ナンヤラカンヤラ
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2003年 11月12月

DVD
サリエリ『ファルスタッフ』
サリエリ『ファルスタッフ』

9月1日(木)
今朝も爆睡。起床は8時過ぎ。よく眠る。死は眠りに過ぎぬ…とハムレットは言った。ならば眠りは模擬的死なのか。la petite mortなんて言葉もあるなあ…ちょっと意味は違うけど…などと思いながら灼熱の太陽の下黒兵衛と散歩。汗だく。シャワーを浴びて10月からの新しいオペラ講座の企画を作る。「オペラの神様ヴェルディの知られざる作品を味わう!」うん。これで行こう。処女作『オベルト』や失敗作『一日だけの王様』も含めて『アルツィーラ』『群盗』『海賊』『ステッフェリオ』なんてのを楽しんで最後に『椿姫』『アイーダ』などの名場面集を。ナカナカ面白そうと自画自賛。午後から読書。現代語訳『おくのほそ道』がいまいちピンと来なかったので同じ日本文学全集の大岡昇平を読み出す。『椿姫ばなし』や昭和天皇追悼エッセイを興味深く読む。続けて『武蔵野夫人』を読み出す。不倫小説とは言わずに昔は姦通小説と言ったらしい。ナカナカオモシロイ。仕事部屋の掃除を放棄して読書三昧もタマには良かろう。魂にも良かろう。夕方JOC外部委員会の東京五輪招致に関する裏金疑惑の調査報告が出る。某新聞社に送ってもらったがこれで調査したの?という程度のシロモノ。そう言えばイラク戦争に関する調査書もアメリカやイギリスは本何冊分もの大部だったけど日本はA4用紙4枚だけ。そもそも結論ありきなんですね。はたしてフランス検察当局はどんな結論を出すのか?晩飯サッカー劇場は最悪。レフェリーの判定を云々する以前に日本は弱すぎる。大島は何しとるんじゃ。こんなチームがW杯に出るのは恥ずかしい。下手なうえに気合不足。しゃーないなあ。アタマに来て風呂上がりにウィスキー飲みながらサリエリのオペラ『ファルスタッフ』を見る。まぁモーツァルト以下というほかないがシェイクスピアの原作でヴェルディの作品と物語を較べるうえでは面白かった。しかし日本のサッカーは弱いなあ…。

Blu-ray
ヴェルディ『ファルスタッフ』
ヴェルディ『ファルスタッフ』
BOOK
加藤陽子『戦争まで 歴史を決めた交渉と日本の失敗』(朝日出版社)
加藤陽子『戦争まで 歴史を決めた交渉と日本の失敗』(朝日出版社)
DVD
『武蔵野夫人』
『武蔵野夫人』

9月2日(金)
今朝も爆睡。起床は8時。繰り返しのヒ日々が続く。といってもせいぜい4〜5日のこと。『カルミナ・ブラーナ』のダ・カーポ程度か…と思いながら黒兵衛と散歩。そう言えば日本のシッティング・バレーボールの以前の監督さんはカール・オルフの『カルミナ・ブラーナ』の大ファンだったことを思い出す。古い話だがヤンキースのルー・ゲーリッグは『トリスタンとイゾルデ』の大ファンのワグネリアンだった…ということを本で読んだ。さすがはコロンビア大学出身…とか思いながら散歩のあと読書。午前中は加藤陽子『戦争まで』。そうか。リットン調査団の満州国に対する調査報告書は大日本帝国にとってさほど悪いモノではなかったのか。むしろ中華民国にとって受け容れ難いモノでソレを大日本帝国にとって最悪と煽ったのは新聞だったか。ソレを反省したはずの朝毎読がまたもや総理や元総理の五輪政治利用を批判しない。アメリカ主導の憲法改悪もそのように進むのか。午後からの読書は大岡昇平『武蔵野夫人』。おもしろい。BGMはモーツァルト。なぜか姦通小説にはミサ曲やレクイエムが似合う。エロスとタナトスの融合?晩飯オペラ劇場はヴェルディ全集の『ファルスタッフ』指揮はバッティストーニ。最近東フィルで活躍しているイタリアンな若手指揮者。なかなか素晴らしい指揮と演出。やはりサリエリの音楽よりも面白いのは時代的に当然か。風呂のあとウィスキー飲みながら溝口健二監督『武蔵野夫人』を見始めるが眠くてダウン。田中絹代と森雅之の不倫劇は明日に持ち越し。

BOOK
『Number PLUS リオ五輪永久保存版 東京へと続く物語』(文藝春秋)
『Number PLUS リオ五輪永久保存版 東京へと続く物語』(文藝春秋)
『リオオリンピック全記録サンデー毎日増刊』(毎日新聞出版)
『リオオリンピック全記録サンデー毎日増刊』(毎日新聞出版)

9月3日(土)
今朝も爆睡。8時過ぎにノコノコとベッドを出るのが日課になってしまった。まぁエエか。黒兵衛と散歩のあと根岸線で磯子へ。行きつけの美容院『Florence』で髪の毛を切ってもらう。サッパリと気持ちいいのは良いけど床屋とか散髪屋でなく美容院に行くというのにはまだ少々抵抗がある。ガキ大将からおまえはシスターボーイか…と虐められそうな気持ち。サッパリした帰りにラーメン&餃子で昼飯食って大船の本屋でリオの写真集を2冊(ナンバーとサンデー毎日の増刊号)を買う。はっきり書きますが写真のレベルがメチャメチャ下がったように思いますが…。特にナンバー。昔はもっと競技中の素晴らしいショットが沢山あったように思うけど今回はポートレイトが多すぎる。スポーツが無視されてる。これはカメラマンの腕というより編集者やカメラマンのスポーツに対する思想や姿勢の問題だろう。サンデー毎日増刊も似たり寄ったりだがナンバーよりも競技中の面白い写真が多かった。日本人以外の外国人選手の競技中の写真も多かったけど最高の1枚は400mリレーで最終走者としてバトンをもらったボルトが隣のレーンを走る飛鳥を横目で見た写真。コレは最高!ボルトの驚いた表情が良い。これは毎日新聞に両者の顔のアップにトリミングされて掲載されたときも今大会最高のワンショットだと思った。そう言えば長田渚左さんが日刊スポーツの全紙ぶち抜き写真(特に内村の着地への飛翔の写真)を誉めてて俺もスゴイと思ったけど写真集は出ないのかな?…とかイロイロ思って夕方オペラでも見ようと思ったところが天皇杯3回戦で関西学院大学がアルビレックス新潟に大善戦。見てしまう。前半2-1で関学リード。後半追いつかれて延長。関学絶好の得点チャンスをアルビレックスは反則で辛うじて止めて一発退場。ゴール前のFKは惜しくもバーに嫌われる。最後は延長後半アルビレックスが自力で2点取って勝利。天皇杯はこーゆー試合があるからオモシロイですね。晩飯のあとは溝口健二の映画『武蔵野夫人』を最後まで見る。戦前の倫理観(武蔵野の古い光景)が崩れて行くなかでの新しい時代の幕開け。そこに一人の犠牲者が…。このような時代の変化を完成させたのが東京オリンピックだったわけですね。

CD
『ジャズ・ヴォーカル・コレクション/ナット・キング・コール』(小学館)
『ジャズ・ヴォーカル・コレクション/ナット・キング・コール』(小学館)
『ジャズ・ヴォーカル・コレクション/ルイ・アームストロング』(小学館)
『ジャズ・ヴォーカル・コレクション/ルイ・アームストロング』(小学館)
『ジャズ・ヴォーカル・コレクション/フランク・シナトラvol.1』(小学館)
『ジャズ・ヴォーカル・コレクション/フランク・シナトラvol.1』(小学館)
『ジャズ・ヴォーカル・コレクション/ボサ・ノヴァ』(小学館)
『ジャズ・ヴォーカル・コレクション/ボサ・ノヴァ』(小学館)
BOOK
池上英洋・川口清香『美少年美術史:禁じられた欲望の歴史』(ちくま学芸文庫)
池上英洋・川口清香『美少年美術史:禁じられた欲望の歴史』(ちくま学芸文庫)
ウィリアム・H・マクニール『マクニール世界史講義』(ちくま学芸文庫)
ウィリアム・H・マクニール『マクニール世界史講義』(ちくま学芸文庫)

9月4日(日)
今朝も爆睡(だったと思う)。黒兵衛と散歩して午後から鎌倉芸術館へ…と思ったら午後2時のつもりが4時だったので昼寝。ホンマに我ながらよーネル。まぁいつか目が覚めんようになるんやから寝慣れておくのは悪いことではなさそう。しかしアノ人やアノ人よりも先に永眠するのは悔しいからもー少し頑張るか。4時から芸術館でのNHK交響楽団演奏会へ。次女と孫を引き連れてメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲。孫が聴き慣れて玩具のヴァイオリンアドを弾くマネなんかをしてたのでコンサート・デビューさせてやった。マァマァ楽しかったみたい。2曲目のベートーヴェン英雄交響曲はサスガにシンドイと判断して周囲の人に迷惑をかけてはいけないので次女と孫はロビイで映像観賞。係の人が後部の座席が空いていて途中何度も誘ってくれたけど遠慮したとか。小生は下野竜也さんの指揮を楽しむ。ま。日曜午後の近所のコンサートとしては格別。夜はルミネのイタリアン・レストランで久しぶりに食事。終わってから本屋で小学館のジャズの本を衝動買い。ルイ・アームストロング&ボサ・ノヴァ&フランク・シナトラ&ルイ・アームストロング&ナット・キング・コール。ジャズ・ヴォーカルのCDは山ほど持ってるけど女性ヴォーカルばっかりだったと今頃気づく。文庫売り場で池上英洋&川口清香『美少年美術史 禁じられた欲望の歴史』&ウィリアム・H・マクニール『マクニール世界史講義』(いずれもちくま学芸文庫)を見つけたのでコレも購入。帰宅してウィスキー&ジャズ&演歌三昧。いつしか寝てしまい夏休みもオシマイ。

BOOK
長田渚左『桜色の魂−チャスラフスカはなぜ日本人を50年も愛したのか』(集英社)
長田渚左『桜色の魂−チャスラフスカはなぜ日本人を50年も愛したのか』(集英社)

9月5日(月)
朝起きて黒兵衛と散歩のあとメール&手紙&請求書等々雑務の処理。夕方から『ニューズ・オプエド』出演のため芝公園の『AVATTA STUDIO』へ。今日のゲストは長田渚左さんと広瀬一郎さん。チャスラフスカの見事な生涯を描いた『桜色の魂−チャスラフスカはなぜ日本人を50年も愛したのか』(集英社)を書いた長田さんに最近逝去した彼女のことを語ってもらう。そうですね。モハメド・アリと並ぶ信念のアスリートでしたね。一国の首相をスタジアムのど真ん中に出して平気なクリエイターも一読してほしい本ですね。その首相のメッセージを広瀬一郎さんはGDPをあげるためにスポーツを!というメッセージと捉えたとか。う〜んんんん。ちょっと考え過ぎかなあ。サッカー日本代表のテイタラクは同感。番組終えて某編集者と打合せのあと帰宅。秋はまだかいなあ…。

BOOK
『相撲ファンVol.4』(大空出版)
『相撲ファンVol.4』(大空出版)
『ミセス10月号』(文化出版局)
『ミセス10月号』(文化出版局)

9月6日(火)
朝起きて黒兵衛と散歩。郵便物を整理してたら荒井太郎サンがスーパーヴァイズしてる『相撲ファンvol.4』が届いてた。相撲女子の女性ファン向け雑誌とはいえ中味は濃いです。さすが。『ミセス』10月号も届いた。郷ひろみさんへのインタヴューが載ってます。男性は買いにくいでしょうが機会があれば読んでください。面白いですよ。

9月6日(火)つづき
昼飯の後昼寝。小池都知事の記者会見。東京五輪予算削減はどこまで切り込める?昨日広瀬さんが言ってたけどスポーツの側からアドバイスする人はいるのかな?ウエスギはんは動いてるのかいなぁ?アサヒ芸能連載の下書きだけ済ませて夕方からヴェルディの第1作デビュー・オペラ『オベルト』第1幕を見る。話は単純。音楽もヴェルディ的ではあるけど単純。デモなかなか面白い。晩飯のあとW杯予選タイ戦。どんな気候か…どんな気温か…どんなピッチ状態か…どんなサポーターか…どんなアウェーか…知らんけどこんな弱い相手に2−0かいな。4−0か5−0の相手とちゃうんかいな。しかし日本代表は弱なったなぁ。原因は…?という原稿は明日朝に書こう。それにしても試合終了と同時に「ナイス・ゲーム!」と叫ぶ声がテレビから聞こえたけどホンマカイナ。空耳かと疑ったけど…まさかサッカー解説者の言葉じゃないでしょうねえ。

9月7日(水)
朝6時前に起きて『アサヒ芸能』連載の原稿書き。昨日のサッカーの試合の不満をぶつける。日本のサッカー選手は自分より格下の相手に上から目線で戦うのがホンマに下手ですねえ…それはサポーターたちがサッカーよりもサッカー選手が好きなこととも関係があるのかも…と途中まで書いたところでRKB毎日放送『インサイト・カルチャー』電話出演。原稿に書いていることを話す。サッカーよりもサッカー選手に興味がある…とうのはサッカー以外のことにも当てはまることかも。芸能レポーターとか芸能デスクと呼ばれている人達は芸能(芸)についてはまったく語らず芸能人のことについてばかり語ってますからね。ラジオを終えて黒兵衛と散歩のあとアサ芸の原稿の続きを仕上げて午前中に送稿。昼飯食って昼寝して午後からは部屋の整理&掃除…がなかなか手につかず谷崎潤一郎を手に取ったら止まらん。『乱菊物語』はホンマにどこを読みだしても面白い。物語という言葉が題名に付いてる物語はどれもオモシロイ。作者の堂々たる自信作に違いない。竹取物語・源氏物語・伊勢物語・堤中納言物語・雨月物語・平家物語・唐草物語…いかんいかん掃除がでけん…と部屋の整理に戻っても手につかん。そのうちに晩飯映画劇場はチャップリン『独裁者』。最後の演説はスゴイですねえ。本気ですね。日米安保法制なるものを「整えた」現在我々は民主主義というものをキチンと考え直すべきですね。それにはスポーツがよい題材(スポーツは民主主義=非暴力の産物であり反戦思想の実践形態)のはず。日本人はスポーツの勉強しなければダメですね。

BOOK
永竹由幸『ヴェルディのオペラ 全作品の魅力を探る』(音楽之友社)
永竹由幸『ヴェルディのオペラ 全作品の魅力を探る』(音楽之友社)

9月8日(木)
6時起床。リオ・パラリンピックの開会式を見る。素晴らしい演出!見事な美しさ。政治家が出てくることなんかあり得ませんからね。ブラジル政府の言葉が出るだけでブーイングですからね。総理大臣をフィールドの真ん中に立てた国はその行為を恥じるべきですね。そのアイデアを出した組織委会長はもちろんクビにしてもらわないと2020年のスポーツ大会が歪んでしまうでしょう。

9月8日(木)つづき
リオ・パラ開会式を見たあと部屋の整理をしていると某公務員関係者から電話。「文春にとうとう出始めましたよ」ナンノコッチャいな?「組織委と五輪利権ですよ」早速読みたいけど送られてくるのは明日。話を聞いて我慢。しかし…東京五輪の理念のないまま金権ばかりが先行することにウンザリ。せめて東北の復興と連動すること。体育からスポーツへの大転換を打ち出すこと。この2点を主張してほしいですね。ねえ。森さん!小池さん!夕方からヴェルディのオペラ『一日だけの王様、または偽のスタニスラオ』を見ながらビール。なるほど。永竹由幸さんが『ヴェルディのオペラ 全作品の魅力を探る』に書いているとおりこのオペラは失敗作などではなくナカナカおもしろい喜劇オペラ。初演のときに野次や罵声やブーイングでこれを失敗作にしたのはオットー・ニコライが雇ったサポーターたちらしい。ニコライはヴェルディに人気を奪われて嫉妬していたとか。その後オーストリアに帰ったニコライは『ウィンザーの陽気な女房たち』で成功したがヴェルディは『ファルスタッフ』を書いて自分を辱めたニコライに意趣返しをしたらしい。男の嫉妬の闘いは激しいけど芸術家は作品で闘うから勝敗は誰の目にも明らか。政治家は自分では何も残さないから嫉妬だけしかないのか…。イヤそれは二流三流の政治家の話でしょうね。二流三流の(企業に媚びを売って自分の蓄財に走るような)政治家が幅を利かせるようでは…シャーナイですね。2020はどーなるのでしょうねえ。

Blu-ray
ヴェルディ・オペラ『エルナーニ』
ヴェルディ・オペラ『エルナーニ』

9月9日(金)
朝起きて黒兵衛と散歩。途中道路工事の交通整理をしている人から「大きな犬ですねえ」と言われる。なるほど。そうか…と思う。赤ん坊のころから徐々に大きくなったのを見ている者には気づかないことだろう。しかも近所には黒兵衛よりも大きな犬が少なくとも3匹いることを知っている。といことは黒兵衛を大きいと思うか否かは絶対的な判断ではなく相対的な判断と言うことになる。ウサイン・ボルトを「速い」と思うかどうかもきっと同じことだろう。車椅子のほうが速いかも。もっと速く走れる義足も登場するかも。その時一番価値があるのは…一番素晴らしいのは…なんてことはドーデモイイコトに違いない。それは絶対的な価値ではなく相対的な価値であり個人の価値観の問題…などと考えながら散歩を終わらせて原稿書き。東京フィルハーモニーのコンサートに登場する佐渡裕さんについて。来年1月の武満&ブルックナー9番とワーグナー&ピアソラ&ブラームス1番のコンサート用。ああだこうだと悩みながら下書きをやっつけて昼飯&昼寝のあと送稿。さあ部屋の掃除。まずは原稿を書くデスクの後ろのテーブルの上や下に積みあげていた資料の整理。項目ごとに大きな封筒に入れてタイトルを書いて…3分の1も済まないうちに夕方。ビールが呑みたくなって整理は中断。ヴェルディのオペラ『エルナニ』(パルマ歌劇場公演)を見ながら。音楽は面白いけど筋はイマイチですねえ。晩飯食って明日が早いのでフロ&ネル。

9月10日(土)
朝6時半起床。7時半に家を出て羽田空港へ。朋友のSは横浜から京急が便利と言ってたけど仕事での移動に初体験ルートは避けたくて川崎からタクシー。羽田から全日空で広島空港へ。迎えに来てくれていた広島市民大学のスタッフの方とタクシーで広島市内へ。広島へは何年ぶりかな。新しい球場マツダ・スタジアムを見たい見たいと思いながらマダ見ることができていないから7年以上は来ていないはず。昔は毎年のように来ていたのに…というのは衣笠や浩二や慶彦が現役の頃。古い話や。そのほ山本浩二監督のときにも来たかな…などと思いながら平和公園の国際会議場へ。スタッフの誰からも「今日でり決まりですね」と挨拶される。「記念の日に来ていただいて絶好のタイミングですね」「今日は黒田ですから絶対に巨人に勝つでしょう」…こういう挨拶は嬉しいですね。昼御飯の弁当をいただいたあと1200人くらい…3階席までぎっしり満員の中で講演開始。「広島カープ優勝おめでとうございます」で大拍手と笑いのなかで始めて皆さんの意外と知らないスポーツの話をタップリ1時間半。講演を終えてタクシーで空港へ。途中マツダ・スタジアムの周囲を一周してもらう。今日の試合は東京ドーム。なのに紅いカープのユニフォームを着た人が何人か歩いていた。羽田行きの便を一便早めて帰鎌。広島巨人戦を臨時に放送しているNHKをつけて観戦。黒田の投球は少し危うかったけどカミッてる鈴木の同点ホーマーや松山の逆転ホーマーが飛び出しリリーフ陣も踏ん張ってイイ試合にカープが勝利。記念すべき日に広島へ行って仕事したことは一生の想い出になるでしょうね。

CD
ショスタコーヴィチ『祝典序曲・森の歌・交響曲第6番・7番レニングラード』
ショスタコーヴィチ『祝典序曲・森の歌・交響曲第6番・7番レニングラード』
ショスタコーヴィチ『交響曲第7番・9番』
ショスタコーヴィチ『交響曲第7番・9番』

9月11日(日)
朝起きて黒兵衛と散歩。帰ってきて郵便受けから朝刊を取って広島優勝はどう報じられているか…と思って新聞を見てビックリ。東京新聞の一面に福島第一原発のでかいカラー写真。「増え続ける汚染水 原発事故5年半 立ち並ぶタンク」2面にも「限界超すタンク群」一面下と社会面の「豊洲市場盛り土せず」も(他誌も報じている)衝撃ニュースだけどフクイチの現状を今も日曜の朝の一面の紙面で大きく伝える姿勢は見事。五輪利権にも踏み込んでください。「安倍マリオ」や森会長の「大声で歌え君が代」をキチンと批判したのは(小生の知ってる限りは)東京新聞だけですから。終日部屋の掃除と大格闘。夜は孫と『ダーウィンが来た』を見ながら晩飯。メッチャ数の多いオオコウモリの集団に驚いたあとテミルカノフ指揮サンクトペテルブルク・フィルの演奏でショスタコーヴィッチ交響曲7番レニングラード聴いて風呂入って寝る。

9月12日(月)
朝起きて黒兵衛と散歩のあと仕事部屋の大掃除。明日お客さんが我が仕事部屋やって来るので資料や本の整理整頓のあと掃除機までかける。有朋自遠方来というのは部屋の掃除もできてイイもんだ…と無理矢理納得しながらの大掃除のあと午後から東京へ。『ニューズ・オプエド』出演。今日のゲストは国際ジャーナリストの蟹瀬誠一さん。小生より2歳年上。リオ・パラリンピックや東京五輪についていろいろ話してもらったあとに得意ジャンルのアメリカ政治について。トランプは大統領になる確率は人が雷に打たれるほど(すなわち1千万分に1)らしが「雷に打たれれば」80パーセントの確率で死ぬ…ということらしい。う〜ん…解釈は難しいけど…起こらないとは言えないということですね。TPP&北朝鮮&沖縄の基地…はどうなるのか?しっかし豊洲の新市場は最悪の展開ですね…小池新都知事が次に手を付けるべき東京五輪施設運営予算問題にナカナカ手が回らんなあ…でオプエドのあと急いで大船へ帰還。本ホームページを作って管理してくれている(株)ビットのY社長とスタッフのYサンと大船駅で待ち合わせて『鮨処もり山』へ。東京へ出張で来られた機会に小生の使ってるガラパゴス・コンピュータを一新していたくことになったので先に御礼の意味を込めて接待させていただく。明日はよろしく…で楽しくワイワイ食って呑んでオヤスミ。

9月13日(火)
朝起きて黒兵衛と散歩のあと大船駅へ本HPを作成してもらってる会社bitのY社長とスタッフのYサン(なぜか同じ名前)と大船駅で待ち合わせして駅前のヤマダ電器へ。何年ぶりになるのか…いや20年ぶりくらいか(広島カープの優勝並みの間隔で)新しいコンピュータを購入。今まで使っていたのと同じ機種の最新型ノートパソコン。それにウィンドウズ10に対応できる小生の使い慣れた一太郎の新しいヴァージョンやウィルスバスターやらバックアップを取るためのブルーレイ・ディスクやらテキパキとY社長が揃えてくれる。そして店員がセットアップについての注意を話してくれるが横で聞いていても何の話かサッパリワカラン。なんでもウィンドウズ10の修正にネットにつないで2時間くらいかかるらしい。なにぃ?ビル・ゲイツは不良品を売ってるのかぁ!?と思わず怒鳴りたくもなる。けど基本的に何をしなければならないのかわからないので沈黙。昔のコンピュータなら自分でイロイロできたのにヤヤコシイ世の中になったもんやナァ…と嘆いて昼飯の蕎麦を食いに駅前の『浅野屋』さんへ。天ザルを食って帰宅。いよいよ新しいコンピュータとの生活が始まるのだ。それにしても箱が小さくなったなあ…とそんな感想しか抱けないガラパゴスの住人であります。

9月13日(火)つづき
Y社長とYさんが延々と悪戦苦闘してくれてパソコンのセットアップ完了。なんとウィンドウズ10のインストールに3時間以上かかる。しかも昔はパソコンについていたバックアップ用のディスクも自分で作らなければならないとか。ビル・ゲイツという野郎はどこまで他人のふんどしで商売をするつもりか。しかしパソコンというのはいつになったら誰もが自由にパッパッパッと使えるようになるのか…などと人ボヤキながら作業を見つめてるばかり。俺も時代遅れの人間になったのかなあ…とフト思う。Y社長とYさんは陽が暮れてようやく作業完了。新幹線に間に合わなくなるギリギリのところで以前から一度聴いてみたかったと言われてた蓄音機の音楽をお聴かせする。ベッリーニの『清教徒』のアリア。歌手はもちろんマリア・カラス。それとアンドリュース・シスターズの歌う『テネシー・ワルツ』。小生も久しぶりに聴いて感激。テクノロジーはアナログに限りますね。Y社長とYさん。今日は本当にありがとうございました。

BOOK
仙田満『人が集まる建築 環境×デザイン×こどもの研究』(講談社現代新書)
仙田満『人が集まる建築 環境×デザイン×こどもの研究』(講談社現代新書)

9月14日(水)
朝起きてRKB毎日放送『インサイト・カルチャー』電話出演。広島カープ優勝とMAZDA Zoom-Zoomスタジアムの素晴らしさを話す。設計者である環境建築家の仙田満氏が書いた『人が集まる建築 環境×デザイン×こども研究』(講談社現代新書)は本当に面白い本です。こーゆー人に五輪施設も任せればいいのに…とホント思わないではいられませんよね。ラジオを終えて黒兵衛と散歩のあと昨日セットアップをしてもらったパソコンと大格闘。さすがに最新鋭のキイボードのタッチは素晴らしく柔らかく使いやすいけどメールとか使いにくいなあ。とは言いながらも今さら原稿や字を書くのに万年筆に戻して編集者に原稿用紙を取りに来てもらうわけにもいかず(ほんの25年前まではそーしてたんですけどね)必死になって最新式パソコンと大格闘。ふううううう。疲れて今場所始めて大相撲のスイッチをつけたら小生の応援している今場所好調隠岐の海。おおっと逆とったりなんて珍しい技で照ノ富士を撃破。これで2横綱2大関を倒す。お見事。このまま勝ち進んでほしいですね。最低でも大関の風格は身に付けられるキャパシティの持ち主ですからね。晩飯映画劇場はチャップリン『モダン・タイムス』。うん。やっぱりチャップリンは面白い…と思ったあとパソコン疲れのせいかウトウト。風呂入って寝る。世の中に耐えてPCなかりせば秋の心はのどけからまし。

9月15日(木)
朝起きて黒兵衛と散歩。あの夏も今は終わりか鰯雲。お粗末。本当は低く垂れ下がった雨雲。作家は嘘をつくもんだ。俺も作家になるかと思ったら黒兵衛がワンと吠えて夢が消えた。犬の咆吼の一撃で消える夢。貘なら食ってくれようか…と思いながら帰宅。いろいろメールやら手紙やら送られてきた雑誌やら処理して昼飯。テレビでは豊洲市場の盛り土空洞問題を騒いでる。五輪施設問題はもっとタイヘンかもしれない。何しろスポーツ関係者に一言も相談せずにスポーツ施設を造る予算を組んだのだから。あ。それは豊洲新市場も同じか?午後から毎日新聞原稿書き。明日の締め切りを前倒し。そーゆーときはなかなか書けないモノだが意外とあっさり書ける。おかげで大相撲を見ることができた。隠岐の海いいねえ。これで顔と身体がも少し引き締まると一気に大関まで…というのは気が早すぎるか。晩飯&風呂のあと『クローズアップ現代』でリオ閉会式での「フラッグ・ハンドオーヴァー・セレモニー」の製作者たちのインタヴューを見る。安倍マリオの提案者は森会長と製作者も断言。なるほどCMプロデューサーというのは言われたとおりにクライアントの命令を聞くのですね。クリエイターでもなければジャーナリストでもないから仕方ないか。NHKのクローズアップ現代もジャーナリズムじゃないですね。スポーツのこともオリンピックのこともわかってないようですから。読書@ベッドは最近は鈴木健二『戦争と新聞 メディアはなぜ戦争を煽るのか』(ちくま文庫)を熟読。メディアは同じことを繰り返すなぁ。それは副題を「メディアはなぜスポーツを煽るのか」と置き換えてみればわかりますよね。でもスポーツに対してこれほど無理解な政府は先進国では日本くらいじゃないですかね?韓国や中国や北朝鮮と同じレベルかな?

9月16日(金)
朝黒兵衛と散歩のあと東海道線で品川へ。新幹線で新大阪へ。JR西日本神戸線で西宮へ。タクシーで兵庫県芸術文化センター(PAC)へ。今日はPAC11年目の新シーズンの初日。佐渡裕指揮PACオケでブルックナー交響曲第9番を聴くのだ。演奏前に佐渡さんの楽屋を訪れていろいろとブルックナーの話。「マーラー指揮者とブルックナー指揮者は別という人が多いけどあんまり意味ないと思うなぁ。フルトヴェングラー・チェリビダッケ・ヨッフムなんかはブルックナー。レニーはマーラー。カラヤンはどっちも指揮してるけどどっちかと言えばブルックナー。そう分けるとわかりやすくてわかった気になるけど意味はない。ブルックナーの音は綺麗やねえ。24色の絵の具に金色が加わった感じ…」いろいろ話して客席へ…と思ったところで電話。小生が落としたカードを向かいのみずほ銀行で預かっているという。キャッシュカードやクレジットカードのように重要なカードではないけれど銀行関係のカードをタクシーから降りるときに落としたらしい。ナンデヤネン。とにかく親切な人が届けてくれたらしいので芸術文化センターのスグ向かいの銀行へ。無事手元に戻ってホッと一安心。客席へ。佐渡さんのご挨拶とブルックナーの解説のあと演奏開始。オケは新しくオーディションで10名以上が入れ替わったらしい。たしか29歳で卒業システムのオケで今回の入れ替えで出身者は11カ国になったらしい。そう言えば楽屋近辺では英語が飛び交ってた。若々しいのは良いことです。ブルックナーは若さの迫力満点。荒さもあったけど面白かった。来年1月の東京フィルで佐渡さんは同じ曲を指揮するけど…どう違って響くか楽しみ。演奏後楽屋へ挨拶に行って新幹線で帰鎌。落とし物の小事件も大過なく楽しい一日。しかし日本人というのはすばらしい国民ですね。

BOOK
筒井康隆『メタモルフォセス群島』(新潮文庫)
筒井康隆『メタモルフォセス群島』(新潮文庫)
『野球アンソロジー9回裏2死満塁 素晴らしき日本野球』新潮文庫/大好評発売中。正岡子規、夏目漱石、埴谷雄高、大下弘、桑田真澄、伊集院静…などが並んでます。買ってください!読んでください。
『野球アンソロジー9回裏2死満塁 素晴らしき日本野球』(新潮文庫)
『彼らの奇蹟:傑作スポーツアンソロジー』(新潮文庫)
『彼らの奇蹟:傑作スポーツアンソロジー』(新潮文庫)

9月17日(土)
朝黒兵衛と散歩のあとイロイロ仕事してたら新潮社から宅急便。野球アンソロジーの新潮文庫『9回裏2死満塁素晴らしき日本野球』の見本10冊が届く。イエーイ!自分の創った本が出来上がるというのは本当に嬉しいモノです。しかも今回の表紙は長嶋茂雄氏の写真。裏表紙を見ると正岡子規・夏目漱石・池井優・神吉拓郎・桑田真澄・加賀大介・佐藤惣之助・虫明亜呂無・埴谷雄高・大下弘・小林秀雄・草野進・宇佐美徹也・沢木耕太郎・玉木正之・佐瀬稔・伊集院静・小西慶三と名前が並ぶ。「最高の書き手が集う言葉の球宴(オールスターゲーム)が始まる!」去年上梓したスポーツ・アンソロジー『彼らの奇蹟』に並んだ書き手は吉田兼好・澁澤龍彦・Eヘリゲル・小林秀雄・三島由紀夫・石原慎太郎・虫明亜呂無・大江健三郎・杉本苑子・有吉佐和子・佐瀬稔・沢木耕太郎・開高健・山際淳司・村上春樹・玉木正之・後藤健生・宇都宮徹壱・中村計の面々。次はスポーツ小説でやりたいなぁ…阿部知二『日独対抗戦』倉橋由美子『100メートル』岡本かの子『混沌未分』織田作之助『競馬』池波正太郎『緑のオリンピア』赤瀬川隼『白球残影』五味康祐『一刀斎は背番号6』村上龍『走れ!タカハシ』筒井康隆『走る取的』…なんか集めると良いと思うのですが新潮文庫のKさん!いかがでしょう?隠岐の海は豪栄道に負けちゃいましたねえ。やっぱり闘志は外に出さないと…。プリンターのインクを買いに大船のヤマダデンキへ。ルミネの本屋アニールに寄って『池澤夏樹=個人編集日本文学全集第30巻日本語のために』購入。これは凄い!祝詞や憲法や辞書やアイヌ語やシェイクスピアの翻訳や…あらゆる日本語が並んでる。凄い!勉強しなければ。あ。本屋の販売員の人が小生の『プロ野球大辞典』(新潮文庫)以来の(だから30年来の)ファンだと名乗ってくれて嬉しかった。新刊の文庫もよろしく!久しぶりに『213』と『との山』に寄ってチョイ呑んで帰宅。パラリンピック走り幅跳び山本選手の銀メダルを見てネル。

9月18日(日)
朝黒兵衛と散歩のあとイロイロ仕事。たまった新聞を確認しながら袋詰め。そうか民進党は蓮舫代表になったのですね。何年か前のT氏家でのパーティで一緒に酒呑んだときはまだタレント的だったけど今ではすっかり政治家。しかし民進党という名前はアカンと思うけど…。豊洲新市場は問題がこじれすぎ。都庁は伏魔殿?それを口にした元都知事はガバナンスができてなかったということですね。ここまでこじれると五輪施設問題は後回し?こっちも早よやらんとアカンはずやけど…。夕方から東京へ。総武横須賀線で新日本橋へ。日曜のオフィス街のビルの一角に提灯がずらりと吊り下げられて人だかりの一角。そこがお江戸日本橋亭。桂米助さんの米流独演会にゲストで招かれたので足を運ぶ。100人くらいのキャパシティが満員の盛況。前座の弟子のあと米助師匠登場。野球落語をやるのかな…と思ってたら『もう半分』という酒呑み老人の古典落語。娘が吉原に身を売って稼いだ金を酒呑み老人が酒呑んだあと飲み屋に置き忘れる。その大金を主人夫婦がネコババして老人は自殺。その後生まれた子供が老人そっくりで祟られるという話。ホラー的でオチもある見事な古典を米助師匠熱演。サスガ。満場の拍手のあと高座に呼ばれてスポーツの話。ドーピングからオリンピック・パラリンピックその他スポーツの話あれこれ。米助師匠がイロイロ引き出してくれて喋りやすくて気楽にイロイロ新潮文庫の新刊『9回裏2死満塁』の宣伝までさせていただいて打ち出し。神田の飲み屋に場所を移して20人以上の師匠のファンと一緒に打ち上げ。実に楽しい一夜でした。師匠。ありがとうございました。また呼んでください。

9月19日(月)
敬老の日。祝ってくれる人はナシ。自分でもまだ「老」に属すとは思ってないのでマァいいか…と思いながらパラリンピックの閉会式を見る。ブラジリアン・ロック・コンサート。若者の祭典だからいいのでしょう。フラッグ・ハンドオーヴァーのパフォーマンスはなかなか見事。東京夜7時の音楽も身障者のダンスも見事。米進駐軍女性兵士のようなコスチュームも若い人はなんとも思わないのだろう。世の中変わった。今回は安倍マリオも登場出ず良かった…と言えるがオリンピックだけ登場してパラに登場しないのは問題ないのか?そー言えば五輪閉会式に安倍総理を引っ張り出した(スポーツにまったく無知の)森組織委会長はソチ冬季パラリンピックに向かうときオリンピックだけ行ってパラに行かないと何かと批判されるから仕方なくあんな遠いところまで行かなきゃ…という言葉を口にした人物。他にも新国立競技場・エンブレム・君が代・五輪予算高騰・五輪招致裏金・豊田副会長辞任・安倍マリオ・レガシーの全く残らないゴルフ会場問題…等々…多くの失言暴言失敗失態疑惑無知を繰り返しながら誰も彼を辞めさせようとしないのは何故?ジャーナリズム&メディアは何してる?豊洲新市場問題の次に五輪利権問題が噴出表面化したときでは遅いのでは?原稿2本書き上げて夕方は大相撲。遠藤と高安が頑張ってますねえ。隠岐の海は精神的なもろさが出た?晩飯は新刊新潮文庫を持参して『鮨処もり山』へ。美味しくいただいて帰宅すると先に帰っていた孫から敬老の日のプレゼント。ロケットの絵とうなぎパイ。ランドセルのお返しにしては少ないなんてイヤミは言わずにハイありがとう。

9月20日(火)
朝起きて黒兵衛と散歩。朝昨日書いた原稿2本『連合通信』『北國新聞』をチェックして送稿。午後からは『アサヒ芸能』連載執筆して送稿。3本とも新潮文庫の新刊『9回裏2死満塁』に関係した内容。もちろん中身は重複せずにまったく異なる内容で自著の宣伝になるよう我田引水(^0^;)。ま。年に1回ゆるしてください。新聞や雑誌の原稿として読者の興味を惹き面白いことは保証しますから。夕方大相撲。豪栄道ええやん。隠岐の海は精神的に弱い…いや優しいのかな。手紙の整理をしていたら中高バドミントン部の後輩で文筆家兼画家の高橋繁行クンから『伊吹山・念仏処(どこ)切り絵展〜ふるさとの弔いと信仰』と題した切り絵の展覧会のお知らせ。10月2日〜31日。場所はJR西日本北陸線虎姫駅から東南へ約7分の「ひめマルシェ」というところ。高橋葬祭研究所を主催して『葬祭の日本史』(講談社現代新書)『お墓は要らない』(学研新書)『看取りのとき』(アスキー新書)なんて本を書いているヤツらしい企画。しかし小生は彼の描いた『マンガ超ひも理論〜我々は4次元の膜に住んでいる』(講談社sophia books)も好き。がんばれ。

9月21日(水)
朝起きてRKB毎日放送『インサイト・カルチャー』電話出演。リオ・パラリンピック総括。金メダルを取れなかったのは残念だけどパラリンピックこそ国別メダル競争の意味(無意味さ)を考えるきっかけになるはず。それを考えればオリンピックでのメダル競争の無意味さもわかるはず。重要なことは多くの人々にスポーツが浸透する環境が生まれて幸せな社会を作れること。メダル競争=国威発揚なんて馬鹿な考えはいけませんね…とまでは話せなかったけれど…まぁそんなことと一昨日の本欄に書いたことなどを話したあと週末のオペラ講座の映像にどれを選ぼうか考えながら黒兵衛と散歩。帰宅後オペラ講座のレジュメ作り。「シェイクスピアとオペラ」の最終回は『ウィンザーの陽気な女房たち』と『ファルスタッフ』。サリエリの『ファルスタッフ』は1種類しか準備できないけどヴェルディは映像だけで8種類。資料として1970年3月高校3年になる直前に東京日生劇場へ見に行ったベルリン・ドイツ・オペラ来日公演の『ファルスタッフ』のパンフレットを引っ張り出して眺める。懐かしい。来日オペラ初体験。行きは新幹線。信濃町のカトリック教会に泊めてもらって帰りは東海道線急行や鈍行の乗り継ぎだったけどフィッシャー=ディースカウのタイトルロールに感激。指揮はロリン・マゼール。S席8000円を貯めるのにどれだけ昼飯代をもらって昼飯を食わなかったことか…。この公演の演目は『ファルスタッフ』のほか『コジ・ファン・トゥッテ』『モーゼとアロン』『魔弾の射手』『ローエングリン』『ルル』全5公演。パンフレットには小田島雄志(翻訳家)石原慎太郎(作家)佐藤栄作(内閣総理大臣)愛知揆一(外務大臣)中曽根康弘(国務大臣)などの名前が並んでる…なんて眺めてたらあっという間に時間が経って大相撲。豪栄道が稀勢の里に勝って全勝。強い。高安見事に日馬富士をやぶる。新しいパソコンはキイボードをharumafujiと打つと日馬富士と出ます。今まではhiumafujiと打たなければならなかったのに…ま。テクノロジーの進歩とはこの程度のものか。

9月22日(木)
秋分の日。カレンダーを見て今日は大安か…と思いながら小雨のなかを黒兵衛と散歩。帰ってきて携帯を見てショック。画面真っ黒で動かへん。ブラックアウト状態。最近の2〜3ヶ月で5回目くらい。ダマシダマシ使ってたが限界のようで大船駅前のdocomo shopへ。待ち時間30分〜1時間というので向かいのコーヒー店に入って読書のあと30分で店に戻ると意外と早く受け付け開始されて携帯電話の機種変更。スマホを勧められるがiPadを持っているのでガラパゴス携帯に。今の携帯が壊れたことを伝えるとコンピュータをいじっていた女性が「8年間もお使いなんですね」…8年が長いのか…そう言えば我がケータイはまだ2台目。1台目も10年くらい使ったか。契約内容が古くてもっとお得な…とかナントカに直したりして再契約。その間古いケータイを充電していたら何とかブラックアウト状態だけは抜け出したようなのでデータの入れ替え…と思ったら暗証番号だかパスワードを忘れて動かない。そんなもの変えた覚えもないから0000を何度押してもだめ。ブラックアウト時に勝手に変わってしまったらしいというので何やら中身を調べてもらっても良いという書類やらいろいろサインしてようやくデータ入れ替えが可能に。ここまでで4時間半くらいかかったが若い女性店員も根気よくつきあってくれて何とか新しいガラ携が使えるようになる。ふうううう。帰宅して昼飯食って30分ほど昼寝。まったくテクノロジーの進化にはうんざりさせられる。まぁこっちがガラパゴスゾウガメになっただけなのだろうけど…と思いながら夕方から東京へ。湘南新宿ラインで渋谷・山手線で原宿へ。代々木国立競技場でのBリーグ開幕戦へ。

9月22日(木)つづき
濡れても気にならない程度の小雨のなか原宿駅から代々木競技場へ。歩道橋が鬱陶しい。これは1960年ローマ五輪を視察に行った連中がローマの歩道橋を見て取り入れたもの。ただしローマは五輪期間中のみの仮説で五輪が終わると取り壊されたとか。日本ではその手の「誤解」が多いかも。Bリーグの開幕戦で人混みのなかを歩いてると話し声が聞こえる「明日からは観客がゴソッと減ったりして…」「さあどーなるかなぁ、レベル低いからなぁ」なんて声も聞こえる。「Bリーグって名前やばくない?」「なんで?」「Aクラスじゃないってことじゃん」…バスケットボールのBだけどBは悪くない。甲乙丙丁で言えば乙はオツなもんですから。レベルが低くても乙なものになれるかどうか…と思ったりしてるところへ「玉木さん」と呼ぶ声。知り合いの新聞記者。続けて広瀬一郎さん。続けて長田渚左さん。続けて元ロッテ・マリーンズ・フロントとして大活躍した荒木重雄さん…いろいろ知人に会って会場内へ。長田さんの好意でコートサイ前から2列目の席をゲット。振り返れば川淵三郎・麻生太郎(元バスケ会長)・森喜朗がVIP席のでっかい椅子に座ってでーんと並んでる。う〜ん…何やらBリーグの将来を悲観してしまう(麻生氏は前半で退席した。森氏は1度目のウェーブの時立たなかった)。そのうえアルバルク東京の紹介の時に選手が「プロ野球の巨人のようなチーム」という言葉にがっかり。こういう言葉をゆるしたBリーグの前途も悲観。Jリーグでは(開幕時の川淵チェアマンは)こんな言い方はゆるさなかっただろう。大河チェアマン!何とかせんかい!あ。彼は俺の中高の後輩とか。元バスケ部らしいけど(と言うことは木村カンチャンの指導を受けたはず…と言っても洛星出身者以外にはわからんやろけど)銀行マンにスポーツのレクチャーしなアカンかなぁ。せっかくアラビア語由来のチーム名なのに巨人と同じでは…あ。ジャイアンツはユダヤ由来か。巨人ゴリアテですからね。そのうちチアガールが登場。開幕式のイベント。ロックだかパンクだかアメリカンな演出。音響がイマイチ。前から2列目では全面LEDコートによる映像も天井のモニターを見ないとわからない。ま。仕方ないか。試合が始まる。はっきり言ってレベルは…。フリースロー外しすぎ。とはいえ琉球ゴールデンキングスの猛追で熱戦で結構盛り上がる。あとで聞くところによれば我が招待席と同程度のチケットは7万円とか(>_<)招待席には開幕記念クッション(2000円)開幕メモリアルウォッチ(18000円)やTシャツタオルなどがついていたけど7万円の席はどーだったのか?選手は頑張っているけどBリーグの将来が大いに心配される。しかし最大の問題は専用スタジアムがないことだろう。体育館や講堂ではなあ…。帰りに何人かの新聞記者に挨拶してチョット重い気持ちで渋谷まで歩いて湘南新宿ラインで帰宅。

CD
『展覧会の絵』
『展覧会の絵』
『モーツァルト:ピアノ協奏曲第17番25番』
『モーツァルト:ピアノ協奏曲第17番25番』

9月23日(金)
朝起きて黒兵衛と散歩。終日仕事。デスクワーク。ユニバーサル・クラシックからCD2枚送られてきたのでBGMに。内田光子の弾き振りモーツァルト17&25番はナルホド見事。クリーブランド管もジョージ・セル時代のような透明な音を出していて美しい。牛田智大クンの『展覧会の絵』もナカナカがんばってる。だいぶ大人になったかな。音楽評論家の平林直哉さんからもアナログ・テープからの復活シリーズが送られてくる。ムラヴィンスキー指揮レニングラード・フィル時代のバルトーク(弦打チェレスタ)やドビュッシー(牧神)やオネゲル(典礼風)など。いやあ。凄い演奏。イマイチぴんとこなかったバルトークが好きになれそう。明日のオペラ講座の準備を再確認して大相撲。豪栄道が首投げで日馬富士をやぶる。窮余の一策とはいえ昔は栃錦もよくやっていた。しかし開幕2日目のBリーグのTV中継が地上波も衛星もなく有料TVだけというのは寂しい。結局昔からのバスケ・ファン以上には広がらないのか…。

DVD
サリエリ『ファルスタッフ』
サリエリ『ファルスタッフ』
Blu-ray
ヴェルディ『ファルスタッフ』
ヴェルディ『ファルスタッフ』

9月24日(土)
朝起きて黒兵衛の散歩はトレイナーさんにまかせて準備して外出。東海道線で品川へ。東海道新幹線で名古屋へ。栄中日文化センターでオペラ講座…の前に地下鉄で桜山の名古屋市博物館へ。中日新聞社からいただいていた招待券でポンペイの壁画展を鑑賞。あまり期待してなかったけど招待券をもらったので…という程度の期待だったけど…どうしてどうして…なかなか面白かった。2000年前の色彩やデザインや画家&職人の努力に感激。いくらデジタルの時代になっても文明は進歩してないですね。いや2000年前の方が豐かかな…などと思いながら栄の中日ビルへ。地下の喫茶室でカレーライス食べてから上にあがってオペラ講座。シェイクスピアとオペラ最終回はウィンザーの陽気な女房たちとファルスタッフ。最初に古いカラヤン指揮ザルツブルク音楽祭ジュゼッペ・タディのファルスタッフを少しだけ(2幕のドタバタ騒ぎと3幕フィナーレ)楽しんだあとモーツァルトを毒殺した犯人と誤解されてるアントニオ・サリエリの『ファルスタッフ』を少しだけ(同じ場面)を楽しんだあとパルマのファルネーゼ宮殿で上演されたヴェルディ生誕200年祭記念の『ファルスタッフ』を抜粋で楽しむ。このオペラは最高に面白いですね。小生が高3の時に初め日生劇場でベルリン・ドイツ・オペラの舞台を見た(ディースカウの名演)ほか初の南米旅行でブエノスアイレスのテアトロ・コロンで見たオペラもコレだった。シェイクスピア・シリーズの打ち上げを名古屋エキナカのヱビス・ビール・ショップで乾杯。ここの料理はけっこう美味です。新幹線で帰鎌。長女がBFと遊びに来ていて飲み直し。ふうううう。

9月25日(日)
朝起きて仰天。孫の顔が真っ赤っか。昨日から蕁麻疹が出たらしい。まぁ小さいときにはイロイロ出物腫れ物あるもんです。俺もようやったもんや。黒兵衛と散歩のあとコンピュータの使い方がイマイチよくわからないので当ホームページを管理している(株)bitさんに遠隔操作してもらう。今日一日で使い方をイロイロ探ってもらう予定。蕁麻疹の孫が少しでも元気が出るように…と大船駅前のお祭り『大船と大船渡』へ。3.11以来行われてる商店街をあげての祭り。大船渡のサンマを(行列を我慢すれば)食べられる。俺はビールと焼き鳥やピザで満足。孫は金魚掬いやボール投げで金魚と弓矢のオモチャをゲット。帰りのタクシーを待っているところで長男と仲間と遭遇。バンド一行が鎌倉でコンサートらしい。まぁ頑張れ。晩飯は祭りの焼きそばや焼き鳥。それにビール&東北気仙沼の酒。酔仙。うまい。浪江町の焼きそばも美味しかった。東北支援はこんなところでも続いてます。東京五輪も何とかせんかい!NHK-Eテレ日曜美術館で国芳の特集を見て感激。フロ。ネル。

9月26日(月)
朝起きて黒兵衛と散歩のあとイロイロ仕事。テレビの仕事がご無沙汰になってもイロイロ仕事はあるもんです。ありがたいことです。久しぶりに豊洲新市場問題のテレビをじっくり見たけどコノ落としどころはどーするんでしょうねえ。このままでは東京五輪問題にナカナカ手がつかないですねえ…などと思いながら午後から東京へ。東海道線が人身事故で止まってるとか。京浜東北線も。仕方ないので横須賀線で品川へ。山手線で浜松町へ。歩いてAVATTA STUDIOへ。『ニューズ・オプエド』生出演。ゲストはリオ・パラリンピック帰りの星野恭子さん。その話題の前に上杉隆さんにアーノルド・パーマーが亡くなったことについて解説してもらう。パーマー&ニコラウス&プレイヤー。この3人がアメリカのプロ・ゴルフを尊敬にい値するものに作り上げたのですね。なるほど。パーマーはエジソン。ウッズはビル・ゲイツですか。それに比べて日本のかつてのプロゴルファーたちは…とほほ。今も2020東京五輪で利権がらみとしか思えない霞ヶ関カンツリーへ我田引水しているくらいですからね。障害者ゴルフについては日本は世界を牽引するくらいの立場らしいけど霞ヶ関では不可能。だからゴルフをパラに入れる声を避けているのか?豪栄道優勝の話やBリーグ開幕の話をしたあと(BリーグTV視聴率が5.3%というのはショックですねえ)星野さんにリオ・パラの話をたっぷりしていただく。クレデンシャル(身分証明パス)を持ってきてもらったが所属はNO BORDER。2020年も活躍してもらわねば。リオのアスリート・ファースト=それ以外は小主の手抜きOK。日本がこの精神をどこまで見習えるか…?霞ヶ関カンツリーで五輪のゴルフを開催するようでは最悪ですね。

9月27日(火)
朝起きて黒兵衛と散歩のあと『アサヒ芸能』連載「ニッポン・スポーツ内憂内患」執筆。テーマは豪栄道全勝優勝&アーノルド・パーマー死去&Bリーグ開幕。メインは前途多難のBリーグ。続けてYANASEのPR誌の連載を…と思うが書けずにビール。年をとるとスタミナがなくなるのか…と自分で思うのも悔しいので明日の講演の資料調べをしているとイロイロ電話。どうも小池都知事が2020東京五輪の施設問題に手をつけるらしい。特定の建設会社ばかりが受注しているのですから当然のことですよね。

9月28日(水)
朝起きてRKB毎日放送『インサイト・カルチャー』電話出演。Bリーグについて話す。いろいろ話したあと気づいたけどB1のチームは沖縄にはあるけど九州にはないのですね。ラジオを終えて黒兵衛と散歩のあと仕事。ハムレット様何をおやりで?仕事。仕事。仕事。なんてことを頭に浮かべる。もちろんハムレット様何をお読みで?言葉。言葉。言葉。のパロディのつもり。ま。中身も伴っているつもりですけどね。夕方から東京へ。紀尾井町の放送センターでNHKニュースウォッチ9のVTR録り。小池都知事の五輪施設見直しについて。予算面からの見直しだけでなくスポーツ面からの見直しも考慮してほしい…というコメントは使われるでしょうけど組織委員会会長は都知事の下にある組織…というコメントは使ってもらえるかなあ。録り終えたあと大手町へ。衆院議員浅尾慶一郎さんの支持者の方々の集まりで講演。1時間弱話して21時間質疑応答。このバランスもイロイロ話せて面白かった。テーマはもちろんスポーツの持つ意味について。オリンピック&パラリンピック&ドーピング&未来のスポーツについて…いろいろ話して食事はまた「鮨処もり山」ででもということで帰宅。明日のテレビの打ち合わせをいろいろ…でネル。

9月29日(木)
朝起きて黒兵衛と散歩のあと東海道線で新橋へ。タクシーでTBSへ。久しぶりに『ひるおび!』生出演。テーマはもちろん小池東京都知事の五輪施設見直しについて。都の調査チームは2020五輪運営組織には社長も財務部長もいないと断言したそうな。会社にたとえれば都知事は会長。組織委会長が社長のはず。ところが森会長は自分のことを「応援団」と称している(10月16日付毎日新聞夕刊)のですから無責任体制という指摘はその通りですね。

9月30日(金)
朝起きて黒兵衛と散歩のあと東海道線で東京へ。東北新幹線で仙台へ。仙石線で石巻へ。石巻駅に石巻専修大学のY教授が迎えに来てくれて自動車で大学へ。年に1度の特別授業として教壇に立つ。リオ五輪を振り返ってオリンピックとは何か?という話。オリンピックは反戦運動でありスポーツは反暴力の民主主義から生まれたという講義を行う。講義のあとホテルで少し休んで石巻専修大学の先生方と夕食&meeting。イロイロ楽しく話を交わして東北大から非常勤講師として来られている先生の部屋での見直し。いろいろスポーツや大学の話をして楽しい一夜でした。

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