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| 4K Ultra HD |
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『ゴッド・ファーザー』 ひさしぶりに見直したら、やはりスゴイ映画ですね。マーロン・ブランドは貫禄です。アル・パチーノのマイケルも見事!
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1月1日(木)元旦
あけましておめでとうございます。今年もよろしく。皆そろい悪くはあるまいニューイヤー。
12月1日(月)つづき
イロイロ仕事したあとちょっと遅い昼メシを食べながらNHK-BSで映画『1917ー命をかけた伝令』を見始めると昼メシを食べ終わったあとも眼が映画から離せなくなる。サム・メンデス監督の計算され尽くした見事なワンカット長回しの映像に眼が奪われてしまった。大量の兵士のエキストラや馬や兵士の死体まで横たわる広大で悲惨な戦場を駆け抜ける伝令の兵士を絶え間なく追いかけるカメラの映像はスゴイ!の一言。激流に溺れそうになるシーンまであってどのような手法で撮影したのか!?と首を傾げながらも戦火の残骸のなかに現れた女性が抱く赤ん坊の姿はまるでマリアとイエスの姿。伝令は友を失いながらも1人で使命を果たす。さすがは『アメリカン・ビューティ』も創った監督の映像と物語に感服しました。けどこの映画は映像監督の勝利ですね。仕事のあと晩メシはTVKで吉本新喜劇を見ながら。昼と夜のこういうギャップも悪くないですね。しかし『1917』というタイトルの第一次大戦の映画にロシア革命が全く無視されているのも不思議と言えば不思議でしたね。
1月1日(木)元旦つづき
俺。長女&次女&長男+孫2人(中3&小1)+黒兵衛&虎太郎。家族全員揃って新年を迎えてまずは黒兵衛と全員で散歩のあと何故か孫とハリー・ポッターとロンドンとシェイクスピアの話で盛りあがったので映画『恋に落ちたシェイクスピア』をみんなで見ていると『鮨処もり山』さんが夫婦&長男揃って寿司ヴァージョンのお節を持ってきてくれる。孫はお年玉を頂いて御満悦。夕方から晩メシ。ワイワイガヤガヤで新年を迎える。映画は『ゴッドファーザー』を見ながら。久し振りに見たマーロン・ブランドの最初の物語は全体の粗筋を知ってるだけに面白かった。

| DVD |
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『女殺油地獄』 仁左衛門の与兵衛は天下一品ですね。太棹三味線の音楽も最高の現代前衛音楽です
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1月2日(金)
ベッドで川北省吾『新書 世界史 なぜ「力こそ正義」はよみがえったのか」(講談社現代新書)。強烈に素晴らしい一冊でした。世界の右傾化の様子がよくわかりました。多くの人に読んでほしい本の詳しい感想は後日。ワン。家族みんなで朝食&黒兵衛と散歩のあと大船観音へ初詣。急坂がキツイ。そのあとルミネのイタリア料理店で家族で遅い昼メシ。帰宅して新春歌舞伎を見る。中3の孫が近松に興味があるらしいのでEテレでやっていた幸四郎の『女殺油地獄』を一緒に見る。ヤッパリ仁左衛門のほうがイイかな。チョット遅めの晩メシは軽めの中華。Eテレでやっていた英語『国宝』のメイキングのような番組はよかったですね。
1月1〜2日
書き忘れ。今年のウィーン・フィル・ニューヤー・コンサートは見事な演奏でした。こんなに素晴らしい♪美しき青きドナウは初めてでした。ヤニック・ネゼ=セガンがこんなに素晴らしい演奏をひい出す指揮者だとは思いませんでした。

| 4K ULTRA HD |
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『アマデウス』 孫につられて久し振りに全編見直しました。改めて素晴らしい映画だと確信。ミロス・フォアマン監督、スゴイです
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1月3日(土)
『新書 世界現代史』の最後は古代ギリシアのペロポネソス戦争。アテネとスパルタが覇を競ったときに中立を保っていた小さな島メロス島にアテネの使者がやって来て味方になれと脅す(説得する)。メロス島はそれを拒否。「弱者に公正さと正義で接すれば名声は高まる」と逆に「正論」を唱える。がアテネは聞く耳を持たずメロス島の住民を滅ぼす。民主政(暴力の否定による政府)を世界いち早く用いたアテネも対外的には暴力(武力)を用いて「力こそ正義」を貫いたのですね。非暴力の政治(民主政)から生まれたスポーツ(暴力のゲーム化)もその起源は"暴力"。そこでスポーツによる平和を唱えるオリンピアの祭典(オリンピック)はどうなるのか?どうすればいいのか?を考え続けています。ワン。ベッドから出て家族7人揃って黒兵衛と散歩。青い空に真っ白の雪をかぶった富士山が綺麗。富士山こそ平和の象徴ですね。ワン。ヨメハンと娘や孫たちは買い物。俺は寝正月。夕方にみんなが帰ってきてワイワイガヤガヤ。何かの拍子で中3の孫がモーツァルトをよく知らないといったので映画『アマデウス』を見る。久し振りに見直したけどコレは良くできた芝居のうえミロス・フォアマン監督の手腕が見事ですね。ついでにピーター・セラーズ演出オ現代版オペラ『ドン・ジョヴァンニ』やグルダのモーツァルトを聴かせたあと晩メシでワイワイガヤガヤのうちに今年の正月三が日も閉幕です。

1月4日(日)
アメリカがベネズエラの首都カラカスを爆撃。大統領夫妻を拘束してアメリカに連れ去った。国連安保理常任国の面々が国連憲章違反の行動に出る現実は『新書世界現代史』の副題『なぜ「力こそ正義」はよみがえったのか』に書かれたとおりの世界が現れたわけですね。《プーチンはウクライナを侵略し習近平は南シナ海を埋め立てて軍事拠点化しトランプは一方的に高関税を発動。大国がルールを破っても国際社会は止められない》そしてトランプはベネズエラの石油を強奪しグリーンランドもパナマ運河も支配して建国以来の方針(ミッション)とも言える《自由の帝国》を西側に築こうとしているのか?世界は「三国志」化したのか?本書の最後には《トランプが同盟国に突き付けた命題の一つ》として歴史家のジョン・ルイス・ギャデスの言葉を紹介している。《アメリカの保護を当然視したりアメリカが全世界に対する責任に関心を持つという考えを当たり前と見なしたりすることは間違いだ。(略)アメリカのパワーを背景にした世界の秩序は1945年から80年の長きにわたって続いてきた。(略)しかしアメリカがこれからの80年も特定の国々にこれまでと全く同じ保護を与え続けると考えるのは非現実的だ》そして末尾には《我々はいま力が信義をなぎ倒す荒れ野にいる。強者は好きなように力を振るい弱者は耐えるしかない世界である。(略)アメリカは我々と共にいるだろうか》……。子供や孫が次々と自分たちの住処に帰って行ってヨメハンと2人で黒兵衛と散歩&晩メシは二人で鍋をつつく。それも悪くないですナァ。

1月5日(月)
ベネズエラはベニスのように美しいところから名付けられた国。そもそも南米は豊かな土地だったのでスペインやポルトガルが占領後にゴムや金や石油や牛の放牧などによる利益を独占する独裁政治が主流になったのですね。それに較べて北米(アメリカ)は砂漠が中心で先住民との争いもあり欧州からの渡来人たちは皆で協力し合う民主政を発達させたのですね。そんな国々が外国に手を出すときは民主政の「力」ほうが強いのですね。まさにアメリカにとってのフロンティア開拓=先住民を殺戮して領土を広げて以来の民主帝国主義ですね。嗚呼。ワン。ベッドを出て老犬黒兵衛と散歩。『新書 世界の現代史』は多くの新しい言葉を教えてくれた。「クロス・ポリネーションcross-pollimation」もその一つ。元々は生物学用語で蜂や風によって雄しべの花粉が運ばれて他の花に受粉する「他家受粉」を表す言葉だったらしいがトランプ支持者によるワシントンの合衆国連邦議会への破壊活動がブラジルに飛び火してブラジルのボルソナロ前大統領支持者たちがブラジリアの三権広場(大統領府・最高裁判所・国会)襲撃事件を起こしたようなことを指すらしい。蜂や風に代わって花粉(情報)を運んだのはSNS。ということは参政党なんかも「ドイツのための選択肢AfD」や「フランス国民連合(RN)」のクロス・ポリネーションから生まれたと言えるのかな?ワン。仕事始めイロイロ。なかなか本HPの更新に手が回らない。少々お待ちを。晩メシは吉本新喜劇を見ながら。今日の舞台はチョイと安部公房やイヨネスコの不条理劇を連想させましたね。誉めすぎかな?

1月6日(火)
ミラノ・コルチナ冬季五輪が1か月後に開幕。その1週間前から始まる国連総会決議による「国際連合とオリンピック停戦(United Nations and Olympic truce)」はパリンピックの1週間後までと決められている。即ち1月31日から3月23日まで。その間はアメリカもコロンビアやキューバやメキシコに軍事力を行使できないはず。もしも行使すれば22年の北京冬季五輪停戦期間中にウクライナに侵攻したロシアやベラルーシと同様アメリカも五輪に国としては出場できなくなるはずだ。それとも"自衛の作戦"で「戦争ではない」と弁明するのかな?五輪停戦の正式名称は「スポーツとオリンピックの理想を通じた平和でより良い世界の構築を目指す決議」だからオリンピックだけでなく国際スポーツ大会の期間も"停戦"するのが理想のはずでベネズエラやコロンビアも参加するWBCの機関(3月5〜17日)もFIFAワールドカップの期間(6月11日〜7月19日)も停戦が守られるべきだろう。"FIFA平和賞"が授与されたトランプ大統領ならその意味&その意義は理解しているはずですよね。ワン。ベッドから出て老犬黒兵衛と散歩。ベッドでの読書は再度『新書 世界現代史 なぜ「力こそ正義」はよみがえったのか』を頭から読み直し始める。そして考えた"国連と五輪停戦"は明日のラジオで話すことにする。ワン。デスクワークは本HPの更新原稿作り。意外と時間がかかったけど明日には原稿を(株)bitさんに送れそう。晩メシはニュースとアメリカのベネズエラ攻撃&マドゥロ大統領夫妻の拉致について語っている番組を見ながら。誰も五輪停戦期間との関連は話しませんね。嗚呼。そのクセ1か月後に迫った冬季五輪のメダル候補選手については報じる。それで五輪報道と言えるのかな?

1月7日(水)
ベッドでの読書は筑摩書房のPR誌『ちくま』1月号。斎藤美奈子さんの『世の中ラボ188』は『高市発言で浮上した「台湾有事」の可能性を考える』と題して田岡敏次『台湾有事 日本の選択』(朝日新書)峯村健司『台湾有事と日本の危機 習近平の「新型統一戦争」シナリオ』(PHP新書)小川和久『日本人が知らない台湾有事』(文春新書)の3冊が選ばれ内容が紹介されていた。が「有事」が「戦時」と化すかどうかは意見が分かれて分からない。米中の「G2」に挟まれた日本がどうすれば良いか?そろそろ真剣に考えたほうが良いことだけは確かですね。ワン。黒兵衛との散歩は後回しにしてRKB毎日放送『田畑竜介GrooonUp』の『Catch Up』に今年最初のZOOM音声出演。まず新年の挨拶をして昨日の本欄に書いた五輪休戦とアメリカのベネズエラ爆撃の今後について話す。メディアでトランプの考えやベネズエラの今後についてイロイロ喋ってる人は多いけど五輪停戦について話している人は小生以外に皆無。もちろん五輪アナリストの春日良一さんが出演していたら話したに違いないけど彼は(私も)マスメディアに呼ばれない。彼はロシアがウクライナに侵攻した日に偶然ラジオ出演が決まっていたらしいけど戦争が始まったというので軍事や外交の評論家に差し替えられたという。我が国のメディア関係者はオリンピックが政治的存在(平和運動)であることを知らないようですね。ワン。ラジオのあと老犬と散歩してデスクワークは本HPの更新原稿を完成させて(株)bitさんに送る。夕方までかかってしまった。晩メシはニュースや国際法違反のアメリカの解説番組を見ながら。やはり五輪停戦の話は出ませんね。それに新年に財界の名刺交換会のニュースがあったけどソレは去年の名刺交換会を流すほうが面白いでしょうね。みんなどれほど無責任に的外れなことを言っていたかがわかりますからね。過去の検証のほうが未来は見えてくるはずですよね。

1月8日(木)
ベッドで完読した『新書世界現代史 なぜ「力こそ正義」はよみがえったのか』の側線を引いたところを読み直す。ベネズエラ爆撃こそ触れてないが(最新刊では当然無理ですよね)現在の国際政治情勢を考える基礎として本書は最適です。グルジア(ジョージア)とウクライナのNATO加盟を最初に強く推進したのは《「フリーダム・アジェンダ(自由の拡大戦略)を掲げるジョージ・W・ブッシュ。03年のイラク侵攻でサダム・フセインの独裁体制を打倒し旧ソ連圏にも民主主義を拡大する取り組みの一環だった。だがブッシュの提案は独仏両国から猛反対される》それは《ロシアへの宣戦布告に等しいと考えた》からだとメルケル首相は後に述懐したという。ベラルーシ(白ロシア)とウクライナ&ジョージア(小ロシア)の歴史的地政学的意味を理解している欧州人と自国のことしか頭にない米人の違いですね。本書を読み直してみると最初は《アメリカと共にある》と宣言したプーチンに対して歴代の米大統領が次々と誤った対応をしていたことがよくわかります。嗚呼。ベッドを出て老犬黒兵衛と散歩のあとデスクワークは来週月曜の"TAMAKIのスポーツジャーナリズム"でスポーツライターの小林信也さんと"新春対談"を行う内容を考える。テーマの中心は"狂乱のスポーツブーム"という取りあげ方になるでしょうね。W杯のチケットが転売で10万円以上!。WBCの外野席が転売で5万円以上!大谷のホームランボールが1億5千万円!これが正常なスポーツのあり方と言えるのでしょうかねえ?日本のメディアはそれを批判しないのですからね。小林さんと一緒に鉄拳を振るいましょう。

1月9日(金)
『新書世界現代史』の再読は習近平と中国のアヘン戦争以来の「百年国恥」と「中華民族の偉大なる復興」について。ナルホド。トランプもプーチンも習近平も改めて彼らの戦略は「レコンキスタ(失地回復)」の一言で表せるのですね。イランもキューバもグリーンランドもトランプ・アメリカにとってはある意味でレコンキスタの対象と言えるのでしょうね。国連は何もできないのかな?彼らがこの世から消えるのは10年後?20年後?ワン。ベッドを出て老犬黒兵衛と散歩。枯木の枝の間から言える雪をかぶった富士山が綺麗。「力こそ正義」の時代が終わるのと富士山が爆発するのとではどっちが先かな?ワン。"TAMAKIのスポーツジャーナリズム"に新しいビッグ・ゲストを迎えることができそうでイロイロ動いたり中断していた原稿のまとめに手を付けたりデスクワークいろいろ。やることがイロイロあるのは喜ぶべきことかもしれないけど少々ウンザリすることも多い今日この頃ではありますね。晩メシは「チコちゃん」を見ながら。何故ラグビーのボールは楕円球なのか?という問いに対する答えは近代ラグビーの説(投げやすい・持ちやすい)としては正しいけど前近代の歴史をもっと初回してほしいですね。地震列島は活発化?首都直下・南海トラフ・富士山爆発…日本の再生はそのあとのことかな?いや。再生できるのかな?

1月10日(土)
ベッドで『新書世界現代史』再読。一度読み切った本の即座に再読は珍しい。しかも最初は側線を引いたところだけを読み直そうとしたが全文を読み直す。中国の話を読み終えると『BRICS「南」の逆襲』から『白人の焦燥』へ。トランプの「ドンロー主義」はバイデンの「民主主義対専制主義の闘い」という二元論が「第三世界」に受け入れられなかった結果なのでしょうね。そこでトランプも専制主義に走って「力こそ正義」の世界の覇権争いに加わった?まぁアメリカは昔からフロンティアという名の帝国主義を推進していたのですけどね。ワン。ベッドを出て老犬黒兵衛と散歩。かなりの強風で寒いなか富士山は綺麗。富士山だけは綺麗と言うべきか。そう言えば生前のオフクロは富士山を見ると必ず手を合わせていたけど何を祈っていたのかな?それとも何かを感謝していたのかな?まだ爆発しないことを感謝?だったらソロソロ爆発してくれることを祈ろうか?日本の世直しのために。ワン。日テレで高校サッカーを見たり…BSフジで「がっぷり総見」を見たり。しかし頭の中は別のことを考える。今スポーツに何が可能か?明後日のTSJ(TAMAKIのスポーツジャーナリズム)で小林信也さんと話し合うことにしましょう。東京新聞が時折中日ドラゴンズだけを大きく取りあげるのは見苦しいですね。晩メシはTBS『報道特集』を見てから。この番組のなかに(娯楽報道としての)スポーツニュースを入れる必要はないですね。

1月11日(日)
『新書世界現代史』は『白人の焦燥』から『SNSと情報工作ー民主主義の新たな脅威』へ。日本であまり広まっていない重要な現代用語は「グレイト・リプレスメント Great replacement」と「クロス・ポリネイション Cross-Pollimation」でしょうね。意味は「大いなる人種の入れ替え」と「他家受粉」。前者はかつてWASP(白人・アングロサクソン・プロテスタント)が多数派として支配していたアメリカで彼らが少数派と化し多数派となった有色人種の支配が始まること。後者は前にも書いたが生物学用語で雄蘂と雌蘂が同じ花で受粉せず雄蘂の花粉が風や虫によって運ばれて別の花の雌蘂に受粉すること。政治用語としてはアメリカのトランプ支持者の連邦議事堂襲撃事件の情報がSNSでブラジルにつながりブラジリアでボルソナロ支持者の国会襲撃事件につながったこと。またAfD(ドイツのための選択肢)やMAGA(アメリカW再び偉大に)やRN(国民連合=フランスの極右政党)などの情報がSNSによって拡散し日本の参政党や保守党に影響を与えることを指すという。すべては「反リベラル」で一致するのですね。「白人文化のレコンキスタ(失地回復)」「アメリカン・ルネサンス」は中国「百年国恥」の意識と結びつきトランプに「G2」という言葉を使わせたのも「クロス・ポリネーション」と言えるのかもしれませんね。ワン。
1月11日(日)つづき
ベッドから出て老犬黒兵衛と散歩。今日は厚い雲で富士山がよく見えない。富士山がよく見えない日は何故か世界情勢が心配になりますね。イランはどうなるのかな?富士山こそ平和の象徴かもしれません。ワン。デスクワークは明日の"TAMAKIのスポーツジャーナリズム"の準備。ゲストにスポーツライターの小林信也さんを迎えて2026年の新春対談。テーマは「五輪・WBC・W杯…バブルとバカ騒ぎの日本のスポーツ界を斬る!」企画は3回に分けて@高校野球から五輪までただ騒いで終わる日本でスポーツ文化は育たない!?Aスポーツ・ベッティングの未採用は日本のスポーツ行政の貧困さの象徴だ!B日本のスポーツ界の元凶はジャーナリズムを放棄したマスメディアにあり!…で今年はジャーナリズムの批判色をさらに強めるつもりです。夕方から長女が来宅。さっそくスパークリング・ワインを飲み始める。まだ正月気分が抜けないなかで初場所が始まる。横綱大関陣安泰。イイことですね。安青錦の先場所優勝記念額に映っていた写真の化粧まわしがキース・ヘリングの世界平和を祈るイラストだった(ナンデモカンデモ参照)。日本のスポーツで最も先進的で国際的で有意義なのは大相撲かもしれませんね。絶対にプロ野球や高校野球や箱根駅伝ではないですね。

1月12日(月)
ベッドでの読書『新書世界現代史』は第7章『SNS情報工作ー民主主義の新たな脅威』を読了。ロシアがヨーロッパの極右政党を陰で支援しているのは古くは冷戦時代にアメリカが日本の自民党を支援していたのと同じ構図で大国なら必ず行う「情報工作」なんでしょうね。それ以上に効果的なのは《難民の武器化》なのかもしれません。ロシアがシリアで一般人の居住地を無差別攻撃して大量の難民を生み出したのもウクライナでインフラや一般人の居住地を攻撃するのも難民を多数生み出して欧州や米国に送り込むことによって欧州や米国を弱体化する(社会と政治を混乱させる)戦略とも言えるんですね。ならば「パンダ外交」という言葉があるとおり「ピンポン外交」も存在し南米や欧州などに数多く存在する中国名の卓球選手も単に中国国内では代表選手になれない中国人選手が国外で五輪や世界選手権のメダルを目指すというのではなく中国政府が送り込んだ「外交官」という見方ができるのかもしれません。IOCが国別メダル数の公表を認めているかぎり(オリンピックにおける国別の闘いを黙認している限り)その疑いは晴れないかもしれませんね。ワン。
1月12日(月)つづき
ベッドを出て老犬黒兵衛とヨメハンと長女と散歩。門松などの不要になった正月の縁起物を持ってチョイと離れた諏訪神社まで行ってお炊き上げをお願いする。坂道が多いので吾輩は汗だく。老犬もヘトヘト。でも頑張って歩かなきゃ。ワン。長女は我が家の故障したプリンターに代わって自分で使わなくなった新しいプリンターを設置してくれる。ネットと繋いだりヤヤコシイ操作をやってくれる。老いては子に従えですね。夕方から"TAMAKIのスポーツジャーナリズム(TSJ)"を収録。ゲストの小林信也さんとともに昨日の本欄に書いた「日本のスポーツ界の大問題点」を次々と指摘。結論は「読売がジャイアンツの所有と箱根駅伝の主催から撤退して朝日と毎日が高校野球の主催から撤退すると日本のスポーツ界のみならず日本経済&日本社会のとっても日本のジャーナリズムにとっても素晴らしいことになる!!」というもの。この実現が今年のTSJの目標ですね。晩メシは録画しておいた大相撲を見ながら。大相撲はオモシロイですね。ドメスティックな文化はインターナショナルになるのですね。

1月13日(火)
ベッドでの読書は川北省吾『新書世界現代史なぜ「力こそ正義」はよみがえったのか』(講談社現代新書)2度目の完読。確かに今世界は大きく変化しようとしているのですね。しかしプーチン73歳(10月7日に74歳)習近平72歳(6月15日に73歳)トランプ79歳(6月14日に80歳)ネタニヤフ76歳(10月21日に77歳)…であること思えば今の「世界の変化」も一時のもの(あと10年の我慢?)なのか?それとも「力こそ正義」の世界が後継者に引き継がれるのか?ちなみにゼレンスキーは47歳(13日後に48歳)。高市早苗は64歳(3月7日に65歳)。現在の「力こそ正義」に「共鳴」している世界にあって日本は「親米一本槍」で良いのでしょうか?ワン。ベッドを出て老犬黒兵衛と散歩。富士山は空気が霞んで見えない。日本の未来も同じか?ワン。ノンフィクション作家の木村元彦さんの尽力でプロ野球選手会初代労組委員長の中畑清さんが"TAMAKIのスポーツジャーナリズム"にリモート出演してくれることになった。その打ち合わせやらナンヤラカンヤラ仕事。大相撲は物言いの連発で面白い。宇良は大の里に勝っていたかも…しかし義ノ富士が完璧な取り口で横綱豊昇龍を破ったのにNHKは7時のニュースでも9時のニュースでも映像で取りあげなかった(大の里vs宇良を取りあげた)のはニュース報道として間違ってましたね。アメリカのイラン侵攻?がニュースでも取り沙汰されているけど同時に五輪停戦の国連決議(1月31日から3月23日まで)の話題が取りあげられないのは残念ですね。NHK『プロフェッショナル』での仁左衛門は見事でしたね。最高の役者ですね。

1月14日(水)
ベッドに新たに持ち込んだ本はハワード・ジン著R・ステフォフ編著『学校では教えてくれない本当のアメリカの歴史』(あすなろ書房・刊2009年)。最近の保守系の社会傾向に反したリベラル系のアメリカ史を読み直してみる。この歴史は《コロンブスやあとに続くヨーロッパ人たちのインディアン(アメリカ原住民)に対する大量虐殺(ジェノサイド)》から始まる。そしてアフリカからの大量の労働力(黒人奴隷)の輸入と人種差別思想による弾圧。こういう歴史をアメリカ人自身が書いて《世界150万部のベストセラー》にした過去もあったのですね。本書はその『民衆のアメリカ史』(TBSブリタニカ)を《わかりやすく編集した特別版》。トランプは読んだかな?彼も支持者も読んでないでしょうね。20年経つと世の中の潮流はガラリと変わるものですね。ワン
1月14日(水)つづき
ワン。黒兵衛との散歩は後回しにしてRKB毎日放送『田畑竜介GrooonUp』の『Catch Up』にZOOM音声出演。今日の話題はテレビ局(テレ朝)が新番組のドラマを大相撲の懸賞に出したこと。初めてのことらしいけどコレはオモシロイかも。多くのスポーツが庶民感覚を離れたビッグビジネスになったなかで1本7万円+垂れ幕制作料のスモールビジネスにテレビ局が手を出したのはソレがオールドメディアのドメスティックに生き延びる道かもしれませんね。それとホークスから古巣ファイターズに戻った有原投手が背番号に74という大きな番号を選んだこと。11(ダルビッシュと大谷のあと)を次ぐのは少々ビビったかな?ワン。。黒兵衛との散歩は後回しにしてRKB毎日放送『田畑竜介GrooonUp』の『Catch Up』に今年最初のZOOM音声出演。今日の話題はテレビ局(テレ朝)が新番組のドラマを大相撲の懸賞に出したこと。初めてのことらしいけどコレはオモシロイかも。多くのスポーツが庶民感覚を離れたビッグビジネスになったなかで1本7万円+垂れ幕制作料のスモールビジネスにテレビ局が手を出したのはソレがオールドメディアのドメスティックに生き延びる道かもしれませんね。それとホークスから古巣ファイターズに戻った有原投手が背番号に74という大きな番号を選んだこと。11(ダルビッシュと大谷のあと)を次ぐのは少々ビビったかな?
1月14日(水)つづきのつづき
イロイロ話したラジオのあと黒兵衛と散歩。終日原稿書きは『ZAITEN』の連載『今月のスポーツ批評』102回。南米・カリブ海・グリーンランド・イランに何やら焦臭い臭いの漂うなか「オリンピック休戦」の存在をメディアはなぜ報じない?!という内容を書く。オリンピックの本義(平和運動)を忘れて勝敗とメダルばかりを騒いでるマスメディアを批判。アメリカが「オリンピック休戦中に先端を開くとアメリカのアスリートはロシアやベラルーシの選手たちと同じ処分を受ける?それに再来年のロス五輪はどうなる?トランプは五輪休戦を意識してるかな?してないだろうな…。晩メシは昨年末NHK-BSの映画を録画した『ニューイヤーズ・イヴ』を見ながら。多くの出来事が重なり合ってのニューヨークの大晦日を描いた映画。ロバート・デニーロやボン・ジョビやミシェル・ハイファーも出ていてけっこう面白かった。こーゆーオムニバス的な多くのドラマが同時並行で進行する作品は小生は好きですね。

1月15日(木)
『学校では教えてくれない本当のアメリカの歴史』読み続ける。アメリカの「白人の貧困」は何もトランプ大統領が初めて指摘したのではなく建国時から広く存在していたのですね。そして貧困層の白人(富裕な白人家庭の奉公人)の反乱を恐れた支配層は《(貧困層の)白人と(奴隷の)黒人とが手を組むのを阻止する方法の一つとして人種差別主義が使われることになったのだ。(略)人種差別は黒人と白人の違いからもたらされる〈自然な〉感情ではなかった》これは注目すべき指摘ですね。あらゆる(人種)差別は「自然な感情」ではなく「政治的策略(プロパガンダ)の結果」と言えるわけですね。ワン。ベッドを出て老犬黒兵衛と散歩。今日も富士山は見えず。老犬は何故か最近とみに元気。ワン。
1月15日(木)つづき
久米宏さんが亡くなりましたね。小生は20歳代のときに彼がTBSラジオの土曜午後の番組でMCをやっていたときソノ番組の社外スタッフを務めてました。エイプリル・フールの記事で東京タワーの外側に付けられた直径1bの電球の交換作業の困難な話や鎌倉の洞窟の天井に根を生やして下の向かって延びてる義経逆さ桜などの原稿を書いたら「君はウソをつくのが上手いね」と言われたのを今も憶えています。後に『ニュース・ステーション』の司会をされたときに彼のいくつかの発言を夕刊フジや日刊ゲンダイで大批判しました。オリックス時代のイチローを番組に招いておきながら「今はウルグアイ・ラウンドで野球どころじゃないのですが」と言ったり五輪に出場した体操選手のレポートが上手いので「体操選手にしておくのは惜しい」と言った等々…ですが後に別のラジオの番組に招かれて「批判してくれてありがとう」と言われました。合掌。しかし彼が「中学生にもわかるニュース」と言った言葉が誤解されたのか最近は中学生程度の知識の解説者が喋るニュースショー番組が増えましたね。嗚呼。

| Magazine |
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『スポーツゴジラ69号』 最新号は大関安青錦への興味深いインタヴューです。安治川親方や女将さんの話もイイですね。小生も連載しています |
1月16日(金)
昨日夕方『スポーツゴジラ』の最新号が届いたので本HPを管理してくれている(株)bitさんいお願いして右欄の「ナンデモカンデモ」で紹介してもらいました。ウクライナ国旗の色を背景にした安青錦の南伸坊さんのイラスト。イイですね。インタヴューもオモシロイです。大相撲だけでなく益子直美さんの『監督が怒ってはいけない大会-11年目の手応え』の記事も元アイスホッケー日本代表選手で国際アイスホッケー連盟理事・JOC名誉委員の富田正一氏へのインタヴュー『連載 戦争とスポーツ/スポーツで戦争を早く終わらせるために』も一読の価値ある記事です。プラス小生の連載もありますので読んでみてください。
1月16日(金)つづき
ベッドでの読書は『学校では教えてくれない本当のアメリカの歴史」を読み続ける。「コロンブスが始めた征服の歴史」「人種差別と奴隷制の始まり」「一握りの金持ちのための社会」「合衆国憲法は本当に画期的だったのか?」「初期のアメリカの女性たち」「欲深き指導者たち」と第7章まで読み進む。「三つ子の魂百まで」の諺通り《差別と貧困と戦争の好きな征服の国》はアメリカ建国以来の伝統なのですね。そのなかで注目すべきは建国時以来差別され続けたアメリカ女性のパワーかもしれません。近々忘れ去られるかもしれないリベラル・アメリカの歴史観を今こそ読み直しましょう。ワン。ベッドを出て黒兵衛と散歩。老犬にはMAGAもリベラルも関係ないけど連日富士山の姿が見えず妙に生暖かい気候は何やら不穏な気配すら漂わせますね。ワン。突然ニュースは高市総理の「今なら勝てるだろう解散」一色となる。阿呆臭。さらに阿呆臭いのは維新の選良たちの保険金チョロマカシ。選挙は所詮「不労所得獲得再就職合戦」か。嗚呼。午後からZOOMで専修大学の先生方と打ち合わせ。4月からスポーツジャーナリズムの教壇に立つのでイロイロ確認。コロナをキッカケに大学での授業を全て整理して辞めていたのを復活。ヤッパリ最近のジャーナリズムは問題だらけですから少しでも若い人に「正しいこと」を教えるべきだと思い直していたところへ依頼が来たのでやることに。ヤルからには全力投球ですから授業中に寝ている学生がいれば本気で追い出します(笑)。晩メシは録画した大相撲を見ながら。藤ノ川の相撲はブラーヴォ!ですね。

1月17日(土)
『学校では教えてくれない本当のアメリカの歴史』は第8-10章「メキシコ戦争」「政府が黒人奴隷にしたこと」「政府は誰のもの?」へ進む。米墨戦争は《たしかに最初の一撃はメキシコ側から放たれた》が《侵略してるのはアメリカ合衆国だ》と戦争に参加した米軍某大佐が断じてる。《我が政府はカリフォルニアを初めとする土地を好きなだけ奪う口実をつくろうとワザと小規模な部隊を送って戦争を引き起こされたように思わせた》ナルホド。真珠湾もイラク戦争も?…次は…グリーンランドもイランも?ワン。ベッドを出て老犬黒兵衛と散歩。今日は神戸淡路大震災から31年。あの日小生はフジテレビの生島ヒロシさんのモーニングショウに出演するため早朝テレビで何やら凄いことが起きたというニュースを見て迎えのハイヤーでテレビ局へ。車内のテレビで強烈な被害を知ってテレビ局の電話を使わせてもらって次々と関西の知人に電話したけど京都の両親には電話が通じて「店のウインドウのガラスが割れた」ことは聞けたが神戸の知人には誰も通じなかった。その翌日には日本選手権7連覇を果たした神戸製鋼ラグビー部の平尾誠二さんが上京してJリーグ・チェアマン(当時)だった川淵三郎さんと文藝春秋誌で対談することになってたが電話は通じずその企画も流れた。当時ゴリゴリのアマチュアリズムが罷り通っていた日本ラグビー界に一石を投じようとした企画で神戸製鋼の社長にも川淵氏にもOKをもらっていた爆弾企画だっただけに流れたのは残念だった。その後は親戚や友人へお見舞いや細やかな支援で訪れたが…あれから31年か…。次は…?
1月17日(土)つづき
大相撲を楽しんだあとTBS『報道特集』を見る。ナルホド。解散は「総理の専権事項」なんて言葉には何の法的根拠もないのですね。ましてや「解散に関して総理はウソをついても良い」なんて言葉こそ大嘘なんですね。TBS報道特集では自らメディアとして無批判的にそういう言い方をしてきたことを自己批判したのはメディアの正しい反省として他のメディアも見習ってほしいですね。それにしても「中道改革連合」か…下手な古臭いネーミングですね。「シン自民党」にでもしておけば良かったのに…。

1月18日(日)
ベッドでの読書『学校では教えてくれない本当のアメリカの歴史』は第11,12章「格差のピラミッド」「軍事介入好きな国アメリカ」で上巻読了。米西戦争でアメリカはキューバの支配権を手に入れプエルト・リコを獲得しフィリピンも獲得。《作家マーク・トウェインは吐き捨てるような調子でフィリピンでの戦いをこう断じた。「我々は何千人もの島民を鎮定し葬り去った。彼らの畑を破壊し村々を焼き払い夫を失った女や孤児たちを追い出した。そして我々は世界の大国となったわけだ」》下巻の帯に《アメリカはなぜ戦争好きな国になったのか?》とあるとおりまず「第一次世界大戦」に参戦。しかし戦争忌避者も多く(33万人以上!)議会は徴兵法を制定。当時は戦争に反対したアメリカ社会党や社会主義者の力も強く(ヘレン・ケラーも社会主義者だった)《政府は社会主義を恐れていた》そこで政府は「スパイ法」を制定。それはスパイ行為を摘発するより《戦争に反対する言葉を口にしたり文字にしたりする者を投獄するためのものだった》。そして戦争反対を訴えていた社会党員や社会主義者を弾圧。何やらよく似た状況が最近の日本にも生まれそうな気配が…。ワン。ベッドを出て黒兵衛と散歩。日曜の朝は静かです。今のところ日本は平穏です。フランスへ戻った隣人によると欧州は平穏とは言えない状況のようです。ロシアvsウクライナもイラン情勢もグリーンランドも風雲急のようです。ワン。日本の風雲急は税金で給料を得ようとする強欲者たちの戦いか。阿呆臭。とりあえず誠実そうな人を選良にしましょう。大相撲は天覧土俵。うわっ。横綱大関が全敗!!大の里の肩がいちばん心配です。

1月19日(月)
『学校では教えてくれない本当のアメリカの歴史』は下巻第3-5章「狂乱の1920年代そして大恐慌」「第二次世界大戦と冷戦」「立ち上がる黒人と公民権運動」へ。ナルホド。ヒトラー・ナチスドイツが何をしようと戦争に加わらなかったアメリカが大日本帝国の真珠湾攻撃をきっかけに太平洋戦争だけでなく欧州戦線にまで参戦したのは《アメリカの友好国以外の国(ソ連?)が勢力を振るうことを許せなかった》からなのでしょうね。またローズベルト大統領はイタリアのエチオピア侵攻時の都市爆撃やドイツのオランダ・イギリスへの無差別爆撃を《人間の良心に極めて深い衝撃を与える非人間的な蛮行》と非難したそうだ。アメリカのドレスデン爆撃も広島長崎への原爆投下も《非人間的蛮行》のはずだけどそう言わないのが政治ですね。勝てば官軍か。ワン。ベッドを出て黒兵衛と散歩。なぜか富士山は見えない。トランプの言行も歴代米大統領の言行と較べて極端なわけでもないのですね。ワン。イロイロ仕事のあと夕方から"TSJTAMAKIのスポーツジャーナリズム"「スポーツライター入門講座特別編・ジャーナリストに必要な資質」を収録。ヒトコトで言うと好奇心ですね。Curiosity killed the cat.なんて言葉もあるけど猫くらい殺してもイイと思うくらいの好奇心は持たないとダメですね。ホンマに猫を殺すこともないですから。晩メシはイロイロニュースを見ながら。今回の衆院の解散は高市首相の「今なら勝てるから勝手にやりまっせ解散」ですね。アベノミクスの総括も反省もなくサナエノミクスなどという亡霊を振り回しての親米密着政権への支持者が結構多いとはこの国も終末期に入ったのかもしれませんね。しかしナントカシナキャ。「今なら勝てる→勝てば官軍」を許しちゃイケマセンね。

1月20日(火)
ベッドでの読書『学校では教えてくれない本当のアメリカの歴史』は第5章「公民権運動」を経て第6章「アメリカにとって最初の敗北となったベトナム戦争」へ。黒人の主張とベトナム反戦運動が詳しく書かれているがキング牧師やマルコムXやアーサー・ミラーや「ペンタゴン・ペーパーズ」の記述はあるのにモハメド・アリが出てこないのは少々残念。それ以上に第二次大戦時の《国務次官補で詩人でもあったアーチボルト・マクリーン》の次の言葉は記憶に留めなければならない。《我々の築こうとしている平和・築いているように見える平和は石油のための平和・金のための平和・通商のための平和になろうとしているようだ。つまり道義的意義や人道的な関心の伴わない平和である》アメリカの歴代大統領に較べてトランプが異常というわけでもないのだ。ならば日本の進む道も見えてくる。「道義的意義や人道的」な「平和」を主張する余地は大きく存在するはずだ。もっとも米空母の上でトランプに肩を抱かれて米兵たちの前で笑顔で拳を突き上げた日本の指導者には理解できないでしょうが…嗚呼。ワン。ベッドを出て老犬黒兵衛と散歩。今日も富士山は見えない。最強寒波到来らしいが南関東ではまだ無縁。しかし北海道や東北や日本海側では寒波や大雪のなかで選挙をどうするのだろう?大学受験生の投票も心配。それが無謀な解散実行者の狙いかな?ワン。
1月20日(火)つづき
イロイロ仕事をしてると講談社から今月発売の現代新書が届く。中村隆之『今こそ経済学を問いなおす 切実な「必要」の声を聴くために』。帯に《気鋭の経済思想史家が私たちを支配してきた価値観を疑い成長なき時代の「大問題」に挑む!》とある。「経済学」など嘘っぱちだと思ってる小生にとって(笑)「経済学者」でなく「経済思想史家」の著作というところが気に入った。読もう。もう一冊は専門が医療社会学と脳科学だという美馬達哉の『「ふつう」ってなんだろう 病気と健康のあいだ』。帯に《病気が教えてくれる新しい「世界の見方」自分と世界・身体と心・正常と異常…目に映る景色をガラリと変える一冊「ふつう」に違和感があるすべての人へ》とある。これも面白そう。しかしいつもは毎月3〜5冊ある新書が2冊とは少々寂しい。みんな本を読まなくなったのかな?みんな阿呆になったのかな…と思うのは老人の戯言でしょうか?去年12月に京都新聞記者からインタヴューを受けてネットに載った記事が紙面化されるという連絡は記者から受けていたが「読んだよ」というメールや電話が京都在住の友人やヨメハンの友人から届く。何やらレゾンデートル(存在証明)を得たようで京都新聞さんアリガトウ。しかし皆さん本ホームページやTAMAKIのスポーツジャーナリズムを見てください。シッカリ生きてますから(笑)。

1月21日(水)
『学校では教えてくれない本当のアメリカの歴史』はベトナム戦争から「反戦から女性解放運動(ウーマンリブとフェミニズム)」「1960年代のインディアンたち(アルカトラズ島占拠事件)」「激動の1970年代(ウォーターゲート事件とペンタゴンペーパー)」「政府は国民の不信感を払拭できたのか?(リベラル派カーターの失策とレーガノミクスで格差拡大)」「70年代後半からの反戦運動と労働運動(終わらないベトナム戦争の悲劇と湾岸戦争)」「世界最大の武器輸出国アメリカ」へ読み進む。アメリカの「近過去の歴史」を読んでいるとトランプのような米大統領はけっして突然登場したのではなく必然だったことがよくわかる。今度の衆院選も各党の公約を紹介するより過去にどんな公約を唱えていたかを改めて紹介するほうが各党の本質(本当に何をやったのか?残念ながらやれなかったのか?口先だけだったのか?)が良くわかるでしょうね。ワン。
1月21日(水)つづき
黒兵衛との散歩は後回しにしてRKB毎日放送『田畑竜介GrooonUp』の『Catch Up』にZOOM音声出演。今日の話題は元ファイターズと日本代表監督だった栗山英樹氏が野球殿堂に選ばれたこと。彼は「こんな私が…」と謙遜されたが日本球界の監督は選手としての実績でしか評価されないからだろう。アメリカではベーブ・ルースが監督就任を希望しても「自分をマネージ(監督)できない男にチームの監督は無理」と退けられた。野球以外ではヘッドコーチやディレクターやトレイナーと呼ばれているリーダーが野球だけは監督(マネージャー)と呼ばれているのは面白ですね。そんななかで少年野球の監督として素晴らしい実績を残した元西鉄ライオンズの大打者・大下弘さんを紹介。プロ野球の監督としては大失敗した彼も少年野球では素晴らしい監督だった。どんな監督だったか…はYouTuubeを聴いて下さい。https://radiko.jp/podcast/channels/7e3ea852-a3f1-4659-ae6b-b7f0a853352d
1月21日(水)つづきのつづき
イロイロ仕事。来週の月曜にTAMAKIのスポーツジャーナリズムの収録を行うと前後のスケジュールがタイトになるので今週金曜に変更。ゲストは五輪アナリストの春日良一さん。テーマは『トランプ・プーチン・習近平の「力の世界」での「平和の祭典」の意義を考える』で3本撮り各回のタイトルは@ミラノ・コルチナ冬季五輪で「オリンピック休戦」は有効か?A日本のメディアの「オリンピック休戦」に対する無関心を大批判!B札幌五輪招致失敗に続くボブスレーの大失態で日本のスポーツ界は大丈夫?…です。マスメディアが何故か取りあげないテーマを語り合います。乞御期待!晩メシはニュースいろいろ見ながら。安倍元総理を射殺した山上被告は終身刑の判決でしたね。それが適切な判決か否かは小生にはわかりませんが未亡人のコメントのほうが気になりました。「夫の遺志を紡ぎ…」ということは旧統一教会との関係も「紡いでゆく…」と言うことではないでしょうね…マサカ!しかし今回の選挙でもまだ関係のある議員が立候補すると指摘している人もいるし…嗚呼。大の里が霧島を圧倒。安青錦の連続優勝の目も出てきたのかな?

1月22日(木)
ハワード・ジン『学校では教えてくれない本当のアメリカの歴史下巻』(あすなろ書房)読了。最後は「超大国アメリカとテロ」「素顔のアメリカ」「人々が選ぶアメリカの未来」で2期続いたジョージ・W・ブッシュ共和党大統領が2006年中間選挙で民主党に敗北。オバマが黒人初の大統領に就任する直前で終わっているため結構未来にアメリカ民衆の力に希望を持つ終わり方をしている。がアメリカは習近平&プーチンの前に無力に終わったオバマ&バイデンに代わってまるでクロス・ポリネーション(他家受粉)するかのようにトランプが登場。民主主義的反暴力の考え方は影を潜め「力こそ正義」に世界が覆われている。しかし「力の世界」も過去のアメリカに存在していることがよくわかった。とりわけアメリカ(や権威主義国家)は常に「石油(金)のために戦争を起こしている」のですね。ワン。ベッドを出て老犬黒兵衛と散歩。アメリカの歴代大統領は「石油のための戦争」をすると同時に《社会を変えることよりも選挙に勝つことのほうにより関心があった》のですね。何処も同じ今ヤル解散ですね。ワン。
1月22日(木)つづき
デスクワークはイロイロ。4月から始まる専修大学でのジャーナリズム講座でのシラバスの検討とか(シラバスなんて妙な言葉を使わず授業内容と言えばイイのに…笑)ノンフィクション・ライターの木村元彦さんの尽力で来週火曜に"TAMAKIのスポーツジャーナリズム"へのオンライン出演が決まった初代プロ野球労組会長の中畑清さん(元巨人選手・横浜監督)へのインタヴュー内容の作成とかイロイロやってるうちにあっと言う間に時間が過ぎる。晩メシは録画した大相撲を見ながら。藤ノ川は朝乃山相手に頑張りましたね。安青錦がここから横綱相手にどう取るか…興味津々ですね。今いちばん問題なく(批判することなく)見ることができる日本のスポーツは大相撲だけですね。

1月23日(金)
ベッドでの読書はやはり「高市忠米内閣」の馬鹿さ加減を知るためにアメリカの真の歴史を頭に入れておきたかったので『オリバー・ストーンが語るもうひとつのアメリカ史』の第3巻『帝国の緩やかな黄昏』の再読を始める。ベトナム戦争後のカーター・レーガン・ブッシュ・オバマの各大統領の時代。カーター大統領は大統領を辞してからの活動が見事だったのですね。《民主主義の推進・発展途上国の医療制度の改善・戦争捕虜の解放などを目指した機関》の《カーター・センターを設立》。民主的に選ばれたハイチの大統領を擁護しキューバのTVに出演して同国への経済制裁を解除するのに協力する代わりに同国の市民の自由の拡充を求めたり米政府にグアンタナモ刑務所の閉鎖を求めたり金日成と会談して同国の核開発を遅らせる提案をしたり核兵器の全廃を求めて米大統領として初めて広島を訪れたり…その他様々なリベラルな活動でノーベル平和賞を受賞した。が大統領の職にあったとき《ホワイトハウスの中での彼は無能と言われても仕方なかった(略)支持者たちの期待も自らの信念も裏切るような行動しかできず退任時の支持率はわずか34%で(略)彼は「暗黒面(ダークサイド)」へと通じる扉を開けてしまった。それが彼の後任であるロナルド・レーガン(やブッシュ)の野蛮とも言える強硬な政策を正当化することにつながった。その結果沈静化しかかっていた冷戦が再燃しグアテマラやアフガニスタンそして世界貿易センターなどで大勢の罪のない人たちが犠牲になった》のか。嗚呼。このあたりがリベラルと言われたアメリカ大統領の限界かも…アメリカを動かす巨大勢力はかつてアイゼンハワーが大統領指摘したとおり「軍産複合体」なのだろう。高市首相はこんなアメリカの現実に悩むことはないですね。ハナからダークサイドに立っているのですから。ワン。
1月23日(金)つづき
ベッドを出て老犬黒兵衛と散歩。富士山が綺麗。チョット雪が多すぎるがこれもまた自然。いずれ起こる大噴火も自然ですね。しかしそれを「自然(神々)の怒り」と考えた古代人の感性を今こそ取り戻したいですね。昼メシのあと衆院解散の模様を見る。日本古来の万歳の作法に則っていない(お手上げか降伏か汽車ぽっぽのような)バンザイは見苦しいですね。古来からの万歳の作法は身体の前でクロスした両腕を上に引き上げて開くのが正しいと故・野村万之丞に教わりました。胸(腹)のうちにある気持ちを外(上)に表す(開く)のですね。夕方からTAMAKIのスポーツジャーナリズムを収録。ゲストの五輪アナリスト春日良一さんは和服で登場。素晴らしい!『トランプ・プーチン・習近平の「力の世界」での「平和の祭典」の意義を考える』でマスメディアがまったく取りあげない国連決議の「オリンピック休戦」を取りあげる。やっぱりトランプのベネズエラ攻撃はオリンピック休戦を意識した時期での決行ですよね…とうことで春日さんと意見が一致。春日さんは国連総会でのオリンピック休戦決議に関する各国の演説3時間あまりを全視聴。ロシアもイスラエルもパレスチナもイランも中国もアメリカも…すべてが自国の立場を主張したうえで休戦決議に全会一致で賛成。これは安保理も真似るべきやり方ですよ。YouTubeは来週木曜から3回連続公開します。しかし日本のマスメディアが五輪の休戦協定を大きく取り上げなのはイケナイ!!と小生と春日さんが怒っているとMCの小崎さんがそもそもそんなモノが存在してることも知らない人が多いですよ。こんなことでは衆院選も日本の未来もあったものじゃないですナァ…嗚。。

1月24日(土)
『オリバー・ストーンが語るもうひとつのアメリカ史3帝国の緩やかな黄昏』読み続ける。アメリカは(イスラエルも)イランが原子力発電所を独自に持つこと(濃縮ウランを持つこと)核兵器の開発とイコールだとして爆撃で破壊したりしましたがパーレビ国王時代(イスラム革命以前のカーター大統領時代)は《イランへの6基から8基の原子炉の売却を予備承認している》のですね。パーレビは《フランスと西ドイツかからも原子炉を購入すべく交渉をしていたので合わせるとイランは相当数の原子炉を保有する可能性があった》のですね。そこへホメイニを頂くイスラム革命が勃発。《アメリカが一つ幸運だったのはアイゼンハワーの「核の平和利用」政策に基づきイランを含む世界中の国々に多数の研究用原子炉を売却し燃料としての高濃縮ウランも供給していたことである。中には93%にまで濃縮されたウランを使用する原子炉もあった。パーレビが亡命する直前にも58ポンド(約28s)もの兵器級ウランをイランに売却していたが幸い革命政府が権力を掌握した時点でまだウランの現物が届いてなかったのでアメリカは現物の引き渡しを延期した》アメリカはイランが味方なら原発を持つことも容認していたのですね。最初はアルカイダを支援したのと同じですね。これが「政治」ですね。「国際政治」ですね。嗚呼。ワン。ベッドを出て老犬黒兵衛と散歩。富士山は相変わらず綺麗。自衛隊はその名の通り災害に備えたほうがイイと思いますが副都心候補に南海トラフ地震の危険性が高い大阪が入ってるのも維新の「政治」でしょうね。ワン。
1月24日(土)つづき
午後からイロイロ準備して大船駅に出て東海道線で東京へ。地下鉄丸ノ内線に乗り換えて茗荷谷へ。長女と待ち合わせをして筑波大学東京キャンパスでの日本スポーツ学会大賞授与式に出席。今年の受賞者はデフ陸上での"光る号砲"スタートランプを開発した竹見昌久氏。竹見氏は東京都立中央聾学校主幹教諭で日本デフ陸上球技連盟事務局次長。昨年秋のデフリンピック東京大会でも使用されたスタートランプの開発に尽力されたことが讃えられての表彰だったが受賞記念の講演が素晴らしかった。デフ陸上の選手も3人登壇されて聴覚障害者の直面されている"問題"がよくわかって目から鱗が何枚も落ちた。長女も講演の内容に痛く感激。久し振りにパラスポーツライターの星野恭子さんや元筑波大教授の菊幸一さんや元日テレプロデューサーの坂田信久さんにも御挨拶できて充実した一日を終えて長女とビール飲みながら帰宅。ヨメハンが録画しておいてくれた大相撲を見ながら晩メシ。安青錦は大の里のような大柄力士の正攻法の攻めには弱い…というのは相撲ジャーナリストの荒井太郎さんや日刊スポーツの佐々木一郎さんが指摘していたとおりですね。さて明日の千穐楽はどうなるか?

1月25日(日)
ベッドでの読書『オリバーストーンの語るもうひとつのアメリカ史3』読み続ける。日本の総理大臣が「ロンヤス外交」などと自慢たらしげに語っていた相手のロナルド・レーガン大統領を当時の下院議長は《彼ほど物を知らない人物はいない》と断言。中南米諸国を訪問したときは《ラテンアメリカがあんなに沢山の国に分かれていたなんて驚いた》と言ったがソレは序の口。ここに書き切れなほどの《ホラ話》をレーガンは口にした。無知に加えて無関心でカーター前大統領が引き継ぎをしようとしたとも《世界各国の指導者はどんな人物か。核兵器の指揮統制はどのようにするかといった話をしても興味を示さない》国家安全保障会議(NSC)での大統領について《完全に上の空だった。話されていることが理解を超えていてとても居心地が悪そうだった》とNSCで東欧顧問を務めた人物も言ったそうだ。が大統領のホラ話も無知無関心も嗤って済ませられない。レーガンが国連大使に指名した女性は《反共産主義の姿勢に共鳴した》からだったが彼女は《世界各地の右翼政権を全体主義ではなく「権威主義的」政権と呼んだ。それにより《そうした政権を支持しやすくした》のだが今ではプーチン・習近平・金正恩などの国家も「全体主義」ではなく「権威主義国家」と呼ぶようにもなってしまった。これもかつてはアルカイダを支持してきたアメリカがアルカイダに裏切られたのと同じ失敗と言えそうだ。ワン。ベッドを出て老犬黒兵衛と散歩。連日雪をかぶった富士山が冬の真っ青な青空を背景に美しい。このまま温和しくと願うより爆発して日本に活を入れてくれたほうがイイのかな…ともフト思う。日本の国会議員の中にもレーガン以下の無知無関心の人物が多いようだから…ワン。大相撲は優勝決定戦で安青錦が熱海富士を破って連続優勝。大相撲はオモシロいけどウクライナの力士もロシアの力士も中国の力士も日本の力士も同じ土俵に上がっていることがもっと注目されるべきですね。ミラノ・コルチナ五輪の有力選手よりも五輪休戦についても報道されるべきですね。五輪休戦期間中のにトランプが軍事行動を起こせば2年後のロス五輪にも影響を及ぼすはずですから。

1月26日(月)
『オリバーストーンの語るもうひとつのアメリカ史3』は無知丸出しのレーガン大統領によるグレナダ侵攻に突入。ベトナム戦争で大きな《心の痛手》を被ったアメリカが《まだまだ強いぞ》ということを示したくて行った軍事侵略戦争も《嘘で塗り固めた》作戦だったのですね。《レーガンは危険にさらされたアメリカ人医学生を救出するためグレナダに侵攻する》と発表したが《当の医学生たちに差し迫った危険はなく(略)90%の医学生がグレナダに留まりたいと言った》。こんな馬鹿げた軍事侵攻のために米軍は7千人の米兵を投入し《小規模のキューバ兵から予想以上の抵抗を受け19人の米兵が死亡。負傷者は千人を超え9機のヘリコプターを失い部隊は即座に撤退》こんな嘘だらけの戦争でもレーガンや保守派の議員は《実行するアメリカとうイメージを世界に印象づけることができたと称賛した》のですね。われわれ日本国民は"そんなアメリカ"と同盟を結んでいることを自覚すべきですね。ワン。ベッドを出て黒兵衛と散歩。最近老犬は呼吸時にヒューヒューと妙な掠れた音(声)を立てるようになった。歩くのは衰えたけどまだ不自由はないようだけど…歳が歳だから(14歳5か月)注意しないと。ワン。吠え声はまだ元気です。デスクワークは明朝の元巨人選手としてプロ野球選手会を労働組合に組織化した中畑清さんがオンライン出演するTAMAKIのスポーツジャーナリズムの準備。1966年にアメリカ・メジャーの選手会を労働組合にしたマービン・ミラーは2020年にメジャーの野球殿堂(Hall of Fame)入りしたのだから中畑さんも日本野球の殿堂入りすべき人物ですよね。いや。その前にコミッショナーになってもらおうかな?イロイロ準備して晩メシはTVKで吉本新喜劇を見ながら。アキさんが観客席から風を呼ぶと悪者たちが一瞬にして着ている服もズボンも剥ぎ取られてパンツ一丁になるのはどんな仕掛けなのか?まだワカラン。

1月27日(火)
オリバー・ストーンの『もうひとつのアメリカ史』の原題は"The Untoled Hstory of the United States"(語られていないアメリカ史)。グレナダ侵攻に続いてレーガン大統領はソビエトのゴルバチョフ書記長とのレイキャビクでの会談で《ゴルバチョフが捨て身で示した核全廃の選択肢をソ連の脅威を盾に拒否した》がその《ソ連の脅威》もCIAやホワイトハウスのネオコンの高官がデッチ上げたものでアメリカは結局《冷戦に勝利》したかもしれないが世界各地の紛争は終わらずアメリカもやがて傷つくわけですね。イランにもイラクにも中南米の右翼政権にもゲリラにも武器を渡して紛争や圧政に火をつけたのは結局アメリカ。その典型が"イラン・コントラ事件"で今読んでいる第11章「レーガン時代」には「民主主義の暗殺」という副題が付けられている。ワン。ベッドを出て老犬黒兵衛との散歩をサッサと終わらせて午前中に元ジャイアンツの選手で初代プロ野球選手会労働組合会長を務めた中畑清さんをゲストに迎えてTAMAKIのスポーツジャーナリズムのYouTuube収録。中畑さんも昔小生が巨人の取材でイロイロ交流があったことを憶えていてくれました。「今みたいにサンタクロースのようなヒゲじゃなく黒いヒゲだったよね」ハイ。スタッフのOさんが中畑邸を訪れてオンラインの手配をしてくれてジャーナリストの木村元彦氏も加わっての1時間に及ぶ鼎談の開始。話の中味はメッチャ面白かった労組立ち上げの苦労話やプロ野球の未来について『プロ野球初代労組委員長中畑清さん登場!プロ野球の未来を大いに語る!』のタイトルで近々アップしますので乞御期待!!
1月27日(火)つづき
中畑清さんとの楽しくも充実した鼎談のあとイロイロ仕事。昨日京都新聞記者のKさんが送ってくれた1月20日付同紙夕刊が届く。一面に『スポーツと平和 配信で骨太議論/勝敗よりジャーナリズム精神テーマに』のタイトルでTAMAKIのスポーツジャーナリズムを紹介してくださった。有り難いことです。小生が新聞の一面に登場するのはプロ野球ストライキのときに東京スポーツでナベツネ批判を書いて以来のことですね(笑)。長田渚左さんから今朝の朝日新聞の記事『スポーツ界と政治』にオレが常々考えていることが出ていると教えてくれた。近所で朝日新聞を取っている人から早速借りて(オレは東京新聞だけなので)スポーツ・地政経済学者のサイモン・チャドウィック氏へのインタヴュー『「力こそ正義」の今(スポーツが)世界映す主戦場に』を読む。有意義な記事でしたが聞き手の朝日新聞編集委員の稲垣康介氏には高校野球批判の記事もお願いしたいですね。先ず隗より始めよ。晩メシ後に昨日録画しておいたNHK『映像の世紀バタフライエフェクト/愛と悲しみの女性たち』を見る。アメリカの支配の歴史と沖縄の現実は絶対に忘れてはならないことですね。

1月28日(水)
『オリバー・ストーンが語るもうひとつのアメリカ史3』読み続ける。レーガン大統領の《遺産とは何だったのか。アメリカの歴史のなかでも彼は最も知識に乏しく自分の手では最も「何もしなかった」一人である。彼は共産主義に対し強硬な姿勢を取る右派の復活を助けアメリカの外交をより武力に頼ったものにした。いったん沈静化しかけた冷戦を再燃させた。口では民主主義の重要さを強調しながら裏では人権を蹂躙する独裁者を支援し武器を与えていた。中東やラテンアメリカといった限定された地域の紛争に介入しそれを冷戦の構図に組み込むということもしている。(略)巨額の軍事費を使う一方でその資金を捻出するべく貧しい人のための福祉政策の予算は激減させた。富裕層への税金は大幅に減らし国債の総額を三倍に増やしてしまった。おかげで1981年には世界でも有数の債権国だったアメリカは1985年には世界最大の債務国となる。(略)ホワイトハウスを去るときのレーガンは困惑顔の老人に過ぎなかった。自分のすぐそばで何が起きていたかすらよく知らないと平気で言う老人だ。しかし多くの人が彼を英雄扱いした。ジョンソン・ニクソン・フォード・カーターといった「さえない」大統領が続き失われたアメリカ人としての自信を取り戻してくれたと評価されたのだ。(略)冷戦終結に大きな役割を果たしたとよく言われるが実際には多くの功績はソ連の最高指導者ゴルバチョフのものである》衆院選公示。新聞やテレビはまるで競馬の予想屋のように当落予想を報じ始めたがアベノミクスの是非を振り返ったほうがサナエノミクスの実像がよくわかり日本の未来のためになるはずだが……ワン。
1月28日(水)つづき
ベッドから出て老犬黒兵衛との散歩は後回しにしてRKB毎日放送『田畑竜介GrooonUp』の『Catch Up』にZOOM音声出演。今日の話題はWBCの日本代表に選ばれたホークスの近藤健介選手が「大谷選手のあとは打ちたくない」と言ったことを取りあげてかつてV9時代の巨人でON(王&長嶋)のあとを打つ打者に良い選手がいなくて困った話から打順のイロイロという話をする。アメリカでは今や「4番打者最強打者説」は完全に否定されて大谷も1番や2番を打ってますが「2番最強打者説」を最も早く唱えたのは近鉄時代の三原監督で土井正博を2番に起用。巨人の川上監督もオープン戦で2番王3番長嶋4番森という打順を組んだことがある。日本テレビのアナウンサーが時々「ジャイアンツの第○代4番打者」などと言うときがあるが成田屋や成駒屋や音羽屋や高麗屋じゃあるまいし馬鹿げたことですね(笑)。ラジオ出演のあと老犬黒兵衛と散歩。近くの桜並木も老齢化したのか倒木を防ぐため枝や幹の伐採が始まった。同じ老人老犬として少々寂しいですな。ワン。
1月28日(水)つづきのつづき
デスクワークは連合通信の連載『スポーツ博物館175回』を執筆。なぜかマスメディアが取りあげない「オリンピック休戦」を取りあげる。アメリカがペルシア湾に攻撃空母を派遣したらしいけど国連総会で決議された「五輪休戦」の期間中にイランに対して軍事行動を起こせばアメリカのアスリートはロシアやベラルーシのアスリートと同じ様に五輪には出られなくなる…どころか2年後のロス五輪もどうなるか…。晩メシはテレビでニュースやニュース解説番組で「衆院選挙の報道」を見ながら。しかしコレマタ競馬の予想屋もどきの選挙予想ばかりでアベノミクスを引き継ぐサナエノミクスの是非や「台湾有事問題」は語られず。ウンザリしてNHK-BSに変えると『フロンティア』で「脳にまで入り込むナノプラスチック」の話をしていたので見る。映画『卒業』では大学を卒業した主人公(ダスティン・ホフマン)に「これからの時代はプラスチック」と語りかける大人が出てきたけどマイクロ・プラスチックやナノ・プラスチックが人類に対する怖ろしい「凶器」になることなど1970年代には予想できなかったのでしょうね。しかしNHKも含めてだけどテレビの選挙「報道」はサイテーですね。"TAMAKIのスポーツジャーナリズム"では五輪アナリストの春日良一さんと一緒に『トランプ・プーチン・習近平の「力の世界」で「平和の祭典」を考える/ミラノ・コルティナ冬季五輪の「オリンピック休戦」は有効か?』を語り合ってますので是非ともコッチを見てください!

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ビゼー:オペラ『カルメン』 ジョセフ・ロージ監督ジュリア・ミゲネス主演のこの映画は永遠に不滅の美しさですね。ダンスの振付はアントニオ・ガデスです
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1月29日(木)
『オリバー・ストーンが語るもうひとつのアメリカ史』は『第12章冷戦の終結』。副題に『機会の逸失』とある。つまりゴルバチョフが提案した核軍縮を蹴ったばかりかソ連の弱体化に付け込んでアメリカ(レーガン&ブッシュ)はパナマへ侵攻。かつては《アメリカの子飼い》として《アメリカ陸軍米州学校で訓練を受け1960年以降はCIAに雇われていた》パナマの《ノリエガを麻薬取引容疑で逮捕》。自分が育てた大統領一人を逮捕するために《民間人の住む地域も爆撃し何千人というパナマ人を殺した。これは国家によるテロではないのか》とニカラグアのジャーナリストは非難しメキシコなどの米州機構も《20対1という大差で》アメリカの《砲艦外交》を非難し《国連の安保理でも同様の動きがあったがアメリカが拒否権を発動したため決議は成立しなかった》。さらにイライラ戦争ではイラクに武器支援をした(イランにも支援をしていた)アメリカは「ブッシュの戦争」とワシントン・ポスト紙のボブ・ウッドワード氏に名付けられたイラク攻撃を開始。アメリカはイラク核武装論やフセインの残虐性など様々な《嘘と偽情報をデッチ上げて》イラクへ侵攻。少々ウンザリするアメリカの蛮行の連続は今も続いているうえ日本初の女性首相はそんなアメリの大統領に肩を抱かれて巨大航空母艦のうえで多くの米兵を前に笑顔で拳を振り回したのですね。そして中国を怒らせもした。今回の衆院選で消費税の話ばかりが話題になるのは「日米同盟」のさらなる強化を隠すためかな?ワン。
1月29日(木)つづき
ベッドから出て老犬黒兵衛と散歩。近所の短い桜並木の老木の幹や枝が切られてカンジンスキーの彫刻のように弱々しい姿になった。しかも道路側の枝ばかりが切られたため枝が一方だけへと強風で煽られたようにも見える。まるで仙 が描いた柳のように見えなくもない。「気に入らぬ風もあろうに柳かな」イイ句ですね。ワン。終日このホームエージの更新原稿作り。毎月一度のことだが結構時間がかかる。日頃からコツコツとやっておけばイイのに締め切りが来ないとやらないのはライターの悪癖か。仕事をしていると兵庫県立芸術文化センターのスタッフからメール。今年7月の佐渡裕さんプロデュース(もちろん指揮も)のオペラは『カルメン』となった。2度目だが演出は以前と違うらしい。栄中日文化センターのオペラ講座の受講生の皆さんと団体鑑賞しましょう。晩メシは衆院選のニュースや「報道」を見ながら。選挙の票読みや政局の話はもうイイから政治(日本の歩むべき道)の話をしてほしいですね。

1月30日(金)
『もうひとつのアメリカ史』は湾岸戦争からアル・カイダ(基地)のオサマ・ビンラディンの台頭へ。彼は《元々アフガニスタンの親ソ政権と戦うべくアフガニスタンに大量に流入した過激派を民兵として採用し訓練するというCIAの秘密組織に従事していた人物で》アラブ世界に《ジハード(聖戦)を呼びかけ》9・11以前にも次々とサウジの米軍基地の爆破や米兵の殺害に関わり自らの犯行であると宣言したにもかかわらず(駐米サウジ大使のスルタン)王子は《イランが関与していると言い続けた。おかげでFBIやCIAのビンラディン専門家は行動を封じられてしまう》そこで《アルカイーダの脅威をほとんど認識してはいなかったクリントン政権は(略)石油や天然ガスをイランを迂回して運ぶパイプラインの建設計画を推し進める》そしてアメリカの石油会社ユノカルは《戦争で荒廃したアフガニスタンの安定が重要にな》り《それをタリバンの手にに委ねていたのでタリバンが首都のカブールを制圧した際には非常に喜んだ》なるほどアメリカが戦争するときはいつも石油。そして石油のためなら政権の善悪など関係ないのですね。おおーっとタリバンは《CIA出資のキャンプで軍事訓練を受け(略)彼らの多くが使った教科書は(アメリカの)ネブラスカ大学オマハ校のアフガニスタン研究センターで作られた》もので《イスラム教への狂信と侵略者であるソ連に対する敵意を掻き立てるように作られていた》のか…。その「狂信」がブーメランとなってニューヨークの貿易センタービルに戻ってきたのか…ワン。
1月30日(金)つづき
ベッドを出て老犬黒兵衛と散歩。カンジンスキーの彫刻のような桜の木々越しに雪の多すぎる富士山。この辺りはまったく雪も雨が降らない南関東。どっち異常気象かな。ワン。本ホームページの更新原稿を送ってイロイロ仕事して…昨日書き忘れたけどNHKの『魔改造の夜』は面白かったですね。肘付きチェアを改造してのビーチ(じゃないけど)フラッグ取り競走。ライン読み取りセンサーなどを付けて20mを3秒チョットで走る。『プロジェクトX』もそうだけどこーゆー理系のガンバリに文系も負けちゃダメですね。今年の4月から再び大学でスポーツ・ジャーナリズム講座を始めるけど過激に最先端のジャーナリズム論を語るので受講する学生は覚悟してください(笑)。晩メシは松本清張原作の映画『ゼロの焦点』を見ながら。久我美子・高千穂ひづる・有馬稲子・西村晃らが出演。橋本忍・山田洋次の脚本で野村芳太郎監督の1961年の映画。チョット古くなってしまったかな。謎解きミステリー的展開は小生の肌に合わないですね。広末涼子が主演した2002年のリメイクのほうが戦後の時代背景も具体的に描かれていてよかったかな。しかしテレビが(自称)政治「ジャーナリスト」などとともに衆院選の票読みとか情勢分析とかを(無神経に・面白く)やってイイのかな?アナウンス効果はありますよね?

1月31日(土)
ベッドでの読書『もうひとつのアメリカ史』はいよいよ2001年9月11日の同時多発テロに突入。それは《本来防げたはずのものであり防がなくてはならなかった》。なぜなら《NSC(国家安全保障会議)のテロ対抗問題調整官のクラークは(略)アルカイダの脅威について政権幹部に知らせようと試みている。次の攻撃が間近に迫っていることも警告していた。(略)「近く何か目を見張るようなとてつもないことが起きる」というアルカイダの通信文が傍受されたこともある。FBIの調査官からは旅客機の操縦を学びたがるが着陸の方法にはまるで関心を示さない不審な人間が何人かいることが報告された。CIA長官のテネットは8月に「飛び方を学ぶ過激派たち」と題された報告資料を受け取っている。クラークはテネットが半狂乱になってワシントン中を走り回ってると証言した》《作家のトマス・パワーズによれば9・11に至る9か月間に諜報機関からは政権に対しオサマ・ビンラディンの脅威に関して40回は警告が出されていた。しかしそれは彼らの聞きたいことではなかったので耳を傾けてもらえなかった》そして「9・11」が起こったあとブッシュ大統領はすぐにイラクの《サダム(フセイン)がやったのかどうか確かめてくれ」とクラークに指示。彼が「やったのはアルカイダです」と言っても《ブッシュは譲らなかった》。パウエル国務長官は《アルカイダに集中すべきだ》と言ったがブッシュは引かずチェイニー副大統領とラムズフェルド国防長官も《軍にイラク攻撃計画をを作成するように命じた。「徹底的にやれ」とラムズフェルドは言った。「きれいさっぱり片づけるんだ。関係あろうとなかろうと」》クラークは《イラクへの執着に対する当惑を表明した。「アルカイダに攻撃されたからと言ってイラクを攻撃するのは日本が真珠湾を攻撃したからメキシコに侵攻するようなものですよ」》しかしすべては石油だったのですね。ワン。ベッドを出て老犬と散歩。富士山だけが綺麗。ワン。
1月31日(土)つづき
オリバー・ストーンの本を読み直しているとトランプ大統領の言動が何も特別なものではないということがわかる。そー言えば昔テレビで『イージー・ライダー』をやったあとに出てきた淀川長治さんが「アメリカという国は恐い国ですねえ」と言ったことを思い出した。そのとおりですね。ただアメリカにはそーゆー恐いアメリカの映画を創る人や恐いアメリカの歴史を書く人がいますね。日本にもいるでしょうが…強烈な円安(円弱)や30年に及ぶ非成長や格差の拡大に導いたアベノミクスを批判している人はいますが…まだ評価して後を継ぐなんて言う人もいるのはある意味驚きですね。晩メシはTBS『報道特集』を見ながら。この番組でいつか日本のメディアとスポーツの酷い癒着関係を取りあげてくれなかな?ヤッパリ無理かな?テレビにスポーツ・ジャーナリズムを求めるのは八百屋に魚を売れと言うようなものかな?

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