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BOOK
メリメ『カルメン』岩波文庫
メリメ『カルメン』岩波文庫
正直言って、メリメの小説は古臭く、あまり面白くないです。翻訳も古いです。オペラのほうがずっと面白いです

4月1日(水)
サッカー日本代表がアウェーの敵地の聖地ウィンブリーで世界4位W杯優勝候補のイングランドを相手に見事!1−0の勝利。三苫の奪ったボールを鎌田−上田−三苫−中村−三苫とつないでのゴールは実に美しく見事でした。後半はもう少し攻めてほしかったけど見事に守り切りましたね。NHHK-Eテレがよく中継してくれました。まさかエイプリル・フールの勝利かと思いましたが現地ロンドンは3月31日でしたね。失礼( ^o^)ノ

4月1日(水)つづき
ベッドでの読書は来週名古屋でもオペラ講座と7月のオペラ・ツアー("蔵出し音楽"参照)の準備も兼ねてビゼーのオペラ『カルメン』の原作プロスペル・メリメの小説『カルメン』(岩波文庫)を読み始める。昔も何度か読み始めたことがあるがあまりのツマラナサに途中で止めた(苦笑)。高校時代に読み始めたのは確か50円の岩波文庫だったが50歳を過ぎてから買い直したのは同じ岩波文庫で2008年5月88刷の400円+消費税の一冊。ヤハリ面白くない(笑)けど100頁余りの薄本だから頑張って読みましょう。朝の4時前にベッドを出てウェンブリーでのサッカーをTV観戦。いやはや見事な日本代表の闘いぶりでした。堅い守り(カテナチオ!)から速攻に転じて少人数で得点を奪うなんぞまるで全盛期のイタリアのサッカーみたいですナァ。チョイと寝直してからRKB毎日放送『田畑竜介GrooonUp』の『Catch Up』にZOOM音声出演。今日のテーマはもちろんウェンブリーでの日本代表のイングランドへの勝利について。ラジオのあと黒兵衛と散歩。日本代表のイイサッカーを見ると足取りも軽い。イギリスの報道ではゴール・ゲッターのキャプテン・ケイン選手が不在だったことで"NO KANE NO GAIN"と報じた新聞もあったらしいけど日本代表も久保・南野・遠藤航等を欠いての勝利ですからね。しかし佐野・中村・鎌田やバックス陣も抜群でしたね。三苫・堂安だけでなく日本のサッカーも層が厚くなりましたね。ワン。イロイロ仕事の途中に来週の"TAMAKIのスポーツジャーナリズム"にサッカー・ジャーナリストの大住良之さんと後藤健生さんに出演してもらうことを決定。日本サッカーの"実力"を語ってもらいましょう。

4月2日(木)
メリメ『カルメン』はドン・ホセが山賊密輸団の一味となっての独白から俄然面白くなってきた。昔途中で何度か読むのを止めたのは古臭い翻訳と暗い印刷にウンザリしたからかな?新しい岩波文庫も所々古臭くてわかりにくい翻訳もあるけどが激しい嫉妬に駆られるホセや可愛さを見せるカルメンはナカナカ面白い。オペラと違ってホセは殺人を何度も繰り返すのですね。ワン。春の嵐ともいえる雨のなか老犬黒兵衛と散歩。桜は健気に満開を保ってる。花開いた桜は風で散るのではない。寿命で散るのだ。ということを聞いたことがある。納得ですね。ワン。散歩のあとトランプ大統領の演説を聞く。中味なし。こんな独善的虚言癖の指導者に擦り寄ることしか戦略を見いだせない国の指導者は哀れですね。デスクワークは来週の名古屋のオペラ講座『カルメン』の準備。楽しく資料作り。晩メシはクリント・イーストウッド監督主演の『グラン・トリノ』を見ながら。イーストウッド作品は全て見たと思っていたが昼間NHK-BSでやっているのをチョイ見して未見のことに気付く。DVDは安売りで持ってるのに未見。朝鮮戦争を米兵として体験した老人とベトナム戦争でアメリカに協力してアメリカが敗北したのをキッカケにアメリカに移住したアジアの少数民族モン族の家族との交流の話。イーストウッドの映画は常にヒューマニティが貫かれてますね。共和党支持者らしいけどトランプ支持ではないですね。

BOOK
メリメ『カルメン』新潮文庫
メリメ『カルメン』新潮文庫
これは読んでないのですが堀口大学の訳ですから、面白いかも

4月3日(金)
プロスペル・メリメ/杉捷夫・訳『カルメン』(岩波文庫)読了。ホセがカルメンを刺し殺したあとにメリメのロマ(ジプシー)論=インド起源説もあるとかナントカが付いてるんですね。小説としてはカルメンの描写など面白い面もあるけど古臭いサービス精神のない作品ですね。"訳者序"は昭和4年。"改訂の序"は昭和11年。"あとがき"は1958(昭和33年)。翻訳も古いですね。光文社の古典新訳文庫(2019年)で読み直そうかな。しかし闘牛士はチョイ役だしミカエラは出てこないしオペラの参考にはならないですね。いや。この原作をオペラに完成させる例としては面白いかも。ワン。ベッドを出て老犬黒兵衛と散歩。明日は雨らしいので今年最後の花盛りかな。老犬にとっては犬生最後の花盛り?俺にとっては…マァいいか。ワン。デスクワークは来週のオペラ講座『カルメン』のレジュメ作り。けっこう時間がかかるが楽しい作業。来週月曜の"TAMAKIのスポーツジャーナリズム"のタイトルも考える。「強い日本サッカー:ワールドカップ優勝の可能性を考える!」…これでもいいけど「ワールドカップ優勝への道を本気で考える!」ウン。こっちのほうがイイですね。理由は…皆さん考えて下さい。もうすぐ始まる専修大での授業でもこーゆータイトルの付け方の具体例を話しましょう(^_^)晩メシはサッカー日本代表のイングランド戦のビデオを見ながら。三苫のゴールは何度見ても凄いですね。美しい!ロシアW杯でのベルギーに負けた試合から学習できたのかな?(笑)

BOOK
藤子・F・不二雄/深代千之『ドラえもん科学ワールド スポーツの科学』小学館
藤子・F・不二雄/深代千之『ドラえもん科学ワールド スポーツの科学』小学館
これは子供用の本の体裁ですが、あらゆるスポーツの解説として素晴らしい一冊です

4月4日(土)
ベッドのなかへ新たに持ち込んだ本は『ドラえもん科学ワールドシリーズ』の『スポーツの科学』(小学館)。もちろん藤子・F・不二雄氏の『ドラえもん』の漫画が付いてるが日本女子体育大学学長の深代千之氏の監修が見事であらゆるスポーツ競技の勘所を押さえた解説が素晴らしい。5年前に読んで感心したので来週から始まる専修大学での授業の参考文献としても推薦しておいた。そこで再度読み直したのだが脳や筋肉の働きから《バレーボールの強打の秘密は「作用」と「反作用」》《競泳は水の抵抗との闘い》とか《ソフトボールは野球と似て非なるスポーツ》といった解説から《厚底シューズ革命》《メジャーリーグで全盛のフライボール革命》という最新ニュースや《ラグビーボールはなぜ楕円形?》というチコちゃんネタまでこのスポーツ本はホントに良くできてますね。ワン。ベッドを出て老犬黒兵衛と散歩。西日本から迫る暴風雨は関東は昼近くからで雨の降らぬ間に朝の運動。ワン。午後から暴風雨に近い荒れた天候を横目にイロイロ原稿の校正。東京土建一般労働組合の『建設のひろば』というところからちょっと長い原稿依頼があったので「巨大スポーツイベントから見える世界と日本の歪み」と題して書いた原稿を校正。"ドジャース"がどういう意味か知らないままアメリカとイスラエルの五輪休戦違反も無視してイランとアメリカのW杯はどう考えるの?という原稿。誰も書かないから誰かが書くべきですよね。晩メシは『ブラタモリ』と『新プロジェクトX』を見ながら。江戸城の解説は面白かったけど新しく天守閣を造らせなかった保科正之の話を詳しくしてほしかったですね。小生と同じ名前の人ですから(笑)。イギリスへ電車を輸出した会社(日立)の話は日本のサッカーがイングランドに勝つようなものですね。違うかな?

DVD
『レベッカ』
『レベッカ』
ヒッチコックがハリウッドへ進出して第1作作品。怖さはさほどでもないけどR・オリヴィエの演技とともに面白い作品です。男は弱い。女は強いですね

4月5日(日)
『ドラえもん科学ワルドシリーズ スポーツの科学』読み続ける。以前はスポーツの解説部分ばかり読んでドラえもんの漫画の部分をパスしていたが漫画の部分13本もそれなりにオモシロかった。ドラえもんが世界的に任意を博したことがわかりますね。ワン。ベッドから出て雨の降らないうちに老犬黒兵衛と散歩。まだ満開が続く。倒木予防で幹や枝がばっさりと切られた我が家のすぐ前の桜並木もヒョロリと情けなくなった幹からチラホラと健気に花を咲かせている。植物は強いですね。ワン。久し振りに仕事部屋の掃除。本の整理。晩メシはヒッチコックの映画『レベッカ』を見ながら。サスペンスの中心人物レベッカがまったく登場しない面白さやローレンス・オリヴィエの台詞の妙味や可愛いジョーン・フォンテーンが強い女性に変身してゆく姿など見所は山ほどで面白かったけどチョイと作為的すぎる感じも。マァそれがヒッチコックの魅力でもあるのでしょうが…。続けてNHK-EテレでN響のワーグナー『神々の黄昏』の抜粋を見聴きしたけど余りに楽譜通りの演奏にチョイ不満。

4月5日(日)つづき
明日の"TAMAKIのスポーツジャーナリズム"の準備をしてベッドへ。サッカー・ジャーナリストの大住さんと後藤さんが日本代表のイングランド戦をどう評価されるのか楽しみ…で寝ようとしたら木村元彦さんからメール。今も沖縄SVで活躍している我那覇和樹選手(45歳)の"ドーピング冤罪事件"について。我那覇選手は自費でCAS(スポーツ仲裁裁判所)に訴えて完全無罪となったにもかかわらずJリーグがまだ一切謝罪をしていないとか。そこで木村元彦さんはサッカーファンに真実を届けたく思い我那覇選手の"ド−ピング冤罪事件"を詳しく取りあげた自著『争うは本意ならねど ドーピング冤罪を晴らした我那覇和樹と彼を支えた人々の美(ちゅ)らゴール』(集英社インターナショナル)を無料で全編公開することにしたそうです(集英社公式サイトhttps://books.shueisha.co.jp/cbs/c2082/c290-26384/にて26年5月6日まで無料公開中)。木村さんの記事は次のYahooニュースでも読めます。https://news.yahoo.co.jp/articles/6cd1715a9574b460577c3e609baa86122d6680d7?fbclid=IwZnRzaAQ9X5NleHRuA2FlbQIxMQBzcnRjBmFwcF9pZAo2NjI4NTY4Mzc5AAEePVjVS8FT0rHzuK7nvbjuKzQ-pVU2DESnjdYFgXV_VwGoSIVxHn_4uxE9aE8_aem_MM689Y3yvPNKMoMdFJeSwg

4月6日(月)
誕生日冥土の旅への一里塚目出度くもあり目出度くもなし(笑)。ベッドで織田作之助の関西弁短編小説を読む。『雪の夜』や『放浪』など。なぜか織田作の関西弁を読んでると心が和む。俺が関西人だからだろうけど「現糞(げんくそ)悪い男』などという表現が出てくると嬉しくなる。読む本が途切れたときはいつもオダサクですね。ワン。ベッドを出て老犬黒兵衛と散歩。桜吹雪と桜の絨毯。花は院助で見るベかりけり。ワン。イロイロ準備して夕方から"TAMAKIのスポーツジャーナリズム"。ゲストのサッカー・ジャーナリスト大住良之さんと後藤健生さんの見方はやっぱり深くて面白かった。「イングランドはやっぱり強い」「森保監督にもう4年監督をやらせればW杯優勝が近づくかも」「今回の優勝候補は…」等々山ほど面白い感想が飛び出しました。公開は来週。乞御期待!!

DVD
『カルメン』
『カルメン』
クライバー指揮ゼッフィレッリ演出ウィーン国立歌劇場の永遠に記憶されるスゴイ舞台と演奏ですです
BOOK
木村元彦『争うは本意ならねど 日本サッカーを救った我那覇和樹と彼を支えた人々の美(ちゅ)らゴール』集英社文庫
木村元彦『争うは本意ならねど 日本サッカーを救った我那覇和樹と彼を支えた人々の美(ちゅ)らゴール』集英社文庫
今も冤罪の謝罪をJリーグから受けずに沖縄SVで頑張ってる我那覇を応援しましょう!

4月7日(火)
ベッドでの読書は木村元彦さんの『争うは本意ならねど ドーピ ング冤罪を晴らした我那覇和樹と彼を支えた人々の美らゴール』の再読開始。木村さんからメールをもらって未だに冤罪の謝罪をキチンとしていないJリーグのやり方の告発を支持するには再読しなければと本棚から取り出す。初版は2011年。もう15年も経つのですね。最近『おどろきの刑事司法"犯罪者"の作り方』(村木厚子・著/講談社現代新書)を読んだあとだったので冤罪を晴らすことにシンドさ辛さがわかっていたので新しい気持ちで読み直せる。ヤッテナイこと(ドーピング)をヤッタと言われて苦労して何年もかかって大金まで使わされてやっとのことでヤッテナイことが認められたにもかかわらずヤッタと主張した人(それで一人の人物の人生を狂わせた人)が謝罪もしなければ補償もしないというのはオカシイですね。ワン。ベッドを少々早く出て朝食と老犬黒兵衛との散歩をサッサと済ませて大船駅から品川経由で新幹線に乗って名古屋へ。栄中日文化センターで7月の兵庫県立芸術文化センターの佐渡裕指揮オペラ『カルメン』を見に行くツアーの宣伝を兼ねてビゼー作曲『カルメン』の解説。実はビゼーの『カルメン』って"スペインの音楽"じゃないのですよね。主人公のカルメンもジプシーでもなければ(ジプシーは煙草工場なんかで働きませんからね)ドン・ホセもスペイン人ではないバスク人…なんて話をいろいろしてマリア・アラスの歌う♪ハバネラ(キューバのハバナの音楽)を楽しんだりゼッフィレッリの演出や映画のジュリア・ミゲネスのカルメンを楽しんだり。7月のツアーではさらに新しいカルメン像の出現期待しましょう(蔵出し音楽参照)という講義をしたのだが…じつは講座の開始時間を間違えて2時間半も早く栄中日文化センターに着いてしまった(>_<)おかげで本を読む時間ができたとはいえ帰宅したのが午後9時すぎ。晩飯食ってベッドへ。早朝から夜までの一日仕事に疲れました(>_<)

4月8日(水)
木村元彦『争うは本意ならねど』読み進む。我那覇和彦という一人のJリーガーが新聞の誤報からドーピングで"黒"と判定されて選手もクラブのチームドクターも濡れ衣を晴らすのに四苦八苦する話。15年前に読んでイライラした自分を思い出す。メディアが騒いでることに対して彼は"白"だと毅然と言ったクラブ・ドクターたちが大勢いた(ほぼ全員)にも関わらずJリーグ関係者のドクターは杜撰な調査(聞き取り)や規則の誤用を認めず"黒判定"を覆そうとしない。そして誰も(Jリーグ関係者も誤報をした新聞記者も)我那覇選手を助けようとしない。どんな冤罪も権力によって産み出されるのですね。ワン。黒兵衛との散歩は後回しにしてRKB毎日放送『田畑竜介GrooonUp』の『Catch Up』にZOOM音声出演。今日のテーマは一昨日74歳の誕生日を迎えた小生がスポーツをテーマにしたライターとして半世紀(50年!)を経たのを記念して初めてスポーツライターを名乗った話をする。30歳を過ぎた頃アメリカの雑誌"Sprts Illustrated"でsports Writerという言葉を発見してコレダ!と思って名乗り始めたけれど出版社もテレビ局も「そんな言葉はありません」と言って使わせてもらえなかったという話。それでも使い続けていたら青島健太さんや増田あけみさんも使い始めてようやく認められるようになったという話。そんななかで小生が初めて出版した『プロ野球大大大辞典』を面白いといって電話をかけてきてくれたのがRKB毎日放送の隈部崇之アナウンサー。以来毎週朝のRKB毎日放送で喋り初めて40年!小生は現在の『田畑竜介GrooonUp』の関係者の誰よりも長く仕事を続けているのです!エッヘン!という話。今はスポーツ文化評論家を名乗っているけど還暦以来スポーツ評論ができるようになったと自信が付いて名乗り始めたらNHKのディレクターに「スポーツライターじゃイケマセンか?」と言われた。それはアンタたちが使えません!と言った肩書きだよと言っても通じなかったですけどね(笑)。ラジオのあと黒兵衛と散歩。その後IOCコベントリー会長がトランプ大統領に擦り寄って(!)ロス五輪でトランスジェンダー選手の女子競技への参加を拒否して女子選手のセックス・チェックを行うようになった経緯を調べる。来週月曜の"TAMAKIのスポーツジャーナリズム"は五輪アナリストの春日良一さんを招いてこれがテーマですね。日本のメディアはこんな大事件をほとんど報道してませんから!!

4月9日(木)
木村元彦・著『争うは本意ならねど ドーピング冤罪を晴らした我那覇和樹と彼を支えた美(ちゅ)らゴール』(集英社インターナショナル)2度目の完読。2016年の発売直後に読んだときもJリーグによる"冤罪"を必死になって(3千万円以上の費用=自費+支援者=選手会やサポーターたちによる募金=まで使って)CAS(スポーツ仲裁裁判所)に訴え"無罪"を勝ち取った感動物語にも感激したけどそれ以上に彼の奮闘が世界のドーピング基準の正常化にも大きな影響を与えたことを改めて確認。にもかかわらずJリーグもかつて我那波選手が所属したいた川崎フロンターレもドーピングなどまったく関係のなかった我那覇選手の名誉回復をキチンとしていないという。そのため著者の木村さんは本書を一人でも多くの人に読んでほしいー我那覇選手がどのようにしてドーピングの汚名を浴びせられたか…そしてどのようにして"冤罪"を晴らしたかを知ってほしい−と思い5月6日まで本書を集英社公式サイトで無料公開されてます。ワールドカップに注目するだけでなく是非ともこの見事なノンフィクションもお読み下さいhttps://books.shueisha.co.jp/cbs/c2082/c290-26384/

4月9日(木)つづき
木村元彦さんの本を読み直して改めてつくづく思ったけど日本のスポーツ界のなかでは(比較的)先進的な素晴らしい組織だと思っていた日本サッカー協会も組織の論理(非を認めず反省しない性向)や体育会系の封建的上下関係が働いてることを再確認。権力を振り回したり後輩に怒鳴ったり…ナサケナイですねえ。来週木曜から始まる大学のスポーツジャーナリズムの授業ではそーゆー阿呆な体育会系頭脳を吹き払うために…と思ってイロイロ準備する。晩メシは土砂降りの甲子園での虎vs燕を見ながら。茨木投手初勝利。良かったですね。以前甲子園をドーム球場にする話が持ち上がったとき広報時代にお世話になって球団社長にまで出世したMさんが小生のコラムを読んで下さってドーム化に反対したと言ってくれた。雨の球場も雨上がりの球場も良いもので雨も野球というスポーツの一つの舞台装置ですからね。小生の数少ない日本のスポーツへの貢献の一つだと勝っての喜んでます。

4月10日(金)
ベッドでの読書がチョイと途切れたので『アラブ・イスラム・中東用語辞典』のまだ読んでないところ(赤線を引いてない項目)を見つけて読み始めると《ベドウィン》《ペリシテ人》の次に《ベリーダンス》なんて項目を発見。起源は古代エジプト説とトルコ説の2つあるそうだが世界的に知られたのは1949年のシカゴ万博でアメリカ人ディレクターが広めたかららしい。《厳格なイスラム教徒からは常に批判の対象で禁止しているアラブ諸国も多い。エジプトでもその様式や衣裳には制限が加えられている》とか。イランはどうなのかな?ワン。ベッドを出て春の嵐のなか老犬黒兵衛と散歩。早々と雲古をしてくれたのでサッサと帰宅。来週から授業の始まる専修大学の下見に行くつもりだったが中止。ま。下見はしなくてもイイでしょう。来週月曜の"TAMAKIのスポーツジャーナリズム"の内容を考えて決定。ゲストは五輪アナリストの春日良一さん。テーマは『日本のメディアが報じないオリンピックの"2大事件"を考える』。3回収録の各テーマは「五輪休戦期間中にイランを攻撃したアメリカとイスラエルはなぜ五輪から排除されないのか?」(ロシアとベラルーシが排除されたのにオカシイですよね?)「ロス五輪でのトランスジェンダー選手の排除はIOCのトランプへのゴマすりか?」(コベントリーIOC会長は女子選手のセックス・チェックの実施を表明。欧州の人権団体は猛抗議してますね…しかし)「日本のメディアはなぜオリンピックの"大事件"を報じないのか?」日本のますメディアはメダル争い以外にオリンピックの興味はなさそうですね。嗚呼!!晩メシはニュース解説をイロイロ見ながら。ようやくアメリカとイランの停戦交渉が始まったようですがイスラエルのネタニヤフ首相の汚職疑惑裁判も始めるようですね。ドナルドのエプスタイン疑惑は裁判にならないのかな?

4月11日(土)
『アラブ・イスラム・中東用語辞典』はまだまだ新しい発見に出逢える。《古代エジプト》と《コプト教》の間に《コーヒー》を発見。《イスラム圏から世界に広まったコーヒーの原産地は西アフリカ》らしいが《イスラム圏では15世紀頃イエメンでイスラム神秘主義教団の夜間修行を補助する飲料として使用され始め彼らを通じてイスラム圏各地に広が》りさらに世界に広がったという。♪昔アラブの偉いお坊さんが恋を忘れた哀れな男に…という小生でも歌える「コーヒー・ルンバ」の歌詞はさほど間違ってなかったわけですね。ただし「ルンバ」はスペイン語で「祭り・祝宴」の意味で音楽のルンバはキューバ発祥ですからアラブとは関係なさそうですね。いやポルトガルのファドやアルゼンチン・タンゴがクルアーン(コーラン)の詠唱から生まれたという説もあるくらいですからルンバのルーツはアラブ・イスラムかも。そしてクルアーンの詠唱が東に伝わって追分(江差追分など)になり演歌に発展したという説もあるらしくイスラムがルーツの文化はアラビア数字だけでなくイロイロありそうですね。ただし自動掃除機のルンバはイスラムとは無縁でしょうね(笑)。ワン。ベッドから出て老犬黒兵衛と散歩。木香薔薇やら躑躅やらいろいろ花が咲いて木は新緑に覆われて近所の緑地からは富士山が見えなくなった。イイ面もあればちょっと残念な面も。ワン。終日いろいろデスクワーク半分野球のテレビ観戦半分のあとTBS『報道特集』見ながらビール&早い食事。トランプ大統領という人物はホントに思考しないで思いつきだけで行動する人なんですね。そんな人物に従ってる人物は自分の利益だけを考えてる人か阿呆か痴呆か大馬鹿かのどれかでしょうね。嗚呼。ナフサがヤバイ石油がヤバイ…建築関係の材料不足がヤバイ…塗料の溶剤がヤバイ…というのに高市首相は石油の国家備蓄の放出でヤバくないと言うのかな?それこそヤバいなぁ。

BOOK
パール・バック『聖書物語 旧約編』社会思想社
パール・バック『聖書物語 旧約編』社会思想社
かなり以前…30歳くらいの時に読んで感激した記憶が残ってます
井筒俊彦・訳『コーラン』岩波文庫
井筒俊彦・訳『コーラン』岩波文庫
今読んでる最中。イスラム教徒の人々がこの古臭いアッラーの言葉に今も従ってるのは信じられないけど興味深い本です

4月12日(日)
ベッドでの読書は『コーラン(クルアーン)全3巻』(井筒俊彦・訳/岩波文庫)に突入。もちろん旧約聖書を読んだときと同じで全編読破は不可能だろう。パール・バックの『聖書物語旧約編』は読んだけど『コーラン』にはそんな便利なものはないようなので(アッラーにしかられるのかな?)面白そうなところから摘まみ読み。まずは上巻4章『女』から。《慈悲ふかく慈悲あまねきアッラーの御名において(略)誰か気に入った女をめとるが良い。二人なり三人なり四人なり…》いや。誤解を招くとヤバいので短い引用は止めます。しかしナルホド一読の価値は大いにありそうですね。ワン。ベッドを出て老犬黒兵衛と散歩。茂れる青葉は美しいし元気が出るけど家の近所で富士山の見晴らしを隠してしまうのは残念。ワン。今週から始まる専修大文学部ジャーナリズム学科での授業の具体的進め方をイロイロ考える。シラバスに書いた参考文献以外に各回の授業の最後に必ず一冊の本を取りあげて紹介することにする。最近の学生さんは本を読まないらしいからどんなに面白い本があるかも知らないだろうし面白い本を紹介して中味も教えてあげることにする。1回目は木村元彦さんの『争うは本意あらねど』ですね。2回目は『12人の指名打者』(文春文庫)3回目は沢木耕太郎さんの『春に散る』(朝日文庫)そして虫明亜呂無さんの…となるたけ読んで面白いスポーツ本を並べましょう。No Book,NO Life & No Student & No Journalist.ですからね。晩メシはニュースやアメリカとイランの"交渉"の解説を見ながら。

4月13日(月)
ベッドのなかで岩波文庫『コーラン』上巻第4章「女」読み続ける。イスラム圏の学校では子供にもコーラン(クルアーン)を音読させているらしいが《妻が不貞をなした場合は…》《どうしても妻を取り替えたくなった場合は…》などという文章も読ませているのかな?書かれたのがムハンマドの時代の紀元7世紀以降だから旧約聖書や記紀に出てくる神話的エロスよりもクルアーンはずっと現世的男女関係が書かれてますね。ワン。ベッドを出て老犬黒兵衛との散歩をサッサと済ませて大船駅から根岸のヘアサロン「LAWRENCE」へ。年に2回(笑)髪の毛を整えてもらってる猛虎ファンのマスターにかなり伸びた髪の毛を切ってもらう。サッカー日本代表の強さとタイガースの強さの話題で盛りあがるうちに見事に整髪してもらって帰宅。イロイロ準備して夕方から"TAMAKIのスポーツジャーナリズム"のYouTuube収録。ゲストは五輪アナリストの春日良一さんで日本のマスメディアが全然取りあげないオリンピックの"2大事件"について話し合う。ホントに日本のメディアはイスラエルとアメリカの「五輪休戦決議違反」や「IOCの女子アスリートに対するセックス・チェック復活」という重大な話題を全然取りあげませんね。スポーツは金銀銅のメダル数という勝敗だけ騒げばいいと思っているのでしょうか?テレビで大谷翔平の活躍やサッカー日本代表の活躍を騒いでる人たちもドジャースの意味もサッカーという言葉の意味も(多分!絶対に?)知らないで騒いでるのですからみんな"スポーツの本当の価値"を知らないのですね…といった話題にまで春日氏との対話は発展。アップは2週間後くらいですので御期待下さい。うわっ!!トランプがキリストになった絵をホワイトハウスのホームページに掲げて非難が集まってるとか。彼は本当に底抜けの阿呆なんですね。それに追随する人も含めて困ったことですなぁ(>_<)

4月14日(火)
『コーラン』岩波文庫の「女」の項目読了。イロイロ参考になる興味深さはありましたけど紀元7世紀頃のアラブ世界の"常識"を元に書かれた文章が今も聖典として読まれているのはヤハリ違和感がありましたね。しかも歴史物語の書籍等でなく社会規範になってる記述ですからね。今もコーランを尊重している人々は奴隷の存在を認めていた時代の社会規範をどう解釈しているのか知りたくなりました。ワン。ベッドを出て老犬黒兵衛と散歩。昨日の本欄に書き忘れましたけど昨日TVKで放送された吉本新喜劇は面白かったですね。難波花月を出て大きな舞台での出張公演は座長が勢揃い。ナカナカ見事でした。ワン。『ZAITEN』の連載原稿書くためにIOCの女子選手のセックス・チェック復活を再度詳しく調べ直す。トランス・ジェンダーの選手やテストステロン(男性ホルモン)の多い女子選手が必ずしもスポーツ競技で優位に立つとは限らないのに女子競技に参加する全選手は全員セックス・チェック(遺伝子検査)を受ける必要があるとIOCが下した決定はヤハリやり過ぎですね。判断は個人情報の秘匿が確実にでいるかどうかを確認したうえで各競技団体に任せるべきですね。晩メシは猛虎vs巨人を見ながら。甲子園球場はやはりイイ球場ですね。試合結果はドーデモイイでしょ(笑)。おおーっと自民党の党大会で自衛隊員の女性が制服姿で「君が代」を歌ったそうですね。自民党は「個人として」なんて言ってますけど現役の自衛隊員が制服姿で特定の政党の党大会に参加はやっぱりダメでしょ。自衛隊員が特定の政党とくっつく(ように見える制服姿で)党大会参加はマズいでしょ。共産党大会に参加する自衛隊員はいないでしょうけど(笑)参政党の党大会に自衛隊の制服姿の人物が参加したらメディアは大騒ぎするでしょうね。自民党ならイイの?だったら共産党の党大会に自衛隊員が制服で参加してもOKですよね。コイズミさん!三島由紀夫はエッセイで共産党の自衛隊員が多いのを嘆いていましたから。

4月15日(水)
『コーラン』の読書は最初にも戻って第1章「開扉」は1頁のアッラー賛歌だから良しとして第2章「牝牛」を読み始める。牛は旧約聖書のモーゼ(ムーサ−)とアロンの偶像崇拝論争に出てくる偶像のことですね。シェーンベルクのオペラ『モーゼとアロン』でも取りあげられてます。第4章「女」というタイトルに惹かれて読み始めたけどそんな世俗的なテーマよりも「牝牛」の宗教論のほうがずっと面白いですね。それにしてもイスラムのユダヤ人批判はこの時代からかなりのものがありますね。ワン。黒兵衛との散歩は後回しにしてRKB毎日放送『田畑竜介GrooonUp』の『Catch Up』にZOOM音声出演。今日のテーマは昨日の本欄にも書いたIOCの「セックス・チェック復活」を批判する話。日本スポーツとジェンダー学会会長でJOC理事で東京五輪2020組織委にも加わっていた來田享子氏も「迅速に撤回すべき女性差別時代に逆戻りの方針と大批判されます。IOCは「人間には男性と女性しかいない」とトランスジェンダーを否定したトランプ大統領に擦り寄ったかな?それでロス五輪はどうなる?

4月16日(木)
『コーラン』の「牝牛」の章を読み続ける。黄金の牛の偶像崇拝の話だけでなくラマダン(断食)や禁止食物の話も出てくる。ラマダンは昼間だけで夜は食事もSEXもOKなんですね。《アッラーは汝らが無理しているのを御承知になって思い返して許し給うたのじゃ。だからさあ今度(夜)は。遠慮なく彼女らと交わるがよい。そしてアッラーがお定め下さったままに欲情を満たすがよい。食うも良し。飲むも好し》ナルホド《アッラーは許しの神。慈悲深き神》ですね。ワン。ベッドを出て老犬黒兵衛との散歩をサッサと済ませてイロイロ準備して大船駅へ。東海道線で藤沢へ。小田急線で向ヶ丘遊園駅へ。駅前のロータリーに停まっていた専修大学職員専用バスに乗ろうとしたらスウッと発車してしまったので仕方なくタクシーで専修大学へ。タクシーの運転手さんにイロイロ駅周辺のことや最近の大学生について聞くことができたのは収穫。向ヶ丘遊園近辺はかつては一杯飲み屋が多く酔っ払った学生も多かったが最近は自由が丘のような街を目指して綺麗なビルディングばかりになって学生たちも温和しくなって面白味がなくなった…とか。まぁ日本社会全体がそーゆー無機質的なエントロピー増大の方向へ進んでるのでしょうね。専修大学について時間があったのでいろいろキャンパス内をチョイと見学して「ニュース専修」「専修J(ジャーナリズム)スポーツ」などの学内紙などを手に入れてから小生の担当のW准教授と待ち合わせて教室へ。30人弱の学生相手にスポーツ・ジャーナリズムの講義を1時間半。レポート(スポーツ関係者へのインタヴュー・メモ)の書き方や「学ぶ」とはどういうことか等々イロイロ話して最後に最近本を読まないらしい学生に木村元彦さんの『争うは本意ならねど』を紹介して第1回の講義は終了。立ちっぱなしで力を込めて話したり質問を繰り返したりで少々疲れる。マァ頑張りましょう。帰宅してのビールはまずまず美味かったから。

4月17日(金)
今日も『コーラン』を読もうとしたけど仕事部屋の辞書コーナーの棚の奥に増原良彦『がくがく辞典』(文藝春秋)という一冊を発見。読み出すとあまりの面白さに止まらなくなった。帯に《古今に無類。雑学辞典風身体読本 聖なる猥学48講》とあり目次に《指・舌・臍(へそ)・足・唇・髪・頭…》と身体の部位が40以上並ぶ。《指》の説明では《門口で医者と親子が待っている》という古川柳が紹介されていて《門口とは女性の大事なところ》で《医者と親子》は《薬指と親指と小指のこと》だと解説されている。小生は思わず笑ってしまった(わかりますよね)。そんな話の連続。ナンデこんな本が本棚の奥に読まずに押しやられていたのか不明。《臍は英語でnavel。navel engagementは直訳すればお臍とお臍の婚約》その意味は《性交体位の…》なんてことも書かれていてふ〜んなるほど…と納得してしまった。『コーラン』の読書はしばらくおやすみです。ワン。

4月17日(金)つづき
ベッドを出て老犬黒兵衛と散歩。少々太腿が痛いのは昨日大学で1時間半立ちっぱなしで講義したからでしょうね。この痛みが消えれば足の筋肉の衰えも消えるだろうと老犬と励まし合いながら登り坂を必死に登る。ヨメハンは軽々と登る。身体も自動車と同じで小さい方が燃費が良いようです。ワン。いろいろデスクワークするなかで来週月曜の"TAMAKIのスポーツジャーナリズム"のゲストに木村元彦を招くことに決定。今も沖縄SVで活躍する我那覇選手のかつてのドーピング事件を取り上げると同時に昨日逝去された今西和男氏にうついても語ってもらうことにする。今西氏は筑波大から東洋工業サッカー部を経てサンフレッチェ広島の総監督やFC岐阜の監督を務められ木村さんは『徳は孤ならず 日本サッカーの育将今西和男』(集英社/小学館文庫)という一冊も上梓されてますからね。晩メシは虎vs龍を見ながら。森下は今季成長してますね。龍はユニフォームのカッコよさにもう少し配慮すべきですね。

BOOK
木村元彦『徳は孤ならず 日本サッカーの育将今西和男』小学館文庫
木村元彦『徳は孤ならず 日本サッカーの育将今西和男』小学館文庫
文庫本もあります。木村元彦さんの素晴らしい仕事を是非とも読みましょう
増原良彦『がくがく辞典』文藝春秋
増原良彦『がくがく辞典』文藝春秋
恥ずかしくて引用が憚られる面白い"身体雑学読本"です。オモシロイ!!

4月18日(土)
『がくがく辞典』は《顔・毛・頭・手・涙・指・歯・髭・眼・液…》と読み進む。めっちゃオモシロイ。《庚申信仰》なるものが道教由来で《眠らず謹慎して過ごす「庚申待ち」》が行われたという風習があるとはボンヤリ知っていたがその夜に「できた」子供が石川五右衛門らしくそこからその夜に「できた」子供は盗人になるという風習が生まれてそれを防ぐには子供に《「金」の字の入った名前をつけると盗人にもならず長生きする》と言われるようになったという。それで《庚申の日に産まれた彼は本名を「金之助」というのである》。「彼」とは夏目漱石のこと。本名は知っていても言われは知らなんだ。《見ざる・聞かざる・言わざる》の《三猿像》も《庚申さん》とも言われる庚申由来で古川柳に《庚申は「せざる」も入れて四猿なり》という句もあるという。こーゆーなんの役にも立たない知識は面白くていいですね(^_^)ワン。

4月18日(土)つづき
ベッドを出て老犬黒兵衛と散歩。青葉がイッパイになったのは嬉しいけど富士山が隠れたのは寂しい。少し遠回りをすれば富士の見える場所はイロイロあるのだが…ちょっとツライ(>_<)ワン。週一で大学の授業の準備が入るのは結構プレッシャーだが今日はデスクワークで本HPの更新の準備。あ。『がくがく辞典』に古代ギリシアの夫人は恥毛の手入れを欠かさなかったが《古代ユダヤ人は女陰の多毛を賞した》ことが《コーランにも典拠がある》という。今休止している『コーラン』読破を再開せねば。また《シバの女王の陰毛は膝まで伸びており絹のように美しかった》とか楊貴妃の《恥髪はヤハリ膝まで届いていた》との記述も。これは『コーラン』とは無縁。『がくがく辞典』は早く読み終えないと仕事に支障を来しそう。夕方からTBS『報道特集』を見ながら早いビールと食事を始めるとネパール人のお隣さんがカレーの差し入れを持ってきてくれた。コレがメッチャ美味かった。ブラーヴォ!自民党の党大会という政治集会で君が代を歌った自衛隊員は陸幕長の許可も得て上官も同行していたという。み〜んな私人で何をやってもいいようですね。阿呆か。

4月19日(日)
ベッドでの読書『がくがく辞典』は《手・男・女・瘤(こぶ)・穴・嚔(くしゃみ)・体…》と読み進む。「女」の項目で1967年(メキシコ五輪の1年前)から実施された女子スポーツ選手のSEXチェックの話題が取りあげられていた。このSEXチェックの結果《チェックを拒否して自ら引退した選手もいるし女性から男性に転換させられた選手は日本だけでも20人を超えるというから驚きである》詳しいデータは調べ直す必要があるが当時のSEXチェックは人権問題となり2000年のシドニー五輪以降は廃止されたのに最近またIOCのコベントリー会長が復活させたのは大問題だと本欄でも何度か書いた。酷い話だ。『がくがく辞典』では仏教の男性に対するSEXチェックのことが書かれていて生不男(生まれつき男根を欠く者)?不男(男根を切り落とした者)妬不男(他人の性交を見ないと不能の男)変不男(性行為で男にも女にもなる男)半不男(半月しか男性機能を発揮できない男)の5種類の「男」は男として認められず《比丘(男性の出家者)にはなる資格はないとされた》という。同様の男性に対するSEXチェックがスポーツ界で実施されたら男性たちは激怒するはずだ。が同様のSEXチェックがスポーツ界で女性にだけ遺伝子レベルで実施されるのだからJOCの理事でもある來田享子氏などが「女性差別時代に逆戻り」と憤るのも当然と言えるだろう。ワン。

4月19日(日)つづき
ベッドを出て老犬黒兵衛と散歩。あちこちに咲いている躑躅が綺麗。キイボードにTUTUJIと打ち込むと躑躅と文字が出る。それは便利かもしれないけど俺の大脳の退化は明らかに促進されますね。ワン。動物はパソコンを使わないから動物の脳は退化せず人間の脳はいつしか動物並みにまで機能を落とすのかな?ワン?デスクワークは今週木曜の専修大学での2度目の授業の私用のメモと学生に配布するレジュメを作成。2度目の授業で薦める本は多木浩二氏の『スポーツを考えるー身体・資本・ナショナリズム』(ちくま新書)にする。授業の参考文献にもしておいたけど中味の解説をしないと最近の学生は読むきっかけを掴んでくれないでしょうからね。晩メシは燕vs巨人を見ながら。途中NHK-Eテレの『日曜美術館』で建築家前川國男の仕事を見る。ル・コルビジェの弟子だった前川氏の東京(上野)文化会館とか東京都立美術館の建築の仕事は素晴らしいですね。文化会館は何度も行ってよく知ってるけど美術館は以前若冲展を見に行ったくらいで建物はよく見てないから改めて見に行かねば。京都会館(ロームシアター)も紀伊國屋書店も前川氏の建築作品だったのですね。燕vs巨人に戻って燕の鮮やかな勝利を見る。今年の燕は明るくてイイですね。巨人は復刻版の昔のユニフォームのダサさも働いてかどこか暗いですナァ。あの帽子のTGのマークはNewyork YankeesのNYを真似て作ったと聞いたけどヤンキースのNYはニューヨークNewYorkの略で当時のタイガースは大坂のOを帽子につけてたのですよね。どこか野暮いですね。

BOOK
小倉ヒラク『僕たちは伝統とどう生きるか』講談社現代新書
小倉ヒラク『僕たちは伝統とどう生きるか』講談社現代新書
ちょっとわかりにくいタイトルですが、本の帯を読むとめっちゃ読みたくなりました
橋本雅之『日本神話を読みなおす』講談社現代新書
橋本雅之『日本神話を読みなおす』講談社現代新書
古事記や日本書紀や風土記の神話に興味のある人には絶対オススメの一冊。神社と感染予防は関係ありですよ

4月20日(月)
『がくがく辞典』のベッドでの読書は《汗・鼻・血・臍・命・耳…》と進む。発明王エジソンが「99%のパースピレーション(汗=発汗=努力)と1%のインスピレーション(霊感=ひらめき)で生まれる」と言ったことを踏まえて著者は女性のLove Juice(愛液)は「99%の汗と1%のバルトリン氏腺液によってできる」と書く。これは科学的事実らしい。ナルホド。役に立たない知識ほどオモシロイですね。ワン。ベッドを出て老犬黒兵衛と散歩。我が家の小さな庭の藤も綺麗が近所の鬱蒼とジャングルのようになった緑地の木の天辺ににも藤が咲いている。蔓植物は生命力旺盛ですね。藤娘の舞も結構激しいですよね。ワン。イロイロ仕事をしていたら講談社から今月新刊の現代新書が3冊送られてきたので紹介します。中川右介『増補新版 歌舞伎 家と血と藝』帯に《事実は小説より奇なり!?当代の役者たちはどんな歴史を背負っているか?明治から令和まで劇界を動かす十大名家の興亡史》とあり團十郎家や菊五郎家や仁左衛門家や幸四郎家などが650頁の大部にギッシリ詰まってる。これは暇を見つけて摘まみ読みしたいですね。小倉ヒラク『僕たちは伝統とどう生きるか』は帯に《発酵・鵜飼・民藝・麹・土の声・ジョージアワイン/原料がない・儲からない・それでも彼らがつくり続ける理由/驚くべき「小さな伝統」の世界》とある。タイトルはちょっとわかりにくいけど絶対に面白そうな世界で知っておくべき世界ですね。橋本雅之『日本神話を読みなおす』《神の姿を借りて描かれているのは古代の人びとの実に人間くさい生きざまだった!》これは歴史好きの小生がすぐにも読み始めたい一冊ですね。

4月20日(月)つづき
夕方から"TAMAKIのスポーツジャーナリズム"の緊急収録。ゲストにジャーナリストの木村元彦さんを迎えて…と準備していたら木村さんからメール。地震で新幹線が新横浜付近でストップしたとのこと。慌ててTVで確認すると東北地方で震度5強。津波警報も。日本はいま国防よりも防災の時代に突入してますね。次の原発事故の責任は誰が取るのかな?また誰も取らないのかな?…と思っていたら新幹線が動いて木村元彦さんが品川のワーキングスペースからリモート出演。まず2007年に起きた我那覇和樹選手のドーピング冤罪事件の"処理"がまだ済んでいないこと(Jリーグもフロンターレも冤罪を拡散した非をキチンと認めていないこと)について語ってもらう。そして数日前に亡くなった日本サッカー界で最高の指導者だった今西和男氏についても語ってもらう。最後にトランプ大統領に平和賞をプレゼントしたうえ金権主義に走っているFIFAを大批判してもらってYouTubeの収録終了。そのあとは吉本新喜劇を御名ながら晩メシ。あ。木村元彦さんの我那覇に関する著作『争うは本意あらねど ド−イング冤罪を晴らした我那覇和樹と彼を支えた人々の美(ちゅ)らゴール』(集英社文庫)は冤罪事件の全貌を知ってほしいとの木村元彦さんの要望で集英社オンラインにて全文無料公開されてます。皆さん!このスポーツ紙の誤報から始まった酷い事件の正しい情報を知って下さい!https://news.yahoo.co.jp/articles/6cd1715a9574b460577c3e609baa86122d6680d7?fbclid=IwZnRzaAQ9X5NleHRuA2FlbQIxMQBzcnRjBmFwcF9pZAo2NjI4NTY4Mzc5AAEePVjVS8FT0rHzuK7nvbjuKzQ-pVU2DESnjdYFgXV_VwGoSIVxHn_4uxE9aE8_aem_MM689Y3yvPNKMoMdFJeSwg

DVD
『クィーン』
『クィーン』
録画が、あと30分というところで切れて、まだ見てません全部を見てません。凄く良い映画ですから必ずいつか必ず見終えます!

4月21日(火)
ベッドでの読書は増原良彦『がくがく辞典 聖なる猥学48講』(文藝春秋)《鱗・爪・乳・睾(こうがん)・羽・寿・骨・肉・血・口・屁・あとがき》と読み進み読了。メッチャ面白楽しく読んで知識に何も残らないのがイイですね。いや何かの折に思い出すか。寺に行けば釈迦は豚肉食って食中毒で死んだとか仏教は肉食を禁止しておらず日本で禁止したのは聖武天皇だとか寿司屋に行けば《蛸も手淫をして指を雌の外套腔に入れて精筴(せいきょう)を輸卵管に送り込む》なんてことを思い出すかもしれない。《このとき牡蛸の手はぶるぶるとふるえるという》それは自分の反応?または雌蛸のため?蛸も手と足は使い分けるのですね。しかしこの楽しい本の著者は誰かと思ったら仏教学者のひろさちやさんの本名らしい。多くのオモシロイ宗教の著作があるひろさちやさんがナンデ本名で書いたのかな?ワン。明日のラジオの内容や明後日の大学の授業の内容や明明後日の講演会の内容などをメモにして晩飯は昼間NHK-BSでやっていた映画『クィーン』の録画を見ながら。離婚後のダイアナ妃がパリでパパラッチに追われて交通事故で死亡したときのエリザベス2世の苦悩を描いたナカナカ見応えのある映画。ブレア首相のそっくりさんも熱演…と思ったらあと30分というところで録画残量がなくなって消える。マイッタ。後日Netflixで見るか…と思って虎vs港星の試合を見れば猛烈な乱打戦。タマにはイイでしょう。高市内閣は殺傷武器輸出を解禁するらしい。それが日本の生きる道…とは思えないけど…嗚呼。

DVD
『マーラー交響曲:第9番/大地の歌/第10番アダージェット』
『マーラー交響曲:第9番/大地の歌/第10番アダージェット』
バーンスタイン指揮ウィーン・フィルの演奏です。10番を聴くといつもE.T.が顔を出して困ります
BOOK
『筒井康隆、九十歳のあとさき:老耄美食日記』新潮社
『筒井康隆、九十歳のあとさき:老耄美食日記』新潮社
ついに車椅子の大文豪となられた筒井大先生の名文を楽しんでます

4月22日(水)
一冊の本を読破すると次の一冊が出現する。筒井康隆大先生から新刊『筒井康隆九十歳のあとさき老耄美食日記』(新潮社)が届く。けけけけけ。読む前から爽快。筒井先生ありがとうございます。読まねば。

4月22日(水)つづき
ベッドを出て黒兵衛との散歩は後回しにしてRKB毎日放送『田畑竜介GrooonUp』の『Catch Up』にZOOM音声出演。今日のテーマは大谷の連続試合出塁記録と"珍事"について。前者のメジャー記録はテッド・ウィリアムスの84試合で彼については第二次大戦と朝鮮戦争がなければベーブ・ルースの本塁打記録を抜くかもしれないほどの大選手だったのですね。球界最後の4割打者ですね。おまけに大の釣り好きで釣り道具店をやるためにマダマダ活躍できる状態で突然引退。大谷の"珍事"は走者満塁での併殺打が投手のボークで取り消されたこと。しかしこの程度では珍事ではないですよね…ということでホームランを打ったのに得点の付いてない選手や5打者連続安打なのに無得点とかリリーフ投手が完封勝利を記録とか長嶋茂雄選手の三角ベース事件(!?)を紹介。野球は珍事の宝庫ですね。ワン。ラジオのあと老犬黒兵衛と散歩。黒兵衛の足も衰えてきたけど小生の足も衰えたかな。まるでエリオット少年とE.T.の関係ののようにシンクロしてるのかな。宇宙船は迎えにこないけど(笑)。ワン。あ。映画『E.T.』の宇宙船が迎えにくるシーンでは音楽担当のジョン・ウィリアムスが見事にマーラーの交響曲第10番のアダージェットの美しい音楽をパクってますね。ワン。

BOOK
多木浩二『スポーツを考える:身体・資本・ナショナリズム』ちくま新書
多木浩二『スポーツを考える:身体・資本・ナショナリズム』ちくま新書
スポーツ関係者必読!スポーツは民主政社会から生まれたとのエリアス説が見事に解説!

4月23日(木)
ベッドで『筒井康隆九十歳のあとさき』読み進む。筒井ファンの読者にはイロイロ面白いけどそうでない人にはナンジャコレ?でしょうね。本というのはそういうものか?と思いながら読み進む。ワン。ベッドを出て老犬黒兵衛と散歩。今日は仕事でたくさん歩くから散歩の距離は控えたほうが良いのか足を鍛えるためにいつもより歩いたほうが良いのかどっちかワカランのでいつも通りの坂道の距離を歩く。ワン。体操は休止。イロイロ準備して大船から藤沢へ。小田急で向ヶ丘遊園駅まで行って職員専用バスに乗って専修大へ。先週に続いて2度目の授業。スポーツジャーナリズムとは何か?という問題をスポーツとは何かとジャーナリズムとは何かに分けて解説。スポーツが民主主義社会からしか生まれないというノルベルト・エリアスの説やツッコミ方がイロイロできるアレン・ガットマンの説などを講義するなかで体育とスポーツの違いを説明して体育は英語で何と言う?と質問したらある学生が「PE」と答えたので「ナンジャソレ?」と一瞬思ったがすぐに「Physical Education」の略だと気付いて大学で使っている略称だけを覚えていてもダメと注意。これも身体を動かすばかりで言葉を教えない体育教育の影響なのか…あるいは意味を誰も知らないでも平気でいるBTSなんてグループが流行ってる最近の世の中の影響か…と思いながらイロイロ講義してエリアスの解説書として多木浩一氏の『スポーツを考える』(ちくま新書)を紹介して講義を終えて急いで職員専用バス乗り場へ。

4月23日(木)つづき
専修大での授業のあと職員専用バスで向ヶ丘遊園駅から新宿へ。工事中の歩きにくい乗り換え口を経て中央線快速で東京駅へ。北陸新幹線に乗って富山へ。富山を訪れるのは3度目だが糸魚川から黒部を経て遠くに見える雪の残った立山連峰はやはり見事ですね。京都大学山岳部で雪崩で亡くなった大友人のNクンは南アルプスだったかと思いながらも思わず手を合わせる。富山駅からタクシーで宿舎のホテルへ。北日本新聞の人が待ち構えてくれていてチェックインと荷物の整理とイロイロ仕事の電話連絡を済ませたあとホテルで傘を借りて北日本新聞社の取締役の方とスポーツ担当の方にエスコートされて近くの料亭へ。美味しいホタルイカや白エビや喉黒の料理をいただきながらビールと日本酒で楽しく歓談。小生が驚いたのは北日本新聞のスポーツ担当記者が運動部やスポーツ部ではなく社会部に属しているということ。それって偶然そうなったのか新聞社の歴史からそう配置されたのかよくわからないらしいけどよく考えると凄いことで素晴らしいことですよね。五輪停戦違反のトランプ・アメリカのイラン攻撃もアメリカ主導のWBCにNPBが手を出せない問題もFIFAがトランプに平和賞を贈った問題もIOCが女性選手に遺伝子検査のセックス・チェックをすることもすべてスポーツ担当の社会部記者が取りあげるべき問題ですからね。スポーツはメダル数や試合の勝敗や選手の記録だけを騒げば良い問題じゃないですからね。小生を講演に呼んでくれたからゴマをするワケじゃないけどスポーツを社会部で取り扱ってる北日本新聞社はブラーヴォ!でスポーツに関して時代の先取りをしてますね。

4月24日(金)
富山のホテルで目覚めて朝メシ。ホテルのバイキングの朝メシは久し振り。サラダとクロワッサンとベーコンと明太子オムレツを所望。少し休んで講演の準備をしたあと富山の財界やスポーツ界の人々との昼食会のあと70人くらいの人を相手に講演。北日本新聞社主催の「北日本政経懇話会4月例会」での小生の講演のタイトルは「ミラノ冬季五輪・WBC・W杯等のビッグ・スポーツイベント大洪水のなかで誰も気付かない大切なこと」。昨日の本欄に書いたIOCやFIFAの問題行動がマスメディアで報じられない根本原因に日本人はスポーツという文化を理解せずに体育の感覚が残っているから…という話を1時間半にわたって展開。1時間半の講演を終えたあと北日本新聞事業部の女性の方から「面白かったです」と言われたのでホッと一息満足してお土産にマス寿司をもらってタクシーで富山駅へ。北陸新幹線で立山連峰に別れを告げて帰宅ラッシュの東京駅は避けて上野駅で下車。東海道線に乗り換えて大船へ。一人で黒兵衛との散歩などをこなしたヨメハンにお土産のマス寿司とホタルイカと白エビと富山の酒を渡して乾杯&晩飯。無事に帰宅したことをベイスターズも巨人に対してサヨナラ勝ちで祝ってくれて(笑)長い二日間に幕。

4月25日(土)
富山へ出張のあいだ筒井大先生の本を読むと毒気に当てられて仕事(講演)に支障を来しては困ると思い代わりに橋本雅之『日本神話を読みなおす』(講談社現代新書)を持参。電車や新幹線やホテルのベッドで読み出したのだがコレがめっちゃオモシロイ!日本神話と言っても高天原の住民が書いたわけでなく奈良時代の人間が想像力逞しく書いたに違いないのだが想像力の源泉には当時の人々が見た山や川や人間や事件があったはずでナルホド出雲の国引き神話も船に乗った人々(漁民や交易民)の海側から見た視点で出雲半島を眺めればよくわかる。神武東征も熊野から吉野へ向かう道筋が当時の経済道路(鯖街道)だとわかれば納得。さらに神道の儀式(神社での手洗い&口濯ぎ等)と感染症予防の行為の類似点や天武朝時代に頻発した地震と鶏や雉の鳴き声と神話の関係などメッチャ面白話の連続だった。

4月25日(土)つづき
読了寸前のベッドでの読書を止めて黒兵衛と散歩。ますます足の衰えを見せる老犬に俺は工事中の新宿駅の乗り換え口の鉄の階段も上り下りしてきたぞ…と囁くとヨメハンが「そら富山で美味しいモンが食べられると思うと元気も出まっしゃろなぁ」と鋭く指摘されてギャフン。散歩のあとGWで休みたいためイロイロ仕事。昼メシに富山で買ってきた"のどぐろラーメン"をヨメハンが作ってくれて旨かった。イロイロ仕事したあと録画した『報道特集』を見ながら晩メシ。冤罪事件を避けるためもっと再審をやりやすくとの法改正をしようとしても組織人(検察)は出世に響くのが恐いのかナカナカ間違いを認める方向には進ませないようにしようとするのですね。Jリーガーの我那覇選手のドーピング冤罪事件に対するJリーグなどの中途半端な悪非違も同じですね。

4月26日(日)
橋本雅之『日本神話を読みなおす』(講談社現代新書)読了。メッチャ面白かった。古事記と日本書紀は一応読んでいるので未だキチンと読んでない風土記を読みたくなった。しかし学者さんはタイヘンですね。小生のような物書きは神社のお詣りはコロナの感染予防と同じことヤンと軽く言えても学者さんはソレを歴史的文献的に証明しなければならないわけですからね。小生にはできない仕事です。ワン。ベッドを出て老犬黒兵衛と散歩。老犬は目の前を猫が横切ってもダッシュしなくなった。リードを持つ老体には安心だけどチョット寂しい。ワン。日曜とは言えヤルことは多く連合通信の連載コラム第178回にIOCのセックス・チェックの話題を書いて批判したあと本ホームページの更新原稿を作る。なぜ今日は日曜サンデーと言うのにこんなに働かなければならないかというと"TAMAKIのスポーツジャーナリズム"の収録+専修大の授業の準備が毎週あるのに加えてGWにチョイと長く休みたいためですね。頑張った一日の最後は隣家のフランス人夫妻が日本に帰ってきたのを祝って一緒に『鮨処もり山』へ。富山の肴も美味しかったけど久し振りの『もり山』さんの味も格別です。とりわけ琵琶湖の稚鮎が出たことに感激。馬鹿な花札(トランプ)にくっつく下品な下女総理にウンザリの毎日では美食を前にして思わず紅旗征戎非吾事とも言いたくなりますね。

4月27日(月)
昨晩は小生の事典・辞書コレクションのなかから『失われた言葉事典』(現代言語セミナー編・平凡社・1987年刊)を手にベッドへ。これがナカナカ面白い。どの頁を開いても【アンポンタン・オイソレ者・おきゃん・こんにゃく男児・ケーコート-・しぶちん・スベタ・すれっからし・セコハン…】など死語となった言葉に対して【大ボケ・おっちょこちょい・ルンルン娘・バナナボーイ・トロい・ドケチ・メガブス・根性悪・出戻り…】と「現代語」が書かれている(と言っても1980年代だから今では死語の言葉も多いのがマタ面白い)うえに「死語」が出ている文章(短文)が夢野久作・饗庭篁村・夏目漱石・黒岩重吾・坪内逍遙・庄司薫・山川方夫・高橋三千綱・三島由紀夫・平林たい子…などの小説から引用紹介されている。おまけに欄外には明治大正昭和の風俗史が短くまとめられていて本書は相当のスグレモノ。何故今まで「積ん読」していてキチンと読まなかったのか不思議です。ワン。ベッドを出て老犬黒兵衛と散歩。足の弱った犬のリードを引っ張ると首が絞まってゼーゼーと息が詰まり可哀想。まぁ老老介護のつもりでゆっくり歩きまひょ。ワン。

4月27日(月)つづき
デスクワークは連合通信の連載原稿をブラッシュアップして送稿。続いて本ホームページの更新原稿をまとめて送稿。何事もGW前に処理しておきたいですからね。夕方からは"TAMAKIのスポーツジャーナリズム"の収録。MCの小崎クンがビーチバレーの取材で中国海南島への取材で不在なので代わってアナウンサーの川島ノリコさんが久し振りに登場。ゲストは大和大学教授で元産経新聞外報部記者として4年間のモスクワ勤務経験のある佐々木正明教授。スポーツ担当記者としてIOC・IPCの取材経験もある彼を迎えて「マスメディアが語らない国際スポーツイベントと"政治"の関係を考える」をテーマに「ブラインド・サッカー・アジア選手権(ロス・パラリンピック予選)は中国が優勝!パラリンピックへのロシア・ベラルーシの出場は許されることなのか?」「ロシア・ベラルーシに制裁を加えたIOCが北京冬季五輪"休戦期間中"のアメリカ・イスラエルのイラン攻撃に制裁を加えないダブルスタンダードを考える」という内容でYouTubeを2本収録。IPCがロシアとベラルーシのパラリンピック出場を認めた事情(国際政治状況)がよくわかりました。IPCは決議が全参加国の代表によるものでロシアや中国の影響下にある国が多いのですね。それに対してIPCは理事会決議が最終決定で理事に選ばれる人物の所属国がアメリカ寄りの国が多いのですね。公開は4月下旬になりますがマスメディアの報じない情報が満載です。乞御期待。YouTubeの収録のあとTVKで吉本新喜劇を見ながら晩メシ。オモシロイ。新喜劇の芸人さんは皆さん頑張ってはりまんなあ。エライもんです(^_^)

4月28日(火)
『失われた言葉辞典』メッチャ面白く読み続ける。明治元年から昭和59年までの年表も五・一五事件のあとにキチンと阿部定事件が載っているし20人のお笑い芸人のギャグを当てるクイズには伴淳三郎の「アジャパー」や谷啓の「ガチョーン」から内藤陳の「ハードボイルドだど」まで載っていた。「あなたはどの"族"?」というコーナーには斜陽族(昭和23年)太陽族(同31年)団地族(同33年)みゆき族(同39年)カミナリ族(同34年)フーテン族(同42年)アンノン族(同52年)竹の子族(同55年)など23種の戦後日本に現れた"族"が書かれていた。開高健の名作『日本アパッチ族』が入ってないは残念だが懐かしい気持ちになったのは俺が歳取った証拠かな?ワン。ベッドを出て老犬黒兵衛と散歩。熱帯のジャングルのように葉が生い茂って富士山の眺望を消してしまった近所の緑地は少々怪しげな暗闇まで醸し出すようになった。植物のパワーはスゴイですね。ワン。終日デスクワークは専大3度目の授業のレジュメ作り。スポーツに関する疑問を学生の疑問に代わって列挙して回答まで書いてあげる。なんて優しい先生なんだ俺は…と思いながらも楽しい作業。股関節は英語でHip Jointなんてことまで書く。今回の推薦図書はケニヤの選手がマラソンで世界最高の2時間切りの驚異的タイムを出したことを記念して川島浩平『人種とスポーツ 黒人は本当に「速く」「強い」のか』(中公新書)。デスクワークを終えて昨日のNHK『クローズアップ現代/スポーツ界の最前線を取材/極限を追い求めるアスリートをいかに守るか』を見ながら晩メシ。ボクサーの"科学的"減量も投手の"科学的"スピードボールもアスリートの身体を痛めつけているのですね。むかし立川談志さんが「長生きしたけりゃスポーツをしないこと。身体を動かさないこと」と言ってたのを思い出す。キェルケゴールの『死に至る病』は確か理性主義を批判したけど科学主義もやはり人間を極限へと追い詰めるもののようです。

4月29日(水)旧昭和天皇誕生日
『失われた言葉事典』読み続ける。その「失われた」言葉を過去に使った作家の名前を見るだけでも面白い。2日前の本欄に書かなかった坂の名前をあげると…森鴎外・永井荷風・島崎藤村・谷崎潤一郎・野坂昭如・森村誠一・遠藤周作・川上宗薫・松本清張・村上春樹・村上龍・安部公房・瀬戸内晴美・筒井康隆・林芙美子・山崎洋子・宇野鴻一郎・五木寛之・樋口一葉…硬軟男女取り混ぜ明治大正昭和の作家は全員登場かな。おまけに言葉の解説に出てくる雑学が嬉しい。グリコのマークのモデルはフィリピン人のマラソン選手。日本初の蓄音機の持ち主は板垣退助…。ふ〜ん。知らなんだ。ワン。今日は祝日でRKB毎日放送のラジオ出演は特番でお休み。老犬黒兵衛と散歩のあとは明日の大学での講義の準備などイロイロ仕事。こんなにゴールデンウィークの休みが待ち遠しく感じられるのは何故?チョット仕事をしすぎかな?ワン

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