6月13日(土) 朝佐吉と散歩に出たあとしばらくして杖を忘れたことに気づき急に不安になる。それでも30分以上完歩。完走の代わりに完歩という言葉を使たけど「かんぽ」関連は世の中慌ただしい。基本的に俺のスタンスは紅旗征戎非吾事やけどアカンもんはアカン。鳩と漫画のどっちがイイという問題ではなく政治のレベルが物凄く低くなったことは事実。口の曲がり具合を見てると郵政民営化の旗を振って自分は阪神ファンと言った人物を見るのと同じ不快感を催す。何でもエエから変わらなアカンな。それからやな。日本の政治家に普通の知性と教養を求めることができるのは。昼食映画劇場は『ライトスタッフ』。トム・ウルフのニュー・ジャーナリズムの原作を『存在の耐えられない軽さ』のフィリップ・カウフマンが監督。3時間の長丁場を飽きさせない男性映画。ハウフマンは女性的な『存在の…』の反対の映画を作りたかったんやな。面白かった。けど音楽が最悪。チャイコフスキーのV協もどきに失笑。ビル・コンティはロッキーのテーマとかエエ作品作ってるのにコレが何でアカデミー作曲賞やねん。晩飯映画劇場はヘップバーンとピーター・オトゥールの『おしゃれ泥棒How to Steal a Million』監督はウィリアム・ワイラー。鮮やかなお手並みの粋な映画。文句なし。読書と映画の毎日はストレスがのうてエエな。血圧もちょっとは下がった。体重もあと一息やな。
6月9日(火) 朝佐吉と散歩のあと校正2本。午後から書店とDVD店へ。アル・セッケル『錯視芸術の巨匠たち 世界のだまし絵作家20人の傑作集』創元社購入。アルチンボルド・ダリ・エッシャー・福田繁雄・北岡明佳は知ってたけどデル=プレーテ・オカンポ・オロス・ゴンサルヴェスなんて知らなんだ。けど凄い!凄い絵の連続。見飽きひん。帰宅して映画『東京暗黒街竹の家』。ロバート・ライアン&ロバート・スタックに李香蘭(山口淑子)・早川雪舟が加わって昭和30年の東京を見せるギャング映画。最後の銃撃戦はデパート松屋の屋上らしいけど見所満載B級映画。こういうハチャメチャはっきりいって好きです。けど戦後日本の見える映画としては『SAYONARA』のほうが秀逸。夜飯食いながらNHK-BSでムハマド・アリvsフレイジャーのTHRILLA IN MANILAを見る。どっちが本当に黒人の味方だったかという点について新視点を提供する美事なドキュメンタリーだったがスタジオは最悪。『時空伝説』やと?マイッタナ。