対策として早く始まった2学期での小学生の登校にランドセルを持ちない学校が出たというニュースをやっていた。小生は小学生のときにランドセルを使ったことがない。背が高くランドセルは似合わないと両親に言われて親父が持たせてくれたのは頭陀袋のような肩掛け鞄だった。ソレが格好悪くて困った。ところが後で気づいたのだがソレは近所の一澤帆布店の製品だった。後に京都のブランド製品として若者の間で大流行するバッグだが昔は帆布が丈夫だというので我が電器屋では親父も職人さんもみんな工事の機材道具に入れる袋として活用して「ボテ袋」と呼ばれていた。ソレの肩掛け付きを持たされたのだが使うウチに本もノートもたくさん入って使いやすいことがわかったうえに丈夫で壊れず6年間使い続けた。流行の最先端の製品を流行する前に使い続けたからそれ以来流行というものを信じなくなたのかな?ワン。黒兵衛とギラギラ太陽の下を散歩。終わってから水風呂。気持ちイイ。終日デスクワーク。イロイロ仕事。晩飯後はNHK-BSを録画しておいたマジック・ショーを見る。手品は昔から好きでいつもタネを見破ろうと凝視する。人体切断のタネはほぼわかったけどトランプ手品やボール&カップは見事さに舌を巻く。マジシャン(手品師)というのはスゴイですねえ。堂々と世の中を騙して人々の目を眩ませて生きてるのですからね。フロのあともNHK番組の録画『原子の力を解放せよ』。戦前からの京都大学原子物理学の基礎研究の話。軍部からは原爆製造をせっつかれ戦後になると米軍の進駐軍に平和利用原子力の資料(ノート)を奪われサイクロトロンを破壊される。基礎研究に没頭した荒勝教授がどこかアインシュタインに似ているのも興味深かったですうね。アフガンで活躍した中村哲医師とも似ていましたね。男の仕事は顔に出るものですね。自戒でねば。

8月18日(火)
今日も暑い。昨日も暑かった。明日も暑いでしょうね。秋の来ない夏はないということを信じるほかない。しかし終息しないウイルスはないと言えるのかな?朝ベッドのなかで『紀元2600年の満州リーグ 帝国日本とプロ野球』読み進む。オモシロイ。という以上に素晴らしい労作。これまで日本のプロ野球史といえば読売巨人を中心に語られるものばかりだったが本書は正岡子規の愉快なベースボールが武士武士道野球に変質するなかで学生野球がプロのように扱われる人気過剰の状態を改めるため日本で初のプロ球団である日本運動協会(芝浦協会)&宝塚協会をつくり朝鮮出身選手の獲得&満州遠征&後楽園球場&名古屋軍&イーグルス…に関わった河野安通志を軸に描かれている。これぞ真の日本の野球史ですね。かなり昔の話になりますがフジテレビの『プロ野球ニュース』に出演したときに当時の巨人の不甲斐なさを叱責した巨人OBの長老氏が「日本で最初のプロ野球チームとしての自覚と誇りを持って勝利に邁進…」とか何とか言われたので「巨人は日本で最初のプロチームじゃないですよ。芝浦協会がありました」と若僧が容喙したのを憶えている。長老氏は言葉に詰まり顔を赤らめ手を震わせて絶句されてしまった。帰宅してヨメハンに年寄りを虐めるものじゃないと叱られたことも憶えてる。しかし多くの人が巨人を「最初のプロ球団」と思ってたのですよね(今も思ってるのかな?)。ワン。黒兵衛と猛暑のなかを散歩。帰って水風呂に入って終日デスクワーク&読書&校正etc。晩飯後ドキュメンタリー劇場はNHK-BSを録画しておいた『ヒトラーとスーパーカー』。メルセデスvsポルシェ&アウディなどが競ってナチス国家の威信をかけて時速500キロを超す自動車開発にしのぎを削る話。それが軍用機開発に繋がったのですね。さらにフロのあと『アウシュビッツ死者たちの告白』。ガス室を使ったユダヤ人の大量虐殺を手伝わされた「ゾンダーコマンド」と呼ばれた何人かのユダヤ人たちがアウシュビッツで何が行われたかを詳細にメモに書いて瓶などに入れて土に埋めた話。その文書が発見されコンピューター処理で文字を解読。同胞を殺すことに手を貸したユダヤ人たちのギリギリの心の叫びは痛烈でした。アイヒマン裁判を通して人間が非道になる過程を分析したハンナ・アーレントの映画を見直すことを今年の「8月」の区切りにしよう。ニュースを見てからベッドへ。ふ〜ん…安倍首相は休みも取らずに働いていたらしい。犬と戯れて読書をするのも仕事だったのでしょうね。

8月17日(月)
今日も暑い。元電器屋の息子のくせにエアコンを使うのは嫌い。とはいえ夜の暑さに耐えられず夜中エアコンをまわし続けて3日目。それでも暑くて身体に汗が滲むのだから仕方ない。熱帯夜じゃなくて日本は熱帯に組み入れられたようですね。1964年の東京オリンピックの招致のときは開催期間として7月25日から8月9日までと10月17日から11月1日までの2案をIOCに提出。結局開催一年前に10月10日から24日までに決定されたがソノ時多くのIOC委員は日本は熱帯だからという理由で承認したらしい。当時は衛星中継も発達していなかったからアメリカの放送権料による「秋開催拒否」のシバリもなかったのですね。ワン。元気出してギラギラ灼熱の太陽の下黒兵衛と散歩。黒兵衛の首にはアイスノンを入れたスカーフ。俺は汗ダラダラ。散歩のあとの水風呂は爽快ですからね。ワン。終日ナンヤラカンヤラと仕事。夕方から『ニューズ・オプエド』リモート出演。今日のゲストは相撲ジャーナリストの荒井太郎さんとサッカー・ジャーナリストの大住良之さん。7月場所は両横綱途中休場でも面白かったですねえ。さて9月場所では正代と御嶽海どちらが早く大関に?いや照ノ富士もソレに高安も大関レースに復活参戦?豊昇竜は負けると叔父の朝青龍から「何故負けた?」とすぐに電話がかかってきて困ったらしい。甥っ子は優しい性格かな?サッカーW杯2次予選は全て来年に延期。最終予選が来年中にできるかどうか…。2022年のカタール大会は砂漠国の暑さを避けて11月21日〜12月18日。例年だとその期間は欧州サッカーがタケナワでW杯は6月だったけど最終的にW杯の期間を移動。やろうと思えばやれるんですよね。オリンピックはそんなに高額の放映権料を支払っているアメリカのTV局に気を遣わねばならないものなのか?なぜ涼しい秋に開催できないのか?MLBのWシリーズやNBAの開幕を4年に1回移動すればいいだけではないのか?それをやらせないオリンピック(IOC)は口が裂けてもアスリート・ファーストという言葉を使えないですね。

8月16日(日)
盂蘭盆会最終日。五山の送り火大文字のことを「大文字焼き」と言う人がいますが時々その表現は京都人が最も嫌う表現ですね。どら焼きみたいやないけえ。ワン。ベッドから出て黒兵衛と散歩。強烈な暑さ。殺人的暑さ。殺人的寒さという表現は聞いたことがないけど殺人的暑さはよく言いますねえ。なんでかな?カミュの『異邦人』の主人公の殺人事件とは無関係でしょうけど…いや関係があるかな?ワン。水風呂に入って身体を冷やしたあと外出準備をするものの正午前の外出は不可能と判断。狂言の会は欠席させていただくことにする。茂山さんスイマセン。終日冷房の入ったへやで昼寝&読書。坂本邦夫『紀元2600年の満州リーグ』(岩波書店)メッチャ面白い。素晴らしい労作ですね。感想は後日。日経の書評を書いてからにします。晩飯は仏壇の前で親父とお袋に乾杯のあとNHK-BSで五山送り火を見る。コロナに限らず小生は毎年リモートですね。出演していた磯田道史さんが六箇所にしか火を点けない今年の大文字などを「品のいい送り火」と表現されていた。確かに。でもやっぱり日で大の字を書いてほしいですね。磯田さんはそのあと「酒肆G」に寄ったのかな?小生はもう長い間行ってないなぁ。そう言えば都はるみさんはどうしてるかなぁ?建都1200年の1994年8月16日に上賀茂神社で行われた送り火コンサートは最高に素晴らしいイベントでしたね。小生は『CDジャーナル』誌上でそのコンサートのDVDをその年のナンバーワンに選びカルロス・クライバー指揮ウィーン国立歌劇場のR・シュトラウス『ばらの騎士』を2位に選んだため過激なクラシック・ファンから3通ほど非難囂々の葉書や手紙をもらいましたね。はるみさんにそのことを話すと「そこまで誉めてくれいでもよろしいのに…」と笑われた。送り火を見たあとはNHK-Eテレでカラヤン&バーンスタイン&ベーム&クライバーのチャイコフスキー&ベートーヴェン&モーツァルト&ブラームスを焼酎呑みながら堪能。4Kだか8Kだか知らんけどそこまでしなくても音楽の感動は違わないと思えるけど…。昔初めてLPレコードを聴いたトスカニーニは「生の音と同じだね」と言ったとか。最近のデジタルの音のほうがナマから離れてると思うのは私だけ?

8月15日(土)つづき
昨日最後に書いたURLはこっちのほうがイイかな?コピペしてジャンプして下さい。https://search.yahoo.co.jp/video/search?
p=%E3%82%B9%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%84%E8%90
%AC%E6%AD%B3&ei=UTF-8&ts=14266&aq=-1&ai=2cff
81d0-82dd-4b3b-82f5-4a5a33fea942&fr=top_ga1_sa

8月15日(土)
終戦記念日。そう。戦争が終わったことを記念する日です。明治の日清戦争以来「戦争慣れ」して何時の間にか泥沼に落ち込んだ日本人がやっと泥底に足を着け這い上がることを決意した日。そして必死になって這い上がった我々戦後生まれの親たちにあたる明治大正生まれの人々昭和初期の人々は偉いと思う。問題は我々戦後生まれですね。首相まで戦後生まれになって再び「敵基地攻撃能力」なんて言い出すのですからね。ワン。酷暑のなか黒兵衛と散歩。今日は黒兵衛の誕生日でもある。ワンワン。9歳の割には子供っぽいですね。大型犬の9歳は人間に換算すると61歳らしいのに。ワン。ま。いいか。猛暑ギラギラ太陽でもお互い元気に散歩できるんですからね。しかし…酷暑とコロナを考えると明日の東京喜多能楽堂での茂山千五郎の会に足を運ぶことができるかどうか。久し振りに宗彦さんや逸平さんにも逢いたかったけど…とりあえず陣中見舞いに鳩サブレーを送る手配をするため大船へ。ついでにイロイロ買い物して帰宅したらぐったり昼寝。デスクワークは連載の校正と書評のための読書。そうか。戦没者追悼式で安倍首相は「歴史と向き合う」ことをやめて「積極的平和主義の旗の下」「この国の未来を切り拓く」のですか…過去を振り返らない未来というのは地に足を着けずに行進することに思えますが…。御盆の期間中は墓参りにも帰れないので仏壇の前で毎日親父と乾杯。夜はNHKドキュメンタリー『映像の世紀プレミアム独裁者3人の“狂気”』。ムッソリーニ&ヒットラー&スターリン。勉強になりました。最後にはプーチンも出てきましたが独裁者の系譜は脈々と続いていますね。独裁者とは呼べない暗愚の指導者の系譜もそれを止められない政治家の系譜も続いてるようですね。

8月14日(金)
朝ベッドから出て黒兵衛と散歩。ワン。昨日より今日のほうが暑い。なるほど。命に関わる暑さとゆーのも事実ですね。ワン。編集者からイロイロ電話。メディアと進めてきた新しい企画も暑さで停滞気味か?シャーナイですなあ。新しいメディアを探さねば。晩飯映画劇場はピーター・フォンダ初監督&主演『さすらいのカウボーイ』。期待してみたけど少々かったるいですね。カッコつけすぎかな?あ。チコちゃんを見るのを思い出してNHKへ切り替え。雨の臭いは微生物のオナラか。テレビというメディアが流す毒にも薬にもならない情報というのはそれはそれで悪くないのかも。ラジオはヒットラーやオーソン・ウェルズによって人々に毒をバラ撒くことも可能だということが証明された。新聞も第二次大戦中は大日本帝国臣民をどんどん良くない方向へ導き日本社会を破滅させた。しかしテレビは人畜無害?イヤ既にテレビも目に見えない毒を大量にバラ撒いてるのかも?新型ウイルスのように目に見えず感染しても症状は顕れず。しかし社会も個人も…心も身体も…既に徐々に蝕まれているのかも?それに警告をならすことのできるメディアは何があるのかな…?活字?YuTube?SNS?まぁそれは何でもあるのでしょうけど私もこんなのやってます。https://shinshosetsu.com/novels/6ec98203f95852c9

8月13日(木)
昨日清武英利さんから新刊『サラリーマン球団社長』(文藝春秋)送られてくる。週刊文春の連載時にかなりの回数読んでいたけどやっぱり通読せなば。日経からは坂本邦夫『紀元2600年の満州リーグ 帝国日本とプロ野球』(岩波書店)が送られてきた。こっちは書評の仕事。面白そう。パラパラ読んで絞めきり前に一気に通読。読む本が沢山出現したのは嬉しい。とりあえず『近現代史からの警告』ベッドのなかで読了。そうか。東條英機の「児戯にも等しい言動」と安倍総理の「自宅で犬とくつろぐ映像」はそっくりなわけですね。ワン。ベッドから出て黒兵衛と散歩。酷暑にめげず真っ黒な毛に包まれて大きな身体をゆすりながら歩く黒兵衛は健気ですね。ワン。朝の仕事を早々に切りあげてヨメハンの買い物に付き合って久し振りに大船の町へ。ギラギラ太陽だけど人出はかなり。全員マスク姿。ウイルスはどこに?2時間ほどの外出でぐったり。昼飯食って昼寝してNHK-BSを録画した『史上最大の作戦』を見始めると止まらなくなる。やっぱりこれは凄い戦争映画ですね。スター俳優女優がわんさか出演。カメラのアングルも編集もスゴイ。けど主張はイマイチ。隅から隅まで何度も見たけど所詮はハリウッド映画の見本市ですな。午後の仕事のあと晩飯映画劇場は昨日に続いて『山本五十六』。最後に彼の搭乗機の空路がすべて米軍に筒抜けで米軍機に撃ち落とされたという有名な結末は山本五十六の計画的自死だったようにも思えますね。もしそうだったらそれは少々卑怯とも言えますが…。山本の搭乗した一式陸上攻撃機を撃ち落とした米軍戦闘機はロッキードP38ライトニングですね。小生の少年時代の雑誌『ボーイズライフ』や『少年画法』のグラビアはほとんど戦争物でしたから日米の軍用機の名前はほとんど憶えてますね。三胴単座双発のP38はプラモデルで作っても格好良かったですね。ほかに零戦・隼・紫電・紫電改・雷電・秋水・桜花・富岳・グラマンF4Fワイルドキャット・F6Fヘルキャット・P51ムスタング…何の自慢にもならないですけど。

8月12日(水)
世の中はお盆休み。盂蘭盆会と言えば江州音頭櫻川唯丸師匠の名作URAMBANのCDを聴きたくなる。〽雨がふるふるどんとが降る…母さんあの雨何の雨?…名前のない雨黒い雨…。ベッドを出て灼熱の太陽の下黒兵衛と散歩。ジリジリと灼けつく太陽は海水浴場の海岸にこそふさわしい。ワン。散歩のあとの水風呂が気持ちイイ。エアコンをつけて『ZAITEN』の連載原稿執筆。最近よく見ている大日本帝国陸海軍の兵隊たちと甲子園で野球に打ち込んでいる球児たちが如何に酷似しているかを書く。そう言えばHRW(Human Rights Watch)が日本の運動部の活動を「Like Military」と断じていた。けど毎日の日常を軍隊のように過ごしている集団はどんなことが軍隊的(Military)かわからなくなってるのでしょうね。マサカ合宿所の洗濯物干場をブッカンバとは読んでいないと思いますが…。そーいえば元帝国陸軍軍曹だった親父は京都祇園の電器屋で大文字を見るときにいつも「ウチの2階のブッカンバから大文字目の前によー見えまっせ」と言ってたなぁ。原稿苦労して書きあげて送稿。晩飯映画劇場は三船敏郎主演『山本五十六』。そうですね。このリアリスティックなアメリカ留学経験の持ち主が米英との戦争に反対したのは当然と言えば当然でしょうが陸軍と世論(マスコミ)には抗しきれず真珠湾作戦を決行するのですね。しかしほかに選択肢はなかったのかな?世論を戦争万歳に導いたマスコミは今も高校野球万歳オリンピック万歳に導いているのか?映画はガダルカナル島攻防戦に入る前にNHK『ヒストリア』でガダルカナルの闘いの「新事実」を見る。「新事実」と言うほどのものでもなかったけどそれ以上に和服を綺麗にめかし込んだ女子アナの姿と派手なスタジオセットに違和感。シリーズものなので仕方ないのだろうけど悲惨で凄惨なガダルカナルを語るにはふさわしくないでしょうね。寝よ。

8月11日(火)
夜中冷房を付けずに寝ていると汗だく。汗をかくのは新陳代謝に良いと昔は言われたものだが考え方は時代と共に様々に変わる。そー言えば昔は美人モデルが椅子に座って足を組んで煙草を吸っている写真とともに「煙草は動くアクセサリー」などと文字の書かれたポスターもあった。誰も煙草の害など指摘しなかった。「ゴミは文化のバロメーター」なんてキャッチコピーもあった。ゴミが多いほど喜ばれた時代もあったのだ。全ては広告コピーの世界での言葉で広告は黒も白と言いくるめる世界として蔑まれたものだった。それが今では政治もファッションもオリンピックも広告の手法で演出されるようになった。白黒は個々人が判断しなければ…ワン。ベッドから出て黒兵衛と酷暑のなか散歩。ギラギラの太陽は嫌いではない。子供の頃からどんなに暑くてもどんなに太陽が輝いていても建仁寺の寺の境内で草野球をやって走り回っていて何度も親に叱られた。叱ってくれる親がいたから倒れずに済んだのだろう。甲子園ではわざわざ太陽が頭上に輝いている時を選んで野球をやっている。叱る親はいないのか?ワン。終日デスクワーク。暑くて原稿が書けん。ま。仕方ないか。消費税の税金支払い猶予の手続きを読んでいて頭がこんがらがる。原稿に悩む方が健康的かな。晩飯映画劇場は以前録画しておいたNHKスペシャル「JFK暗殺のドキュメンタリー」CIA元幹部の証言によるCIA暗殺関与説。オズワルドはCIAに操られて真犯人を隠すための囮だった?「アメリカというのは怖い国ですねえ」という映画評論家・淀川長治さんの言葉を思い出す。淀川さんは『イージーライダー』のテレビ放送のあとの解説でその言葉を口にした。「ヒッピーの二人は何も悪いコトをしていないのに撃ち殺されますねえ。アメリカというのは…」という言葉を今も憶えてる。「自由を主張するヤツは認められるが自由に振る舞うヤツは認められない」というのは映画のなかのジャック・ニコルソンの言葉だったかな?熱中症に気を付けて寝よ。

8月10日(月)
よくわからない祝日。山の日。海の日もあるが川の日がない。そこで川が怒って氾濫したわけでもなかろうが。昨晩見たNスペ『渡邉恒雄』もイマイチ煮え切らなかった。日本の政界に食い込んだ頭脳明晰の反戦主義者で硬骨漢であることはわかったがマスコミがスポーツを主催することの是非まで訊いてほしかったですね。『近現代史からの警告』読み進む。ナルホド。日本の深層海流には攘夷思想が流れているのか。しかし今や右翼系の政治家はそんな上等な存在でなくアメリカに胡麻摺って延命するだけですね。ワン。黒兵衛と散歩。暑い。夏だから当たり前か。ワン。水風呂のあと高校野球。熱中症とコロナ警戒のなかでも高校野球だけは特別なんですね。観客席ではマスクを付けてソーシャル・ディスタンスですがベンチでは密集して大声もいいのですね。ウイルスも気合いでブッ飛ばすのかな?テレビも新聞も高校野球だけは特別扱い。まぁ。我々の高校時代も野球に対するマスコミの特別扱いは同じでしたけどね。強豪校のサッカー部ではクラスター。野球では出ないことになっているとマスコミは考えてるんでしょうね。しかし選手の丸刈り頭と選手宣誓の叫び方は帝国陸海軍そのものですね。もう少しほかのやり方が流行った時期もあったはずなのに元に戻ったのは日本社会の最近の時流に合わせたことでしょうか?いろいろ仕事したあと晩飯映画劇場は『日本沈没』。生前の小松左京さんにインタヴューさせていただいたとき左京さんは「日本沈没は日本が沈没してからがテーマなんだよね」とおっしゃってた。日本人が…日本民族が…日本文化が…どうなるのか?どうするのか…?「それは君たち若い人が考えてくれよ」と笑っておっしゃった。考えねば。

8月9日(日)
ベッドのなかで保阪正康『近現代史からの警告』(講談社現代新書)読み進む。高度成長を担ったのは元帝国海軍主計将校たちだったのですね。彼ら「戦争の会計」を担った幹部が「戦争の原価計算」もできず「戦費は札を印刷すればできる」考えるだけの軍人たちへの反感がエネルギーとなったのですね。高度経済成長は「戦争に対する怒りに支えられた繁栄」だったのですね。ワン。ベッドから出て黒兵衛と散歩。はちがつ(八月)や むいか(六日) ここのか(九日) じゅうごにち(十五日)…詠み人知らず。長崎市長の言葉に較べて安倍首相の言葉のなんと空疎なことか。この国では日中&太平洋戦争のときから言葉をまともに話せない人物が上に立つ。それで国が破滅に導かれたたあと全てを失った焼け跡からやっとマトモな人物が上に立つのかな。保阪氏は「14年周期」の時代の変化を唱えているが「暗愚の宰相の時代」はいつまで続くのか?ワン。今日も終日デスクワーク。長田渚左さんから日本スポーツ学会会員でもある刈屋富士雄さんの新著『今こそ栄光への架け橋を それでもオリンピックは素晴らしい!』(海竜社)が送られてくる。「それでも…」とタイトルに書かれているところがミソですね。IOCが儲けるだけでも…大手広告代理店が儲けるだけでも…それでもオリンピックは…という意味かな?晩飯映画劇場は『連合艦隊』。1981年と比較的新しい太平洋戦争映画。昨日見た『軍閥』で東条英機を演じた小林桂樹がここでは山本五十六。しかし山本五十六はさておき第二次大戦での指導者たちも相当に暗愚だったようですね。何しろ国力比が20対1というアメリカに戦争を仕掛けたわけですから。そー言えば戦争中に竹槍の訓練をさせられたなかに「阿呆か。B29が飛んでるのに何をさせるんじゃ!」と叫ぶ老女がいて我が母親たちは必死で憲兵から隠したという話を聞いたことがありました。暗愚の指導者よりも庶民のほうがよほど現実に気づいていたのですね。

8月8日(土)
スゴイですね。自民党の政治家たちは。イージス・アショアに変わって敵基地攻撃能力を身につけないと…と言い出しましたね。やられる前にやれ。要するにコレって真珠湾攻撃じゃないですか?とジャーナリストの皆さんには自民党の国防部会の議員さんたちに訊いてほしいですね。ワン。朝起きて黒兵衛と散歩。暑い。夏だから当然ですね。ワン。汗だくになって歩いて帰って水風呂。気持ちイイ。終日デスクワーク。昼飯時に高校野球東京大会の決勝をNHKが放送。昨日もやっていた。外での運動は避けましょうという環境省や厚労省の呼びかけは「但し高校野球は除く」ということなんですね。理由不明。高校球児はベンチで密になっても大声を出して唾液の飛沫を飛ばしてもイイのですね。これまた理由不明。朝日新聞編集委員はその理由を紙面の社説に明記すべきですね。それが無理なら絶対の感染球児が出た時に隠蔽だけはしないでほしいですね。でないと第二次大戦時の報道と同じになってしまいますから。晩飯映画劇場は『激闘の昭和史 軍閥』。映画の出来としてはイマイチまとまりに欠けるとは言え2・26事件から原爆投下による敗戦まで軍部の暴走を描いたドキュメンタリータッチの佳作。若い人は見るべきですね。東条英機を演じた小林桂樹が歳取ってからDVDに寄せてインタヴューに答えていたのが良かった。総理大臣にも止められない破滅への道。やっぱり総理大臣が愚昧だったというべきでしょうね。戦争途中に停戦協定の締結を申し入れた幹部もいたのですから。一方で加山雄三演じる毎日新聞の記者が真実(日本が戦争に負け続けていること)の報道を書いたことで軍部に睨まれ前線に送られるなど戦時報道の問題も描かれていた。「新聞が真実を報道しないと日本は破滅ですから」という台詞を現在の新聞記者はどう聞く?風呂に入ったあと映画をもう一本。勝新太郎・田村高廣主演・増村保造監督『兵隊やくざ』。これは何度見てもイイ映画。強烈な反戦映画ですね。それにしても大日本帝国の陸軍ってサイテーの組織でしたね。その上意下達の命令やパワハラ暴力的「伝統」が今でも体育会系組織に受け継がれているんおか?HRW(Human Rights Watch)は日本の学校スポーツをLike Militaryと指摘しましたがソレを指摘すべきジャーナリズムが猛暑とコロナのなかでの大会を主催していてイイのでしょうか?

8月7日(金)
朝ベッドのなかでアレン・グットマン『スポーツとエロス』(柏書房)読み耽る。ソクラテス&プラトンから現代のスポーツへ。そこに存在するエロスは奥深いですなぁ。それ以上にグットマンの博識と読書量に唖然。スポーツを研究するにはこれほどの勉強量が必要なんですね。ワン。ベッドから出て黒兵衛と散歩。暑い。灼熱の太陽に照らされて坂道を歩く。しかし夏ですからね。当然ですね。夏は嫌いじゃないですね。裸になって汗をかけば済むだけですから。というのは小生が子供の頃から丈夫だったから?ワン。終日デスクワーク。夕方から春陽堂書店ビデオ連載『スポーツ萬歳』第13回のVTR収録のはずだったけどチョイと編集者と齟齬発生。まぁメッセージ・メーカーとメディア担当者の間にはよくあることです。とりあえず小生の主張を伝えて今日の収録は延期。あとで編集者から電話。小生の主張を認めてくれるということで納得。夏休みもあるので再開は2週間後。ま。シャーナイですね。晩飯映画劇場は昨日の続き。岡本喜八監督『沖縄決戦』。これは悲惨な激戦をよくここまで描いてくれました…と巨匠に感謝するほかない名作ですね。今日送られてきた『週刊文春』が戦争映画特集をやっていてマダ見ていない映画が何本かあって見なければと思ったけど『沖縄決戦』が入っていなかったのはいけませんねえ。止まらないコロナ観者の増加のなかで海外からワクチン買い付けの契約を結ぶ政府。オリンピックのため?何を喋っているかも判らないリーダーたちのもとでオリンピックが開けるとでも思っているのでしょうか?沖縄の感染者増に対して日本政府はマタシテモ沖縄を「捨て石」にする以外に方策を持っていないのでしょうか?イヤ今度は愚昧で愚鈍な暗愚の宰相のオカゲで日本全体がオカシクなりそうですね。ジャーナリストたちはもっと鋭く質問し追及しなければ!

8月6日(木)
朝ベッドから出てRKB毎日放送『インサイト・コラム』ZOOM出演。大相撲界の相次ぐ不祥事について。相撲協会は一昨年10月に暴力決別宣言を出したけど強化幹部の誰もがかつては「暴力」に関わっていた人物ですからね。過去のことは不問でこれからはダメと行っても効き目は小さいでしょうね。過去に誰某はこういうことをやっていた誰某はこんなだった…けどすべて反省の上に立ってこれからはダメとしなければ…自分たちはヤッテいたくせに…という不満がどこかで出てくるのは必然。加えて何故暴力はいけないのか?力士にどう話しかけるべきか?言葉でどう指導すべきか?といったことも通達しないと言葉の暴力がなくならないですよね。相撲協会だけでなく日本のスポーツ界はどこもLike Militaryで同じですが…。ワン。ラジオのあと黒兵衛と散歩。暑い。しかし夏は嫌いじゃない。ワン。散歩のあと大阪毎日放送から電話。『ちちんぷいぷい』の今日の出演をZOOMで…との連絡。ZOOMでの仕事が広がりそうか気配。昼飯のあと相撲部屋の女将さんに叛旗を翻して集団脱走した若手力士の話題と場所中にキャバクラに行ってた阿炎の処分について。報道された内容では女将さんは「母親」としてそれほど酷いことはしていない。若手力士との心の交流が下手だったのでしょね。阿炎は引退などせず厳罰(何場所か出場停止)で番付を落としてソコから這い上がってほしいですね。照ノ富士のように。そうして精神的にも相撲の技術的にも大きく成長してほしいですね。照ノ富士のように。晩飯映画劇場はNHK-BSで昼間放送していた『猿の惑星』。いろいろ続編が作られたけどチャールトン・ヘストン主演の第一作が白眉ですね。メシ&フロのあと岡本喜八監督新藤兼人脚本『激動の昭和史・沖縄決戦』。何度見てもコレはよくできた映画です。が半分は明日にまわしてニュース。安倍首相の記者会見。彼ってホントに○○なんでしょうか?自分の話しているコト…使っている言葉の意味がわかっているのでしょうか?何の具体策もない意味のない言葉を繰り返し機械的に口から吐くだけ。こんなリーダーではコロナを封じ込めることも来年の五輪開催も不可能としか思えませんね。嗚呼。

8月5日(水)
朝ベッドから出て黒兵衛と散歩。今朝の朝日新聞に日大ラグビー部前ヘッドコーチの暴力事件がスクープされていた。頭に爪楊枝?写真も掲載されていてこれは爪楊枝ではなく焼き鳥の串のようなものですね。日本のスポーツ界からいつまで経っても暴力が排除されないのはそもそもスポーツとは何か?という認識が共有されていないから…つまりは教育されていないからでしょうね。ワン。教育する人もスポーツの意味など無知なまま勝つための技術ばかりを教えてスポーツを教えた気になっている人が多いから。そのあたりを根本的に直さない限り悪習は改められないでしょう。ワン。HRW(Human Rights Watchi)は日本のスポーツ界をLike Militaryと評したけれど高校野球開会式の軍隊式分列行進を無くすところから始めないと日本のスポーツ=軍隊=上意下達の命令→暴力の構図はなくならないでしょうね。ねえ。朝日新聞のジャーナリストの皆さんはどう思われますか?ワン。終日デスクワーク&読書。『ピンチランナー調書』を読み続けるのはシンドイですねえ。昼飯時にジョージ・C・スコット主演の『パットン大戦車軍団』を久し振りに30分ほど見て感激。やっぱり素晴らしい映画は映像の作り方が違いますね。晩飯後につづきを見ようと思ってDVDを探すが…ない!誰が持っていった?長男か長女か?仕方ないので代わりに『キャッチ22』を見る。いやあ、これも素晴らしい反戦映画です。B17爆撃機が次々と飛び立つシーンを見だけでも戦争の怖さがわかります。おまけにアラン・アーキン&オーソン・ウェルズ&アート・ガーファンクル&ジョン・ヴォイト&アンソニー・パーキンス…というスゴイ俳優陣。戦争の馬鹿馬鹿しさ&怖さを嫌味途上段田ぷりに描いた名作ですね。医者の役を務めたのがフィリップ・ロスと出ていたけど…『素晴らしいアメリカ野球』を書いた作家のこと?まさかぁ!8月は戦争映画を見直さなければ。監督のマイク・ニコルズは『ヴァージニア・ウルフなんて怖くない』を撮った人ですね。相撲界も暴力事件再発。理事長以下皆さんやって来たことのケジメを付ないと「暴力決別宣言」を出しただけでは暴力はなくならないでしょうね。

8月4日(火)
朝ベッドから出て黒兵衛と散歩。ワン。そー言えば以前NHKの関東甲信越地方番組審議委員を4年間務めたとき各員からいちばん沢山繰り返し出た声が「民放と似てきた」「お笑いタレントをお笑い番組以外で司会などに起用する必要はない」「NHKはアナウンサーも多いんだから内部で起用せよ」というものだった。それに対してNHK側は「若い視聴者を獲得したい」という回答。我々委員は「その必要なし」「若い人も歳を取ればNHKの番組の良さを認めるような番組作りのほうがイイ」と反論。まぁ審議委員の声は全く通らなかったですね。ワン。小生なんぞN響の演奏中は必ず曲名を右上隅に小さく出してくれと何度言っても聞いてもらえませんでしたね。クラシック音楽など全然興味ない人がチャンネルを回してる最中にフト耳に入った音楽にナカナカいいなぁと思っても自分で番組表を調べるまではしませんからね。NHKとN響は音楽を広める気がないのかな。ワンワン。終日デスクワーク。名古屋でも感染者が激増しているのが心配。よーやく10月にオペラ講座を復活できそうなのに大丈夫かな?NHK-BSで映画『シャイン』をやっていたので半分見て録画。晩飯後映画劇場で残り半分を見る。オーストラリアに実在した天才ピアニストの物語。厳格なユダヤ教徒の父親が自ら音楽教育を施して息子はピアノの腕をメキメキ上達させるが家庭を何よりも大事にするホロコーストを経験した父は息子の海外留学(家庭から離れること)を許さず父と子の軋轢から子は精神に異常を来してしまう。演奏前に洗面器に溜めた湯で手を温めたり真夏でも厚手の革手袋をはめたり…とグレン・グールドを思わせるところもあったが無関係。最後は彼を認める人たちに囲まれて幸せとも思えるエンディングになるが実在とは言え映画として何を表現したかったのかイマイチよくわからなかった。天才ピアニストの苦労話?それだけ?風呂のあとテレビをつけるとロジャー・ムーアの『007黄金銃を持つ男』をやっていたので焼酎呑みながら見てしまう。1974年の映画か…。007も昔はチャッチかったんですね。もっとチャッチイのは日本政府のコロナ対策。そもそも何を喋ってるのかわからないのですからね。トホホ。

8月3日(月)
朝ベッドから出て黒兵衛と散歩。ワン。今ではどうか知らないが昔の吉本興業は動物と子供は使わないという不文律があったと聞いていた。動物と子供の面白さには叶わない。なのに共演を続けて動物と子供の人気に阿ね続けると芸人の技量と質が落ちるというわけだ。今のテレビは動物と子役の全盛時代。その相手を務める芸人は何時の間にかニュース・ショウ番組のキャスターになった。昨晩見た『博士クン』は面白かったですけどね。ワン。コメンテイターは御用学者か曲学阿世か政府の提灯持ちか風呂屋の三助か(意味わかりますか?)ワケワカラン。GoTo旅行でも帰省は慎重に。ナルホド。インターハイは中止でも甲子園代替大会は開幕。オリンピックはやるけどスポーツ大会は中止と言い出すのかな?ワン。午前中に鎌倉高校前の病院へ定期検診。馴染みの先生とイロイロ話してワクチンの話を聞いて(やっぱり五輪までの普及は無理ですね)クラシック音楽の未来を二人で憂えてクスリをいただいて帰宅。湘南海岸の人出は少なかったですね。午後からいろいろ準備して夕方『ニューズ・オプエド』リモート出演。今日のゲストはJ2のギラヴァンツ北九州営業部長でスポーツ哲学研究者の島田哲夫さんとスポーツライターの上野直彦さん。Jリーグのコロナとの取り組みや現状を島田さんから詳しく聞く。が上野さんも含めた「スポーツ哲学」の話が実に面白く有意義だった。要は何のためにスポーツをやるのか?スポーツとは何か?という話。コロナ禍はその問題を我々に突きつけてくれたわけでコロナ後のスポーツのあり方は単に元に戻るのではなく新しいカタチがでてくるはず。島田さんが「その意味で今は素晴らしい変化の時」と言われたのは非常に示唆に富む言葉でしたね。イロイロ話して番組を終えて晩飯食ってフロ&ネル。暑く寝苦しい夜も本さえあれば楽しく寝付けますからね。アレン・グットマン『スポーツとエロス』何度読んでもメッチャ面白いですね。ソ・ソ・ソクラテスもプラトンもみんな若き美男のアスリートに興奮していたようですね。

8月2日(日)
朝ベッドから起きて黒兵衛と散歩。暑い。夏ですね。梅雨明けですね。梅雨は明けてもコロナは去らず。夏来たりなば冬遠からじ。明るくない未来というのは辛いですね。ワン。終日デスクワークで春陽堂書店『Web新小説』の連載『スポーツは文芸をどう彩ってきたか?』第4回『スポーツに現れるエロスを初めて描いた阿部知二「日独対抗競技」とスポーツを描かなかった田中英光「オリンポスの果実」』さんざん苦労の末書きあげる。倉橋由美子や虫明亜呂無のスポーツ小説についても書きたかったけど全然枚数が足りない。これは予定していた連載の長期化を申し入れないと…。原稿に苦労して大相撲は「これより三役」にちょうど間に合う。照ノ富士優勝決定。おえでとうございます。序二段まで落ちてからの復活幕内最高優勝はやっぱり見事。伊勢ヶ浜親方もエライですね。来場所からは照ノ富士の大関復帰や正代&御嶽海の大関昇進それに朝乃山の横綱への挑戦など見どころイッパイですね。大相撲のあと『ダーウィンが来た!』を見ながら食事。夏休み特集なのか恐竜スペシャルが面白かった。とりわけ最後のメイキングが秀逸!CGで恐竜の動きを作る前に人間が恐竜の動きを模して走り回ったり暴れ回ったり格闘したり。ナルホドこんなふうにしてCGの恐竜の動きができあがるのですね。と大感心。NHKスペシャルで第二次大戦の悲惨な沖縄戦を改めて実感。軍隊というのは人々を守らず軍隊の論理で動くのですね。風呂のあと録画していたN今日復活希望のコンサート。ソーシャル・ディスタンスをとっての室内楽とベートーヴェン一番。オケは本当に大変ですね。その管楽器がどれほど唾や飛沫を飛ばすかの実験測定のドキュメントは興味深かったですねぇ。オーケストラがどのような配置をとればコロナ感染を防げるのか?8月末に結論は出るらしいけど…かなりくっついても大丈夫なことを祈りたいですね。そのあと昨年のN響コンサート。フィリップ・グラスの『2人のティンパニ奏者と管弦楽のための協奏的幻想曲』以前も聴いたけどコレは素晴らしい楽曲で現代音楽作曲家のグラスの最高の名曲ですね。指揮は井上道義さん。N響の二人のティンパニスト(植松透さんと久保昌一さん)も大活躍。いやあ焼酎呑みながら現代音楽3楽章を堪能。そー言えば以前山下洋輔さん作曲のピアノ協奏曲のとき植松透さんが和太鼓叩いて大苦労。コンサートのあとその苦労話をいろいろ聞かせていただいた。そんな楽しい時間がコロナ後に訪れるかな?

8月1日(土)
朝ベッドから起きて黒兵衛と散歩。ワン。東京オリンピックの話題がトンと聞かれなくなった。それも当然。来年7月に開催するためには何月までに東京のコロナ感染者をゼロにする。そのために今こういう手を打つ。世界の感染者は何月までにこーゆー状態になることを希望する。そのために日本政府は世界に向かってこーゆーメッセージを発してことを行う…ということを日本のリーダーが発信しなければならないはずなのに何も言わないし何もしないのですからね。来年の東京五輪開催など現状では到底無理ですね。開催するのはIOCですが東京も日本も早く無駄金を使うことをストップするためIOCに開催中止を働きかけるべきですね。ワン。終日デスクワークは連載『スポーツと文芸』のための資料読みとメモ取り。阿部知二『日独対抗競技』はよくもまぁこんな斬新な小説を昭和初期に書いたなぁと何度読み直しても感心する傑作。何しろ大学教授である夫の《葉巻の臭いの染み込んだ針金のような身体》を嫌悪する夫人がドイツ人アスリートの躍動する身体を見て《男性の身体が何のために存在し何を意味しているかを感じ》る話ですからね。単なる不倫恋愛譚など軽く飛び越えたスポーツにおけるエロスを描いた小説ですからね。アレン・グットマンの『スポーツとエロス』(柏書房)も読み直さねば。コロナ禍で動けない時にもやることいっぱいあるなぁ…と思いながらも大相撲。正代見事!照ノ富士を完全に圧倒しましたね。ところが照強がコレマタ見事なコレ出しか勝てないと思える奇襲の足取りで朝乃山をひっくり返した。大相撲は2横綱1大関不在でもナカナカ面白いですね。日本政府のコロナ対策は最低ですね。対策なんて何もしてないのですからね。来週は大変なことに…来月は目を被うような事態に…と国会で発言した東大児玉教授の言葉通りになり始めましたね。GoToの影響が2週間後に出るあたりで東京五輪中止の発表もあるのかな?