ナンヤラカンヤラ
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タマキのナンヤラカンヤラ NEW!!
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2月14日(木)
朝5時頃目覚めてベッドで読書。最近そーゆーことが多い。歳とったせいか。昨日で芥川賞を読み終えたので今日から直木賞受賞作『宝島』。読み出してすぐに気に入った。面白い。これはアパッチ族と呼ばれる泥棒集団が旧陸軍工廠から鉄材を盗み出し警察相手に大暴れする開高健『日本三文オペラ』の沖縄版か?著者の真藤順丈は沖縄の人ではないそうだが沖縄弁が次々と飛び出すリズムが心地良い。最近の小説はレベルが高い?黒兵衛と散歩のあと共同通信とZAITENの校正など仕事。仕事。仕事。ハムレット様何をおやりで?仕事だよ。仕事仕事。つまらんギャグ(このギャグは読書中のハムレットが何をお読みで?と訊かれて言葉だよ。言葉言葉と答えたことのパロディです…と一応説明しときます)。ヨメハンの友人が京都鞍馬寺に行った様子をLINEで送ってきてそのなかの写真に次のようなメッセージが書かれた張り紙があった。《その昔 一の谷 屋島 壇の浦 戦って戦って戦った義経は 戦いのむごさむなしさに気づき 平泉では戦いませんでした すこし前 真珠湾 硫黄島 沖縄 戦って戦って敗れたわが国は 戦争の悲惨さ理不尽さを知り 永久に戦わないと誓いました 戦争で悲しまないために 戦争で悲しませないために 平和の道を目指したのです 「日本国憲法」は平和の基盤 日本が世界に誇れる宝です」墨字で三枚の紙に書かれて画鋲で格子戸に貼りつけられたその文字に署名はない。きっと鞍馬山の天狗が書いたのだろう。義経に戦いを教えた子孫も素晴らしいことを書く。『宝島』の続きが読みたくなって早くベッドへ。あ。このホームページの更新をサボってるなぁ…皆さんすんません。

2月13日(水)
朝起きてRKB毎日放送『インサイト・アラカルト』電話出演。池江璃花子さんの白血病について。桜田発言を大批判。本当にこの人は大臣失格というだけでなく政治家失格ですね。彼を大臣にするくらい五輪担当サイバー担当という部署はカルものなのか?それを野党は安倍首相に訊くべきですね。そのあとホセ・カレーラスの話をする。1990年のサッカーW杯イタリア大会決勝の前日にカラカラ浴場野外ステージで開かれたパヴァロティ&ドミンゴを加えた三大テナー・コンサートは実はカレーラスの白血病からの復帰を祝ってチャリティ・コンサートとして行われたもので収益はすべて白血病基金に寄付された。カレーラスに台湾でインタヴューしてイロイロ話をしたことがあったが放射線治療の間はずっとオペラのアリアを口ずさんでいたとか。池江さんもがんばってほしいですね。黒兵衛と散歩したあと少し準備して東海道線で品川へ。新幹線で爆睡のあと名古屋へ。ウィル愛知という公共施設で企業団体向け講演会。仮想通貨やeスポーツやオリンピックからスポーツとは何か?という話をして新幹線で帰鎌。車中はビールを飲みながら芥川賞受賞作『ニムロッド』読了。面白かった。なかなか素晴らしい小説。無から有を生む仮想通貨を軸に「駄目な飛行機」を作らなくなった(創れなくなった)人類の未来を考える小説。誰にも読ませない小説を書き続ける男と子供産まない女とひたすらビットコインの社長命令でマイニングする(掘り続ける)男。《誰もが心の奥底に抱えている根源的な衝動…が空っぽな世界を抱えている…(才能のある芸術家は)それが空っぽだと知っていて…だからこそそんことを表現せざるを得なかった。表現するだけの気力が尽きてしまったらあとは死ぬしかない…未熟なロックスターが27歳で…たくさんの傑作をものにした老境の作家も…》これは現実社会がSF小説よりも先に進み出してSF小説が死滅しかかったところへ出てきた小説か…と言うのは誉めすぎでしょうか?筒井先生はどー思われますか?訊いてみたいな。本を読みながら頭に浮かんだのはワーグナー『トリスタンとイゾルデ』のブランゲーネを加えた三重唱のシーンや漱石の『虞美人草』の一節(すべては喜劇で生か死かだけが悲劇)そして阿部定事件。世の中の流れと個人の幸せのギャップ。仮想通貨が生まれても人間(作家)のテーマは変わらないのでしょうね。仮想通貨を掘ることはバベルの塔を建てること。そー言えば昨年釧路で出逢ったビットコインで大儲けした英米文学の先生は今どーしてるのかな?まだ胸に12億円のエメラルドをぶら下げているのだろうか?フィリピンに住んで幸せなんだろうか?

2月12日(火)
朝起きて黒兵衛と散歩のあと横須賀線と江ノ電経由で行きつけの病院へ。定期検診。病院へ某TV局から電話。大坂なおみ選手がコーチを解任したとか。あり得る話で何の不思議もないですね。コーチは選手に雇われる立場ですからね。かかりつけのお医者さんとイロイロ話して薬をもらって江ノ電の鎌倉高校前駅へ。大量の中国人の群れ。春節ですね。帰宅したところへたいへんショックな情報。水泳の池江璃花子選手が白血病を公表したとか。午後4時からの水泳協会の記者会見に注目。池江選手の病気に立ち向かう立派な姿勢に感動。水泳協会のきちんとした記者会見にも納得。白血病は病気になる原因が不明でタマタマというほかないらしい。池江選手のお婆さんのコメントが素晴らしい。「水泳なんてどうでもいい。長生きしてほしい」そのとおりだと思う。これを機会に何のための東京オリンピックか…ということも小生なりに考え直したい。それにしても桜田五輪担当大臣のコメントは酷い。五輪の盛りあがりが下火にならないか心配…だと?一人の人間の大病よりも五輪のほうが大事なのか?そんな五輪なら盛りあがるべきではないだろう。いや開催しないほうがいいだろう。桜田大臣は何のために五輪を開催する(盛りあげる必要がある)のかをはっきり答えるべきで答えられないなら大臣を即刻辞任すべきだ。晩飯と風呂のあとテレビで映画『突入せよ!浅間山荘事件』をやっていたので見てしまう。小生の大学受験直前の事件の映画化。原作は当時指揮官を務めた佐々淳行。佐々氏の著作はスポーツライティングのうえで(スポーツの戦略や戦術を考えるうえで)非常に参考になった。その人物の役を役所広司が演じる。なかなか面白い映画だった。佐々氏が映画館の観客でチョイと映画に出ていたのには笑ったがコノ監督の事件を多面的に捉えた姿勢は『シン・ゴジラ』などの作品とも関係があるのかも。『日本のいちばん長い日』は岡本喜八監督のほうが迫力があったけど…。

2月11日(月)
朝起きて黒兵衛と散歩。今日も人っ子ひとり出逢わない祝日。建国記念日。神武天皇即位の紀元前660年旧暦正月元旦がこの日に当たる。中国では春節。しかしこれほど国民に知られていない建国の日も世界的にはないだろう。ワン。午前中に共同通信から依頼された書評『無敗の王者 評伝ロッキー・マルシアーノ』(早川書房)を書きあげる。午後から別の仕事をしたあと夕方から書きあげた書評をブラッシュアップ。送稿は明日にして次の本上田岳弘『ニムロッド』(講談社)を読み始める。なかなか面白い。途中に繰り返し登場する「駄目な飛行機コレクション」の存在も面白いけどコレは筒井康隆大先生の小説に出てきた飛行機墜落事故のニュースがヒントになったのかな?あの小説は何だったかな?『五郎八航空』ではなかった気がするけど…思い出せない。クソッ。

2月10日(日)
朝起きて黒兵衛と散歩。昨日の雪がウソのように暖かい陽射し。三寒四温は春の季語?今は一寒一温か?ワン。おっ。久しぶりに吠えたと思たら野良猫が前を横切る。人っ子一人逢わない散歩。世の中は三連休だったですね。ワン。また野良猫。昔ジャイアンツの有名選手のNが映画のノヨシケンを見に行ったと言って周囲を驚かせた逸話が残っている。黒澤明の『野良犬』のことだったがこの映画は後楽園球場での野球のシーンで満員の観客のなか刑事が犯人を追いかけるシーンが素晴らしい。このシーンは菊村到の台本も秀逸で川上の弾丸ライナーや藤村富美男の物干し竿バットのスイングなどが見てきたように詳しくシナリオに書かれている。が実際の映像は1リーグ時代の巨人南海戦だった?と思う。久しぶりに見直すか?終日読書。ロッキー・マルシアーノの評伝。情報源についての覚え書きと謝辞と訳者あとがきを残して読了。すばらしいノンフィクションだった。モハメド・アリ&ハンフリー・ボガート&フランク・シナトラ&ジョー・ディマジオ&マリリン・モンローも登場。しかもタイトルマッチを前にキャンプに臨んだロッキーが気分転換に持ち込んだ映画が『真昼の決闘』と『波止場』だったとか。ゲーリー・クーパーとマーロン・ブランドという以上に後者の音楽はレナード・バーンスタインで脚本はアリの評伝を書いたバド・シュルバーグ。晩飯映画劇場で『波止場』を見直す。いかにもバーンスタイン的なリズムと和音の音楽も素晴らしいが元ボクサーの主人公(ブランド)の兄貴役がロッド・スタイガーだった。昔見たはずだが忘れてた。しかし波止場の労働者とマフィアの対立でボクサーの八百長も出てくる名作映画をロッキーはタイトルマッチ前にどんな気持ちで見ていたのかな?監督は『エデンの東』や『欲望という名の電車』のエリア・カザン。昔は荷揚げの肉体労働者が大勢集まってきた港町に日本でもアメリカでもヤクザやマフィアが生まれたのですね。その事情は宮崎学さんが詳しく書いてますね。『近代ヤクザ肯定論』(筑摩書房)『突破者』(南風社)は名著ですね。『ヤクザと東京五輪2020巨大利権と暴力の抗争』(徳間書店)読まねば。

2月9日(土)
朝起きて黒兵衛と散歩。今日から世の中は3連休…らしい。フリーランサーには関係ない。老人の認知症の検査に今日は何日?何曜?という質問があるらしい。そんなこと若いときからほとんど意識したこともないフリーランサーにとってはどうなるのか?日々この欄を書いているので小生が日にちと曜日を意識しているように思う人もいるかもしれないけれど前日から次の日を割り出しているだけ。だから時々大量に間違えるときもある。先月は講演会の日を間違いかけて大慌てしたこともあった。月に1度くらいある病院へ行く日もほとんど毎月忘れてしまう。今月も忘れたことに翌日気づいて病院の日を1週間送らせてもらった。薬は十分あるので良かった。けそマァこれくらいスケジュールを意識しないで時の流れで生活していればストレスもなくてイイかも。ワン。終日デスクワーク。ロッキー・マルシアーノの評伝『無敗の王者』を読み進む。いよいよジョー・ルイスとのノンタイトル戦にも勝って世界タイトルマッチか。冷戦のなかでマフィアが跋扈するアメリカン・ドリームの社会。リングサイドにはエリザベス・テイラー。しかし1年に18人ものプロボクサーがリング上の戦いの結果命を落としていたのか。ロッキーも一人のボクサーを脳挫傷で再起不能に。今は…両親が子供を殺害する社会…。酷い。いつの社会もその社会の奥に横たわる深い原因をきちんと考えなければ…。午後から雪。これは積もるぞ…と思っていたらあっと今に仕事場から見える家々の屋根が全部真っ白。ところがすぐに止んだ。また降った。がマタ止んだ。夜は美味しいスパゲティ。ロッキーも母親のレナが作るスパゲティを腹一杯食べるときが一番幸福だったようだ。幸福とはそういうモノのようだ。

2月8日(金)
朝起きて黒兵衛と散歩。1月に講演会が週平均2回も入っていたのに2月はツキイチしかない。まぁそんな営業活動もやったことがなく入ってくる仕事をこなすだけだから自分の本を書く時間も取れるし本を読む時間も取れるし心は落ち着くし別にイイけど忙しい日々がナツカシイ。あ。先月は正月新年会か。節分記念では講演会はないのかな(苦笑)。終日デスクワーク。『ZAITEN』の連載を仕上げて校正をやって…疲れたらロッキー・マルシアーノの評伝を読む。メッチャ面白い。映画『ロッキー』より面白い。本人の人生のほうが圧倒的に波瀾万丈。移民社会アメリカの古き良き時代のマフィアと裏舞台も興味深い。この移民社会をトランプ大統領はどーしよーと考えてるのかな?どーも自分(たち)だけがアメリカ人と考えてるのですね。そこからイタリア系マフィアもイタリア系の素晴らしいチャンピオンも生まれたけどトランプの考えるアメリカからは「何」が生まれるのかな?晩飯のあと久しぶりにレーザーディスク(LD)プレイヤーを操作してバーンスタイン『オン・ザ・タウン』を見る。ティルソン・トーマス指揮ロンドン響のライヴ(中味については一昨昨日の本欄を読んでください)。最初はDVDに較べてボヤけた画面に驚いたがソノうちに慣れてくるとこーゆー目に痛くないソフトな画面も悪くない?おまけに中味のバーンスタインの音楽が抜群に素晴らしいうえに演奏と歌も極上。トーマスのピアノで歌ったクレオ・レーンのジャズ・バラッドの素晴らしさには改めて舌を巻いた。このとき原作者としてナレーターも務めたアドルフ・グリーンは79歳。ベティ・カムデンは75歳。最後にアンコールで2人の歌う素晴らしい「Some Other Time」までアッという間に2時間の舞台を見聴きしてしまう。7月の佐渡裕さんの舞台はどんなものになるのかな?http://www.gcenter-hyogo.jp/on-the-town/news/

2月7日(木)
朝起きて黒兵衛と散歩。朝のベッドでの読書で『1R1分34秒』読了。読了と言うほどの長編ではなくもっと早く読み切らなければならなかったけど少々後半になって手間取ってしまった。前半のボクシングの解説は面白かったけど後半は著者の青さに…というのが失礼ならば作者の若さに嫉妬。こんなふうに人生に悩み考えるのは若者の特権ですよね。芥川賞とは障子を若さで破って以来若さに与えられる賞だからこんなものか。ボクシング小説としては安部公房の『時の崖』とかジャック・ロンドンやデイモン・ラニアンやノーマン・メイラーやピート・ハミルがいいですね。最近は沢木耕太郎『春に散る』を読んで泣いてしまいました。あ。このグループに『あしたのジョー』も加えたいですね。終日デスクワーク。途中から書評用に送られていたマイク・スタントン『無敗の王者 評伝ロッキー・マルシアーノ』(早川書房)読み出す。面白い。貧乏でも貧乏臭くはなく夢を追った1930〜40年代アメリカ移民社会の子供たちや若者たちの描写が素晴らしい。戦争も始まりそれが終わってマフィアも登場。興味津々。晩飯映画劇場も放棄して本を読みたいので早よベッドへ。

2月6日(水)
朝起きてRKB毎日放送『インサイト・アラカルト』電話出演。日大アメフト部元監督&元コーチが警察捜査で不起訴になったことを取りあげる。昨日の本欄に書いたようなこと。あのまったく教育者に見えない元相撲部が理事長をやってるような大学なんて…という話はしませんでした。RKBの朝の番組で長年お世話になった中西一清さんが亡くなられたとか。若々しい方で何度か博多の料理店や屋台で御馳走になったのに先に逝かれたと聞いて呆然。71歳だったとか。昨日お別れの会が福岡市内のホテルであったとかでお別れの文章とお花を贈っておいた。合掌。ラジオのあと雨のなか黒兵衛と散歩。久しぶりの雨。カラカラ乾燥の空気が湿気を帯びるのは悪くないけどボリビアで湿度5%の空気を体験してる小生にとっては20%くらい平気の平左。何しろボリビアの首都ラパスのホテルでは夜寝るときに風呂のバスタブでベチャベチャに浸したバスタオルや毛布を床に敷いておかないとベッドで寝ているときに舌と上顎がくっついて剥がれなくなったほどでしたからね。それは口を開けて寝たからでしたけど高度4000mで空気が薄い(酸素が少ない)から口を開けるのも仕方ないのですよね。とはいえ…ともかく…慈雨はありがたいものです。黒兵衛も小生もビショ濡れになって帰宅。終日デスクワーク。ネット連載やら校正やらであっという間に晩飯、久しぶりの晩飯映画劇場はH.G.ウェルズのSF古典『タイムマシン80万年後の世界』。『月世界征服』『宇宙戦争』などSF映画を次々と創ったジョージ・パル監督のヴィクトリア家具調タイムマシンが可愛い。映画は原作の意図を汲んだ反戦映画。戦争ばかりしている世の中がイヤになって未来へ旅立つ主人公が地底人に支配されている未来人を助ける冒険譚。高校生の時に文庫本で読んでナンジャコレハと首を傾げたけど反戦小説とわかってれば感想も違ったに違いない。主人公のジョージ役のロッド・テイラーはどこかで見たと思ったらヒッチコックの『鳥』に出ていた。彼の案内によるメイキング映画も『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のマイケル・J・フォックスも登場して面白かった。SF映画は手作りに限りますね。CGはダメですね。

2月5日(火)
朝起きて黒兵衛と散歩に出る前にベッドの中で読書。町田良平『1R1分34秒』に突然モーツァルトの『魔笛』が出てきてビックリ。男尊女卑の時代のなかでの台本に見事な『夜の女王のアリア』を残したところがモーツァルトの天才たる所以か。4Rの勝てないボクサーの天才性は何処に?散歩のあと終日デスクワーク。夕方からレーザーディスク(LD)の整理。今年の7月西宮と東京での佐渡裕プロデュース『オン・ザ・タウン』を解説するのにDVDが存在しないのでLDからDVDにしてもらわないと…ということで探し出す。このロンドン交響楽団との1992年6月のライヴ映像とライヴ録音(CDもある)は作曲者であるレナード・バーンスタイン自ら指揮する予定だったがバーンスタインが1990年に死去したため代役にマイケル・ティルソン・トーマスが指揮したもの。歌手はサミュエル・レイミー&トーマス・ハンプソン&フレデリカ・フォン・シュターデ&マリー・マクローリンなどのオペラ歌手に加えてブロードウェイの一流どころのミュージカル歌手が並び特別ゲストにジャズ歌手のクレオ・レーンが参加した超豪華なもの。彼女がティルソン・トーアマスのピアノをバックに歌うバーンスタイン作詞作曲のジャズ・ナンバー「Ain't got no tears left(涙も涸れるわ)」を聴くだけでもコノ録音の価値がある!おまけにかつてカール・ベーム指揮のモーツァルト『魔笛』で夜の女王を歌ったイヴリン・リアーが喉を潰したガラガラ声で歌のレッスンの先生で登場。おまけにおまけに台本と歌詞を書いたアドルフ・グリーンとベティ・カムデンが案内役で登場。ミュージカル「雨に唄えば」の作者でもあるこの二人がかなりの高齢ながら見事な歌まで披露している。とりわけアンコールに全員で歌う美しい四重唱のバラード「Some other time(いつか…きっと…)」は落涙モノの素晴らしさ。これほどの素晴らしい舞台の演奏と映像が今やLDという古めかしい記録にしか残されてないのは最悪ですね。そういえばレイ・チャールズとクレオ・レーンによる見事な『ポギーとベス』の全曲録音もLPだけでCD化されてないですねぇ。若い人がイイモノを見られなくなる聴けなくなるというのは何とか阻止しなければ…。夜共同通信社から電話。日大悪質タックル事件に対して警察が日大元監督とコーチを不起訴にしたことに対してコメントを求められる。公判維持ができないと判断したからだろうと表向きのコメントに加えて大学とスポーツ界の出来事は大学とスポーツ界で処理すべきで大学の第三者委員会と関東学連による適切な処分は済んでいるとコメント。それにしても警察の判断(監督は悪質タックルの指示も出していないし見てもいない)というのは腑に落ちませんねぇ。日大OBの評論家と以前TV局で出逢ったときに彼が「絶対に起訴にならないよ。日大と警察はパイプ太いから。俺がスピード違反を起こしたときも日大OBだとワカルと見逃してくれたから」と話していた言葉が思い出された。もちろん彼の話は証拠の裏取りをしていませんからコメントには使いませんでしたけどね。

2月4日(月)
朝起きて黒兵衛と散歩。朝は比較的早く5時半頃目覚めるのだがベッドの中で読書。町田良平『1R1分34秒』おもしろいですねえ。ボクシング好きは納得するところが多いですねえ。著者もボクシングをやっていたでしょうね。もしもボクシングをやったこともなくこの小説を書いたとしたら驚異ですね。まぁ作家とはそういうもんでしょうが。ワン。イロイロ仕事したあと夕方から東海道線で新橋へ。山手線で浜松町へ。徒歩でAVATTA STUDIOへ。『ニューズ・オプエド』アンカー出演。今日のゲストは相撲ジャーナリストの荒井太郎さんとサッカー・ジャーナリストの大住良之さん。どちらの世界も世代交代が進行中。荒井さんの一押しは幕下の琴手作。身長188pで大注目とか。サッカーは決勝で負けちゃいましたが大住さんによると日本とカタールが10試合すれば日本の5勝2敗3引き分け程度の実力差とか。その2敗がアジア杯決勝で出現したのですからサッカーは怖いですね。それだけに面白いのですが。選手では富安が良かったですね。ハタチ過ぎとは思えない面魂がイイですねえ。大住さんによると日本サッカーの父とも言えるデッドマール・クラマー氏は代表チームの選手枠は入り口も出口も常に開けておかなければならないと言っていたとのこと。それが世代交代の要諦だとか。「出口」というところがミソですね。今日の『オプエド』アシスタントは大学4年生で4月から中国地方のテレビ局に就職の決まっているインターンの田村さん。個々で積んだ経験を生かしてください。いつものアシスタント川嶋のりこさんはお局さん役…じゃなくて指導員役。日本酒入りのチョコレートをバレンタイン前にいただきました。ありがとさんです。荒井さんと大住さんには今後『ニューズ・オプエド』のレギュラー・コメンテイターとして比較的頻繁に登場していただくことになりました。よろしく!

2月3日(日)
朝起きて孫2人と一緒に黒兵衛と散歩。小学2年と3年。あっちへ行ったりこっちへ行ったり。落ち着きがないのも甚だしい。まあ小学2年と3年。こんなもんかな。次女のいるうちに確定申告のエクセル表示の訂正をしてもらう。算盤と暗算では負けないけどエクセルはアカン(>_<)暗算も昔は6桁の足し算や引き算&4桁×3桁の掛け算くらい簡単にやってたけどもうアキマヘンな。コンピュータ的頭脳は年齢とともに衰えるモノです。人間的頭脳は相当に成長したと思うけど…。午後になって次女と孫たちは自分の家に帰宅。まぁ頑張って勉強してね。晩飯は恵方巻き。食品ロスを防ぎましょう。崎陽軒の焼売恵方巻きというのもある。他に海老アボガド恵方巻きや牛肉恵方巻きも。食品ロスが起こるはずですね。『ダーウィンが来た』で面白い土豚を見たあと『いだてん』はヤッパリ寝てしまう。録画してるからエエけど内容的に魅力がないのは残念ですナァ。風呂のあと新潟県長岡出身のスポーツライター小林信也さんが送ってくれた四合瓶の久保田萬壽と鶴の友をいただく。うん。鶴の友のほうが旨いですねえ。

2月2日(土)
朝起きて黒兵衛と散歩。今日も雑務のデスクワークでウンザリ。朝から次女が孫3人連れてきて横浜へ買い物に。俺は請求書を書いて昨年度の月別収入表をまとめ直して月別に領収書を整えて確定申告のために税理士さんに見せる書類を揃えて…。こーゆー作業はそもそも物書きの仕事ではないですよね。しかしその作業を40年以上も毎年1回はやってるわけで考えてみれば時間の無駄ですね。いや気分転換にいいのかな?もともと数字をいじることは嫌いじゃないし算数も数学も好きだったし算盤は小学6年で1級だったし…って関係ないか。エクセルも満足に使えないのに算盤なんて関係ないか…いや孫たちには算盤をやらせたほうがいいのかな…などとあれやこれやと終日デスクワーク。夕方から大船へ。ルミネの書店アニールで次女や孫たちと待ち合わせ。芥川賞受賞作の上田岳弘『ニムロッド』(講談社)町屋良平『1R1分34秒』(新潮社)と直木賞と山田風太郎賞の受賞作真藤順丈『宝島』(講談社)購入。仮想通貨とボクシングと沖縄ですからね。孫には少女向き『ロミオとジュリエット』とワケのワカランゲーム・ノヴェライゼーションを勝ってやったあとナポリ人のやってるイタリア料理店で一度行ってすっかり美味しさに満足した『センプリーチェ』で美味しい前菜やらピザやらペペロンチーノやらワインやらレモンチェロやらナンヤラカンヤラで全員大満足。帰宅&フロ&爆睡。

2月1日(金)
朝起きて黒兵衛と散歩のあと今日も雑務ゴチャゴチャ。原稿も書かなければならないけど雑務が消えるまで落ち着かない。くそっ。確定申告め!ワン。机にへばりついて終日雑務。くそっ。夕方から東京へ。新橋から歩いて銀座の日本料理店へ。遠藤元五輪担当相の主催でスポーツ・インテグリティを確保するための答申をまとめたアドバイザリーボードのメンバーたちの慰労会。山下泰裕さんや早大の友添教授や(骨折された足はだいぶ良くなられたようで一安心)元経産相の役人の経済評論家やスポーツ省の次官など20人弱が参加。JOCの将来のことやフランス法務省のことや日本の役人の劣化の話題や来年の五輪のことやIOCと仮想通貨のことなどなどこの会議の参加者は皆忌憚なくイロイロ話をぶつけ合うことができる。はっきり言って遠藤さんの人徳か。会の終わりに締めの挨拶が何故か小生に。小生が役員以外で一番年長とか。もうそんな歳になったのか。挨拶して一本締めでアドバイザリーボードは解散。帰宅してアジアカップ・サッカー決勝戦。う〜ん負けてしまったか…。相手のゴールは確かに素晴らしい個人技だったけど総合的に勝てない相手ではなかっただけに残念無念。2-0で負けていても逆転できると信じていたし2-1担ったときはよしよしと思ったけどけどハンドの反則でPKを取られて3-1になったのは痛かったですね。前半のうちに1点を返せなかったことがすべての敗因かな。一番悔しがってるのは選手と監督だろうからこれをイイ薬にしてください。しかしカタールの助っ人たちの国籍問題はこのままW杯カタール大会に向けてモーマンタイ(無問題)になるのかな?カタールの外交問題も?

1月31日(木)
朝起きて黒兵衛と散歩のあと雑務ゴチャゴチャ。確定申告の季節ですね。領収書揃えるだけでウンザリ。請求書も書かねば。これはウンザリとは言ってられないけどヤッパリウンザリ。机の前では原稿を書くだけにしたいなぁとウンザリしたあと東海道線で品川へ。新幹線で名古屋へ。税務関係の法人会の依頼で講演会。スポーツとは何か?についてオリンピックと仮想通貨やeスポーツの話も交えて面白く話させていただく。花束をいただいて帰宅。雨が本降り。こんな雨を見るのは何ヶ月ぶりのことか。新幹線で帰鎌。こっちも本降り。これで1月の仕事が区切り。講演会が7回もあった。依頼があればスケジュールさえ合えば基本的に断らないけどチョット疲れ気味。ヤッパリ原稿を書かねば。本を書かねば。『ギリシア人の物語』全3巻アレキサンダー大王の物語を読み終えたグッドタイミングで書評の仕事の『無敗の王者 評伝ロッキー・マルシアーノ』(早川書房)が送られてくる。著者のマイク・スタントン氏はジャーナリスト。ロッキー・マルシアーノはモハメド・アリが歴代ヘヴィ級チャンピオンの第2位にランクしていた通算49勝0敗42KO。負けナシの絶対的王者。マフィアが跳梁跋扈していた第2次大戦後の時代のイタリア系白人チャンピオンで確か飛行機事故で亡くなったのでしたよね。映画『ロッキー』のモデル。ちなみにモハメド・アリは自分自身を歴代3位にランク。1位は初の黒人チャンピンのジャック・ジョンソン。喜んで書評に挑みましょう。メシ&風呂のあと早速ベッドに持ち込んで読書&ネル。

1月30日(水)
朝起きてRKB毎日放送『インサイト・アラカルト』電話出演。横浜DeNaベイスターズのスラッガー筒香嘉智選手がFCCJ(日本外国特派員協会)での記者会見に出席し高校野球や少年野球の勝利至上主義やトーナメント戦の闘い方を痛烈に批判したことを取りあげる。筒香選手の批判は全くの正論。子供たちを怒鳴りまくっているオッサン監督連中や新聞社のオッサン主催者連中は猛反省すべきですね。ラジオのあと黒兵衛と散歩。そのあと終日デスクワーク。机の虫。仕事に疲れたところで塩野七生『ギリシア人の物語V新しい力』読了。アレキサンドロスの若く短い生涯に感激。来年の東京五輪を前にギリシアの歴史は知っておかねばと思って読み始めたがアレキサンドロスがこれほど見事な短い生涯を生き抜いたことに改めて感銘。ユリウス・カエサルも読み直さねば。いや信長秀吉家康を読み直すべきかな?

1月29日(火)
朝起きて黒兵衛と散歩をさっさと済ませて大船駅へ。東海道線で新橋へ…と思ったら藤沢付近の踏切で自動車が脱輪停止立ち往生してるとかで全線ストップ。まいったなあ…と思いながら横須賀線のホームへ。このあたりがオフな駅を利用しているメリットですね。京浜東北線や横浜線につながる根岸線もありますしね。横須賀線で新橋駅へ。タクシーで赤坂TBSへ。『ひるおび』生出演。テーマは大坂なおみ。御一緒したのは元テニスプレイヤーで日本プロテニス協会前理事長の佐藤直子さんと管理栄養士の山口美佐さん。佐藤さんには何年か前テニス協会の講演会に招いていただきスポーツの話をイロイロさせていただいた。そのなかでテニスという言葉の由来(tenirの命令形のtenezから生まれたとかアフリカのチュニスに由来しているとかいろいろ話させていただきそーゆー疑問を持つことこそ大事と話したところが講演のあと佐藤さんが「わたしもテニスという言葉の由来の説のひとつを知ってますよ」と言われて話してくれたのが「日本は古くから蹴鞠が流行していたところへ今度は手でやりましょうと言う人が出てきてだったら『手にする?』と…そこから『テニス』という言葉が…」というギャグは小生も今も活用させていただいてます…と御挨拶。山口さんとは初めてだったが『部活弁当』という面白そうでタメになりそうな本をいただいた。スポーツマンの食に対する姿勢は昔と様変わりしましたからね。イロイロ楽しく大坂なおみについて話したあとタクシーでお台場の東京ベイコート倶楽部へ。VR(ヴァーチャルリアリティ)企業の「フォーラム8」主催の講演会でオリンピックと仮想通貨とeスポーツについて「スポーツとは何か?」というう観点から話す。講演後東京駅近辺でひとつ打ち合わせをこなしたあと帰宅。疲れたのか晩飯のあと酒も呑まずに爆睡。

1月28日(月)つづき
馳浩さんをゲストに迎えての『ニューズ・オプエド』はテーマ盛りだくさん。筒香嘉智選手のFCCJでの少年野球の勝利至上主義批判を取りあげて馳氏とともに筒香氏を支持。トーナメントの試合形式がそもそも悪いという点でもリーグ戦にすべきという点でも意見が一致。夏の甲子園大会の開会式で文科大臣が挨拶することも馳氏は批判。関東の大学だけで行う箱根駅伝批判でも意見が一致。JOCの竹田会長に対する仏検事局の予審審査については竹田氏の意見を支持。しかし一方的な記者会見のやり方を批判。もっと上手くできるはず。電通批判も飛び出して(ただし電通が五輪招致に果たした役割も認めた上で)視聴者からのツイッターは次からつぎへと反応。どーして自民党なんだ?という声も。「だって自民党好きですから」「最初に参院議員に出ることを勧めたのは森さんですよね」「森さんにも恩義はあるけど意見の違うところは言わないと」そこで上杉さんが「森さんに意見できるのは馳さんくらいですよ」テレビ出演で御一緒の時に控え室で意見交換するとスポーツに関してほぼ100%意見が一致(安保法制などについてはイッチしませんけどね)。『オプエド』でもそのときの意見をそのまま包み隠さず疲労してくれて視聴者も高評価。好印象。おまけにアシスタントの川嶋ノリコさんをノリコノリコと呼んだり「水割りはまだ出ないの?」のギャグも嫌味なく日本版NCAAやスポーツ・インテグリティに関する真面目な意見も含めて実に楽しくスポーツ談義ができました。おまけにプロレスの話題も。もちろんロス五輪に出場したことでアメリカのアマレスの話題も。馳さんが高校の元国語教師だったことを川島さんも知らなかったようでもう少し詳しく人物紹介したほうが良かったかな。上杉隆さんは「昔の自民党議員は馳さんくらい自由に自分の意見を話していた。けど最近は口をつぐむ人ばかりになった。小泉進次郎なんか喋っているようで内容はないですからね」では馳さんにまた出てもらうことにしようと思いながら帰宅。晩飯食って明日のテレビTBS『ひるおび』の打ち合わせなどのあとベッドへ。

1月28日(月)
朝起きて黒兵衛と散歩。ナンヤラカンヤラ仕事をしたあと夕方浜松町のAVATTA STUDIOへ。『ニューズ・オプエド』アンカー出演。今日のゲストは元元文部科学大臣で衆院議員の馳浩さん。この話がメッチャ面白かった。視聴者からのツイートも山ほど。プロデューサーの上杉隆さんも参加して大盛り上がり。詳しくはのちほど。

1月27日(日)つづき
お葬式から帰宅してすぐに仕事。短いコラム1本仕上げて雑用イロイロのところへ外出していたヨメハンと次女夫妻と孫たちが帰ってきた。鎌倉のライヴハウスでやっていたLULULUとかいうグループのコンサートを聴きに行っていたらしい。そのグループのベースは長男でライブハウスは長男の幼馴染みの経営とか。プログループのミニ凱旋か?そんなオーバーなもんでもないだろうが評判は良かったとか。そつあプロですからね。マチネーのあとでは辻堂でコンサートらしい。行くか?と言われて逡巡。葬式のあとは静かにしていよう。まぁ稼いで下さい。玉鷲優勝。新鮮でイイですね。貴景勝は何をしてるのか?いや豪栄道相手に何もできないとは!おかげで大関がするりと逃げていきましたね。ま。まだ若いから来場所で決めて欲しい。再来場所以降ではダメです!ダーウィンが来た!で面白いオウムを見たあと『いだてん』。はっきり言って面白くない。原因がわかった。金栗四三を主人公に持ってきたことが間違いですね。やっぱり嘉納治五郎の生涯を描くべきでしたね。風呂のあと能鑑賞。『卒塔婆小町』。内田樹+安田登『変調「日本の古典」講義』(祥伝社)を読んだので能役者の身体の動きの面白さは教わったつもりでいたけどやっぱりその静かな動きをじっと見つめ続ける根性が小生にはないですね。凄さは頭では解るけど一言で言って退屈。大鼓と小鼓が息を合わせて打ち鳴らすのも見事とは思ったけど聴き続けるのはシンドイ。やっぱれ俺は歌舞伎とオペラ+せいぜい人形浄瑠璃で十分です。『ギリシア人の物語V』はいよいよガウガメラの戦いへ。

1月27日(日)
朝起きて黒兵衛と散歩のあと東海道線で横浜へ。西口タクシー乗り場から妙蓮寺へ。洛星高校時代の同級生で伊藤忠建機社長として小生を講演に呼んでくれたりもした池野淳クンが肺癌で亡くなった告別式に参列。野球部の確か1番バッターとしてN先生のバントの多い采配を批判していた硬骨漢だった。また呑もうやと言って一昨年の秋だったか日本橋で呑んで別れたきりで肺癌のことも知らなかった。合掌。これで何人の友を見送ったかなあ。親しい同級生が4人。親しい仕事仲間が5人。世話になった尊敬する先輩が3人。良き人はみんな早死にか。俺は90歳まで長生きするぞー。

1月26日(土)
朝起きて黒兵衛と散歩。近頃チャイコフスキーばっかり聴いてる。読書でも仕事でもBGMはチャイコフスキー。それも交響曲ではなく管弦楽曲。しかも「ロミオとジュリエット」や「フランチェスカ・ダ・リミニ」のように有名な曲ではなく「ハムレット」や「テンペスト」。シェイクスピアを連想して聴くとオモシロイ。クラシックというのは何歳になっても新しい発見があるものですね。午前中に少し準備をして東海道線で品川へ。久しぶりに立ち食い蕎麦を食べたかったけど行列が長かったので諦めてサンドイッチを買って新幹線で名古屋へ。今年7月兵庫県立芸術文化センターでの佐渡裕プロデュース・バーンスタイン『オン・ザ・タウン』のツアーの打ち合わせ。オペラ講座のオペラ・ファンの受講生の皆さんにバーンスタインのミュージカルの面白さを伝えなければ…と思いながら講座の前にこのミュージカルはメッチャ面白いですから…とまずは宣伝したあと『アイーダ第4幕』の解説。マゼール指揮スカラ座で内容を解説したあとメータ指揮スカラ座の新演出を解説。これは最後にアイーダとラダメスが地下牢で死んでいくのと同時に恋敵のアムネリスも自害します。長女相続が一般的な古代エジプトで次期王女が自殺はあり得ないけど国王の座を蹴って奴隷女のアイーダと心中するラダメスも古代ではあり得ないストーリー。すべて近代的解釈でいいのですよね。オペラは19世紀末の作品ですから。いろいろ話して新幹線で帰鎌。途中ヨメハンから白鵬休場のメール。貴景勝と玉鷲は勝ったらしい。大坂なおみは第1セットを取る。新幹線内で勝ったと誰もが思った第2セットを逆転されたとか。それはヤバいなあ…と思っていたら大船に着いたところで大坂なおみの勝利が決定。事前に彼女が勝った場合のコメント=精神力の成長とコーチの指導の素晴らしさ=は変更せずに使うという電話が読売新聞と共同通信から入る。読売新聞さんは箱根駅伝やプロ野球の時もコメントを言わせてくださいね。

1月25日(金)
朝起きて黒兵衛と散歩。毎日のルーティンではあるけどこれでは運動不足の解消にはなりませんね。以前お医者さんに言われたように「犬の散歩」は「犬」の散歩であって「人」の散歩ではないですからね。ましてや一日中机にへばりついて仕事をしている小生のような人間にはやはりもう少し運動が必要でしょうね。大病をして入院をしたあとは3年くらいスクワットなどの運動を毎朝やりましたが最近はサボってますね。復活するか。ワン。と思いながら終日デスクワーク。原稿の校正にコラム1本仕上げて大相撲&ビール。うわっ。貴景勝が見事に白鵬を突き落とした!これで明日か明後日玉鷲に土がついたら優勝決定巴戦の可能性も。そうなると俄然大相撲も盛りあがるでしょうけど…。イッソスの戦いのあとのアレキサンダー大王が気になって早めにベッドへ。

1月24日(木)
朝起きて黒兵衛と散歩。冬の寒さを感じる季節になりましたねえ。ワン。と言ってもこの程度でそんなことを言っていたら東北や北海道の人に笑われますね。ワンワン。そう言えば福島のホテルの水道はヤッパリ冷たかったですね。いろいろデスクワークのあと午後東海道線で新橋へ。タクシーでホテル・ニューオータニへ。大阪名古屋と続いたティグレ・グループの新年会での講演会も今日が最終回。ティグレ・グループとは元々社会党の政治家上田卓三氏を応援する団体でその後全国の中小企業をサポートする団体に変身したとか。講演ではオリンピックと仮想通貨やeスポーツやスポーツと体育の違いを話して最後はスポーツ・インテリジェンスを身に付けた社会が訪れることを…と絞める。一番前の席に明石康さんが座って熱心に聞いてくださっていたので少々緊張。あとで知ったが元国連事務次長の明石さんはティグレ・グループの顧問を務められているらしい。講演後の新年会で御挨拶。昨年12月に日本スポーツ学会の日本スポーツ大賞に猪谷千春さんが選ばれたとき僭越ながら小生もプレゼンターの一人として登壇したのだが友人代表として明石さんも来られていたけど小生のことを憶えていて下さり「体育とスポーツの違いがよくわかって講演とても良かったです」と言われて嬉しかった。新年会には各党の政治家の方も多数来ていたが立憲民主党の海江田万里さんと久しぶりにお会いしたので御挨拶。昔佐々木信也さんの司会東ちづるさんがアシスタントを務めるTV番組で何年か一緒にコメンテイターを務めたことがあった。もう一人が舛添要一さん。そんな時代もあったのですな。いろいろ挨拶のあと引きあげて帰宅。そうか。白鵬が玉鷲に負けたか。稀勢の里が消え鶴竜休場で気が抜けたかな。サッカー・アジアカップ対ヴェトナム戦TV観戦。少ししか工夫のないつまらない試合。ドリブルを使え!と繰り返した松木氏の意見に大賛成。日本サッカーは強くなったけど格下の相手との闘い方が下手ですね。相手を見下しながらもライオンは兎を獲るにも全力を尽くすという闘い方ができないのかな。来週月曜の『ニューズ・オプエド』で大住良之さんに意見を聞いてみよ。あっ。来週の『オプエド』のゲストは元文科相の馳浩さんです。日本のスポーツについてイロイロ意見をぶつけ合います。乞御期待。

1月23日(水)
朝早く起きて北國新聞の連載コラム執筆。本当は昨日が締め切り。忘れていたわけではないがマァ大丈夫のはずと自分で判断。原稿をある程度仕上げてRKB毎日放送『インサイト・アラカルト』電話出演。同じ内容=スポーツ選手の引退について話す。昨今のスポーツ選手は引退後公認会計士になったり司法試験に合格して弁護士になったりイタリアン・レストランのオーナー・シェフになったり…スポーツ馬鹿ではスポーツも強くなれない…というお話。「引退=リタイア」でなく「アジャスト=清算&適応」という言葉を使ったほうが良く「セカンド(二番目の)キャリア」を考えるのではなく「デュアル(二重の)キャリア」を進めるべきなんですね。ラジオのあと黒兵衛と散歩を終えて原稿を読み直して直すところは直してメール送稿。午後からは雑務。確定申告の準備。フリーランスというのは収入が一定せず上がったり下がったり。上がると嬉しいけど翌年の税金にビックリ。下がると真っ青になるけど翌年の税金はホッとする。そんな暮らしを45年も続けてるとカネのことなんてどーでもよくなりますね。いやホンマ。貧乏でもイイけど貧乏臭いのはイヤですね。貧乏臭くだけはなりたくないですね。夕方からビールで大相撲。貴景勝はやっと勝ち越したか。うわっ。御嶽海が一方的に白鵬を押し出した。こんなこともあるのですね。晩飯のあと早く読書をしたいのでベッドへ。塩野七生『ギリシア人の物語V』もいよいよアレキサンダー大王の東征がイッソスの戦いへ。しかしこの頃のアテネなどギリシアのポリスはどんな生活をしてたのかな?犬儒派のディオゲネスは相当にアレキサンダーやマケドニアを嫌ってたみたいだけどアレキサンダーの家庭教師をしたアリストテレスは?他の市民の生活は?本の後半に出てくるのかな?

1月22日(火)
朝5時起きで昨日書いたPR誌用に書いた原稿を読み直し。一晩置くと自分の原稿の悪いところがはっきり見えてくる。少々手直ししてメール送稿のあとパンで朝飯。黒兵衛と散歩。ワン。オマエは朝飯より散歩が先か。どっちがエエのかな。ワンワン。よーわからんからどっちでもエエのんやろうということで準備して東海道線で東京駅へ。タクシーで早稲田近くの椿山荘へ。時事通信社の内外調査会のプロデュースで城北信用金庫の得意先の方々相手に昼食会と講演会。その前に城北信用金庫の理事長の方からJOCの企画した『あすナビ』で女子アスリートを6人援助している説明を聞く。その選手たちを紹介するパンフレットが見事!素晴らしかった。女子選手がすべて美人!というか写真の撮り方もレイアウトもデザインも巧みでスポーツの明るさ満載。これなら応援したくなる。陸上走り幅跳びの清水珠夏さんカヌーの大村朱澄さんフェンシングの山田あゆみさんと久良知美帆さんテコンドーの山田美諭さんスキー・フリースタイルの鈴木沙織さん。皆さん頑張って下さい。で昼食のあとの講演はeスポーツはスポーツか?という話題からオリンピックの仮想通貨までをテーマにスポーツとは何か?を語ったあとタクシーで東京駅へ。東海道線で帰鎌。原稿の校正をやったり短いコラムを書いたりのあと大相撲。貴景勝は高安の老獪さに負ける。う〜ん。白鵬一人勝ちか…。早よ寝よ。

1月21日(月)
朝起きて黒兵衛と散歩。数日前長田渚左さんが編集長を務める『スポーツゴジラ』最新号が贈られてきた。特集は「社会貢献とボランティア」。ワン。マスコミの取材を嫌がられているスーパーボランティア尾畠春夫さんへの貴重なインタヴューが掲載されている。長田さんの努力の結果だ。ワンワン。じつは表紙も南伸坊さんが描いた尾畠さんの顔のイラストで素晴らしい絵だったらしいが尾畠さんが嫌がったのでボツにしたらしい。長田さんも残念だっただろうけど被取材者の意見を尊重したのはエライですね。ワンワン。終日デスクワーク。PR誌の原稿を仕上げて夕方から東海道線で品川乗り換え浜松町AVATTA STUDIOへ。今年最初の『ニューズ・オプエド』。ゲストは作家でスポーツライターの小林信也さん。昨年末のTBS(だったかの)番組検証番組に出演した小林さんはスポーツ・ジャーナリストを名乗らない理由を「日本にスポーツ・ジャーナリズムが存在しないのにスポーツ・ジャーナリストは名乗れない」と言っていた。その通りですね。吉田沙保里さんと稀勢の里の引退につて語り合ったりJOC竹田会長がフランス検察庁から予審審理の開始を言い渡されたことなどについて語り合う。東京五輪招致に裏金が働いたか否かは結局電通の問題だと同時にマスメディアもその点を取りあげないから真相がわからない…日本のスポーツ界を歪めているのはマスメディアのスポーツ支配…といったことを話し合う。番組を終えて次の打ち合わせまでスタジオの向かいにある蕎麦屋『昌平』でミニミニ新年会。今年の正月に呑んだ久保田の萬壽の味が甘口で美味しくなかったという話をすると小林さんが萬壽の関係者にすぐ電話してくれた。別にクレーマーになる気はなかったけど久保田の幹部の方に正直に味が萬壽らしくなかったと話す。新潟出身の小林さんは新潟人脈が強い。スタジオに戻って上杉隆さんやネット配信スタッフの人と4月から始めようとしている『スポーツライター講座』について打ち合わせ。ネット配信でスポーツライターを育ててコノ国にスポーツ・ジャーナリズムを生み出そうという試み。まだ発表段階ではないですが御期待ください。打ち合わせのあと東海道線で帰宅。途中ヨメハンからサッカー・アジアカップの対サウジ・アラビア戦の途中経過が次々と入る。前半CKからの富安のヘディングシュートが見事に決まったが後半サウジにゴールを打たれっぱなし。あぶないアブナイ危ない!!の連続のウチに1-0で勝利。ヨッシャーと思いながら帰宅。ビールを飲んで晩飯のガパオライスを食べながら録画を気楽に見る。うん。この試合を生放送で見たら疲れたでしょうね。

1月20(日)
朝起きて黒兵衛と散歩。ワン。一晩トレーナーさんにあずかってもらってシャンプーしてもらったらしく黒い毛が艶々になってる。ワンワン。外見だけ立派でも仕方ないですよ。中味が伴わなければ。ワン。終日デスクワーク。原稿が書けん。久々のスランプかな。しゃーないなあ。元西鉄ライオンズの豊田泰光さんは小林秀雄との対談でスランプに陥ったら待つ以外に手はないと話していたな。よし。待つか。しかし俺はイイけど編集者は困るだろうな。なんとかせねば…と思いながら貴景勝の押しはイイですね。阿武咲は何も出来なかったですね。錦木も逸ノ城に何も出来なかったなぁ。何かしなければ。いろいろチョット寂しい土俵が続きましたね。さあ日曜日は『いだてん』を見ないとイケナイのですが見る気になれず(理由はイロイロありますが面白くないんですよね)録画しておいてオリヴァー・ストーン監督の『アレキサンダー』を見直す。以前も見たけど塩野七生さんの『ギリシア人物語V』が佳境に入ってきたので見直すと面白かった。母親のオリンピオス役のアンジェリーナ・ジョリーや語り手のプトレマイオス(アレキサンドロスの学友で彼の死後のエジプト王朝の創始者)約にアンソニー・ホプキンスを配したのも良かったですね。タイトルロールのコリン・ファレルも若き大王の雰囲気があって良かったけど音楽はロマンチックすぎて少々ゲンナリ。しかし当時の大国ペルシアは歴史を書き残さなかったことが最悪ですね。

1月19日(土)
朝福島駅前のホテルで目覚める。昨晩雪が舞っていたのでヤバイなあと思っていたら今朝はピーカン。雪も残ってなくて道路氷結もナシ。ホッ。ホテルのレストランのバイキングで朝食。最近はバイキングでなくビュッフェと言うそうですね。どっちでもエエけど。朝食のあと新幹線で帰京。強風で少し遅れる。東海道線で帰鎌。車中読書は『ギリシア人の物語V新しい力』。ついに若きアレキサンドロス大王の登場。家庭教師にはアリストテレスの自分で考える力を身に付ける講義だけではなくスパルタ人レオニダスによるハードな軍隊式スパルタ教育もあったのですね。著者の塩野七生さんも書いてるけど父親のフィリッポ2世が父親教育をきちんとしていたのですね。帰宅してメールの整理などデスクワーク。大相撲は貴景勝が逸ノ城を破った一番が良かったですね。けど誰もいなくなった感が強くて結局残ったのは白鵬か。チョットつまらない。晩飯に鯨のベーコンと井上蒲鉾のおでんを食べながら福島の二本松でいただいた「千功成」をいただく。美味い!福島の酒は本当に美味い!しかし千功成という名前は如何なものか?ネットで調べてみると《蔵元案内。創業明治7年。千功成(センコウナリ)という銘酒は旧二本松藩主丹羽公の先の君主太閤秀吉の“千成ひょうたん”にちなみ千成と名付けたのが始まり。 その後千の功(いさお=手柄・勲功・功績)が成るという意味から「千功成」となりました》とあった。「功成=功が成る」は「成功=功を成す」とは意味が違い「一将功成万骨枯」につながる言葉。多くの兵士が亡くなって一人の将軍の「功が成る」わけで将軍は決して「功を成す」ワケではないのですよね。だから「千功成」よりも「千成功」のほうがイイのでは?まぁ美味しいお酒ですから名前くらいドーデモイイですけど(^^;)兵庫県立文化芸術センターから7月の佐渡裕プロデュース・オペラ=今年はバーンスタインのミュージカルのチラシが届く。兵庫で8公演(12〜21日)東京文化会館で4公演。キャストは全員ロンドンでのオーでションで選んだとか、面白そうです。楽しみです。http://www.gcenter-hyogo.jp/on-the-town/

1月18日(金)つづき
昼前に『ZAITEN』の連載原稿を送って東海道線で東京駅へ。東北新幹線で福島へ。ホームで出迎えてくれた時事通信社の記者の方とクルマで二本松市へ。時事通信社内外調査会のプロデュースで二本松信用金庫の70周年新年会で特別講演会。来年の東京五輪で日本人の考え方が「体育からスポーツ」へ変化して欲しいことをオリンピックとeスポーツや仮想通貨との関係で話す。ナンノコッチャと思われるかもしれないけど講演を聞いてくれた方々は興味深い話で面白かったと言ってくださった。講演を終えて新年会に少しだけ参加。乾杯したときの日本酒が美味しかった。そういえば喜多方生まれで会津誉の蔵元出身の唐橋ユミさんからも美味しい酒をいただいたことがあったけど二本松の酒も美味い。お土産に「千功成」の大吟醸をいただいて福島市の駅前のホテルへ。少々電話取材を受けたりしたあと福島泊。

1月18日(金)
朝起きて黒兵衛と散歩。ワン。高知商業高校野球部が何やら高野連から叱られたらしい。ダンス部が入場料を取って開いたイベントに参加したことを注意されたらしいけど応援などでいつも協力してくれるダンス部に御礼をしたのを有料イベントに無断参加したとしてお咎めされたとか。そんなことくらいでゴチャゴチャ言うな。馬鹿馬鹿しい。ワンワン。顔の見えない高野連。責任者出てこーい。高野連こそきちんと妙に独立行動するのではなく高体連と日本スポーツ協会に加盟するべきですね。マスコミが支配するとロクなことはない。日中戦争や太平洋戦争を煽った日本マスコミが戦後はスポーツを煽って日本のスポーツをダメにしそうで心配になる。ワンワン。そー言えば日本著作権教育研究会という団体から連絡があって共愛学園前橋国際大学という大学が2019年度の入試問題に東京新聞に掲載された小生の「高校野球批判」のコメントが使われたらしい.「100回目の夏 高校野球と日本人」という特集の「大人が主役の祭り」と題した長めのコメント。高校生が主役にならず監督やメディアの大人ばかりが喜んでいる…と夏の甲子園大会を痛烈に批判したモノだがソレを読んで「問一 あなたの考えを述べてください」「問二 『部活動のあり方』についてあなたの経験に基づいた考えを述べてください」というもの。まさかスポーツに対する「思想調査」ではないと思うけどコノ大学がどんな基準で採点したのかはチョット知りたいですね。

1月17日(木)つづき
日本vsウズベキスタンの一戦は気持ちのいい勝利でしたね。オフェンスもディフェンスも上手くいったし乾&青山&塩谷…良かったですね。これで優勝への陣容の選択肢が広がったかな。アジアのサッカー全体のレベルが上がってますからモチロン油断はできませんが期待は大いにできますね。

1月17日(木)
朝起きて少し早めに黒兵衛と散歩。ワン。3か月後の4月から新たにスポーツライター養成塾を開始します。ノーボーダー・ニューズTOKYOやニューズ・オプエドを運営している上杉隆さんと組んでネットでも視聴できるようにするつもり。ワンワン。詳細は近々発表できると思いますんで御期待ください。ワンワワワン。散歩のあと準備して東海道線で新橋へ。タクシーで赤坂TBSへ。今年最初の『ひるおび』生出演。と思ってTBSの玄関に着いたらウワッ。TBSの玄関ロビイがすっかりリニューアルされていてピッカピカ。そないに儲かってますのんですねえ。スタジオも控え室も代わってチョイと新鮮。相撲ジャーナリストで大先輩の大隅潔さんと新年の御挨拶をして稀勢の里の引退について1時間近く話す。まさに桜が散るように美しくパッと咲いてパッと散った日本人らしい横綱でしたね。敷島の大和心を人問わば朝日ににほふ山桜花のような横綱でしたね。顔艶も肩にかけてもいつも桜色でしたね。いろいろ話して局のクルマで帰宅。連載原稿を1本サッサとほとんど仕上げて大相撲。うわっ。白鵬vs錦木は取り直し!次の一番も取り直しにしても良いくらいの接戦。惜しくも負けたけど錦木はイイですねえ。がんばれ!それに較べて高安は…。もっと自信を持ってほしいなぁ。久しぶりに晩飯映画劇場はドイツ映画『1945戦場への橋ナチス武装戦線』。元々『橋』というタイトルの映画のリメイクらしいが泣いてしまった。ナチスドイツで16歳になったばかりかなる前の少年たちが無責任なナチスの将兵から橋を死守するよう命じられて必死になって戦う。戦争の惨たらしさや無意味さが見事に描かれたドイツ映画。泣いてしまいました。サアこれから日本vsウズベキスタン。録画は予約したので2位通過でもイイし…眠いし…けどマァ見るか。

1月16日(水)
朝起きてRKB毎日放送『インサイト・アラカルト』電話出演。テーマを一つに絞ることなど不可能だったので稀勢の里の引退/JOC竹田会長賄賂問題/團十郎の襲名の三つの話題を話す。どんな話をしたのかはRKB毎日放送のホームページを見てください。ラジオのあと黒兵衛と散歩。ワン。散歩のあとデスクワーク。稀勢の里引退を正式表明で感想を求めるイロイロ電話。朝日新聞&産経新聞&中日新聞など。横綱在位最短記録をどー思うか?などというどーでもイー質問もあったので久しぶりの日本人横綱は日本人らしく桜のように美しく咲いてあっという間に散っていったと答える。モンゴルには長く咲く花があるのかな?午後からは文化放送『斉藤一美ニュースワイド』に電話出演。稀勢の里引退に湯射て話す。終日デスクワークのなかで夕方から大相撲。高安が見事に栃煌山を突きだしたけど稀勢の里なきあとさらに奮起して欲しい。しかし今日の白鵬vs北勝富士の一戦は取り直しにするべきですねぇ。そーいえば最近の大相撲には取り直しや二番後取り直しや水入りがなくなりましたねぇ。寂しい限りです。明日TBS『ひるおび』の打ち合わせをしてベッドへ。そうか。イギリスは大混乱か。民主政の崩壊したあとのギリシアの本を今読んでるけどポピュリズムで民主主義国家が混乱する様は古代も現代もそっくりですね。

1月15日(火)
小正月。そんな言葉も最近は死語になったか。朝起きて黒兵衛と散歩。ワン。五輪招致問題で今日竹田JOC会長の弁明がある。とはいえ竹田会長に話せることは何もないですよね。ワン?コンサルタント会社との契約はどこの招致都市も行っていたことでコンサルタント会社がIOC役員とつながっていることはIOCもわかっていることですよね。そのIOC委員がマネーロンダリングに関わっていたとなるとどの招致立候補都市もすべて「不正」のうえで招致活動をしたことになる。事実リオ五輪のヌズマン招致委会長(組織委会長でもある)は逮捕された。さて竹田会長は?と黒兵衛との散歩から帰って記者会見を見たら一方的な7分程度の「無罪」表明だけで記者会見はナシ。これはやり方が下手でしたねえ。これでは逃げているようにしか見られませんからねえ。ブラックタイディング社にコンサル料を渡したことまで認めているならそれは票読みとか情報収集の対価であってその後の金の使われ方には関知しないと記者の質問にも答えられると思うのですが…そもそも五輪招致合戦での「賄賂」の横行やIOC関係者の運営するコンサル会社というのはIOCのガヴァナンスの問題ですからね。しかし小生にとっては招致の問題以上に聖火リレーやら開会式なんかがだんだんつまらない方向に進んでいるような気がして…ちょっとゲンナリし始めていますけどね。テレ朝『ワイドスクランブル』の電話取材を受けてから東海道線で新橋へ。赤坂のMBS東京支局から『ちちんぷいぷい』生出演。五輪関連のコンサル会社の説明などを話す。プレゼントの飛び交った五輪招致合戦に贈答のルールを作った結果コンサル会社ができたわけですね。しかし開催立候補都市がなくなってしまった現在コンサル会社は開店休業。冬季五輪もイタリアやスウェーデンが既存施設のある複数都市の合同開催を提案しているうえ「五輪仮想通貨」による運営が始まったらスポーツの国際大会はどう変貌するのでしょうねえ?MBS東京支局でフジテレビ『プライムイヴニング』の電話取材を受けて東京支局勤務のMBSスタッフの何人かと旧交を温める会話のあとタクシーの車中でJapan Timesの電話取材を受けながら東京駅へ。新幹線で名古屋へ。マリオット・ホテルでティグレ・フォーラムの講演会。1時間にわたってオリンピックやスポーツについて話したあと東京へ戻る新幹線でiPadチェック。うわっ。稀勢の里が栃煌山にも負けてしまった。ビデオを見たけどコレは引退するほかないし覚悟した顔つきでしたね。

1月14日(月)つづきのつづき
寝る前にネットのニュースで梅原猛さんが亡くなったことを知る。梅原先生とは京都芸大の学長時代に小学館の『GORO』の取材で京都東山南禅寺に近い御自宅で取材させてもらったことがある。若者雑誌へのメッセージとして「信念を貫け」「反対意見を気にするな」という言葉をいただいた。その後30年くらいを経て福岡でRKB毎日放送の講演会で御一緒させていただいて憶えて下さっていて嬉しかった。偉大な日本人がまた一人消えた。合掌。

1月14日(月)つづき
寝るか…などとさっき書いてテレビのニュースを見ていて書き忘れを思い出した。孫2人と黒兵衛と散歩に行く前に海老蔵の團十郎襲名と勸玄クンの新之助襲名の発表をテレビで見ていたのを書き忘れてしまった。少々感慨深いですね。というのは小生が幼稚園の時(小学生だったかな)先々代の團十郎(海老蔵だったかな)の弁慶と助六を南座の顔見世で見ているのです。そして現海老蔵の團十郎襲名披露は将棋永世棋聖の米長邦雄さんと競輪評論家の川上信定さんに連れられて歌舞伎座で勧進帳を見せてもらった。どっちかというと成田屋よりも高麗屋のファンの小生ですが東京五輪開会式には團十郎と初音ミクを中心に彩ってほしいと何年も前から(東京五輪が決まった直後から)エッセイに書いていた。その團十郎が来年誕生するのは嬉しいことですね。三之助(新之助&辰之助&菊之助)の勧進帳は可能なのかな?どうかな?今度はホンマに寝よ。『ギリシア人の物語Vアレキサンダー大王』を読みながら。

1月14日(月)
朝起きて孫2人を引き連れて黒兵衛と散歩。ワン。男の孫がすっかりヤンチャになったなぁ。どっかで説教が必要ですね。ワンワン。今日も終日デスクワーク。明日の講演会の準備やらテレビの電話出演の準備やらイロイロであっという間に時間が過ぎる。そのうちに稀勢の里の相撲の時間。明らかに力が落ちてますね。かいなぢから(腕力)も足腰の力も。明日はどーなるのか?もう一日様子を見るか?御嶽海は力強いですね。鶴竜を力で圧倒。横綱3人連続黒星か…と思った瞬間…白鵬は可愛くないですね。稀勢の里の明日の相手栃煌山は事情を斟酌できるかな?シャイー指揮ミラノスカラ座の『アイーダ』最終幕を見て…そこまでは何度も見たけどカーテンコールまでしっかり見るとゼッフィレッリが出てきた。確かこのとき85歳くらいかな。好きなことをしていると長命の見本ですね。長生きせねば。明日は忙しくなりそうだから早く寝るか。

1月13日(日)
朝起きて黒兵衛と散歩。ワン。今日は母親の命日。大好きだったコーヒーや甘い菓子も仏壇に。ワンワン。今日も終日デスクワーク。ネット連載の原稿を書いたり栄中日文化センターの4月からのオペラ講座の概要を作成したりTBS『あさチャン』からの電話取材に答えたり。五輪招致賄賂疑惑ははっきり言って見解の相違。それに元IOC委やIOC委関係者によるコンサルタント活動を規制しないIOCの責任ですね。ミス・ユニヴァースにもコンサルタントのアドヴァイスが付くのと何やら似てますね。それを賄賂と言われても…。晩飯オペラ劇場は久しぶりに『アイーダ』。ゼッフィレッリ演出シャイー指揮ミラノ・スカラ座をダイジェストで少し楽しんだあと『ダーウィンが来た』黒い蝙蝠傘に化けるオモシロイ鳥を見て連続ドラマ『いだてん』。ただし途中で寝てしまう。小生が連続TVドラマをまったく見慣れてないせいか…ビートたけしさんの志ん生にコレはまったく違うだろうと思ってしまったせいか…第2回目からは落ち着いたドラマが始まると思っていたら(シナリオライター宮藤官九郎の週刊文春のエッセイにもそんなことが書かれていたので)相変わらずのドタバタにガッカリしたせいか…とにかく寝てしまった。せっかくの五輪関連ドラマ。視聴率はどうなんだろう?目覚めて風呂のあとサッカー・アジア・カップ対オマーン戦。おいおいゴール入れろよと思っていたらラッキーなPKで1点リード。アジアカップははじめて笛を吹くという審判が下手だな…と思ったら長友のハンドは見逃されたのでラッキー。後半は退屈な試合。まぁ一次リーグで絶好調というのも考え物なので準々決勝→準決勝→決勝とチームがまとまっていくことを見据えている(に違いない)森保ジャパンに期待しましょう。

1月12日(土)
朝起きて黒兵衛と散歩。空は雪模様のどんよりとした灰色の雲に覆われている。ワン。正月以来というか昨年暮れから毎日がお正月のような晴天青空続き。少々灰色のほうが冬らしいですね。ワンワン。テレビのニュースでも言ってるけどウチのヨメハンも乾燥した空気に困っている様子。ただボリビアで湿度5%という空気を経験しているせいか(もう四半世紀前の話ですけどね)乾燥肌にもならず乾燥には強いのかな?という感想。ワン?今日も終日デスクワーク。ネット連載を書き進んだり4月からのオペラ講座『バーンスタインのすべて』6回の中味を考えたり。『ギリシア人の物語U』読了。素晴らしい民主政の社会でギリシアの政治経済文化を牽引してきたギリシアがペロポネソス戦争でペルシアの支援を受けたスパルタに敗れて衰退。戦争に敗れたことは外圧と言うよりアテネ社会の内部崩壊だったのですね。いよいよ最終巻『ギリシア人の物語V新しき力』はアレクサンダー大王の登場。その前に吹浦忠正『オリンピック101の謎』(新潮文庫)に手を伸ばすとコレがメッチャ面白く参考になったので読み出すと止まらない。吹浦さんには『ニューズ・オプエド』に何度かゲスト出演もしてもらったこともあるのでまたお呼びしたいですね。五輪開催経費がGDP1%以内が適正との指摘はチョイと首を傾げたが(ロンドン大会は0.58%北京大会は0.89%アテネ大会は5.45%…でアテネ経済は破綻。2020東京は今のところ0.2%…サテこれからどこまで増えるかな?)晩飯食ったあとNHK『ブラタモリ』は初の海外ロケとやらでローマの話。面白かった。じつは小生も何年か前にMBS製作の全国ネット『道浪漫』の第1回と第2回でレポーターを務めさせてもらってローマ→ナポリ近郊→カプア→アルベロベッロ→マテーラ→ブリンディジとアッピア街道を踏破したことがあったのでフォロ・ロマーノやコロッセオなどイロイロ懐かしく見た。そう言えばそのあと北イタリア(ミラノやトリノやモデナやフィレンツェ)には行ったけどローマは行ってないなぁ。もう海外旅行をするチャンスはなくなったかな?仕事以外で旅行なんかしたことないもんなぁ…。

1月11日(金)
朝起きて黒兵衛と散歩。ワン。犬と小生と二人で散歩。ツー。まったくつまらないギャグですね。ワンワン。終日デスクワーク。昼飯の時に昨日録画した『プロファイラー嘉納治五郎』を見る。「なにくそ」の精神は孫に見せたいですね。半分見たところで仕事に復帰。夕方某PR誌の編集者と原稿執筆打ち合わせ。スポーツマンの「引退(リタイア)」について。最近もレスリングの吉田佐保里さんの引退などがあり昨年も大勢のスポーツマンが引退したけど世の中は大きく変化。引退Jリーガーで司法試験に受かって弁護士になった人や引退プロ野球投手で公認会計士になった人などがいますからね。イロイロ打ち合わせて『鮨処もり山』へ。新年の御挨拶。美味しい鮨と酒に舌鼓。帰ろうとしたところへ某TV局から携帯に電話。フランス司法当局が竹田JOC会長の予審審理に入ったことについて。3年前に解決したかと思ったら今頃…はゴーン氏裁判への報復?と誰もが考えるところ。しかしリオ五輪の組織委員長で招致にも関わり竹田氏と同じコンサルタントにも関わっていたヌズマン氏が逮捕されていることを考えると単なる報復と済ませるわけにもいかない。東京五輪の主催者はIOC。東京での開催を決めたのもIOC。だから開催への影響は考えられないが…どんな収束をするのか少々心配で不安ではありますね。

1月10日(木)
朝起きて黒兵衛と散歩。ワン。黒兵衛の雲古を処理して再び歩き出そうとしたら黒兵衛がいない。不用意に知らぬうちにリードを手放してしまったらしい。けど慌てることはない。黒兵衛は逃げ出すような犬ではない。案の定自分でリードを加えて道路を曲がった先から尻尾を振りながら戻ってきた。ワンワン。しかしマァ他の犬の散歩などに遭遇したら近寄っていって騒ぎになることはあるだろう。自分では友達になりたくて尻尾を振っていてもガタイの大きさから怖がられるに違いない。無意味な騒動は避けるよう注意せねば。ワンワン。終日デスクワーク。晩飯映画劇場は…とも思ったが自分が出演したNHK-BSの『プロファイラー嘉納治五郎』の放送中に別の映画を見るというのもヤリスギのような気がして…だからといって自分の出ている番組をリアルタイムに見るのも何やら照れくさいので風呂入ってベッドへ。最近読書はほとんどベッドの中ですからね。『ギリシア人の物語U民衆政の成熟と崩壊』はペリクレス亡きあとアテネ社会がガタガタと崩れていく。原因は扇動者(デマゴーグ)と人気取り(ポピュリズム)。ステラテゴス(司令官・将軍職=現在の内閣構成大臣のような立場の社会指導者)のアルキビアデスは古代オリンピックの最高の人気競技4頭立て戦車競走に力を入れて表彰台を独占してアテネの民衆を熱狂させたけどソレは一時的。アテネ社会の崩壊を止めることはできなかったのですね。何か示唆的ですね。寝よ。

1月9日(水)
朝起きてRKB毎日放送『インサイト・アラカルト』電話出演。今年最初の番組は新年の挨拶に始まってナイキの厚底シューズの話。マラソンの世界記録2時間1分39秒を出したケニヤのキプチョゲも日本記録を出して1億円獲得した設楽も大迫もナイキの「ズームヴェイパーフライ4%」で箱根駅伝でも出場230人中95人が使用。反発力があるらしいがそろそろ靴のレギュレーション(規格)もスキー板やスケート靴や義足と同様考える必要がありそうですね。ラジオのあと黒兵衛と散歩。ワン。小生の今年最初の『ニューズ・オプエド』出演は21日(月)ゲストを誰にするか?チョイと大物に出演依頼してみるか。ワンワン。終日デスクワーク。西宮の兵庫県立文化芸術センターのオペラ担当者より連絡。今年の佐渡裕プロデュースはバーンスタインセタン100周年記念でミュージカル『オン・ザ・タウン』。コレはめっちゃめちゃ面白く音楽も素晴らしいミュージカル。一度ジーン・ケリー&フランク・シナトラらで邦題『踊る大紐育』として映画化されましたよね。しかし映画化に際して音楽を切り刻んだり変更したのでレニーは怒ったらしい。もちろん今回の佐渡さんプロデュースはバーンスタインの残した音楽に忠実にイギリスでオーディションをしたミュージカル俳優で固めたとか。http://www.gcenter-hyogo.jp/on-the-town/今から楽しみですね。晩飯のあとはサッカー・アジアカップ。テレ朝のアナウンサーと解説者は悲観的な話ばかり。こんな弱い相手に初戦は難しいなどと言ってるようでは話にならん。まぁ決勝を見据えて徐々にチームを整えていけばイイのでしょうけどね。

1月8日(火)
朝起きて黒兵衛と散歩。新年早々原稿依頼がありましたね。ワン。PR誌のスポーツ関連の単発企画ですがどんな企画でも新しく「字」が書けるのは嬉しいことです。何と言っても小生は物書きですからね。ワンワン。終日デスクワーク。さてジャーナリズム論はどう進めるか?世の中は日進月歩どころか時進日歩で変化進歩してますからね。そー言えば最近は進歩という言葉を使わなくなりナンデモカンデモ進化というようになりましたね。進化は元々生物に使う言葉で無機物には進歩を使っていたはずですが無機物も最近は「化けるほどに進む」ようになったのでしょうね。猿が人間になったように携帯電話もスマホになったのでしょうね。イロイロ仕事して晩飯映画劇場はロイヤル・シェイクスピア劇団の大演出家ピーター・ブルックがメガホンを握った『雨のしのび逢い』。セックス・シーンどころかキス・シーンすらない大富豪の若き社長夫人と労働者の不倫ドラマ。若きジャンヌ・モローが美しい。ジャン=ポール・ベルモンドも冴えない労働者のイイ味を出している。白黒の映像が美しい。どんなシーンもどんな台詞もどんな音楽もすべてが深い意味を持つ映画。しかし見ていて疲れることはない。映画に引き込まれた。極めて巧みな映画作りに脱帽。若き社長夫人は不倫ギリギリで元の鞘に。しかし物語に不満はなく様々な想像力を働かせられる。見事なドラマ。原作はマルグリット・デュラスの『モデラート・カンタービレ』。女性にしか書けないドラマかもしれませんね。本も読みたくなった。けど映画の邦題が最悪。雨なんか一切降らないのにナンデ『雨のしのび逢い』なのか意味不明。風呂のあと酒呑みながら映画をもう1本。『ワーテルロー―』。ロッド・スタイガーがナポレオンそっくりの(と思える)見事な演技。しかしロシア人(ウクライナ人?)のセルゲイ・ボンダルチュク監督がいったい何万人使った(何十万人?)の科解らないくらい大勢のソ連兵士をエキストラに総動員して撮影したワーテルローの合戦場面が凄かった。昨今のCGでは不可能な迫力。まったく異質の2本を見て満足。

1月7日(月)
朝起きて黒兵衛と散歩。今日から対外的仕事始め。ワン。まずやるべきコトは髭剃り。ワンワン。家で仕事をしている限り髭なんか剃りませんからね。髪の毛も伸び放題。ジーパンもトレーナーも着替えませんからね…ってどんな生活しとるんや?と言われても朝起きて黒兵衛と散歩したあと机と椅子にへばりついて評論家生活をするだけ。ワン。物事を考えて字を書くだけ。だから外見なんかドーデモイイですね。そこでテレビや講演の仕事が入るのは外見を整える上で有難いですね。外見もヤッパリ重要ですからね。ワンワン。散歩のあと髭を剃って東海道線で品川へ。新幹線で新大阪へ。ホテル・ニューオータニでティグレ・フォーラム主催の新年の集いで講演。スポーツ界の昨年の大事件―パリ・サンジェルマンが仮想通貨を発行したこと&eスポーツが五輪から排除されたことを切っ掛けにしてスポーツとは何か?を話す。終わってから某大学の先生や市長さんや代議士の方から面白かったと言われたのは嬉しかった。ティグレという会社は元々大阪が地盤の旧社会党の応援団体から始まって中小企業の経営を応援する全国組織の会社になったらしい。だから続けてのパーティでは地元大阪市長を初め府下の市長さんや村長さんや代議士も自民公明立憲維新国民さまざまの関西地盤の議員が参加。こーゆー組織もスポーツ文化評論家を講演に招いてくれるようになったのですね。乾杯が終わったところで失礼して新幹線で帰鎌。車中は『ギリシア人の物語2』が面白すぎて寝られなかった。民主政が衆愚政へと変貌する過程は興味深い。そんなところへソクラテスなんかが現れるのですね。

1月6日(日)
朝起きて黒兵衛と散歩。ワン。仕事始め3日目。さぁ今年こそ筑摩書房と約束していた「スポーツ・ジャーナリズム論」の本をまとめあげなければ。去年は長編の翻訳とスポーツ界の不祥事に忙殺されたけど今年は自分なりの「論」を仕上げましょう。ワンワン。終日デスクワーク。ネット連載の中味を整理したり明日の講演の中味をチェックしたり。夕方のamazonからピーター・ブルック監督の映画(DVD)『雨のしのび逢い』が届く。ピーター・ブルク演出ロイヤル・シェイクスピア劇場の来日公演『夏の夜の夢』は大学に入学して東京へ出てきて初めて見た演劇(日生劇場)として今も強く記憶に残っている。サーカスのようなアクロバチックで少々エロチックな素晴らしい舞台でした(NHKの中継は凄く面白い猥雑な部分がトリミングでカットされていた)。そんな演出家がマルグリット・デュラス原作の恋愛不倫ドラマをどんな映画に仕上げているのか早く見たいけど今日の晩飯ドラマ劇場はNHK大河ドラマ『いだてん』の第1回目。五輪関連のドラマですから見なければ。宮藤官九郎の脚本はチョットバタバタしすぎかなぁ。嘉納治五郎はこんな剽軽だったのかなぁ。志ん生の若い時ってこんなだったのかなぁ。明治時代の嘉納のスポーツ論(体育ではないという認識)がこんなに確固としていたのかなぁ。イロイロ首を傾げながら見ましたがまだマァ1回目ですよねぇ。風呂のあとN響とアリス=紗良・オットでラヴェルのP協を聴いたあと風呂。この曲はバーンスタインの派手な名演があるので他のピアニストの音は温和しく聞こえてしまいますね。風呂から出て『雨のしのび逢い』を少し見る。白黒画面が美しい。港町が女(ジャンヌ・モロー)と男(ジャン=ポール・ベルモンド)の心象風景(アンニュイ=人生に対する倦怠感)を美しく醸し出してますね。後日ゆっくり見よ。塩野七生さんのペリクレス論を読みながら寝る。

1月5日(土)
朝起きて黒兵衛と散歩。ワン。今日のほうが正月のような静かさと暖かさ。ワンワン。昨日からお仕事始めで今日も仕事。フリーランスには土日など関係ありません。という以上に仕事が好きで仕事してる(机に向かってる)ほうが心が落ち着きますね。ワンワン。机に向かって月曜からの連続講演のレジュメづくり。午後からネット連載の構成を考えてると長女から電話。3月のデュダメル指揮ロス・フィルのマーラーのコンサートに行かないかという電話。チケット買ってくれるなら行くよと返事。しばらくして『交響曲1番巨人』のチケットが取れたとの電話。まぁタマにはイイか。しかしどっちかというとナマ以上にCDやDVDを愛する小生は電器屋に生まれ育ったせいかな。ナマはピンポイントでタマにでイイですね。スポーツも同じですね。そう言えるのはコンサートもオペラもスポーツも既にさんざんナマで味わったから言えるのかな。夕方から大船のイタリア料理店『センプリチェ』に足を運ぶ。『鮨処もり山』で横に座ったお客さんに教えてもらったお店。料理はナマ以外にない(映像や録音だけでは意味ない)ですからね。まずはビールを飲みながらサラダに舌鼓。ルッコラが山盛りなのがイタリア人シェフならではで味も最高。アンチパスタにイロイロもらってどれもコレも美味しい。ルッコラのソースはなかなかの絶品。チョイと重い赤ワインが欲しいと言うとイタリア人シェフがリストにない美味しい赤を出してくれた。何処のワインか?訊くと「長靴の底のあたり」との返事。ペペロンチーノもメニューには載っていなかったけどイタリアンの店ならないわけはないので頼むと美味しい程よい辛さの美味しいスパゲッティが出てきた。グラッパは?と訊くと料理を持ってきてくれたりイロイロ説明してくれた女性がソレは北の方の飲み物だからと言ってレモンピューレを使った自家製のリキュールのレモンチェッロを出してくれる。コレがまた美味しかった。この店はナポリ料理らしい。可愛い揚げパンもフォカッチャも美味しかった。グラスに入ったエスプレッソも絶品。メッチャ満足。大船でこんなに美味しいイタリアンが食べられるのは幸せですね。全部美味しかったけど特にセンプリチェ・ピザには感激しました。帰宅して映画劇場はロッド・スタイガーがナポレオンを演じた『ワーテルロー』。ナポレオンそのもののような演技。うわっ。オーソン・ウェルズがルイ18世役で出いる。と感激したがレモンチェッロのせいか途中で寝てしまう。目覚めて最後の戦闘シーンの人数の多さに圧倒されたが明日見直さねば。

1月4日(金)
朝起きて黒兵衛と散歩。ワン。静かに散歩。ワン。今日から仕事始め。まずはホームページの原稿作りから。ゆっくりやりましょう。ワンワン。amazonにDVDの注文は五輪映画との関係で河瀬直美監督作品を選ばなければ…と思うものの昨日見た『殯の森』と去年末に見た『あん』で十分との気持ちになって(というより他に見たい作品が山ほどあるので)ピーター・ブルック監督J・P・ベルモンド&J・モローの『雨のしのび逢い』とロッド・スタイガー主演の『ワーテルロー』にする。amazonで買い物の癖を付けるとお金が飛んで失くなりますね(>_<)始末始末。晩飯映画劇場はロビン・ウィリアムス&ロバート・デニーロの『レナードの朝』。正月に長男が持ってきた名作と言われてますが…う〜ん…惰眠性脳炎からの奇蹟的回復とその後の発祥。そして最後に「お茶でも飲みましょう」ではいくら事実に則った映画とはいえ少々物語として柔すぎる優しすぎるのでは?昨日見た『殯の森』の優しさ柔さも似てましたね。世界はこーゆー柔さ優しさに走り若者たちはそれを支持しているのかな?似たようなシチュエーションでまったく似てない映画になっているミロス・フォアマン監督ジャック・ニコルソン主演の『カッコーの巣の上で』のほうが小生は好きですね。世代の違い…時代の違いかな?風呂入ってベッドで読書。塩野七生『ギリシア人の物語』は『U』に突入。『民主政の成熟と崩壊 民主主義の罠』。いよいよペリクレスの登場。

1月3日(木)
朝起きて長女と孫と一緒に黒兵衛と散歩。ワン。正月晴れですな。住宅と木の隙間から大きな富士山の雪をかぶった頭が見えた。ワンワン。関東の限られた大学と読売グループだけが甘い利権を握ることになってしまった箱根駅伝はいつになったら差別的でない全国規模の大会になるのでしょうね?ワン。昼前から大船観音へ初詣。おみくじはみんな吉。お神籤に星占いに血液型信じないのに人気の不思議。観音様の胎内で読経を聴く。お経はどこで聴いてもイイですなぁ。こんなところにも中国人が多いですね。息子や娘や孫どもが次々と自分の家へ帰って行ってやっと静けさを取り戻す。関学vs富士通のライスボールを少し見る。勝負にならん。関学選手が何人か負傷退場。確かコレで学生は10連敗。昔もラグビーが同じやり方で大学ナンバーワンvs社会人ナンバーワンの試合をしていて勝負にならないことがわかって試合形式が変えられた(選手の集め方が違うから当たり前ですよね)。ライスボールのやり方も変えるべきですね。晩飯映画劇場は河瀬直美監督がカンヌ国際映画祭でパルム・ドールを受賞した『殯の森』。なるほどフランス人好みの映画かな。ヴェルサイユ宮殿の庭園より美しい奈良の茶畑や森の映像が美しい。女性監督ならではの映画ですね。何しろ妻を亡くした男の殯が33年も続くのですから。サッサと新しいヨメサンでも…となるとまったく別の映画になってしまうのでしょうね。ドキュメンタリー・タッチのカメラワークも素晴らしく良い映画ですけど美しすぎる映画ですね。テレビに戻すと『なんでも鑑定団』の真贋較べをタレントの人がやっていて面白かったので見てしまう。最後に出てきた3億円(だったかな)の絵画を小生も前田日明さんと同じ3万円と値踏み。はっはっは。昔一緒に関テレで深夜番組のMCをやってただけあって今も気が合いますね。風呂入って寝よ。

1月2日(水)
朝起きて長女と黒兵衛と散歩。いい天気ですナァ。ワン。正月ですナァ。ワンワン。見ても面白くもない箱根駅伝のスイッチを入れて昨日我が家に来た年賀状を読む。何人かの友人が日経の小生のミニ連載を読んでいたと書いてくれていて嬉しかった。こちとら賀状を出せずに失礼しました。午後から長男も来宅。昼間っからビール。酒正月。『鮨処もり山』の大将が奥さんと一緒にお節を持ってきてくれて新年の御挨拶。夕方から次女夫妻が3人の孫を連れてきて晩飯。9人でワイワイガヤガヤ。深夜まで。正月ですナァ。

1月1日(火)元旦つづきのつづき
朝起きて黒兵衛と散歩。元日くらい朝寝しろよ。という言葉もワン公には通じず。ワン。元旦もいつもと変わらぬ散歩かな。ワンワン。年賀状がイロイロ来る。出さずにすいません。寒中見舞いは何とかしたいと思っています。ヨメハンのお節は製作中で間に合わず。パン食って元旦映画劇場は『バラバ』。キリストに変わって死刑を免れた悪党の生涯。中学時代にカトリック系の学校で見せられて感激したけど今見るとアンソニー・クインの魅力だったとワカル。強盗で再度逮捕された男が硫黄鉱山で強制労働のあとグラディエイター(剣闘士)となって生き延びてキリスト教徒と間違えられt十字架に。曲がりくねった人生は何やら同じアンソニー・クインが演じた『25時』にも通じますね。夕方になって長女が突然やって来て何故かドイツ製作の第二次大戦DVDをイロイロ持ってきたので『ロンメル』を見る。頭脳明晰の大将軍が狂気のヒトラーと軋轢の末暗殺計画に加わったとして自殺を強要されての第三帝国国葬。現代ドイツも第二次大戦をいろいろ考えてますね。ビール呑んで焼酎呑んで晩飯はニューイヤー・コンサートのウィンナ・ワルツ。小生はどーもティーレマンという指揮者とはテイストが合いませんね。まぁ趣味の問題でしょうが。寝よ。

1月1日(火)元旦つづき
大晦日の紅白のあと風呂に入って風呂からあがって何気なくEテレを見たら『ねぽりんぱほりん』なんて番組をやっていたので見てしまう。メッチャ面白い。モグラの人形の二人がインタヴュアーとして豚から根掘り葉掘り聞き出す。その豚が元ヤクザで足を洗って坊さんになったという男。話の内容がメッチャリアルで生々しくてなかなかスゴイ。こんな強烈な番組があるの知らなんだ。年末年始特番で過去の名場面集らしいけど続けてLGBTをカミングアウトした人物とかフーゾクではないけどそんな生活をしていた女性とか。興味深すぎるのでビデオに入れてとりあえず寝る。最近のEテレは凄い。年末年始の大人のためのピタゴラスイッチも凄かった。寝よ。

1月1日(火)
元旦。新年あけましておめでとうございます。みなさん今年もよろしくおねがいします。

12月31日(月)
大晦日。朝起きて黒兵衛と散歩。ワン。箱根八里は馬でも越すが越すに越せない年の暮れ。ワンワン。越せなかったらどーなるのか?新年の朝日を拝めない?ワン?そんなことはないはずですよね。朝から掃除。玄関周りとかイロイロ履いて拭いて腰が痛い。午後から買い物。ガスコンロが壊れたので買いに行く。こんな時に壊れるなよ(>_<)ついでに正月のお節に疲れたときの用心にカップ麺買ってお年玉用の図書カード買って帰る。ゴミの整理やらイロイロやって今年最後の音楽を聴きながら酒。マーラー交響曲6番。バーンスタイン指揮ウィーン・フィル。運命の鉄槌が振り下ろされる音楽を聴きながらビールのあと紅白口パク合戦。歌ってる人もいたけど歌ってない人も結構多いですね。エリック宮城さんは昨日レコード大賞のバックで見事なトランペットを拭いていたけど今日は不在。去年の紅白は出てましたよね。チコちゃんは紅白歌合戦の紅白の由来が紅白戦だなんて行ってたけど元々の由来が源平にあることを知らないみたいですね。これじゃあボーッと生きてんじゃねーよ!なんて言えませんね。途中一眠りしてサザンの前に起きてユーミンとの胸騒ぎの腰つきで今年も終わり。

12月30日(日)つづき
いろいろいっぱいの買い物をして帰宅。晩飯前からビール。映画はアンソニー・クイン主演『バラバ』。前半だけを見る。キリストが十字架状でなくなるシーンまでのバラバとの絡みもなかなか面白い。途中からレコード大賞のテレビに切り替え。年末ですからね。ナツカシのいろんなシーンは面白いけど乃木坂だのAKBだのはサッパリ解らん。歌詞も最低。要は詩にすべき人生がなくなったのですね。だから空虚で無意味な言葉だけが並ぶ。そんな世の中でサザンの詩はパロディとしてサスガですね。風呂入ったあと『ギリシア人の物語』読みながら寝る。ペルシア戦争がいったん区切りが付いて独裁官から1年で手を引くテミストクレスはサスガですね。ギリシアの民主政の徹底がこーゆー政治家を生んだのでしょうね。アベはいつまでやるのでしょうか?

12月30日(日)
大晦日イヴ。朝起きて黒兵衛と散歩。ワン。完全に休日モード。あ。どーせ日曜か。ワンワン。ベランダの掃き掃除。腰が痛い。午後からは買い物。正月用の食い物イロイロ。酒は久保田の萬壽と焼酎の蘖(ひこばえ)。正月くらいエエ酒を呑みましょうね。ま。いつも結構呑んでますけどね。酒なくて何の己がお正月。1月は正月で酒がの〜める〜という唄がありましたね。

12月29日(土)
朝ベッドの中で『芥川龍之介選 英米怪異・幻想譚』(岩波書店)からオスカー・ワイルド『身勝手な巨人』読む。もちろん読売ジャイアンツのことではなく巨人が自分の城の庭で子供を遊ばせなくなったから春が来なくなったという童話的短編。続けてエドガー・アラン・ポーの『天邪鬼』。完全犯罪の殺人事件を犯した犯人が自ら思わず犯行を喋ってしまうという短編。どっちも面白かったけどコノ本には他にH・G・ウェルズ&イェーツ&ルイス・キャロルなどの23の短編が入ってる。芥川龍之介が旧制高校の学生のために選んだとか。面白すぎて塩野七生『ギリシア人の物語』がサラミスの海戦でストップかな。ベッドから起きて黒兵衛と散歩。ワン。世の中は完全に年末年始休暇モード。住宅街は静か。ワン。イヨイヨ年の瀬。まずは大掃除。今年も年賀状は出せませんね。皆さんごめんなさい。何とか寒中見舞いは実現しますので御容赦。ワンワン。まずは仕事部屋と寝室の大掃除。ベッドの下からボールペンが5本も出現。本に横線を引くためですね。正月に読む本を厳選。中野京子『大人のためのオペラ入門』(講談社α文庫)しかしコレは「大人のため」なのに『薔薇の騎士』を選んでないのですよね。吹浦忠正『オリンピック101の謎』(新潮文庫)。1964年東京五輪組織委にいた国旗のエキスパート。『ニューズ・オプエド』にもゲストで2度出てもらいました。斎藤美奈子『日本の同時代小説』(岩波新書)。この人は中野京子さん塩野七生さん酒井順子さんと並んで著作をすべて読みたい女性作家ですね。宮崎克己『ジャポニズム 流行としての「日本」』(講談社現代新書)。最近の日本ブームを考え直す上で読んでみましょう。こんなところでいいかなと思ったら山下洋輔さんから『猛老猫の逆襲』(新潮社)が送られてきた。正月は読書三昧+映画三昧じゃ。晩飯は今日からお節の準備のため店仕舞という『鮨処もり山』へ。お隣に座ったお客さん夫婦からイタリア人のシェフがやってる美味しいイタリア料理の店@大船を教えてもらう。お返しに『もり山』秘蔵の米焼酎を紹介。コレはまるでグラッパです。今年もいろいろお世話になりました。来年もよろしくと挨拶してお節を注文して帰宅。年の瀬ですね。

12月28日(金)
朝起きて孫と黒兵衛と散歩。孫はランニングで鍛えるとかナントカ言ってサッサと走り出す。ワン。勝手なヤツっちゃ。ワンワン。家の周囲はもう年末モードかな。いつもの日曜日のように静か。年内の締め切りその他の仕事は一応昨日で終わったので終日部屋の片付け。本や資料の整理。コレが大変。正月用に形だけ整えて古本屋さんを呼んでの完全な整理は年を越してから…にするが…ま…永遠に先送りばかりの大掃除。それでもだいぶ綺麗になったかな。BGMは昨日買ったクルレンツィス指揮の演奏イロイロ。凄いですねえ。『フィガロ』も『ドン・ジョヴァンニ』も『悲愴』も『悲劇的』もさすがに考え抜いた個性的な演奏ですねぇ。ただし…10年後に聴いたらどんな感想になるかな?クライバーのウィンナ・ワルツも最初聴いたときは凄いなぁと感心したけど今聴くと暴れすぎでボスコフスキーの指揮のほうが優雅に聞こえてイイですからねえ。クラシックの演奏も世に連れて変化するけど変化しない演奏もあるんですよね。晩飯前にビール呑みながらバーンスタイン指揮コンセルトヘボウ管のベートーヴェン『ミサソレムニス』。うん。素晴らしい演奏ですね。独唱はエッダ・モ―ザー&ハンナ・シュヴァルツ&ルネ・コロ&クルト・モルの独唱人も美しいですねえ。昔LPレコードが発売されたとき『レコード芸術』に荻昌弘さんがエッセイを書いていたのを思い出す。タクシーのなかでカセット(古いなぁ)を聴いていると運転手さんが「綺麗な音楽ですね。何の映画の音楽ですか?」と訊かれたというのだ。何故かそんな文章を憶えてる。晩飯のあとシドニー・ルメット監督の映画『質屋』を見る。テーマは孤独。第二次大戦で家族も子供たちも何もかもを失いアウシュビッツを生き延びたユダヤ人大学教授が何も信じられないなかでニューヨークで質屋を営み質屋のボスが売春宿まで経営していることを知って絶望し自暴自棄になっているところへ彼の下で働いていた若者が仲間と強盗に入って…しかしピストルを使おうとした仲間の行為を止めようとして若者が死にユダヤ人はまた生き延びて絶望感と孤独感はさらに増す…。若者が死んで傍に近寄ったユダヤ人は涙とともに口を大きく開くが叫び声は出ない。自分の手を自分で質屋の伝票を刺す針に押しつけるときも叫び声は出ない。高校生の時に見た記憶ではユダヤ人は激しく絶叫していた。そんな記憶が残る凄い映画。ロッド・スタイガーの名演とクィンシー・ジョーンズの音楽。あの最後の長々と続くトランペット(主人公の絶叫の代わりに吹き鳴らされる)はクィンシー自らが吹いているのでしょうね。口を開けて絶叫が出ないのは後に『ゴッド・ファーザーpart3』でアル・パチーノがやりましたが最後には(確か)激しく声を出しましたよね?

12月27日(木)
朝起きて黒兵衛と散歩…と思ったら黒兵衛がいない。そー言えば昨日の夕方からトレーナーさんにあずかってもらってシャンプーをしてくるらしい。ならば運動不足解消のために散歩でも…という気にはなれずすぐに仕事納めの仕事に着手。午前中に校正2本。メールで打ち合わせの予定やらナンヤラを処理。BGMは佐渡裕指揮トーンキュンストラー管弦楽団のバーンスタイン『交響曲第3番カディッシュ』。ナレーターがドイツ語なので少々違和感があるけど面白い音楽ですね。家族が買い物に出かけているので昼飯映画劇場は昨日の続きで『暴行The Outrage』。ヤッパリ最後の赤ん坊が出てきて黒澤明『羅生門』そのまんまの西部劇版。しかしどーもアメリカ人のメンタリティにはこのドラマは向いてないようにも思える。ポール・ニューマンらしくない熱演を初め役者が頑張れば頑張るほど羅生門が思い出されて違和感が残る。黒澤映画を見なくてこっちを先に見たらどんな印象になるのかな?『荒野の七人』を初めて見たときは『七人の侍』を思い出しつつも素直に楽しめたのに…何が違うのかな?午後から仕事の続き。BGMはエレーネ・グリモ―のピアノ・アルバム『Credo』サロネン指揮のオケも加わってバッハ&ベートーヴェンからコリリアーノやアルヴォ・ベルトの現代音楽まで。ヨーロッパ狼の保護に力を入れているこの女流ピアニストの知性溢れる演奏は素敵ですね。夕方から東京へ。神橋から銀座まで歩いて歳末の雰囲気を味わって山野楽器で今年最後の買い物。バーンスタイン指揮コンセルトヘボウ管弦楽団のベートーヴェン『ミサ・ソレムニス』。これはVHD(古いなあ)で持ってたけど佐渡裕さんに貸したまま帰って来なくなった名演(笑)。CDはオペラ講座の聴講生さんから是非聴いてと言われたクルレンツィス指揮ムジカエテルナのマーラー『交響曲第6番悲劇的』を購入。ついでにメッチャ評判がよかったというチャイコフスキー『悲愴交響曲』もモーツァルト『フィガロの結婚』も新譜らしい『ドン・ジョヴァンニ』も購入。ミンコフスキーやらクルレンツィスやら古楽器使いの面白い若い指揮者が続々ですね。タクシーでお茶の水の日本BS放送(BS11)へ。今年の仕事納め。『ニュース報道ライブ・インサイドアウト』に長田渚左さんと一緒に生出演。MCは元読売テレビの岩田公雄さん。今年1年のスポーツ界を振り返る。不祥事や若い選手の活躍やらイロイロありましたけど未来のスポーツ界を大きく左右する話題は(マスメディアはあまり報道してませんが)パリ・サンジェルマンが仮想通貨を発行したことと遺伝子ドーピングが話題になったことかもしれませんね。そして2年後の東京五輪ではパラリンピックのほうが大きな話題になるのでは…?とかイロイロ話す。今日で今年の番組は終了らしく終わってからスタッフの皆さんとビールで乾杯のあと局が手配してくれたタクシーで帰宅。今年の仕事もこれで一応終わったのかな。本を書いてる途中なので終わった感はないですが…まぁ毎年年末はそんな感じですね。

12月26日(水)
朝起きて今年最後のRKB毎日放送『インサイト・アラカルト』電話出演。テーマは今年最大の注目すべき(と言ってもいいほど)話題で日本のマスメディアがまったく(と言ってもいいほど)取りあげなかったサッカーチームPSJ(パリ・サンジェルマン)がヴァーチャル・カレンシー(仮想通貨)を発行したという話題。今はファンとの交流を強めるため(ファンがPSJコインを集めるとユニフォームの色やデザインなどに意見を言える)だけだが将来的にはチームのグッズ&チケットの売買や選手の年俸もPSJコインで支払われるようになり(ホンマかな?)PSJコインを大量の持つとファンがチーム運営にもも関われるようになる(って株式みたいなモノ?)。とにかくこの動向にはFIFAやIOCも注目しているらしい。IOCが仮想通貨(1オリンピック=1000円?)を発行して値上がりすると五輪開催の赤字が吹っ飛ぶ?世の中全部ヴァーチャル・ドリーム…って確か大昔に荘子が夢想したことですよね。黒兵衛と散歩。ワン。庭は庭師さんたち3人が入ってくれて一日がかりで綺麗になる。1人はスリランカの人。正月の準備。春陽堂のネット連載原稿を書いたところでamazonからDVDが3枚届く。少し前に名作『25時』のDVDを買ったら復刻シネマライブラリーのカタログが入っていたのでどーしても見たい映画を注文。シドニー・ルメット監督ロッドスタイガー主演『質屋』。昔カットリック系の中学校に通っていたころ学校で見せられて感激したアンソニー・クイン主演『バラバ』。黒澤明の『羅生門』をアメリカ西部劇に翻案したポール・ニューマン主演『暴行The Outrage』。『質屋』のオープニングの美しい白黒映像とタイトルバックのクィンシー・ジョーンズのジャズを聴くだけで感激。『バラバ』はポンシオ・ピラトのイエスの裁判から始まるのか。『暴行』は電車を待つ停車場のあばら家に雨がザアザアと降ってる。『羅生門』と一緒ですね。最後に赤ん坊は出てくるのかな。と3枚のDVDをつまみ食い。amazonでしか買えない(店に置いてない)ので仕方なくamazon利用を始めたけどヤバいなあ。バカバカ買ってしまいそうやなあ。クレジット利用だけは止めとこ。時代の流れにできるだけ逆行するか抵抗するのが賢明な生き方でしょうから…。今夜も孫と一緒のベッドでおやすみなさい。

12月25日(火)
クリスマス。朝起きて孫と黒兵衛と散歩。年の瀬も押し詰まってのクリスマス。イエスの誕生日が年の瀬になったのは神の計らいか?でなければサンタクロースも生まれませんからね。ワン。雪と氷でないとクリスマスの雰囲気も出ませんね。ワン。年の瀬の慌ただしきにパレスチナ雪は降らねど神の子は降る。ワンワン。終日デスクワーク。北國新聞の連載コラムを書きあげる。原稿はネット連載があと1本。書きあげるつもりがヤッパリ締め切り日にならないと書けないのが物書きのSAGAか。それほど大問題でもないだろうが書けんモノは書けん。晩飯はクリスマスだからというわけではないけれどお隣さんからいただいたシャンパンを開ける。美味い。夜は孫と一緒に寝る。孫はドリトル先生アフリカ行き』を読みながら。俺は『ギリシア人の物語』を読みながら。

12月24日(月)
朝起きて黒兵衛と散歩。クリスマスイヴ。ワン。とはいえ臨済宗の我が家にはさほど関係なし。イエス。つまらんギャグや。それはメル・ブルックスが映画『珍説世界史partU』の最後の晩餐の場面で使ってましたね。Oh Jesus!とメルが叫ぶと本物のJesusがYesと答える。それが3〜4回売り返される。日本人にはJesusもYesもイエスだから二重のギャグになってましたね。ワン。てなことには何の意味もなく終日デスクワーク。手っ取り早く年内の仕事を片付けようとしても締め切りが迫らないとナカナカ気合いが入らず。塩野七生『ギリシア人の物語』に手が伸びる。世界史で憶えたBC480年テルモピレーの戦いやサラミスの海戦がこれほど面白くスリリングな瞬間だったとはこの歳になるまで知らなんだ。といって丸暗記が悪いとは思わない。年代と単語を知ってるだけでも理解につながりますからね。さらにオペラが好きだとヘンデルの名曲『オンブラ・マイ・フ』がオペラ『セルセ』のなかに出てくるアリアでセルセXERXESはペルシア王のクセルクセスこと(イタリア語読み)という関係も出てきますねえ。オペラと世界史。いつかオペラ講座でやりたいですね。確か著者(塩野七生さん)はイタリア在住だからかサッカーのゾーンディフェンスとかカテナチオという言葉が戦争の解説に飛び出すところが面白い。孫は友人宅に泊まってクリスマス。もうひとりの孫は母親(次女)とともに帰宅。高橋大輔は喜びも中ぐらいなりおらが2位でしょうね。あの演技なら追い抜く若手がもっと出てこないとダメですね。

12月23日(日)
天皇誕生日。朝孫と一緒に黒兵衛と散歩。ワン。ドリトル先生もイイけど宮沢賢治も読みなさい。『風の又三郎』とか『セロ弾きのゴーシュ』とか『銀河鉄道の夜』とか。ワンワン。終日デスクワーク。コラム1本仕上げて残るは2本とラジオ1回とテレビ1回で今年も終わりか。今上天皇が記者会見。戦争のこと。震災のこと。その言葉のひとつひとつが心に染みる。安倍首相の心にも染みているのだろうか?孫家族は友人宅へ遊びに行ったのでヨメハンと外食。大船ルミネ『つばめグリル』のハンバーグと牡蠣フライは本当に美味い。帰宅してフィギュアスケート女子。紀平を上まわった坂本は見事でしたね。しかしフィギュアを見るたびに思うことですが楽曲の紹介はアレでいいんですかねえ。『ピアノ協奏曲イ短調』『ピアノ協奏曲ヘ長調』『ピアノ協奏曲第2番ハ短調』と言われてもワケがわからんでしょ。そこはやっぱりグリーグの…とかガーシュインの…とかラフマニノフの…と作曲者も言うべきですよね…と思っていたら続けてN響の番組を見てまたもやガックリ。フェドセーエフ指揮のチャイコフスキー交響曲第5番の大熱演も良かったしシルヴェストリの熱狂的な指揮によるリムスキー=コルサコフの『スペイン奇想曲』も凄かったしサヴァリッシュ指揮のベートーヴェン7番も白熱していた。けど終わったらそれらの演奏のデータ紹介がない。途中から見た視聴者にはそれらの演奏が何年何月だったのかわからない。クラシック・ファン以外の人が偶然チャネルを止めて何やら凄い迫力だなぁと感心しても楽曲名すらわからない。NHKのクラシック番組はクラシック音楽を広めようという気持ちが欠けてますねえ…と番組審議委員の時に会議で何度も言ったけど改められませんね。NHKのクラシック音楽の担当者は上から目線でワカル人にだけ解ればイイと思ってるとしか思えませんね。残念なことです。

12月22日(土)
朝孫と一緒に黒兵衛と散歩。ワン。そうか。ドリトル先生読み始めたか。タイトルを見ているだけでも面白そうか。ドリトル先生アフリカ行き。ドリトル先生月へゆく。ドリトル先生月からかえる。爺が読んだのは小学5年の時だから2年ならタイトルだけでも十分。ワンワン。ドリトルという名前は英語のドゥー・リトル。小さなことしかできない人。その小さなことが動物と話せるということだから素晴らしい。ワン。チョイと仕事のあと今日も品川から新幹線。今日は名古屋へ。栄中日文化センターで毎月一度のオペラ講座はヴェルディ『アイーダ』の3度目第3幕。有名な凱旋行進曲も終わってイヨイヨ面白い人間ドラマが開幕。アイーダと父親の葛藤。ラダメスとアイーダの愛とラダメスの祖国への裏切り。ヴェルディの音楽が素晴らしいですねぇ。音楽が心の動きのすべてを語ってますねえ。だから物語の矛盾などどーでもよくなりますねえ。パヴァロッティとミラノ・スカラ座や1961年に来日したデル・モナコ&トゥッチ&シミオナートの舞台を楽しんでもらったりマゼールの指揮の特徴や以前黒柳徹子さんや富士真奈美さんから聞いたデル・モナコのエピソードなどを紹介して(この最高の声の持ち主は舞台に出る前に歌えないと震えていたのを夫人が尻を蹴飛ばして舞台に上げたそうですね・笑)講座修了。皆さん良いお年を…と別れたあと日経新聞の小生の連載を読んでいた受講生の方から渋谷の文化村美術館での展覧会にクラムスコイの『忘れえぬ女』が展示されていることを教わる。文化村の情報はイロイロ得ているはずなのに知らなんだ。それは是非とも行かねば。また別の受講生の方から今年のレコード・アカデミー賞の大賞を受賞したクルレンツィス指揮ムジカエテルナのマーラー『交響曲第6番悲劇的』が素晴らしい演奏だから是非とも聴いてほしいと言われる。クルレンツィスの指揮は小生も『春の祭典』で感激していたのでこのCDは是非とも買わねば。いつも講座のアシスタントをしてくれているKクンにお歳暮(三ヶ日みかん)の御礼を言ってスタッフの方にも良いお年をの挨拶をして新幹線で帰鎌。年の瀬もおしつまってきましたねぇ。

12月21日(金)
朝黒兵衛と散歩。ワン。携帯に『ひるおび!』から電話。昨日のスポーツ・インテグリティ・フォーラムでの映像と『あさチャン』へのコメントを使わせて欲しいとの申し出。喜んで承諾。ワンワン。帰宅してチョイと仕事のあと品川へ。新幹線で大阪へ。読売テレビ『そこまで言って委員会』出演。青島健太さん溝口紀子さん千葉真子さん松尾勇治さん岩本勉さん貴闘力さん…らと今年のスポーツ界を振り返ってアレコレ話す。収録が始まる前にスタジオの外で貴闘力さんに「昨日貴乃花さんも来た衆議院での会議に出ましたけどヤッパリ参議院選出馬で決まりですね?」と少々カマをかけた言葉で話しかけると「いや…それは…」と苦笑いしながら「ないでしょう…皆さんの驚かれる方向でしょう…」そこでピンときたので「昨日の会議でも熱心に聞いておられたようだから勉強されたいみたいですね?」と言うとニヤリと笑ってスタジオへ。当たっているか違っているかわからないけど桑田真澄さんのように大学院への入学は不可能だから聴講生にでもなるのかな?馳浩さんは残念がるかな?辛坊二郎さんの司会で楽しくアレコレ話して(放送は来年1月13日だそうです)タクシーで新大阪へ。しまった!なだマンの弁当とマイセンのカツサンドをもらって変えるのを忘れた。仕方ないので辛子明太牛タン弁当とビールを買って新幹線で帰鎌。車内で塩野七生『ギリシア人の物語』(新潮社)を読み進む。以前買ってオリンピックの部分だけをツマミ読みしていたのを全部読み出す。面白い。ペルシア戦争での古代ギリシアの政治家の動き。なるほど政治というのは職業でも技術でもなく高度な緊張を要する生活なんですね。

12月20日(木)つづき
TBS『ひるおび!』で相撲協会が暴力禁止規定を出したことについてアレコレ話す。【暴力とは身体に対し不当な有形力(物理的な攻撃)を加えることをいう】という定義を大前提に「暴力禁止」を主張していることに大きな違和感。精神的暴力(パワハラ)はやってもいいの?若い行司に対するセクハラ事件もあったんですけど…。おまけに相撲協会の配布したPRESS RELEASEの表紙にゆるキャラの「せきトリくん・ひよのやま」のイラストが…。暴力をなくそう書類に何か巫山戯た雰囲気が漂うことを協会の人は気づかないのかな?『ひるおび!』を終えて飛び出し。タクシーのなかでメイクを落として衆議院第一議員会館へ。1時半からのスポーツ・インテグリティ・フォーラムに間に合って大会議室に入ろうとすると聴講するだけと思っていたのがアドバイザリーボードの一員としてプロジェクトチーム座長の遠藤利明議員やアドバイザチーボード座長の境田正樹弁護士の後ろに座らされる。隣は公認会計士の國井隆さん。あとで元阪神タイガースの選手で公認会計士になった奥村武博さんを紹介される。こんなセカンドキャリアの人もいるのだ。大きな円卓の正面に産経の佐野慎輔さん。2〜3人横に長田渚左さんを確認。山下泰裕さんに挨拶したところで会議が始まる。柔道協会の配布したパンフレットは見事。タイトルが「柔道界からパワハラをなくそう」ですからね。相撲界の「暴力禁止」とは大違い。しかも事細かに現実に起こったパワハラや暴力の例が記されている。@身体への攻撃A精神的攻撃B人間関係の切り崩しC(稽古での)過大な要求D(同)過小な要求(稽古をやらせない)Eプライバシーの侵害…身体的暴力しか指摘していない相撲界とは大違い…といったことを感じながら遠藤議員や山下さんや横峯さくらさんや車椅子の大日方邦子さんや遅れてきて小生の前に座った鈴木大地スポーツ庁長官などの話しに耳を傾けていたので貴乃花元親方が議場に入ってきたのに全然気づかなかった(ジャーナリストとしては失格ですね(>_<)会議のあと全員で記念写真との呼びかけがあり司会の女性が「貴乃花親方も写真ご一緒に」とマイクで言ったので存在にはじめて気づく。がサッサとその場を立ち去られたようだ。会議が終わって遠藤議員に「次は落語を誘ってください」と挨拶(遠藤さんが落語議員連盟の一員であることを今朝の東京新聞で知った)。鈴木長官と少々今日の会議の内容と今後の実践について佐野さんや長田さんと一緒に少々話して地下鉄へ。東京経由で帰宅。TBS『あさチャン』から貴乃花元親方について問い合わせの電話。全然気づかなかったけどスポーツ界の暴力禁止のインテグリティに関する勉強にはなったはずと答える。貴乃花さんを呼んだのは東京大学の理事でもある境田弁護士だったようで彼の今後の動向については翌日(21日)に大阪のテレビ局で貴闘力さんから興味深い話を聞くことができた。

12月20日(木)
朝起きて黒兵衛と散歩。ワン。さっさと済ませて資料やイロイロ準備して大船へ。東海道線で新橋へ。タクシーで赤坂TBSへ。『ひるおび!』生出演。本番が始まる前の大隅潔さんの話に大至さんも小生も大爆笑。本番前の打ち合わせで話したことを忘れるほど…とここまで書いたところで出かける時間となりました。貴乃花元親方がとつぜん『スポーツ・インテグリティ・フォーラム』に出てきて小生の真ん前(といっても距離はあったけど)に座ったことも含めて続きは明日にでも。失礼。

12月19日(水)
朝起きてRKB毎日放送『インサイト・アラカルト』電話出演。先週土曜日に栄光学園OBフォーラムでサッカー・ジャーナリストの大住良之さんから教えていただいたロシアW杯の素晴らしさを紹介。「お・も・て・な・し」とは各ヴォランティアの親切心の問題でロシア人にはそれが見事に備わっていたこと…スポーツのビッグイベントの意義(たとえばW杯なら差別なき社会・オリンピックなら世界平和)が薄らいでいる今日ひとりひとりの「おもてなし意識」が如何に大事か…と大住さんはおっしゃってましたねえ。ラジオのあと黒兵衛と散歩。ワン。新しく買った靴がまだ慣れなくて痛い。まぁ靴なんてそんなもんです。こっちが合わさなきゃ。ワン。女房も同じ。いや。旦那も同じと女房も思ってるんでしょうねぇ。ワンワン。終日デスクワーク。春陽堂のネット連載「スポーツって何だ」の第7回を書く。8回9回と一気に…と思うがナカナカそうはいかない。テニスの話でフランス革命の「テニスコートの誓い」を調べ直したり。1リーブル=20スー=240ドゥニエを調べ直して「賭けテニス」の実態を調べ直したり。そー言えば中野京子さんがカラヴァッジョが賭けテニスで乱闘をしたとか書いてたな…と思うと『ハプスブルクの12の物語』(集英社新書)を読み直したり…で結局連載1回分しか書けなかった。おまけにカラヴァッジョと賭けテニスの話は『ハプスブルク』ではなく『ルーヴル』のほうの本でした…とかなんとかで晩飯前にビールでも飲め…と思ってるとTBSから「ひるおび!』出演依頼の電話。明日は『スポーツ・インテグリティ・フォーラム』が1時半からあるけどギリギリ間に合いそうだから(TBSと衆院議員会館は近いですからね)引き受ける。さっそくTBSから送られてきた相撲協会のプレスリリース資料等に目を通す。そうか。物理的暴力規定はあっても精神的暴力規定はないのですね。これは問題だな。おまけにPRESS RELEASEの表紙におすもうさん(力士)のゆるキャラのトボケたイラスト。暴力禁止規定の書類にコレはないですよね。まるでフザケてるみたいですよ…相撲協会さん!

12月18日(火)
朝起きてエエ天気の下で黒兵衛と散歩。ワン。一度虎太郎と散歩に出ればどーなるのか?猫に首輪を付けて一緒に歩くことができるのか?…と思っていたら道路でひなたぼっこしていた近所の野良猫めがけて黒兵衛がダッシュ。悪気はないのだが家で虎太郎と仲良くしているので他の猫とも仲良くしたいらしい。ワン。もちろん相手は猫でも犬でも黒兵衛の大きさと迫力を怖がって逃げる。犬も人も外見だけで評価してはイケマセンね。ワン。根は優しい犬なのにね。わんわん。今日も終日デスクワーク。午後からダイニングとリビングの本棚整理。子供用の岩波少年少女文学全集と井伏鱒二・訳ドリトル先生シリーズ全12巻を子供部屋へ移動。『風の又三郎』や『銀河鉄道の夜』は読み直してみようかな。古本屋に売却する本をどっさり移動したりDVDブックを並べ替えたりしてヘトヘトに疲れる。チョットした片付けでこれだけ疲れていてはモウ大掃除などは無理ですナァ。掃除屋さんが儲かるはずだ。まぁぼちぼち年末の片付けをしなければ。年賀状はどーしよーかな?

12月17日(月)
朝起きて土砂降りの雨のなかチョット雨が小止みになったのを見計らって黒兵衛と散歩。ワン。今年の年賀状はどーするか?去年は結局バタバタするなかで出さないまま終わってしまった。なし崩しというのは好きじゃないから何とかするか。ワンワン。しかし…なし崩しは得意だからナァ。ウウウーッ。終日デスクワーク。週末のオペラ講座のレジュメや資料を仕上げる。テーマはヴェルディの『アイーダ』だけどBGMは若きバーンスタイン指揮NYフィルのベートーヴェンの交響曲。これは何度聴いても凄いですねえ。面白いですねえ。若さで切れ味抜群ですねえ。2番5番も凄いけど4番7番なんか後にクライバーのやることを全部先取りしてますね。やらなければならないことがいっぱいあると本を読み出したくなる。以前途中で読むのを放棄した塩野七生『ギリシア人の物語T民主制のはじまり』(新潮社)。2020年までには読んどくべきですからね。うん。オリンピックのこともスパルタのスパルタ教育もアテネのソロンの改革も面白い。そうか。スパルタは市民が身体を強靱に鍛えてもオリンピックではあまり勝てなかったのですね。兵士の身体と競技の身体は別物でオリンピックはやっぱり平和の祭典なのですね。札幌の大爆発は知人友人は大丈夫だったかな?年の瀬は予期せぬことが起こりますね。

12月16日(日)
朝起きて黒兵衛と散歩。with孫。ワン。昨晩我が家にやって来て泊まったので一緒に散歩。ワンワン。藤子・F・不二雄ミュージアムで買ったオバQの漫画が面白いというので漫画は自分ならここはこうする…そうすればもっと面白くなる…と考えながら読みなさいと教えてやる。終日デスクワーク。孫は背後でオバQ。BGMはカール・ベームのワーグナー『序曲前奏曲集』この演奏は何度聴いても凄いですねえ。とくに『リエンチ序曲』と『名歌手前奏曲』は白眉ですねぇ。夕方孫と一緒にコンビニへ買い物。子供の歩くスピードってのは結構速い。晩飯にかつ丼食ったあとで『ダーウィンが来た』で猿を見て孫と風呂。焼酎呑みながらヤルヴィ指揮N響のドビュッシー。続けてオルフと思ったけど何やら疲れたので(孫との散歩と買い物が原因?)サッサと寝る。あと締め切りは4本テレビ2本講座1本ラジオ2本で今年も終わりか…。

12月15日(土)
朝起きて黒兵衛と散歩。昨晩から中野京子さんの『名画で読み解くブルボン王朝12の物語』(光文社新書)読み出す。この本は以前ヴェルサイユ宮殿・ポンパドール夫人・フランス革命・ナポレオンなど興味のあるところだけを飛ばし読みしたのでもう一度読み直したくなった。漱石は『草枕』で本は途中から読んだり偶然開いたところを読んだりするのが面白いといったことを書いていたのでその影響か?ワン。しかしA型人間はやっぱりそれでは治まらず頭からきちんと読み直したくなる。ワン。犬もそうだよな。ワンワン。猫は違うな。にゃ〜ん。昼からご近所徒歩5分の栄光学園へ。栄光学園OBでサッカー・ジャーナリストの大住良之さんのお誘いで第10回栄光OBフォーラムにシンポジウムのパネラーとして参加。テーマは今年行われた「ロシア・ワールドカップは世界を変えるか?」というもの。校長先生とOB会長の挨拶のあと前半第1部は西ドイツ大会以来ずっとW杯を取材している大住さんの講演。ロシアW杯でのロシア人の見事なボランタリティやおもてなしを紹介。巨大スポーツイベントがそれ自体では多くの問題ばかりをはらむなかで個人個人の温かい交流こそ世界平和につながるという結論は素晴らしかった。第2部はロシアビジネス専門コンサルタントの菅原信夫さんの司会で東京有明医療大学教授で元サッカー協会理事でドーピングの権威である福林徹さんと大住さんと小生でスポーツ界の様々な問題について討論会。小生の孫が小学生ですので中学入試の時はよろしくという挨拶はウケた(笑)。ただし大住さんか御近所枠はないですよと笑顔で窘められる(爆)。小生以外の方々は皆栄光OB。ただ小生の母校もカトリック系進学校で英語の教科書は栄光が作ったものを使っていた。それにあんまり大学受験を五月蠅く言わない校風や進学校の割にはクラブ活動が盛んな校風も似ていて違和感なく参加。まぁいやなガリ勉野郎や官僚出世欲野郎もいました(いるでしょう)けどね。ドーピングのこと様々なスポーツ界の事件のことなどいろいろ話して最後のロシアW杯ではロシアン・マフィアは動かなかったの?という小生の質問に大住さんは現場ではまったく感じなかった。続けて菅原さんが一番上のトップがロシアン・マフィアでそれがW杯を成功させようとしました方ね。その言葉に大爆笑納得の楽しいシンポでした。終了後懇親会に参加したあと大船に出て買い物いろいろ。黒兵衛との散歩の時の靴の底が抜けたので新しいのを買ったり孫のクリスマスプレゼントの本を買ったりして久しぶりに「鮨処もり山」へ。初対面の御近所さんもいたりして美味しくいただてフロ&ネル。

12月14日(金)
朝起きて黒兵衛と散歩。ベストセラー『ホモ・デウス』は世の中から戦争と疫病と飢えが放逐されてその後の社会と人間についての考察だった。そこでホモ・サピエンス(賢い人)はホモ・デウス(神の人)になるとか。でも最近の中国と米国の関係を見ると新たな戦争のカタチが見えてきましたね。ワン?20年ほど前に中国へ行ったとき通訳を務めてくれた中国人の菅さんが「いずれアメリカ中国戦争なります。そのとき日本どっち付きます?」なんて言ってたな。その「問い」がだんだん現実になってきましたね。ワン。今必要なのは聖徳太子や天智天皇の知恵かも?ワンワン。わかっとるんかいな?ワン。終日デスクワーク。書評を依頼された分厚い本が思っていたほど面白くなくて狙いもわからなくていくつか間違いも発見してしまって困り果てる。やっぱりやめとくか。で担当者に電話。やっぱり書評に書くなら瑕瑾はあってもコレは面白い!という本を取りあげたいですからね。晩飯&風呂後の映画劇場は馬鹿息子が置いていったエイリアン全集DVDの『エイリアン4』。コレだけまだ見てなかったから…と思ってプレイヤーにかけたけどサイテーの映画でしたね。シガニー・ウィーバーがサイボーグで復活してたけど水中シーンは『ポセイドン・アドベンチャー』でラストシーンは『猿の惑星』。新鮮味なし。エイリアンは1と2だけで十分ですね。ギーガーのデザインした宇宙船やエイリアンが最初に登場したときはショックで素晴らしかったけどその後の物語はハリウッド・テイストでダメですね。

12月13日(木)
朝起きて黒兵衛と散歩。今日は親父の命日か。ワン。生きていたら大正7年(1918)年生まれだからちょうど100歳か。人生百年時代なんて不要ですね。ワン?モーツァルトは享年(満年齢で)35。バッハは65。ベートーヴェンは56。ワーグナーで69。長生きしたヴェルディで87。マーラーで50。R・シュトラウスで85。画家ではカラヴァッジョは38。ラファエロは37。ダ・ヴィンチは67。ミケランジェロは88。ゴッホは37。モネは86。エゴン・シーレは28。クリムトは55。ピカソは91。ホッパーは84。ベン・シャーンは70。やっぱりピカソは凄いね。ワン?ま。どーでもええか。ユダヤ・ジョークだったかアイリッシュ・ジョークだったかで百歳まで生きる方法というのを読んだことがある。99歳まで何とか頑張って生きろ!あと1年くらいどうにかなる。ワンワン。百歳以上生きた傑物っているのかな?私が実際に逢った老人のなかで最高の傑物は加藤唐九郎氏でしたね。70歳を過ぎてツナギのジーンズ姿でダンプカーの運んできた陶土と格闘されたあと二人でビールを20本以上飲み(「このビール瓶は底に穴が空いとるぞ」なんて笑顔で言われたなぁ)コロと呼ばれる冷やしうどんを2杯平らげて小生は1杯しか食えず「若いのに胃袋小さいのう」と言って深夜に陶器作りの轆轤に向かわれた。翌日の昼間に御自宅で「唐九郎さんが凄いと思った人物は?」と質問すると「ピカソじゃな」と言って「ばあさ〜ん!ピカソにもろたデッサンがあったじゃろ!」と大声を出すと遠くから「タンスの下の引き出し!」という声が聞こえたので「そうじゃった。そうじゃった」と言いながらタンスの下の引き出しを引っ張り出されると何枚ものデッサンや絵が描かれた画用紙がいっぱい重なり合っていてそのなかの1枚を「これじゃこれじゃ」と引っ張り出されたときにビリビリーッとピカソ直筆の鳩のデッサンが真ん中から破れてしまった。「ばあさーん!セロテープ!」私は唐九郎さんほど豪快な人に出会ったことがない。いろいろな茶碗も持たせてもらったが重厚感のあるどっしりした歪んだ茶碗のあまりの軽さに驚いた。享年88。魯山人は76。ま。人間。長さでなく密度ですね。ワンワン。終日デスクワーク。よーやく本ホームページの原稿が仕上がった。酒呑んで寝よ。

12月12日(水)
朝起きてRKB毎日放送『インサイト・アラカルト』電話出演。体操協会の第三者委の結論を批判。あの報告書ではすべてのパワハラがパワハラではなくなりますよね。そのあと大相撲の付け人問題について芸能界などの「付き人」は自分で就くから「付き人」。角界では親方が「付ける」から「付け人」と説明したあと相撲ジャーナリストの荒井太郎さんに教えてもらった「付け人制度」の素晴らしさを紹介。それは奴隷や僕(しもべ)やアッシーではなく関取に対する教育者でもある。角界の風習やしきたりを教えたりマスコミの対応を教えたり次の対戦相手との闘い方をアドヴァイスしたり…。それらの仕事をこなしてることが理解されなくなった部屋が増えたことこそ角界の堕落と言えるのでしょう。終日デスクワーク。晩飯&風呂のあとサッサと寝ようと思ったところがNHKの小泉信三のドキュメンタリーを見入ってしまう。皇太子の教育係として昭和時代を過ごし天皇即位して平成になってからもアドヴァイスを続ける。天皇としてどういう言動を取れば象徴天皇たり得るのかを指導した者こそ小泉信三だったのですね。これぞまさに優秀な「付け人」と言えるのかも。小生は小学生の時に(中学生だったかな)読んだ小泉信三の文章に違和感を覚えていた。それは野球で内野ゴロのたびに一塁手のバックアップに入るキャッチャーの努力を讃えたものだったでプロテクターやレガーズを付けて誰にも注目されない動きを繰り返すのはエライというものだったが小生にはそれは野球というスポーツのなかでは当たり前の動きとしか思えなかった。何を大袈裟に誉めるのか…と訝るほかなかった。今もその考えは基本的に変わらないが小泉信三という人物の謙虚さが素晴らしい象徴天皇としての国民に寄り添う今上陛下の誕生につながったのでしょう。そのことを安倍首相はわかってないようですねえ。

12月11日(火)
朝起きて黒兵衛と散歩。ワン。体操協会のパワハラ調査第三者委員会の結論は最悪でしたね。ワン。まずパワハラの定義が間違ってる。被害者の側に立ってない。だから不適切な言葉があってもパワハラでないなどという形ばかりの結論が導き出されてしまう。最初から結論があったのかな?ワンワン。それに第三者委が記者会見をしないのも最悪。ワン。協会への報告でいいと考えたなんて言い訳は事件を社会的に考えていない証左。あ。そうか。協会の調査ですから第三者委も協会内部の機関だったのですね。ワン。宮川選手が可哀想。日本の女子体操はこれから上手くゆくのかな?ワン?終日デスクワーク。少々落ち着かないのはamazonから映画『25時』のDVDが今日届くとの連絡があったから。小生が高校生の時に京都新京極の美松映画館で日活ロマンポルノを見ようと思って入った映画館が3軒並んでいる映画館の名画座系に入ってしまってナンジャコリャ?と思うウチに第二次大戦の悲劇に大感激。その後すぐに高校の公衆電話の横でノーベル賞作家ゲオルギウの原作を拾って読んでこれまた大感激。超因縁の映画のDVDが発売されたと本HPの読者がメールをくれてamazonに注文したのだ。夕方届いて早速晩飯映画劇場。監督はアラン・ドロンとジャン・ギャバンの『地下室のメロディ』で有名なアンリ・ヴェルヌイユ。他にも『シシリアン』『ヘッドライト』などの名作がある。主演は小生の大好きなアンソニー・クイン。ヒトラーの台頭で第二次大戦が始まろうとしていた時期。ルーマニアの片田舎で幸福に暮らしていた男が美人の妻(ヴィルナ・リージ)に横恋慕した憲兵のためにユダヤ人とされ強制収容所に送られる。何年かの強制労働のあと仲間とブダペストへの脱走に成功するが今度はユダヤ人でないことからユダヤ人仲間の救済を受けられずハンガリー人でもないとわかってドイツの強制収容所へ送られる。そこでナチスの将校から顔つきが純粋ゲルマン人と認定されナチスの親衛隊の一員となり宣伝ポスターや雑誌にナチスの軍服を着た姿が使われる。そんなところへアメリカ軍を中心とする連合軍が攻め寄せて今度は連合軍の捕虜となり戦犯として軍事法廷で裁かれる。その裁判では夫を待ち続けた妻の手紙で…詳しく書くことは止めよう。皆さん是非とも見てください。あらゆる意味で素晴らしい映画です。安倍首相も見てください。普通の人間がどれほど戦争に振り回されて不幸になるのか…最後に主人公は20年ぶりに妻の元に帰ります。そこへマスコミの記者が駆けつけて感動の対面の場面の写真を撮ります。「サア笑って。笑って…」という記者に対してアンソニー・クインの引きつった顔……。半世紀ぶりに見た名画にまた泣いてしまった。この映画をDVDで販売した会社は他にも埋もれた名画を復刻している。カタログを見ると『バラバ』(キリストの代わりに磔刑を免れた強盗で主演はこれもアンソニー・クイン。監督は巨匠リチャード・フライシャー)『質屋』(シドニー・ルメット監督ロッド・スタイガー主演の名画。ポーランドで家族をユダヤ人収容所に入れられてどん底に落ち込んだ大学教授がニューヨークで質屋を営むウチに再び人間性に目覚める)ほかイッパイ見直したい名画がある。見なきゃ。マルチェロ・マストロヤンニ主演ルキーノ・ヴィスコンティ監督アルベール・カミュ原作の『異邦人』もDVDにならないかなあ…。

12月10日(月)
朝起きて黒兵衛と散歩の前に『ZAITEN』連載の原稿書き。下書き段階で小休止して黒兵衛と散歩。ワン。帰宅して原稿…と思ったけど早朝に書き出したテーマがどうも面白っくない。しっくりこない。サッカー・クラブのパリ・サンジェルマンが発行した仮想通貨の話題で書き出したけどもっと調べなければ…ということで貴ノ岩の暴行事件と引退と相撲協会の無策について…に変更。暴力事件についての指針を出すと言いながら出していませんからね。体罰と暴行で育った親方たちにはそもそも無理な注文か?午後から浜松町へ。今日の『ニューズ・オプエド』はゲストに早大の友添秀則教授を迎えてスポーツ・インテグリティについて話していただくことにしていた(インテグリティという言葉はコレまで注釈を入れてましたがコンプライアンスやガバナンスと同様もう周知の言葉としてーちょっと無があるのは承知の上でー使いますね)。ところが友添先生が文科相の階段で転んで骨折という緊急手術&入院の大怪我をされたので急遽相撲ジャーナリストの荒井太郎さんとサッカー・ジャーナリストの大住良之さんに来ていただき貴ノ岩問題と付け人問題やJ1入れ替え戦&注目する人の少なかった天皇杯決勝の話題などを存分に話していただく。付け人は決して奴隷や僕(しもべ)ではなく若い関取を教育する指導者でもあり本来は素晴らしいシステムであるという荒井さんの話は注目すべきものでした。大住さんは森保ジャパンに川口コーチが加わったことを高く評価。来年が楽しみですね。ゲストの二人やスタッフとは来年の新年会を予定していたが忘年会に急遽変更。1年間お世話になった皆様に感謝の気持ちを込めてアジフライを奢らせていただきました。アジフライと馬鹿にすることなかれ。スタジオ近くの海鮮料理「御厨」のアジフライは美味いのだ。さらに日本酒に詳しい荒井さんに「貴」などの美味しいお酒を選んでもらってワイワイガヤガヤ。楽しい一時でした。

12月9日(日)
朝起きて黒兵衛と散歩。ヨメハンと一緒にコンビニまで。ワン。外で買い物が済むのを待ってると中年男性から「可愛いですね。名前は?」と聞かれたので「真っ黒クロベエ」と答えるとプッと吹き出し笑い。まぁそのまんまの名前ですからね。ワンワン。終日デスクワーク。PR誌『FORUM 8』の連載と春陽堂のネット連載の連載原稿を仕上げる。あと1本が書けないまま晩飯オペラ劇場はモネ劇場大野和士指揮の『アイーダ』。全登場人物が人形のような動き。古代エジプトの寓話にしたい演出の狙いはわかるけど凝り過ぎですね。紀平梨花グランプリ初出場で初優勝の情報はネットで入ったものの放送は午後9時から。Eテレ『日曜美術館』でムンクの絵を楽しむ。昔五木寛之さんに「あの絵(叫び)は冬のノルウェーではよく見る顔だよ」と言われたのを思い出す。ホンマカイナと思ったが何やらわかるような気もする。上野の美術館へ行かねば…と思いながら風呂。あがって酒呑みながらサイモン・ラトル指揮ロンドン響のラヴェル『マ・メール・ロワ』。ラヴェルのサウンドは綺麗ですね。しかしNHKのクラシック音楽解説は初心者向きではないですね。クラシック音楽を広めようという意識擦らない。『マ・メール・ロワMa Mère l'Oye』が童話集『マザー・グースMother Goose』のことだということくらい説明してもいいのに。いやコレはNHKだけの問題でなく日本のクラシック音楽解説者たちの高慢さの表れかもしれませんね。「高尚な音楽」を「ワカル」のは俺たちだけで初心者は勉強しなさいね…と上から目線で見下ろす。ラヴェルの『亡き王女のためのパヴァーヌ』だって一番よくわかる解説を読んだのは中野京子さんの『はじめてのルーヴル』(集英社)で24歳の音大生だったラヴェルがベラスケスの『王女マルガリータの肖像』を見たときのエピソードですからね。長くなるので引用しませんが日本のクラシック音楽評論家たちの権威主義にはウンザリしますね。しかし紀平梨花の演技がナカナカ始まらないのでシマノフスキのヴァイオリン協奏曲も聴いてしまう。なるほどラトルが解説したように官能的な音楽ですね。ヴァイオリニストのジャニーヌ・ヤンセンは美人ですね。続けてヤナーチェクの『シンフォニエッタ』。これはズラリと並んだブラス(金管)の分厚い響きが面白く村上春樹の『1Q84』の冒頭にも日常の高速道路から非日常の異次元の世界に入るときに鳴り響いた音楽。しかしザギトワや紀平の演技が始まったのでフィギュアを見てから録画で音楽を堪能。紀平のスケーティングはいいですねえ。ラトルのヤナーチェクもよかったですねえ。しかしフィギュアスケートの音楽の解説も乱暴ですねえ。昨日だったか「音楽は前奏曲です」なんて紹介をしたアナウンサーがいたけどコレでは意味不明ですよね。寝よ。

12月8日(土)
朝起きて黒兵衛と散歩。ワン。日馬富士事件や貴ノ岩事件は国会で問題になった中途半端な移民政策の入管法改定案の問題にもつながるかな?ワン?日本語も特殊技能も身に付けても日本人にはなれない(日本人として認められない)わけだよね。ワンワン。国会はもっと本質的なこと(人口減少社会に真に必要なこと)を話し合うべきですね。2020東京五輪のあと大阪万博で札幌冬季五輪。60年代の高度成長の再現など不可能でしょ。1964年の東京五輪の翌年から赤字国債の発行が始まったことを考えると国の赤字が増えるだけでは?水道の経営を民間に任すくらいなら何の役にも立たずに(トランプ大統領にゴマするだけの)1機147億円もするF35戦闘機を買うのを止めて(100機以上購入の予定らしい!)水道管を新しくすることに回してはどうなんでしょうねえ?ワンワン!終日デスクワーク。夜はフィギュアスケート見ながら晩飯。紀平梨花すごいですねぇ。と言っても今日は男子フリー。全体的にレベルダウンに見えるのは羽生不出場のせい?ルール改正のせい?宇野昌磨はどこで一皮脱皮できるのかなぁ?

12月7日(金)
朝起きて黒兵衛と散歩。ワン。元気良し。師走なのに暖かい陽射し。ワンワン。帰宅して準備して東海道線で新橋へ。晴れた日はタクシーに並ぶ人の行列はなし。しかし昨日の長蛇の列はちょっと異常でしたね。雨のせいだけではなさそうだった…と思いながら赤坂TBSへ。『ひるおび!』生出演。大隅潔さんと御一緒。貴ノ岩の暴力事件について。貴ノ岩が引退するか否かについて大隅さんは「独身で部屋で寝起きしてないのは次の生活を考えてるんじゃないか」小生は昨日のテレ朝での発言に続いて相撲協会の周知徹底の不備を指摘。責任は協会理事にもありますよね。加えてスポーツ庁とスポーツ団体による新たなスポーツ団体監視システムの円卓会議が発足したが相撲協会は含まれていないのが問題との話もできる。相撲協会はJSPO(旧体協)にもJOCにもJSCにも加盟してませんからね。要するに大相撲は組織的にもスポーツ団体ではないのですね。まぁ長く日本的な文化を維持してきた団体ではあるので公益財団法人に認定するのはいいのかもしれませんが丁髷を結った格闘技はエスニック・スポーツであり(グローバル・スポーツではなく)相撲協会という組織も非民主的で例外的(親方制度・付け人制度・一門制度…なんて近代スポーツではあり得ませんからね)だということを誰もが基本的認識として共有するべきですね。いろいろ話して大隅さんに「良いお年を」と挨拶すると「まだまだ問題が出るから玉ちゃんとは年内にマタ会うんじゃないか」と苦笑い。テレビ局のクルマで帰宅。メールの返事その他雑務で時間を取られて原稿書けず。今日の締め切り2社にお詫び断りのメール。まぁシャーナイ。お許しを。晩飯&風呂のあとDVDの棚を整理していると奥から大野和士指揮ベルギー・モネ劇場の『アイーダ』発見。これはリストに入れ忘れていた。改めて少し見てみると歌手は力不足だが演出は面白い。貴ノ岩は大隅さんの指摘通り引退会見。いろいろあったから気力が切れたのでしょう。

12月6日(木)
朝起きて雨の降るなか黒兵衛と散歩。ワン。さっさと済ませて…クワ〜ン…タクシー呼んで大船駅へ。東海道線で新橋へ。タクシーで…と思ったら雨のせいで長蛇の列。早く出てきて良かったと胸を撫で下ろして地下鉄銀座線で銀座へ。日比谷線に乗り換えて六本木へ。そしてテレビ朝日へ…なのだけど六本木ヒルズは本当にわかりにくい。R・ホワイティングさんの『ふたつのオリンピック』にも〈自分がどこを歩いているのかわからなくなる〉と出てくる。赤穂浪士の墓に関するあまり知りたくないエピソードも。興味あるひとは読んでください…ということはさておきテレビ朝日へ。『ワイドスクランブル』生出演。貴ノ岩事件について貴闘力さんと一緒に語る。貴ノ岩の暴力事件に対する相撲協会のあまりに早い対応は今尚貴乃花に対する反撃?…というのはさておき相撲協会も責任を取るべきですよね。暴力はイケナイ…というだけで何故イケナイのかを説明できず(近代スポーツになりきれずに角界は今も封建時代を生きているのですね)暴力排除を周知徹底できない相撲協会幹部も減俸処分を自らに科すべきですね…とか話してテレビ局のクルマで昼寝しながら帰宅。フジテレビ『プライム・ニュース』に同じ話題で電話出演。晩飯映画劇場はアラン・ドロン主演『黒いチューリップ』。ドロンのファンにはいいのかもしれないけどちょっとかったるいのでバーンスタイン指揮ウィーン・フィルのモーツァルトに変更。若かりしシュミードルさん独奏のクラリネット協奏曲はイイですねえ。現在進行中のオペラ講座『アイーダ』の次(来年4月から)はバーンスタイン特集なのでそろそろ勉強。ツィンマーマンのピアノでの交響曲第2番『不安の時代』も面白いですねえ。そうか。この交響曲はオーデンの詩『不安の時代』だけでなくホッパーの絵画『夜の散歩者』にも関係があるのか。なるほど。

12月5日(水)
朝6時に起きて6時40分に迎えに来てもらったクルマに乗って横浜の某ホテルへ。小生の暮らす地域で政治活動を続ける浅尾慶一郎さんの朝食会に参加して講演。選挙で投票するか否かはマタ別ですけどね。イイ人なので講演を引き受ける。今日のRKB毎日放送『インサイド・アラカルト』電話出演は昨日録音で録っておいてもらったもの。テーマは欧州のサッカー・チームのパリ・サンジェルマンが仮想通貨を発行したという話。これがどう展開するのかまだわからないがIOCが「1オリンピック=1000円」の仮想通貨でも発行しだしたらどうなる?スポーツ観戦チケットは全部オリンピック通貨…とか。それはオリンピック開催都市の財政危機を救う?その話を浅尾さんの朝食会でも話す。さらに遺伝しドーピングの話も。そして日本人が如何にスポーツというものを知らないか…と話して2020年をきっかけに体育からスポーツへの転換を!と絞める。講演のあと変える方向が同じ浅尾さんに再び送ってもらって帰宅。仮眠のあとデスクワーク。ナカナカ仕事が捗らん片付かん。おまけに来週月曜の『ニュース・オプエド』のゲストに決まっていた早大の友添教授が文科省の階段で転倒して足を手術する重傷。スポーツ庁がスポ協やJOCやJSCやパラスポ協と一緒に円卓会議の開催を決めたスポーツ・インテグリティの話をしてもらおうと思ったけど残念ながらベッドを出られず。サッカー・ジャーナリストの大住良之さんと相撲ジャーナリストの荒井太郎さんに急遽代役をお願いしたところがテレ朝から電話。貴ノ岩が暴行事件を起こしたとか。明日の『ワイドスクランブル』に出演を決める。

12月4日(火)
朝起きて黒兵衛と散歩。ワン。昨日久しぶりに本を何冊か買ったと思ったら共同通信から書評を書いてほしいと分厚い本(約600頁)が送られてきた。西本恵『日本野球をつくった男 石本秀一伝』(講談社)面白そうですね。読まなきゃ。ワンワン。と思っていたら講談社からは現代新書の定期送本が届く。これまた絶対に読む本=矢部宏治『知ってはいけない2日本の主権はこうして失われた』メッチャ読みたい本=井上寿一『機密費外交 なぜ日中戦争は避けられなかったのか』親父の参加した戦のことは知りたいですからね。メッチャ興味津々の本=宮本正興+松田素二・編『改訂新版 新書アフリカ史』これは以前読んで面白かったアフリカ史に大幅加筆したものらしい。新書776頁1800円は凄い!仕事を引退して読書三昧もいいな。もう定年で実践してる人もいるんだろうな…などと思いながら終日デスクワーク。BGMはバーンスタイン指揮ウィーン・フィルの弦楽合奏でベートーヴェン後期弦楽四重奏14&16番。トシを感じるとこ−ゆー音楽を聴きたくなるのかな。夕方から東京へ。新橋でプリンターのインクを買ったあと久しぶりに渋谷のタワレコへ。ヴェルヌイユ監督の映画『25時』はやっぱり売ってなかった。amazonで買うしかないか。原宿へ出て千代田線で代々木公園前の白寿ホールへ。日本スポーツ学会の第6回スポーツ・セカンドキャリア・フォーラムに参加。長田渚左さんと柔道世界一の朝比奈沙羅さんのトークを拝聴。勉強もがんばっていて近々大学の医学部を受験しなおすという朝比奈さんの話は見事だった。みんなで応援の拍手。続いて第9回日本スポーツ学会大賞贈呈式にプレゼンターとして参加。受賞者はIOCとJOCの名誉委員で日本人として1956年冬季五輪コルチナ・ダンペッツォ大会アルペン回転で初メダリスト(銀メダル)となった猪谷千春さん。猪谷さんにはIOC副会長時代にいろいろお世話になったこともあり僭越ながらJOA(日本オリンピック・アカデミー)会長の笹原一也さんに続いてプレゼンターの役目を猪谷さんへの御礼の意味も込めて引き受ける。猪谷さんはダートマス大学を卒業して保険会社AIUの社長まで務められた実業家。記念講演となった文武両道の話は客席で聞いていた朝比奈沙羅さんも大いに参考になったに違いない。明日の朝が早いので懇親会は欠席して早々に帰宅。夜が早くなった年寄りには東京は遠いなぁ。

12月3日(月)
朝起きて黒兵衛と散歩。ワン。もう長らく本ホームページの更新を行っていない。いや行えていない。クワ〜ン。このナンヤラカンヤラだけはどーにかこーにか書き加えているが多忙にかまけて…まぁ早い話がサボっているわけです。近々更新するので御期待を。ワンワン。終日デスクワークで夕方から東京浜松町へ。歩いてAVATTA STUDIOへ。『ニューズ・オプエド』アンカー出演。今日のゲストはスポーツライターの上野直彦さん。今年のスポーツ界を振り返ってもらうと次のような10項目を挙げてくれた。@大坂なおみなど日本の新世代が躍進A大学アメフト・ボクシング界など不祥事相次ぐBサッカーW杯ロシアがベスト16=But分かれるポーランド戦の評価C平昌冬季オリンピックに日本代表の活躍メダル13個は史上最多DJリーグにイニエスタ、トーレスなど新加入EBリーグ葦原事務局長の書籍『稼ぐがすべて』がヒット!(この本は今年のビジネス書No.1の上野さんオススメらしいFIOCのファイナンスのイベントSPOTが盛況Gパリ・サンジェルマンの仮想通貨発行を決定H高倉麻子監督なでしこジャパンがアジアカップ優勝など躍進I貴乃花元親方の去就や言動…というわけでFとGが面白いですねぇ。スポーツ団体が独自に仮想通貨を発行し始めるとスポーツの未来は面白いことになるのかな?番組終了後大船の本屋へ。筒香嘉智『空に向かってかっ飛ばせ!未来のアスリートたちへ』(文藝春秋)が面白そうだったので購入。ついでにムンクのトートバッグ付き解説書(宝島社)を買う。展覧会行きたいですね。ぶらぶら書店を久しぶりに散策するとウンベルト・エーコの『世界文明講義』(河出書房新社)という面白そうな本を発見。迷わず買ってレジで仰天4600円や!分厚いしカラー図版も多いし発売されたところやし(11月30日初版発行=関係ないか)とにかく購入。しかしコレは面白そうな一冊ですよ。こーゆー本を見つけるとわくわくしますね。ヨメハンと待ち合わせして蕎麦屋で晩飯。蕎麦で酒呑むのは鮨と並んで美味しいものです。帰宅してフロ&ネル。

12月2日(日)
朝起きて黒兵衛と散歩。ワン。今日はコースを変えてちょっと別方向へ足を伸ばしてヨメハンとセブンイレブンで買い物。ワンワン。フランス語でコンビニ・ストアのことを何と言うか知ってるか?ク〜ン?C'est bon il'est bon(セボンイレボン)。これはNHKの元パリ総局長から教えてもらったNHKの某ディレクターから聞いたギャグです。ワンワン。今日も終日デスクワーク。途中マラソンの最初と最後30分ずつ視聴。優勝した服部雄馬選手はなかなか強そうですね。ついでに早明戦ラグビーも見たけどレベルが低いですね。大学生だから仕方ないか。あっという間に晩飯映画劇場の時間…と思ったら『Mー1グランプリ』をやっていた。最近の芸人さんは裏舞台の苦労話を表に出したりするからあまり気に入らないけど見てしまう。順当に3組が残る。小生がファンになってるジャルジャルがグランプリを逃したのはマァいいとして(かつての笑い飯が選ばれなかったのと同じ理由ですね。オモロイけど決定だと言えるモノがない)今回のグランプリはやっぱり和牛でしょ。霜降り明星も面白いけど実力的は和牛だし霜降りはまだまだ挑戦する機会もありますからね。まぁ。エエか。大声で騒ぐことではない。ジャルジャルがんばれ。見取り図もスーパーマラドーナも良かったよ。けど名前に面白味がないなぁ。まぁエエか。チャンネル回してアラン・ギルバート指揮NDR管弦楽団のブラームス4番。この指揮者はジャイアント馬場か柔道の篠原かと見まがう容貌だけどやさしい音楽を奏でますね。アンコールの『浜辺の唄』は良かったですね。

12月1日(土)
朝起きて黒兵衛と散歩。ワンワン。イロイロ雑務が多いなぁ…と思いながら終日デスクワーク。クイーン。あっという間に晩飯で今日の晩飯後映画劇場はルネ・クレマン監督アラン・ドロン主演『危険がいっぱい』。面白かった。さすがは『太陽がいっぱい』をドロンと一緒に撮ったクレマン監督ですね。サスペンス映画としてのドキドキ感満載。若きジェーン・フォンダも清純な乙女から女に変身する姿がいいですね。音楽の使い方も面白い。しかし何故1960年の『太陽がいっぱい』がカラーで1964年の『危険がいっぱい』がモノクロなのか?フィルム・ノワールを意識したのかな。原題は『Les félins(猫科の動物たち)』。マフィアの首領の女を寝取って殺し屋に追われる男(アラン・ドロン)を囲うふたりの女性。ひとり(ローラ・オルブライト)は夫を殺害した男を大きな邸宅の隠し部屋に猫と一緒に囲っている。その女性の姪で小間使いの女(ジェーン・フォンダ)はドロンに惚れてふたりの女で奪い合い。ヤヤコシイ話が徐々に浮かび上がって最後は…新たな仔猫と一緒に囲われるドロン…こう書くとナンノコッチャワカランでしょうが面白かったですよ。猫が主役の映画?ふたりの女も猫科の動物?虎?ライオン?イヤ牝猫でいいんですよね。

11月30日(金)
朝起きて黒兵衛と散歩。ワン。このあたりは日経を取ってる人が多いのか「読んでますよ」と声をかけられる。今日で3人目かな。ワンワン。ヨメハンが聞いた人を加えるとも少し増えるかな。ワン。残念ながら「こころの玉手箱」の連載は月曜から「親父の勲章」「おふくろの薬缶」「ロシア土産の一本足打法(ナンノコッチャ)」「バーンスタインのベスト」と続いたが今日の「三波春夫さんからの手紙」で終了。まだまだ「チチカカ湖の土器」とか「ニーベルンクの指環の22枚組LP」とか「イタリア・アルベロベッロの石造り家屋の模型」とか「蓄音機で聴くマリア・カラス」とか「横山やすしさんからの手紙」(コレは探してるけどどっかへ消えた)とか「先々代の海老蔵の顔見世パンフレット」とか「大阪万博バーンスタイン指揮NYフィルのパンフレット」同じく「小澤征爾指揮NYフィルのパンフレット」…などなどイロイロある。どっかで書きたいな…ワンワン。終日いろいろデスクワーク。晩飯映画劇場は河瀬直美監督の『あん』。2020東京五輪の公式記録映画の監督に就いた人物の作品はやはり見ておかなきゃ…と見ましたがとってもイイ映画でした。樹木希林さんが主役で話題になったけどコレは癩病(ハンセン病)を取り扱った映画なんですね。その指摘をメディアが避けた(DVDのケースにも書かれてない)のは果たして良いことかどうか。知らずに見れば(私のように)ワカルから良いのかな。しかし同じテーマを例えば大島渚さんが映画にしたらもっともっと社会の無知とか世の中との対決とかが描かれたでしょうけど今はこの程度で(その方が)いいのかな。ドリアン助川さんの原作も読んでみよ。

11月29日(木)
夜中の午前3時半に目が覚めたのでそのまま起きて北國新聞のツキイチ連載『スポーツを考える』を執筆。テーマは一昨日の国士舘昨日のRKBに続いて映画『東京オリンピック』について。サラサラサラとはいかず3時間かかって6時半にようやく完成。メール送稿して仮眠。8時に起きて朝飯のあと黒兵衛と散歩。ワン。まだ眠いから温和しく歩けよ。ワンワン。帰宅してまた仮眠。12時に起きて少々仕事を片付けて夕方から東京へ。本欄の読者で小生がアンソニー・クインが主演したヴェルヌイユ監督の映画『25時』(原作はノーベル賞作家ゲオルギウの同名小説)が大好きなことを知ってる人から(いろんなところでエッセイに書きましたからね)DVDが発売されたとの貴重な情報をもらったので銀座の山野楽器へ買いに行ったところが何やら特殊な扱いらしくamazonで買うのが手っ取り早いと教えられた。仕方ないので河瀬直美監督の『あん』アラン・ドロン主演の『危険がいっぱい』『黒いチューリップ』ジャン・ルノワール監督の『ゲームの規則』マルセル・カルネ監督の『北ホテル』など手当たり次第に買ってホテル・ニューオータニへ。馳浩さんの紹介で講演会をやらせてもらうことになった中小企業向けのコンサルタント会社ティグレ・フォーラムと打ち合わせ。馳浩さんはIOC関係者との接待があるとかで1時間くらいで対座されたがオリンピックやeスポーツについて貴重な意見交換。ティグレの方々は皆さん大阪の方で『ちちんぷいぷい』の「今夜のシンデレラ」の出演経験者とかで座は大いに盛りあがる。関西人にとって関西人同士の打ち合わせは話しやすいですね。美味しいすき焼きを鱈腹ごちそうになって来年の講演会を約して別れて帰宅。

11月28日(水)
朝起きてRKB毎日放送『インサイト・アラカルト』電話出演。MCの桜井さんやスタッフの皆さんが小生の日経の連鎖『こころの玉手箱』を読んでくださってるとか。うれしいことです。そう言えば御近所さんの読者も多いみたいで黒兵衛との散歩のときに「読んでますよ」と何人かに声をかけられた。ラジオの話題は2020東京五輪の記録映画の監督が河瀬直美さんに決まったことで昨日国士舘大学の講義で話した内容とひっかけて市川崑監督の映画『東京オリンピック』の話をする。市川さんには生前この映画にまつわる話をいろいろ聞いたけど一番面白いのはサッカー会場だった駒沢競技場での話。和服姿のお婆さんたちが10人あまりゾロゾロと歩いてきて市川さんに質問した。「すいません。オリンピックはどこでやってるのですか?」日本中がオリンピックの話題で持ちきり。そこでお婆さんたちも(おそらく)もらったチケットでやって来てみたら男たちがボールを蹴っているだけ。そこで「オリンピックは何処で?」という質問になったのだろう。以来市川さんは「オリンピックとは何か?」を考え続けてこのときのお婆さんたちが納得する答えを映画で出そうとしたという。イロイロ話して黒兵衛と散歩。ワン。それにしても河瀬監督は大変だなぁ。1964年で予算総額3億7千万円。103台のカメラ232本のレンズ500人以上のスタッフを率いて70時間以上の撮影を編集して完成したのだからデジタル時代になっても大変な作業になるでしょうねぇ。ワンワン。でも映画の仕事って面白そう。やってみたいなぁ…なんて気楽に言うと井筒さんに叱られるかな。バウバウ。終日デスクワーク。コンピュータ内の整理だけでも夕方まで時間がかかった。デジタルは雑用が増えますねぇ。晩飯映画劇場はリドリー・スコット監督『プロメテウス』。長男が持ってきたDVDでスコット監督は好きなので見たけれど最悪。単なるSFハリウッド映画。スコット監督らしくちょっと理屈っぽいだけのエイリアンの続編。いや『エイリアン』や『エイリアン2』のほうがよっぽど面白かった。クソッ!と思っていたら北國新聞の編集者から電話。アッチャーッ。今日が締め切りというの忘れてしまっていた。なんたるヘマ(>_<)ナンタルチアサンタルチアなんて古いギャグを言ってる場合でなく明日朝一番に送稿を約束してそそくさとフロ&ベッドへ。

11月27日(火)
朝起きて黒兵衛の散歩はヨメハンに任せて準備をして東海道線で藤沢へ。小田急の急行に乗り換えて町田へ。そこで鈍行に乗り換えて鶴川へ。タクシーで国士舘大学へ。そこで1年生と2年生200人くらいを相手に特別授業。再来年に迫った東京五輪を見据えて小生が生前の市川崑監督から聞いた話や小生の1964年小学6年時の体験を交えながら映画『東京オリンピック』を解説。途中小生の話の最中に俯せになって寝ていた学生がいたのでその行為が私に対してどれほどの無礼なのかわかってるのか!出ていけ!と一喝。起きて講義を聞くというので許して1時間半の授業を終了。市川崑さんがどんな意図でコノ映画を創ったのかイロイロ説明しながら開会式と閉会式と100m走はジックリ見てもらいアトは駆け足。成果は富士山の麓を真夏に走ったのに雪が見事にかぶっているのはなぜか?100mの決勝のあとや女子バレーで日本が優勝したあと悲しい音楽が流れるのはなぜか?開会式の最中に恋人同士がいちゃついているシーンや子供のトイレの世話をしている母親のシーンなどが挿入されているのはどういう意図か?長椅子の上に登って開会式を背伸びしてみている人々が靴を脱いでいるのに注目!1964年はそーゆー時代だったのですね。映画はタイムマシンですね…などなど話して最後に是非ともTSUTAYAで買うか借りるかして大名作の全編をジックリ見て欲しいと結んでオシマイ。少し休ませてもらうと昔国士舘の大学院で小生が教壇に立っていたときの一期生という男性が挨拶に訪れる。大学で講師をやっているとか。小生も歳を取りましたね。挨拶をして小田急で新宿へ。仕事の打ち合わせをひとつこなして湘南新宿ラインで帰宅。晩飯のあと疲れているから寝てしまうかなぁと思いながら一昨日息子が持ってきたDVD映画をつけるとコレが実に素晴らしい映画で2時間一気に見てしまった。日本語タイトルは『博士と彼女のセオリー』などとチョイとかっこ悪いものだが原題は『The Theory of Everything』。今年3月に亡くなった理論物理学者スティーヴン・ホーキングが存命中の2014年に創られたイギリス映画。主役でホーキングを演じたエディ・レッドメインがアカデミー主演男優賞を受賞したほか5部門にノミネートされただけのことはあって映像も美しく話のテンポも良くそして筋萎縮症で自分で何もできなくなったホーキングと彼を支えた妻の「普通の人生」が―つまり浮気もあれば諍いもあった当たり前の人生が見事に描かれていた。うん。イイ映画でした。

11月26日(月)
朝起きて黒兵衛と散歩。昨日の藤子・F・不二雄ミュージアム疲れで足が動かん。ワン。昨晩は爆睡したのに筋肉の疲れはトシを感じるなぁ。ワンワン。いろいろ仕事をこなしてから夕方東海道線で新橋へ。山手線で一駅引き返して浜松町へ。AVATTA STUDIOで『ニューズ・オプエド』アンカー出演。今日のゲストは作家でスポーツライターの小林信也さん。貴景勝優勝や2025年大阪万博決定や北九州市で開かれたパラバスケットや2020東京五輪のヴォランティアが募集人員に達した話などをとりあげる。ヴォランティアは海外の人が多く実際には欠席する人も沢山出るから安心できないらしい。1970年には小生は6回通ってイロイロ見物したけどそれ以上に万博記念の連続コンサートでバーンスタイン指揮NYフィルをナマで初めて聴いたコトの方が記憶に残ってますね。特集は小林信也さんが最近上梓されたばかりの面白い一冊『柳都新潟古町芸妓ものがたり』(ダイヤモンド社)を取りあげ吾輩の『京都祇園遁走曲』(文春文庫)もついでに取りあげ二人で舞子芸子談義。北前船で潤った新潟の振り袖さん(京都の舞妓さんをそう呼ぶ)や留め袖さん(これは芸子さんのこと)が日本人の美しい所作を踊りを通じて受け継いでいることなどイロイロ話す。今回はスポーツの話題でなかったのにツイッターの反応が多くて驚いた。これからもいろんなカルチャーをとりあげていきますね。帰宅して晩飯&爆睡。孫と過ごした「ドラえもん疲れ」を取らねば。

11月25日(日)
朝黒兵衛と散歩。孫ふたりもついてくる。ワン。孫に質問。いい文章を書くためにはどーする?孫が答える。まず何を書くかを決めてタイトルを書いて最初は原稿用紙のヒトマス空けて…。その前にやらなければならないことは?えーっと???と首を傾げたので正解を言ってやった。たくさん本を読むこと。わかったか?読んでるよ。ならイイ。続けて毎日必ず1時間は読めよ。ワンワン。昼前から次女の旦那の運転するクルマで大人4人孫3人ウチ赤ん坊1人で川崎の藤子・F・不二雄ミュージアムへ。入場時間が決められているチケットを次女がネットで購入していたので満員でもすんなり入場。ドラえもんやオバQやパーマンやキテレツがお出迎え。原画や漫画の書き方の立体ビデオや藤子氏の仕事場の机や書棚など結構見応えのある展示を順々に楽しんでミュージアム・カフェで昼飯。ドラえもんの暗記パン&ハンバーグやドラコロパスタやジャイアンかつ丼を頼んで楽しく食事。ビールも小瓶を売っていたので飲む。食事のあとはFシアターで梅干し殿下のオリジナル作品を見る(コレはイマイチの子供向け)。野外のどこでもドアやドラえもんと恐竜のインスタレーションの前で記念撮影して最後は買い物。小生はドラえもんとのび太のオリジナル・ピンバッジを購入。けっこう面白かった。ミュージアムを出たところでちょうどジャパン・カップの出走。結果は大本命の勝利でツマラナカッタ。小生は大穴狙いでプレイング・フィーを千円損する。ま。ええか。家に帰るとちょうど大相撲千秋楽のクライマックス。貴景勝は勝って優勝決定戦…と思ったら高安が御嶽海に負けてしまった。まぁ御嶽海も気合いが乗ると凄い強さを発揮するけど高安はせっかく最初の御嶽海の猛攻を凌いだのだからもう少しジックリ攻めるべきでしたね。大相撲を見たあと大船ルミネのイタリア料理店へ。息子もやってきて家族8人で晩飯。次は正月に逢いましょう…で孫たちとサヨナラ。

11月24日(土)つづき
何の因果か知らないがコノ日記は多忙に任せて時折4〜5日書くのが遅れることがある。たとえばコレを書いているのはチョイと暇ができた28日(水)の午後だが24日の朝に2015年の大阪万博のニュースが飛び込んできたことを書き忘れた。そこで改めて書こうと思ったのだが書きようがない。本当に大阪万博で関西は元気になるの?東京五輪は俺は招致に一所懸命微力を尽くした。それは3・11で元気のなくなった日本を元気にしたかったからだがどーやらそれは間違っていたような気がする。東京五輪はどんどん間違った方向に曲がって行っているような気がする。まだ総括する時点でもないからナントカ曲がった道筋を少しでもマトモに修正する努力をしたいが大阪万博はその後のIRも含めて早くも道筋が曲がっているような気がする。そして札幌冬季五輪へと続くのか?コノ国をどんな国にしようかというビジョンはいつまで経っても見当たらず…さてどーするか…老兵は消えるのみか…もう少しやるべきコトが残されているはずだが……。

11月24日(土)
朝起きて黒兵衛と散歩。ワン…のあと少々仕事して新幹線で名古屋へ。栄中日文化センターでのオペラ講座『アイーダ特集』第2回は第2幕を徹底解説。第2幕の凱旋行進曲もモチロンなかなか面白い(マリア・カラスが最後にオクターヴ高い声を長々と伸ばす見事な声を聴いていただく)が第1場のアムネリスがアイーダに嫉妬心をぶつけるシーンも面白いですね。チレーア『アドリアーナ・ルクヴルール』での女の嫉妬合戦の場面と双璧ですね。ヴェローナ野外歌劇場の新旧(2015年と1980年代)の舞台やスカラ座の舞台で楽しんでいただいたあと帰宅。名古屋駅へ向かうタクシーのなかでのラジオで高安vs貴景勝戦。「貴景勝押した!高安クルリと回った!貴景勝バッタリ!」なんちゅう取り口やねん…と一瞬思うが両力士の動きを想像すると納得。高安が逃げて勢いづきすぎた貴景勝が前に倒れたわけですね。ある意味両力士の特徴的な一番。ラジオのアナウンサーは見事ですね。新幹線のなかで爆睡して帰宅すると次女夫妻と孫3人が来ていてワイワイガヤガヤ。そうか。明日はみんなで藤子・F・不二雄ミュージアムに行くのか。ではタマには使うことにするか…。あ。時刻指定で俺の入場券もあるのか。では付き合うことにしよう。ドラえもんもオバQもパーマンも嫌いじゃないですからね。

11月23日(金)
新嘗祭。別名勤労感謝の日。逆かな?ワン。黒兵衛と散歩。ワンワン。終日デスクワーク。来週月曜26日から5回連載の日経夕刊『こころの玉手箱』の最終チェックと明日のオペラ講座の最終チェック。貴景勝は緑山を難なく破り高安は大栄翔に少々胆を冷やす。大相撲は面白い。

11月22日(木)
朝起きて黒兵衛と散歩。ワン。『週刊文春』が送られてきたので読んだけど日大悪質タックル事件に関わった人や責任者が「復権」するらしい。ウウウーッ。こんな人々が教育者として教育に関わっていいのでしょうかねえと大学へ行ってない人間でも思いますよねえ。ワンワン。終日デスクワーク。校正やらネット連載原稿やら…でなかなか単行本には取りかかれないですねえ。マァゆっくりやりましょう。午後からは週末のオペラ講座の準備。『アイーダ』は本当に面白い大名作だと改めて納得。マリア・カラスとデル・モナコが共演したメキシコでのライヴは本当に凄いですねえ(アモナスロはタディ。指揮はファブリティス)。貴景勝にはふてぶてしさが出てきましたね。高安とはイツあたるのか?栃ノ心はどこかケガしてるのかな?豪栄道も休んだから頑張ってほしいけど隠岐島がなにげに頑張ってますねえ。

11月21日(水)
朝起きてRKB毎日放送『インサイト・アラカルト』電話出演。昨日の本欄に書かなかったけど森保ジャパンは面白かったですねえ。キルギスを相手にしなかったけど後半から出てきた堂安・南野・中島に柴崎・大迫を加えた動きを見ていて日本代表が初めて出場したW杯フランス大会での初戦アルゼンチン戦を思い出しましたね。日本善戦と思っていたら凄く狭いスペースのパスを綺麗につないであっさりとゴールされてしまった。後半はそのときのアルゼンチンのパスとゴールを見るような日本の攻撃でしたね。そして台湾プロ球界の主砲王柏融を獲得する交渉権を北海道日本ハムファイターズが獲得したニューズ。こういう日本球界を牽引するような動きを昔は読売巨人がやっていたものですが今はすっかり大谷を米大リーグに送り清宮を獲得したファイターズや工藤監督で日本一になった福岡ソフトバンクホークスが担ってますね。読売はもう巨人を手放して(そして朝日も毎日も高校野球の主催を辞めて)スポーツ(野球)を独立させてジャーナリズムに徹するべきですね…とイロイロ話してから黒兵衛と散歩。ワンワン。終日デスクワークいろいろ。夕方から大相撲。最近は叩(はた)こうとする動きをする力士が多いですね。貴景勝も高安も勝ったけどオモロナイですね。大船のルミネのレストラン街で地元湘南の蔵元である熊澤酒造の「天青」に合わせた料理を振る舞っているというので買い物ついでにドイツ料理『つばめグリル』で晩飯。ウン。天青はなかなかの銘酒。美味い。蛸のマリネも美味かったけど牡蠣フライが美味。ルミネの入り口で青森物産展をしていたので超辛口の酒と焼酎を買って帰る。風呂あがりに焼酎のお湯割りを飲みながらNHKの歴史番組。鳥羽伏見の戦いの分析は面白かった。カルロス・ゴーン(Carls Ghosn)はどこへゴーン(gone)してしまったのか?うん。我ながら面白くない洒落ですね。ヤッタゼ!ニッサン!のほうが(書いたホンダの社員は叱られたらしいけど)ルノーとの合併を阻止したという意味も含めてナカナカ面白い洒落た表現ですよね。

11月20日(火)
朝起きて黒兵衛と散歩。昨日寝る前にベッドの布団を直していたらベッドの下からポプラ社の『百年文庫』の『響』を発見。ワーグナー(この本の表記では)ヴァーグナーやホフマンの短編が収められていて読もうと思ってかった直後に紛失していたのが見つかった。さっそくリヒャルト・ヴァーグナーの『ベートーヴェンまいり』を読んだがこれがなかなか面白かった。ヴァーグナーが『第九交響曲』を完成したばかりのベートーヴェンに必死になって逢いに行くのだがモチロン現実にはあり得ない話でヴァーグナーの創作だが短編小説のように面白い。ベートーヴェンの口を借りてヴァーグナーが理想の歌劇論を語らせて(語って)いるのだ。「歌わせるためには言葉がいります。だがあらゆる要素の統合の基礎となるような詩を言葉で表現することはだれができましょう。文学はそこで控えていざるをえない。というのは言葉はこの問題に対してあまりにも弱い器官だからです」「そこで楽器と声という二つの要素を合わせてごらんなさい。結合してごらんなさい。無限なもののなかへ漂いでていく激しい原始感情は楽器によって代表され人間の心がもつ明瞭な限定された感覚は聲によって代表され(略)声の参加は原始感情の闘争へこころよい宥(なだ)めの作用をおよぼしその流れに一筋の規定された統合された進路を与えるでしょう。一方人間の心は心でそういう原始感情を取り入れることによって限りなく強化され拡充されて以前は最高のものを漠然と予感していたのに今度はそれを神の意識に変えてはっきりと内部に感じることができるでしょう」このベートーヴェンの言葉を聞いてヴァーグナーは第九交響曲を完全に理解したとか。黒兵衛わかるか?ワン。ほんまか?ワンワン。よしよし。終日デスクワーク。来週の月曜からの日経の5回連載コラム「こころの玉手箱」を校正。「ZAITEN」の連載も校正。イロイロ雑用をこなして夕方からは大相撲。貴景勝強い。優勝まで走るか?夜は森保ジャパンの面白い試合を見たあと中野京子『はじめてのルーヴル』を読み始める。どんなお人か知らないが彼女の本は全て面白い。女流エッセイストは以前は塩野七生さんの本を読みまくった。今は中野京子さんと斉藤美奈子さんかな。

11月19日(月)
朝起きて調子はイマイチ。クソッ。風邪が治りきっていないのか。黒兵衛の散歩はヨメハンに任せて校正やメールの仕事をこなしたあとルルを飲んでマッサージチェアで仮眠…のつもりが爆睡。昼飯に雑炊を食べたあと再び爆睡。これが良かったのか気合いが入ったのか目覚めるとスッキリ。髭剃って準備を整えて大船へ。湘南新宿ラインで恵比寿へ。タクシーでNHKへ。来年1月放送の『ザ・プロファイラー』のビデオ撮り。司会は岡田准一さん。テーマは『嘉納治五郎〜夢と野望の人生』。ゲストは他に為末大さんとモデルの朝比奈彩さん。明治時代に柔道を創造し1940年の東京オリンピック招致に全力を尽くした人物についてイロイロ話す。嘉納治五郎は豪商の息子とはいえ酒屋の小僧。その庶民性と頭の良さが素晴らしい人生を歩む結果につながったんでしょうね。ビデオ撮りの合間の休みに為末さんからスポーツ・インテグリティ会議についていろいろ訊かれたので不祥事が相次いだスポーツ界は国の支配が強化されても仕方ないと説明。それによって国の役人もやる気を出しメディア(スポーツ・ジャーナリズム)も本気になることを期待したいですよね…と話すと為末さんも納得の様子。近々『ニューズ・オプエド』への出演を頼む。NHKのタクシーで帰宅。体調は戻ったみたい。仕事は一番のクスリかな。帰宅して仰天。カルロス・ゴーンが逮捕された。コスト・カッターとしての働きや高額のギャラを認める気がなかっただけにある意味納得。ナベツネの話題はどこへ行った?消えた?

11月18日(日)
朝起きて黒兵衛と散歩。ワン。ちょっと体調が悪いのか風邪気味なのか。とりあえず散歩を済ませてマッサージチェアで横になる。熱はないけど水洟と咳。ヤバイなぁ…と思いながら午後からチョイと仕事。ま。季節の変わり目にはよくあることか。NHK『ダーウィンが来た』でシロサイの姿を見ながら晩飯。『日曜美術館』でフェルメールの絵を見ながらウトウト。ブロムシュテット指揮N響の『田園交響曲』の名演を聴きながらも早く寝ることを選択。今晩一晩で風邪を治す必要がありますからね。最近ぬるい風呂(42度)に入って風呂あがりに寒さを感じたのが失敗。43度にして暖まってベッドへ。ルルを服んで気合いで治すぞ。

11月17日(土)
朝起きて黒兵衛と散歩。ワン。天気がいいのか悪いのかわからない。雲に覆われているかと思うと陽が射す。腫れたかと思うと時雨る。なんちう天気や。まるで筒井康隆大先生の『虚人たち』の書き出しのよう。ワンワン。ということは俺たちは虚構の存在か。ワン?まぁええわ。原稿を書かねば…と思いながらコンピューター内のデータ処理。明後日収録のテレビの台本が送られてきたり春陽堂のネット連載のアップ原稿や週刊朝日増刊『平成の30年と皇室』やYANASEの連載ののゲラが送られてきたり。雑用いろいろ。イヤ雑用でなくコレが仕事か。BGMはavexから送られてきた佐渡裕指揮トーン・キュンストラー・オケのオリヴィエ・メシアン『トゥーランガリラ交響曲』。これまで何枚かのCDで聴いたことがあったけど面白いと思ったことがなかった。けどコレは面白い。迫力もあれば叙情的でもある。オンド・マルトノの不思議な音も面白く響いてる。確か去年の兵庫県立芸術劇場のオープニング。行けなかったけど行けば良かったと後悔先に立たず。夕方から大相撲を見出したが某テレビ局から電話。未確認情報だが読売グループのドン渡邉恒雄氏が亡くなったらしい。魚住昭さんの『渡邉恒雄メディアの権力』(講談社文庫)のなかで魚住さんと「我らの内なるナベツネ」と題した対談をやっているのでイロイロ話を聞かれるが私自身はナベツネ氏とは裁判の傍聴で顔を合わせたことしかない(過去の3度の取材申し込みに対してはなしのつぶてだった)と言うと「魚住さんの連絡先を教えて」と言われる。そんなの自分で調べなさい。おまけにロバート・ホワイティング氏ならナベツネの英語の家庭教師をしていたから話を聞けばイイと言うと「ホワイティングって誰ですか?」と言われた。仕方なく簡単に説明。ナベツネを取りあげるなら『ふたつのオリンピック』くらい読んでほしいですね。こんな人物がテレビのニュース番組をつくっているかと思うとちょっとゲンナリ。おっ。竜電が高安に勝ったか。錦木はなかなか勝ち進めませんね。羽生結弦くんは凄いですねえ。

11月16日(金)
昨日の夕方我が家に帰ってきた黒兵衛と散歩。ワン。塩害を免れて紅葉した数少ない桜の葉が寂しく落ち葉となって舞っている。ワンワン。秋ですね。整理した郵便物に相撲ジャーナリストの荒井太郎さんがスーパーヴァイザーを務める雑誌『相撲ファンvol.8』があった。この相撲雑誌は素晴らしい写真も多く記事も面白い。やくみつるさんと能町みね子さんが「常識そっちのけ新相撲論」と題した対談で「夏場所は涼しい札幌で」と話してる。しかし「季候はイイが宿舎が足りない。お寺が少ないから」とか。そこで「風俗店を宿舎にしては?」と大胆な意見。「お風呂はあるし力士は喜ぶ」こーゆー発想は大相撲的でイイですねぇ。そー言えば昨日テレビで御一緒した大隅さんが現役時代の高見山とお風呂にいった話を…。イヤこの話はまだ止めておきましょう(汗)。終日原稿書き。日本経済新聞の短いコラム『こころの玉手箱』全五回の原稿を一日かかって全て仕上げる。一回につき400字の原稿用紙2枚半程度とはいえコラムとして面白くまとめる原稿5本はキツイ。「父の勲章」「母の薬缶」「ロシアのブルドッグの一本足打法」「バーンスタインのベスト」「藝魂花心 三波春夫さんからの手紙」タイトルだけ並べればナンジャこれは?でしょうが日経を読んでる方は間もなく連載開始ですので読んでみてください。夜はサッカー。日本代表vsベネズエラ。結果は1対1の引き分けだったけど森保監督イイですねぇ。選手の試し方も滞りなし。中島・堂安・南野の中盤もイイ。大迫・原口もイイ。吉田麻也はもう要らないなんて書いたこともありますが前言撤回。これからも頑張ってください。来年早々のアジア選手権が楽しみですね。

11月15日(木)
朝黒兵衛と散歩…と思ったら彼はまだトレーナーさんのところにあずかってもらったまま。雑誌連載の校正を一つやっつけてFAXで送ったあとネットの速報で稀勢の里休場の速報。TBSの担当者からもメールで一報を受けたあと東海道線で新橋へ。タクシーで赤坂TBSへ。『ひるおび!』生出演。控え室で政治評論家の田崎さんから何ヶ月か前に京都のお寺での小生の講演会のポスターを見て行きたかったけど予定が一日違いで行けなかったと言われる。いや予定が合っていても座禅会のあとでの講演ですから朝の7時開始ですよと言うと驚いてサスガ京都だなぁと妙に感心される。出番は大隅潔さんと御一緒。稀勢の里休場について。昨日の一番は同体ですよと主張。取り直しにしなきゃ。審判の親方連中は空気が読めないですね。来場所の復活に期待。大隅さんは平幕力士相手に背中に土をつけられた横綱は引退との不文律を披露。そうですね。横綱が負けても座布団が飛ばないのは寂しいですね。イロイロ話してテレビ局のクルマで帰宅。昨日一昨日のあいだに溜まった仕事関係のメールを処理。原稿の締め切りを明日に延ばしてもらって大相撲。貴景勝が頑張ってますね。錦木は豪栄道に勝ったか。よしよし。阿炎も琴奨菊に勝って頑張っている。おいおい栃ノ心と高安は何をやっとるか。横綱不在の場所で頑張ってください。晩飯歌舞伎劇場は歌舞伎座さよなら公演から『勧進帳』。一昨日見た南座での高麗屋三代と較べたくなったので幸四郎(現白鷗)の弁慶・染五郎(現幸四郎)の義経・吉右衛門の富樫の舞台を見る。南座と同じ延年の舞に花道を使った「滝流し」を加えた演出。という以上に台詞回しがやっぱり上手い。舞は今の幸四郎も立派だが語りをもっと上手くなってくださいね。13歳の染五郎クンもね。

11月14日(水)
朝京都の定宿で目覚めてRKB毎日放送『インサイト・カルチャー』電話出演。大谷翔平の新人王はブラヴォー!でアメリカのスポーツ記者の投票にもブラヴォー!のあと昨日見た顔見世について。さらに歌舞伎が基本的に株式会社で成り立っていることを考えると大相撲も公益財団法人ではなく株式会社で…と持論を展開。京都の定宿の美味しいオムレツ(九条葱入り)を食べたあと上賀茂神社近くのヨメハンの実家へ。義姉夫妻と一緒に上賀茂の舟山近くにある義父母の墓参り。遠くに見える比叡山と東山の紅葉が綺麗。近くの鮨屋でビールと鮨の昼食のあとタクシーで京都市内を北の端から南に下って祇園街の六道珍皇寺へ。鴨川両岸の桜の紅葉も川端通りの銀杏の紅葉も綺麗。珍皇寺の和尚に挨拶して墓参りして京都駅へ。新幹線で帰鎌。仕事抜きの二日間の出張の最後はTBSから電話。稀勢の里はどーするんでしょうねえ?応援のエールを贈るために明日の出演依頼を受ける。

11月13日(火)つづき
京都南座発祥四百年・新開場記念・吉例顔見世興行夜の部のチケットは中日劇場の支配人だったMさんが手配してくれて愛之助さんの講演会のお世話になって手に入れた。スタッフの方にほんのお口汚しを渡して愛之助さんとは『ちちんぷいぷい』でも御一緒させていただいて…と挨拶すると「花吹季(かぶき)」と書かれた日本手ぬぐいをくださった。お世話になった上に恐縮です。演し物はまず『壽曽我対面(ことぶきそがのたいめん)』。これは昔高校2年(だったかな?)のときに同じ南座の顔見世で初めて見た。そのときは寿海の工藤祐経・曽我五郎が松緑・十郎が勘三郎だった。もちろんみんな先代で寿海は足腰が悪く座ったまま立ちあがらなかったのを憶えている。今回は祐経が仁左衛門。十郎が片岡孝太郎。五郎が愛之助。愛之助さんが迫力ある五郎を熱演。今年正月の『双蝶々曲輪日記』の角力場での相撲取りと若旦那の二役も見事だったが愛之助さんは名前とは逆に荒事が似合いますね。続いて口上。坂田藤十郎の案内と仁左衛門の付き添いで高麗屋三代二代目白鷗十代目幸四郎八代目染五郎の挨拶。13歳の染五郎が1ヶ月学校を休んで…というところで大拍手。無問題ですね。義経をやる方が勉強になりますね。そして続いて『勧進帳』。今年正月に見たときは富樫が吉右衛門。今回は白鷗で親子三代による勧進帳は史上初とか。正月公演も悪くなかったけど今回は幸四郎の弁慶が高麗屋ならではの延年の舞を披露。花道まで使っての激しい動きは見応えあり。続いて喜劇(と言っていい)『雁のたより』。鴈治郎演じる髪結いが実は武家の御曹司で若殿(亀鶴)を嫌う愛妾の司(つかさ=実は武士の娘=壱太郎)と結ばれるという何やらフィガロの結婚にも似た軽妙な芝居。弁慶の六方を終えたばかりの幸四郎も汗をふきふき若旦那のチョイ役で出演。鴈治郎から息子と一緒で祇園町にも遊びに行けずに可哀想などと突っ込まれて大受け。こーゆー笑いが大衆芸能歌舞伎の良さでもありますね。芝居のあとヨメハンと『酒肆G』へ。愛之助さんも数日前に顔を見せたとか。一銭洋食でお好み焼きを買ってコンビニで酒買って定宿のホテルへ帰還。仕事を離れて満足の一日でした。

11月13日(火)
朝起きて黒兵衛と散歩。ワン。そのあと黒兵衛を預かりに来てくれたトレーナーさんに預けて外出準備。黒兵衛は喜んでトレーナーさんに付いて行く。ワンワン。トレーナーさんの扱いが上手いのか黒兵衛が飼い主に対して薄情なのか。まあええわ…と思いながらヨメハンと一緒に品川へ。新幹線で京都へ。荷物を定宿のホテルに預けて南座へ。高麗屋三代襲名披露と耐震その他の工事が済んだ南座の復活お披露目の顔見世観劇。入り口の前で桂南光さん夫妻とバッタリ。南光師匠も歌舞伎見物とか。今日は11月顔見世公演の中日(なかび)とかで祇園町宮川町上七軒の綺麗どころが振り袖とだらりの帯とぽっこり姿で次々と来場。他の劇場では見られない風景ですね。

11月12日(月)
朝起きて黒兵衛と散歩。ワン。天気が悪いのか良いのかよくわからん朝。雨が降るのか降らんのか?降ったのか?やんだのか?ワン?まぁ。ええわ。季節の変わり目。そう言えば最近のテレビでは天気予報もショウ化されましたね。何もかもショウ化。スポーツもニュースもショウ化。国会論議もショウ化。今に全ての番組に子供と犬や猫のペットが出演するようになるのか?ワンワン。黒兵衛が国会中継に出演したらきちんと噛みつくように。ワン?夕方まで原稿入稿や校正イロイロやって夕方から東京へ。芝公演のAVATTA STUDIOで『ニューズ・オプエド』アンカー出演。今日のゲストは野球解説者の青島健太さん。いつもお土産としてスタッフ全員にヤクルトをプレゼントしてくれるので(というわけでもないですが)『ふたつのオリンピック』をプレゼント。読んでほしい人にはプレゼントしたいですよね、日米野球や今シーズンのプロ野球を振り返っての野球談義。甲斐の肩や柳田の打撃や高橋巨人監督(青島さんの後輩)などイロイロ話す。そうか。甲斐は守備だけでなく今にバッティングも良くなるか。イロイロあっち跳びこっち跳びしながらの野球談義で番組終了。うわっ。稀勢の里が今日も負けた。妙義龍にやられたか…。どないなるんやろ?

11月11日(日)
朝起きて黒兵衛と散歩。ワン。非日常的な物書きの暮らしに日常的な日々が続く。ワンワン。一昨日孫から電話で400字の原稿用紙が欲しいと言われたのでワープロやコンピュータを使い出す前に愛用していた鳩居堂の原稿用紙の残部を探す。仕事机の延長の辞書類が置いてある本棚の下に潜り込んで使い終わった資料や空箱や古い著作などが積みあげてある下にいくつか残されていたのを発見。小学2年生が使うにはもったいない1枚7円の上等の原稿用紙だが漫画の原作を書いているとか言うので譲ることにする。そのなかの1枚を抜き出して手紙を書く。これは爺が仕事に使っていた原稿用紙です。大切に使って下さい…云々。この作業だけで午前中を費やする。一度大掃除をせねば。古い資料も本も棄てなければ。一種の終活か?午後から原稿書き。週刊朝日増刊「平成の時代」に再録される原稿を修正。塩田潮氏の『東京は燃えたか?オリンピック1940ー1964-2020』の解説原稿を校正。編集がプロダクションから小学館に変わった『YANASE LIFE PLAISIR』の原稿を読み返して完成させて送稿。もう1本書くのはチョイとしんどいなぁ…と思ったところで九州場所の開幕を思い出す。錦木の相撲がなかなか面白そう。負けはしたけど荒さが魅力。成長したら化けるかも。前評判の良かった栃ノ心が情けない相撲で負けて前評判最悪だった高安ががっちり白星。北の富士さんも呆れてた。そして稀勢の里は貴景勝にばったり前のめりで倒される。不安ですね。しかし白鵬と鶴竜がいなくても大相撲は面白いですね。これはやっぱりスポーツじゃないですね。通算勝ち星なんて関係ないですね。晩飯オペラ劇場はヴェルディの生まれ故郷のブッセートにある観衆数百人の劇場での『アイーダ』。小さな劇場でのグランドオペラ。合唱団が後ろを向いて手を振る凱旋行進は見事。他の場面の舞台装置も見事。ゼッフィレッリの演出は流石ですね。風呂のあとブロムシュテット指揮N響のマーラー『巨人』を聴いてベッドへ。

11月10日(土)
朝起きて黒兵衛と散歩。ワン。秋深し…と最近感じていたのに今日は夏がぶり返したかのように汗をかく。黒い犬は少し辛そう。ワンワン。散歩のあとイロイロ準備して大船駅から小田原へ。新幹線こだまで豊橋へ。迎えのクルマに乗って豊川市の法人会と商工会議所主催の市民講演会で1時間半にわたって講演。スポーツを体育としてしか学ばなかった我々日本人はスポーツのことを何も知らないということを話す。それを「チコチャン」や「東大王」のように「知ってる/知らない」だけの知識の問題ではなく「スポーツとは何か?」「スポーツという文化をどうすべきか?」という問題に発展させなければならない…といったことを話す。そー言えば最近「サウスポーという言葉の説明で貴方の意見はチコチャンの意見と違ってましたよ」というPR誌の編集者がいたので「チコチャンのほうが間違ってる」と答えておいた。当たり前だ。小生の意見よりも5歳の女の子の意見が正しいとは冗談も休み休み言え。よしんばNHKのディレクターが大学の先生などに聞いた意見を集めたにしろ「正しい/正しくない」だけでは判断できないはず。とくにスポーツの問題はどー解釈するべきか?どー解釈すればスポーツの本質に迫れるのか?という判断をしなければならない。だから「サウスポー(南の手のひら)」が野球の左腕投手を表すようになったのは野球のルールブックに野球場の位置(方向)が定められていることからきているということで十分。小生はそのことをセ・リーグの元記録部長だった八木一郎さんの本で知りパ・リーグのパンチョ伊東さんからもきいた。そしてそこからアメリカ史にもつながるベースボールの歴史を紐解くことになった。5歳の女の子のCGに「ぼやーっと生きてるんじゃねえよ!」と言われてあっさりとそっちを信じたり本で調べればわかる程度の知識を披露したり頓智のクイズを解くことに長けている東大生を頭が良いなどと称する世の中はどこかがオカシイですね。東大の世界ランキングが下位に落ちるのも当然かもしれないですね。

11月9日(金)
朝起きて黒兵衛と散歩。ワン。相変わらず散歩を急かせるなぁ。散歩がそんなに好きか?ワンワン。今日も夕方まで原稿書き。いろんな事情で担当が変わり突然締め切りが早まったYANASEのPR誌連載の原稿書き。締め切りは来週月曜なので仕上げのブラッシュアップは日曜にすることにして夕方から東海道線で東京へ。地下鉄丸ノ内線で国会議事堂前へ。衆議院第一議員会館でスポーツ・インテグリティを守るためのスポーツ団体のガバナンスに関する有識者会議に出席。今日が最後の会議でスポーツ議員連盟への最終提言をまとめる作業。スポーツのインテグリティ(尊厳)を守るためだから文言がもう少し強くても良いのではないかという意見を言う。「……が適当である」という文言が7箇所もあるのを「……を求める」にすべし。大相撲や高校野球はJSC(日本スポーツ振興センター)に所属していないが「自主的に認証を受けることが期待される」という文言も「強く期待される」とするべきですね。そして小生が強く主張していた文言も以下のように加えられていた。「我が国においてはメディア企業がスポーツ団体を所有するなどメディアがスポーツを支えてきたという面は否めないがスポーツの健全な発展等の観点からメディアとスポーツ団体の関係の在り方は需要仲代であるとの意見があった」この文言も以下のように強めてほしいと意見を言う「……スポーツ団体を所有したりスポーツ・イベントを主催するなど……メディアとスポーツ団体やスポーツ・イベントの関係の在り方は改めて検討を要する重要な課題である……」要するにメディアがスポーツ団体を所有したりイベントを主催することによって健全なスポーツ・ジャーナリズムの機能を果たしていないことへの懸念を書き入れてほしいのだ。それを国の力に頼って良いのか?という意見があるのは百も承知だが日本のスポーツ・ジャーナリズムを育てるためには仕方ないでしょう。でなければ読売がジャイアンツを独立させたり朝日や毎日が高校野球を独立させることは考えられませんからね。その関係を断ち切って初めてジャーナリズムがプロ野球や高校野球のあるべき姿を議論し主張できるようになるのですからね。会議のあと東京ステーションホテルでNHK『プロファイラー』の打ち合わせ。嘉納治五郎を取りあげるというので1時間ほどイロイロ話す。柔術を柔道というスポーツにしたのは明治という民主制国家に向かう体制が生まれたなかでの嘉納治五郎の功績。しかし彼は柔道が五輪の正式競技になることは否定していたのですよね。


11月8日(木)
朝起きて黒兵衛と散歩。ワン。このごろ朝飯食ってるときにワンワンと散歩を急かせるようになったな。ワン。もう6歳にもなったんやからもうちょっと落ち着け。クイーン。終日デスクワーク。春陽堂のネットHP新連載『スポーツって、なんだ?』の第3回第4回原稿を午前と午後に分けて書く。なんや知らんけど急に原稿締め切りが立て込んできて焦る。来週に京都南座へ顔見世を見に行くスケジュールを入れたからかな。しかしマァたまにはそーゆー余裕も入れねば。余裕を入れるために焦るのか?矛盾ですナァ。夕方のスポーツ立国推進塾の勉強会は出席したかったけど原稿の締め切り優先。欠席させていただく。晩飯オペラ劇場は『アイーダ』の勉強。古いヴェローナ野外歌劇場の舞台。広い舞台にオーソドックスで豪快な演出。コッソットのアムネリスがイイですねえ。こーゆー古代エジプトの衣裳での舞台もイイですね。音楽がイイから。

11月7日(水)
朝起きてRKB毎日放送『インサイト・アラカルト』電話出演。日本シリーズMVPの甲斐拓也捕手の強肩について。強肩という言い方は日本語独特の表現で英語では strong arm。ただし肉体の部位の表現としてはどちらも間違いで good throwing や strong throwing をするには全身の動きが必要で shoulder や arm の強さとは関係ない。そもそも肩の強さとは何?脱臼しにくいこと?日本人は肩に対する意識が強く「肩身が狭い」「肩で風を切る」「肩を持つ」「肩を貸す」「肩をすくめる」「肩を入れる」「肩の荷を降ろす」…等々方を喩えに使うことが多い。そう言えば『ふたつのオリンピック』の著者のボブ・ホワイティングさんはアメリカにいるうちは「肩凝り」を経験しなかったが日本に来て日本語(の肩凝りという言葉)を覚えるうちに肩が凝るようになったという…てな話をしてから黒兵衛と散歩。ワン。オマエは肩凝りなんかないよね。ワンワン。肩凝りは直立二足歩行の上に猫背気味で首を前に突きだす日本人の体型が原因かな。クン?クン?iPadには着信するメールがパソコンには来なかったりパソコンのoutlookを起動すると妙な通知のウィンドウが開いたりで釧路から帰ってからイライラ続きだったのがイロイロ触っているウチにピタッと治る。ワケがわからん。以前東芝コンピュータ研究所の元所長だった友人からパソコンの不具合は常にほとんど人間(使い手)のミスだと言われた。不愉快。クソッと思いながらも一気に流れ込んできたメールを処理。ふうううう。気分転換に晩飯後のオペラ劇場はワーグナー『トリスタンとイゾルデ』第1幕。もちろんバーンスタイン指揮。凄い。この映像を見て音楽を聴くとあらゆるつまらん俗事が吹っ飛ぶ。釧路でワグネリアンの三枝成彰さんに教えてあげたけどもう聴いてるかな?サラブレッドのワグネリアンは次はどのレースに出るのかな?45年ほど前に小生が初めて買った馬券でビギナーズ・ラックのカネミノブ&インターグロリアの大穴を当てた有馬記念は出ないのかな?

11月6日(火)
朝起きて黒兵衛と散歩。ワン。秋深し。ワンワン。午前中メールの整理やら雑用。昼飯のあとから日本経済新聞夕刊の新しい連載コラム『こころの玉手箱』の中味を考える。想い出の品を5点選んでコラムを書くというもの。迷いなく選んだのが親父が帝国陸軍軍曹時代に使っていた水筒と飯盒。これに親父の顔面の骨にめり込んでいた手榴弾の鉄片と勲章を加えるかどうか…。初めて東京に出てくるときに母親が持たせてくれた小さな薬缶。ロシアで買ったロシア軍の制服を着た犬が鎌とハンマーを手に王貞治さんの一本足打法をしているという不思議な油絵。ある人が秘密でプレゼントしてくれたレナード・バーンスタインが燕尾服の下に着ていたベスト。そして高3のときに京都のレコード店で1時間くらい座り込んで月賦で買わせてもらったワーグナー『ニーベルンクの指環』全曲の22枚組LPレコード(ショルティ指揮ウィーン・フィル)。これで5組。残念ながら生前の三波春夫さんからいただいた長さ4メートルくらいの毛筆の手紙や蓄音機とSPレコードなどは落選かな…と思って読書をしていたら日経の編集者とカメラマンが夕方に来宅。早速想い出の品々を見せて写真を撮ってもらうことになったがワーグナーの人口皮革製のジャケットがどうも地味でカラーの写真写りが悪い…と指摘され三波春夫さんの手紙に変更。墨痕鮮やかな上に朱色のハンコまでありますからね。親父が大怪我をしたときの手榴弾の鉄片と勲章も加えてリビングの床を使って時間をかけて丁寧に撮影してもらう。さ。あとは原稿書きを頑張らねば。晩飯はヴェローナ野外劇場の『アイーダ』を見ながら。デカイ象や駱駝が機械仕掛けで現れたり大きな舞台が水で覆われてワニが泳いだり(もちろん人間が入ったゴム製ですが)という舞台を久しぶりに楽しもうと思ったけどそんな外連味タップリの舞台以上に演奏の素晴らしさを再発見。中国出身ソプラノ歌手へー・ホイのアイーダもアモナスロ役のバリトン歌手マエストリも抜群。イスラエル人ウェルバーの指揮もダイナミック。そして何よりスペインのヴァレンシア劇場での『ニーベルンクの指環』の演出で素晴らしくも奇抜な舞台を作りあげたスペインの舞踏集団「ラ・フラ・デルス・バウス」による演出が最高。久しぶりにDVDオペラを堪能しました。

11月5日(月)
朝起きて久しぶりに黒兵衛と散歩。ワンワン。釧路のホテルのテレビで短いニュースを見た日本シリーズや伊藤美誠と羽生結弦の活躍などをスポーツ新聞と一般紙でチェック。ネット画像でもチェック。午後から東海道線で品川経由浜松町へ。AVATTA STUDIOで『ニューズ・オプエド』アンカー出演。今日のゲストは笹川スポーツ財団スポーツ政策研究所の玉澤正徳さんとSPJ(スポーツ・ポリシー・フォー・ジャパン)で優勝した明治大学澤井ゼミの6人の皆さん。前半で日本シリーズの話やローザンヌのオリンピック博物館に行ってこられた玉澤さんの話などのあと後半で明治大学優勝チームがプレゼンテーション『キャリスタ同窓会〜同窓会は地方とJクラブを救うか〜』を披露。改めて聞いてみると素晴らしい内容に感激。アシスタントの川島ノリコさんやスタッフたちも面白かった…よくわかった…実現可能…と大評価。視聴者からのツイッターでもイロイロ高い評価がたくさん寄せられて…明治大学澤井ゼミの皆さんありがとうございました。彼らには小生から拙著『彼らの奇蹟』『9回裏2死満塁』(新潮文庫)と長田渚左さん編集の『スポーツゴジラ』最新号をプレゼント。帰り道で雨がぽつりと落ちてきたところで後ろから歩いてきたスタッフのKさんや川島さんにビール1杯呑んで帰りましょうと誘われて近くの中華料理店へ。あっという間に土砂降りのあいだに生ビールを2杯飲んで外に出るといつの間にか土砂降りは止んで新橋駅から帰宅。

11月4日(日)
朝釧路のホテルで目覚めて朝食。上杉隆さんがいたので「ニューズ・オプエド」や「ノーボーダー・スポーツ」についてイロイロ話し合いながらサラダやパンや卵料理を食べる。来年4月からスポーツ・ジャーナリズム塾のネット配信ができるかもしれないので乞御期待。短い朝食のあと団体バスで釧路空港へ。おみやげに皆さんが美味しかったと言っていた「河むらの釧路ラーメン」と久しぶりに「白い恋人」を買って全日空エアドゥーで一路羽田空港へ。機中で半分爆睡。残る半分で中野京子『美貌のひと』(PHP新書)読了。小生の大好きな2枚の絵レンピッカの自画像や表紙にもなっているクラムスコイの「忘れえぬ女(人)」に関する話が面白かった。そうですよね。クラムスコイの描いたのはアンナ・カレーニナですよね。美貌の人は男性もいてバイロンやリストも選ばれている。そうか。バイロンは足を引き摺っていたことも魅力だったのか。少々足が不自由になってきた小生ももっと足を引き摺ろうかな(汗)。羽田で同じ飛行機で帰京した船曳先生や松尾先生に御挨拶してバスで横浜へ。JRで大船へ。帰宅して昼飯のあとウトウトと少々船を漕いでから少々仕事して夜は明日フランスへ帰る隣家のピエールさん一家と『鮨処もり山』へ。美味しい河豚やイロイロに舌鼓を打ちながら釧路で仕入れてきたAIや仮想通貨の話を披露。AIがベートーヴェンを超える話はミュージシャン一家には通じませんよね。

11月3日(土)つづき
4限目は『日本人にとって個とは?』がテーマ。進行役はコンサルティング会社経営の奥谷祈子さん。パネラーは小生の他に品川女子学院理事長の漆紫穂子さんと心理学者で映画監督の和田秀樹さん。小生は明治時代に輸入されたスポーツのなかでダントツの人気を得た野球や日本人の多くが隣の人と肘を摺り合わせながらパチンコをする姿などを例に挙げながら日本人は意外と個人主義でチームプレイが下手という話をする。チームプレイと団体競技を混同している人も多いですからね。和田先生が精神科医の立場やアメリカ留学の経験から小生の話を膨らませてくれたのは嬉しかった。なるほど。狩猟民族は群れたがるから逆に個人主義を主張するのかも…。イロイロ勉強して最後は釧路の人々と一緒に食事をして過ごす「夜楽」。小生は安藤和津「楽長」に率いられて作詞家の東海林良さんと花やキャンドルを使ったアーティスト藤川泰彦さんと一緒に『ふく亭本店』へ。蟹・海胆・魚などの美味しい海鮮料理を食べながらテーブルを移りながらスポーツ&オペラ&歌舞伎の話。最後の挨拶をさせられて一本締めのあと宿舎のホテルへ。昨晩に続いて「エンジンバー」へ。高野孟さん三枝成彰さん安珠さん河口洋一郎さんらとイロイロ話をしたあと沈没。

11月3日(土)
釧路全日空ホテルで目覚めて朝食のあと市民大学講座(のようなもの)の1時限のためバスに乗って釧路公立大学へ。講座は4時限まで18の教室2つの特別教室で行われる。他に中高生のためのハローワークが8教室で4時限。合計100を超す講座が100人を超える文化人によって行われるのだからマァ大きなイベントと言える。小生が参加する第1時限は上杉隆さんの進行で経営コンサルタントの波頭亮さんと東京大学大学院工学研究科准教授の松尾豊さんと一緒に「AIで日本は進化するか?」を話し合う。小生はアメリカのメディアのスポーツ記事がどんどんAIによて書かれている現実を話した以外はもっぱら訊き役。『人工知能は人間を超えるか?ディープ・ラーニングの先にあるもの』(角川EPUB選書)などの著書のある松尾さんや『AI(人工知能)とBI(ベーシックインカム)はいかに人間を変えるのか』(NewsPicksBook)などの著書のある波頭さんに質問してばかり。上杉さんに「タマキサン受講料を払ってください」と笑われる。けど講座は面白くなりましたよね。ナルホド。危ない!と思わずに人を避ける自動運転車にもその行為を危ない!と思わせることはできるのか…ITの利用で100人いた従業員が2人にもなるのか…日本のAI企業は相当遅れているのか…でも一次産業(農水業)にAIを利用すれば逆転も…面白い授業でした。第2限は元証券会社勤務の勝間和代さんの進行で作家の和田裕美さんとともにまたも訊き役で「仮想通貨!億万長者量産プロジェクト」というテーマ。講義は泉忠司さん。何しろ泉さんは仮想通貨で大儲け。昨夜のパーティでこのペンダントいくらだと思いますか?と問われて1千3百円と答えたら正解は12億円というシロモノを身に付けての登場。腕時計も8千5百万円だとか。そんな人物の講義に金の亡者どもが…いや聴衆が200人近く押しかけて小生は時折「みなさん騙されてはイケマセンよ」と茶々を入れる。元英米文学大学講師の泉さんも小生の茶々に笑える人で「金儲けには教養は不必要。しかしカネを使うには教養が必要」という小生に「その通りですね」と同意してくれた。講義内容も面白く国が発行する現在国が発行している通貨も仮想通貨みたいなものと小生が言うと「そうですね。オマケに税金を取られる…」と答えた泉さんはフィリピン在住。大学時代はプロレス愛好会でエメラルド色のタイツで登場していたのでエメラルド色を身に付けると自分が強くなったような気になって12億円のエメラルドを身につけるようになったとか。釧路に来るのにヨメハンから2万円もらって来るような小生とはカネに対する考え方が180度違うけどオモシロイ人だった。オペラも歌舞伎も好きだというから今度ゆっくり話をして1億円くらい貸してもらおうかな(^_^;)。3限目は小生は休憩。中野京子『美貌のひと』を読みふける。この人の絵画論・絵画解説は本当に面白い。

11月2日(金)
朝起きて黒兵衛と散歩。今日から釧路へ出発。寒いかな?まぁ寒いやろなぁ。ワン。昨日の夜かかってきた電話での某テレビ局の出演依頼はお断りする。まぁシャーナイなぁ。ワンワン。散歩のあと昨日書いた原稿2本を読み直して少々手直しして朝日新聞出版と春陽堂書店にメール送稿したあとイロイロ準備して昼飯食って東海道線で川崎へ。タクシーで羽田空港第2ターミナルへ。全日空とエアドゥーの共同運行とかのジェット機で一路釧路へ。エンジン01文化戦略会議の「エンジン01in釧路/あたらしくしろ。」に参加。羽田で高野孟さんやヨーコ・ゼッターランドさんと逢って御挨拶。ジェット機に乗って2時間弱で釧路空港着。タクシーでホテルに寄ってから「ウェルカムパーティ」に出席。高橋はるみ北海道知事や蝦名大也釧路市長に続いて大会委員長の勝間和代さん副委員長の林真理子さんが挨拶。乾杯のあと北海道の美味に舌鼓。蒸し牡蠣やいくら丼が美味しかった。北海道産日本酒や60度のウィスキーも美味しくいただくなかで久しぶりに逢った乙武洋匡さんや河口洋一郎さんや有森裕子さんや浅葉克己さんや井沢元彦さんや奥田瑛二さんや矢内廣さんや露木茂さんや佃一可さんや南美希子さんや船曳健夫さんや山本益博さんに御挨拶。パーティーを終えて宿舎の全日空ホテルに設けられた特設『エンジン・バー』で高野孟さんや三枝成彰さんらと呑み直し。三枝さんにバーンスタインの指揮した『トリスタン』を絶対に見るべしと薦める。元モデルでカメラマンとして京都(平安京)をテーマに撮り続けているという安珠さんを紹介されたので珍皇寺や建仁寺や『酒肆G』を紹介してあげる。京都出身ちゅうてもそれくらいしか知らんもんなぁ。イタリア赤ワインを結構飲んでお開き。明日の講座に備えて寝よ。

11月1日(木)
朝起きて黒兵衛と散歩。日本はジャーナリストが危険地帯へ行くことをバッシングする人が大勢住んでいる国なのか。ヒドイ世の中ですね。ワン。報道の自由度が世界の国々のなかで70位以下というのも肯けますね。ワンワン。憲法に表現の自由と書かれた文章は英語では確かfreedom of pressだったと記憶しているけど報道の自由という文言も憲法を改正するなら是非とも入れてほしいですね。そうなればスポーツの主催者や球団の所有者としてスポーツ報道の自由を制限している日本のメディアは憲法違反となりますね。ワン。終日デスクワーク。朝日文庫の解説原稿と春陽堂書店のネット新連載「スポーツって何?ってきかれて、あなたは答えられますか?」の第2回原稿の2本をおおむね仕上げて夜はビール&夕食&酒で日本シリーズに集中。ええ試合ですねえ。広島も博多もどっちも強いですねえ。継投も面白いですねえ。しっかし試合時間が長いですねえ。CM中にニュース番組にチャンネルをまわしたら(チャンネルをまわすという言葉遣いは今でも正しいのかな?)その間に柳田がサヨナラ・ホームラン。はっはっは。久しぶりにジックリ野球を観察したのに一番良いシーンを見逃してしまった。体験というのはそんなもんですね。ジャーナリズムや報道には体験とともに(それ以上に?)過去に対する勉強が必要ですね…。
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ナンデモカンデモ
DVD
『雨のしのび逢い』
『雨のしのび逢い』
白黒の映像もジャンヌ・モローも美しいキス・シーンのない不倫映画。ピーター・ブルック監督マルグリット・デュラス原作。『モデラート・カンタービレ』が原題。邦題以外は見事な映画
【ナンカン1/6&8】
DVD
『ワーテルロー』
『ワーテルロー』
ナポレオン(ロッド・スタイガー)もルイ18世(オーソン・ウェルズ)も戦争場面も本物に思える凄い映画
【ナンカン1/5&8】
BOOK
塩野七生『ギリシア人の物語II 民主政の成熟と崩壊』(新潮社)
塩野七生『ギリシア人の物語II 民主政の成熟と崩壊』(新潮社)
いよいよペリクレスの登場。文化繚乱。彼らはどう滅びた?
Blu-ray
『カッコーの巣の上で』
『カッコーの巣の上で』
ミロス・フォアマン監督とジャック・ニコルソンの最高傑作かな。
DVD
『レナードの朝』
『レナードの朝』
ロバート・デニーロとロビン・ウィリアムスの名作劇場。しかしメッセージは平凡ですね。
『殯の森』
『殯の森』
美しい映画。女性監督にしか作れない映画ですね
【以上、ナンカン1/3】
DVD
『バラバ』
『バラバ』
アンソニー・クイン主演。キリストに代わって生かされた極悪人の生涯。イイ映画です。半世紀ぶりに見ることができて良かった。
【ナンカン12/30&1/1】
DVD
『25時』
『25時』
これもアンソニー・クイン主演の名作映画。戦争に翻弄される庶民の話。安倍さんも見て泣いてほしい。
『ロンメル』
『ロンメル』
ドイツ製作の第二次大戦ナチス映画。ドイツ最後の良心。山本五十六と同じかな?
TV
『ねほりんぱほりん』
『ねほりんぱほりん』
コレは「大人のピタゴラ」と並ぶEテレ史上最高のモノスゴイ番組だ!
【以上、ナンカン1/1】
DVD
『マーラー:交響曲第4・5・6番』
『マーラー:交響曲第4・5・6番』
ヤッパリ小生はマーラーもバーンスタインのファンです。
BOOK
山下洋輔『猛老猫の逆襲』(新潮社)
山下洋輔『猛老猫の逆襲』(新潮社)
佐渡裕さんとのウィーン公演の話も出てきます。
宮崎克己『ジャポニスム 流行としての日本』(講談社現代新書)
宮崎克己『ジャポニスム 流行としての日本』(講談社現代新書)
日本文化も文化の作り手も凄いですね。ダメなのは政治家官僚経済人?
澤西祐典・柴田元幸/編集&訳『芥川龍之介選 英米怪異・幻想譚』(岩波書店)
澤西祐典・柴田元幸/編集&訳『芥川龍之介選 英米怪異・幻想譚』(岩波書店)
ワイルド、ポー、ルイス…龍之介はこーゆー作品が好きだったのですね。
吹浦忠正『オリンピック101の謎』(新潮文庫)
吹浦忠正『オリンピック101の謎』(新潮文庫)
この方から1964年東京五輪閉会式の仕掛け人の話をお聞きしました。
斎藤美奈子『日本の同時代小説』(岩波新書)
斎藤美奈子『日本の同時代小説』(岩波新書)
この著者の書くモノはすべて読みましょう。東京新聞の連載も!
中野京子『大人のためのオペラ入門』(講談社α文庫)
中野京子『大人のためのオペラ入門』(講談社α文庫)
う〜ん…何で「薔薇の騎士」がない?!「大人のため」なのに…
【以上、ナンカン12/29】
Blu-ray
『質屋』
『質屋』
最高の映画。最高の演技。最高の音楽。文句なし!
【以上、ナンカン12/27・28】
DVD
『ゴッド・ファーザーpartV』
『ゴッド・ファーザーpartV』
アル・パチーノは最後に叫びますね。ロッド・スタイガーは最後まで叫ばない。その差は何かな?
『ベートーヴェン:ミサ・ソレムニス/合唱幻想曲他』
『ベートーヴェン:ミサ・ソレムニス/合唱幻想曲他』
筆舌に尽くせないしみじみと味わい深い演奏です。こういう演奏を名演奏と言うのでしょうね。
CD
『マーラー:交響曲第6番 悲劇的』
『マーラー:交響曲第6番 悲劇的』
クルレンツィス指揮ムジカエテルナの演奏(以下3作品も)。素晴らしい演奏ですけど大騒ぎするほどのモノかなぁ?
『チャイコフスキー:交響曲第6番 悲愴』
『チャイコフスキー:交響曲第6番 悲愴』
考え抜かれたイイ演奏ですけど10年後に古いと感じないか心配。
モーツァルト:オペラ『フィガロの結婚』
モーツァルト:オペラ『フィガロの結婚』
スピーディで切れ味最高。きっとモーツァルトもこんな指揮を…と思える演奏です。
モーツァルト:オペラ『ドン・ジョヴァンニ』
モーツァルト:オペラ『ドン・ジョヴァンニ』
なかなか面白い演奏です
【以上、ナンカン12/28】
DVD
『暴行outrage』
『暴行outrage』
黒澤「羅生門」は西部劇に合わないのでは?
【ナンカン12/26・27】
Blu-ray
『羅生門』
『羅生門』
凄い映画ですけど日本語が聞き取りにくいですね。字幕が欲しい。
『荒野の七人』
『荒野の七人』
このパクリは面白い。ブリンナー&マックィーン&コバーン&ブロンソン…豪華ですね。
『七人の侍』
『七人の侍』
これぞ映画!ですね。
CD
『クレド』
『クレド』
エレーヌ・グリモ―は最高の知性派女流ピアニストですね。
『バーンスタイン交響曲第3番カディッシュ/セレナード』
『バーンスタイン交響曲第3番カディッシュ/セレナード』
佐渡裕指揮トーンキュンストラー管弦楽団。ドイツ語のナレーションも新鮮です
【以上、ナンカン12/27】
BOOK
ヒュー・ロフティング/井伏鱒二・訳『ドリトル先生アフリカ行き(ドリトル先生物語全集1)』(岩波書店)
ヒュー・ロフティング/井伏鱒二・訳『ドリトル先生アフリカ行き(ドリトル先生物語全集1)』(岩波書店)
孫はどこまで読み進んだかな?
【ナンカン12/25】
DVD
『メル・ブルックス/珍説世界史part1』
『メル・ブルックス/珍説世界史part1』
私の最高に好きな映画のひとつです
【ナンカン12/24】
BOOK
塩野七生『ギリシア人の物語T民主政のはじまり』(新潮社)
塩野七生『ギリシア人の物語T民主政のはじまり』(新潮社)
東京五輪の前に読みましょう
【ナンカン12/17・21・24・25・30】
BOOK
『風の又三郎-宮沢賢治童話集2』(講談社青い鳥文庫)
『風の又三郎-宮沢賢治童話集2』(講談社青い鳥文庫)
孫と一緒に読み直したいな。
CD
『N響85周年記念シリーズ:ドヴォルザーク交響曲第9番「新世界」チャイコフスキー交響曲第4番他/』
『N響85周年記念シリーズ:ドヴォルザーク交響曲第9番「新世界」チャイコフスキー交響曲第4番他/』
シルヴェストリの指揮は凄い!狂気です
【以上、ナンカン12/23】
BOOK
中野京子『ハプスブルク家12の物語』(光文社新書)
中野京子『ハプスブルク家12の物語』(光文社新書)
ハプスブルクの末裔は今も万博等に影響を?
【ナンカン12/19】
CD
『BEETHOVEN SINFONIEN 1-9, OUVERTUERE』
『BEETHOVEN SINFONIEN 1-9, OUVERTUERE』
若きバーンスタインとNYフィルの演奏は今聴いても新鮮
【ナンカン12/17】
CD
『ワーグナー:序曲前奏曲集』
『ワーグナー:序曲前奏曲集』
ベーム指揮ウィーン・フィルの見事な演奏。特に『リエンチ』『名歌手』が凄い
【ナンカン12/16】
BOOK
中野京子『ブルボン王朝12の物語』(光文社新書)
中野京子『ブルボン王朝12の物語』(光文社新書)
この著者の絵画の本は本当に面白いですね
【ナンカン12/15】
BOOK
ユヴァル・ノア・ハラリ『ホモ・デウス(上下合本版)テクノロジーとサピエンスの未来』(河出書房新社)
ユヴァル・ノア・ハラリ『ホモ・デウス(上下合本版)テクノロジーとサピエンスの未来』(河出書房新社)
本はそれなりに面白かったですけど未来がこーなるかどーかは…?。
DVD
『エイリアン4』
『エイリアン4』
最低の映画ですね。
Blu-ray
『ポセイドン・アドベンチャー』
『ポセイドン・アドベンチャー』
ジーン・ハックマンも出演しています。映画として最高に面白いアイデア満載ですね。
DVD
『猿の惑星』
『猿の惑星』
チャールトン・ヘストン主演。本当に面白い映画でしたね
【以上ナンカン12/14】
BOOK
加藤唐九郎『唐九郎の焼き物教室(とんぼの本)』(新潮社)
加藤唐九郎『唐九郎の焼き物教室(とんぼの本)』(新潮社)
この人は本当に凄い人だと思います。
加藤唐九郎『自伝、土と炎の迷路(人間の記録)』(講談社学芸文庫)
加藤唐九郎『自伝、土と炎の迷路(人間の記録)』(講談社学芸文庫)
今までに小生が出逢った最高の傑物です
【以上、ナンカン12/13】
BOOK
『保存版・平成の30年と皇室 週刊朝日ムック』(朝日新聞出版)
『保存版・平成の30年と皇室 週刊朝日ムック』(朝日新聞出版)
写真が綺麗です。小生も平成のスポーツの記事を寄稿してます
【ナンカン12/12】
BOOK
ロバート・ホワイティング著/玉木正之・訳『ふたつのオリンピック東京1964/2020』(KADOKAWA)
ロバート・ホワイティング著/玉木正之・訳『ふたつのオリンピック東京1964/2020』(KADOKAWA)
2400円と少々値段が高いですが全編約600頁。面白さは保証します(訳者)
ナベツネの家庭教師もした著者が東京で過ごした半世紀を回顧。ヤクザとの出逢い女子大生との失恋…波瀾万丈の東京物語。是非とも買って読んでください!
BOOK
拙著『京都祇園遁走曲』(文藝春秋)
拙著『京都祇園遁走曲』(文藝春秋)
まだ読んでない人はアマゾンで1円で買えるそうですから読んでね
【ナンカン4/24】
BOOK
『大相撲「八百長批判」を嗤う』(飛鳥新社)
『大相撲「八百長批判」を嗤う』(飛鳥新社)
八百長が騒がれた時期(2011年6月)に緊急出版した本です。宮崎学(作家)根岸敦生(朝日新聞記者/元相撲担当)鵜飼克郎(週刊ポスト記者)荒井太郎(相撲ジャーナリスト)らと相撲の本質論を語ってます。
BOOK
『野球アンソロジー9回裏2死満塁 素晴らしき日本野球』(新潮文庫)
『野球アンソロジー9回裏2死満塁 素晴らしき日本野球』(新潮文庫)
大好評発売中。正岡子規、夏目漱石、埴谷雄高、大下弘、桑田真澄、伊集院静…などが並んでます。買ってください!読んでください!
『彼らの奇蹟:傑作スポーツアンソロジー』(新潮文庫)
『彼らの奇蹟:傑作スポーツアンソロジー』(新潮文庫)
三島由紀夫、澁澤龍彦、小林秀雄、石原慎太郎、大江健三郎、沢木耕太郎、村上春樹…などが並んでます。こちらもよろしく。
『スポーツとは何か』(講談社現代新書)
『スポーツとは何か』(講談社現代新書)
「運動会」の文章は中学3年国語の教科書に採用され、他の文章も、今も大学や高校の入試や予備校の模試によく使われています。
『スポーツ解体新書』(朝日文庫)
『スポーツ解体新書』(朝日文庫)
これも大学入試の論文問題によく使われます。文庫版解説の文章は乙武洋匡さんです。
『続スポーツ解体新書』(Zaiten books)
『続スポーツ解体新書』(Zaiten books)
もっと著書の宣伝をしなさいよ…と友人に言われたので…
【以上、スポーツ本の拙著の宣伝でした】
『図説・指揮者列伝 世界の指揮者100人』(河出書房新社ふくろうの本)
『図説・指揮者列伝 世界の指揮者100人』(河出書房新社ふくろうの本)
平林直哉さんとの共著です。
『クラシック道場入門』(小学館)
『クラシック道場入門』(小学館)
中古ならあるようです。20年前に上梓した音楽本です。
『オペラ道場入門』(小学館)
『オペラ道場入門』(小学館)
クラシック…の本は5刷増刷。さらに面白くと出したオペラの本は増刷ナシ。やはり日本ではオペラはマダマダ…なのかな。以上、音楽関係拙著の宣伝でした。
タマキのナンデモカンデモごちゃまぜ総集編
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