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今年4月26日のロンドン・マラソンで、ケニアのセバスチャン・サウェ選手が、史上初の2時間を切る1時間59分25秒の世界最高記録をマークした(2位のヨミフ・ケジャルチャ選手も、1時間59分41秒と、2時間を切った)。
"2時間"というような区切りの良い数字には、"心理的な壁"も存在するらしく、たとえば100メートル走でも、"10秒の壁"が、1960年代から80年代前半まで、20年間以上も破られなかった。
68年のメキシコ五輪や、77年と83年の国際陸上競技大会では、9秒93、9秒98、9秒93と"10秒の壁"を破る記録も生まれたが、いずれも空気の薄い高地での記録として特別扱い。
そこへカール・ルイスという天才スプリンターがアメリカに現れ、85年から91年の7年間のうちに9秒98、9秒93(2度)、9秒92、9秒82、と、5度も"10秒の壁"を破る9秒台で世界新記録を更新したのだ。
彼のおかげで"心理的な壁"が消えたのか、同時に反発力の強いトラックや、それに合わせたシューズの改良も進み、他の選手も次々と"10秒の壁"を破り、その結果、今ではウサイン・ボルト(ジャマイカ)の9秒58(08年)まで世界記録は伸びている。
マラソンでも、2時間という"心理的な壁"が破られた現在、今後多くの選手が次々と"壁"を突破し、記録が伸びると予想するマラソン関係者は多い。
マラソンでも、2時間という"心理的な壁"が破られた現在、今後多くの選手が次々と"壁"を突破し、記録が伸びると予想するマラソン関係者は多い。
1896年第1回アテネ・オリンピックで生まれたマラソン競技は、古代ギリシアの神々に代わって"記録"という"神様"を祀るようになったのですね。
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