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12月1日(日)
今日から師走…と書こうとしてこれまでこのブログの火曜日以降の日付を間違えていたことに気づき慌てて訂正。失礼しました。昨日のが11月28日(土)となっていましたね。これまで何度も繰り返した間違いですが小生が日付を気にせず(かろうじて曜日だけ頭に入れて)日々を過ごしている証拠ですね。今後注意せねば…。

12月1日(日)のつづき
改めまして…今日から師走。今月は少々時間的余裕ができる…はずなので…2年間サボって書かなかった年賀状でも書こうかな…と思いながら黒兵衛と散歩。ワン。もっとも単行本の完成やイロイロ締め切りはあるなぁ…ワンワン。というわけで今日も日曜サンデーというのに締め切りぎょうさん頼まれて(という言い回しは笠置シズ子の『買い物ブギ』のパロディです)終日原稿書き。『週刊エコノミスト』の原稿と取り組む。昼飯をキッカケに福岡マラソンとラグビー早明戦を見てしまう。どっちも世界の一流レベルに較べるとスピード感に欠けましたね、仕方ないでしょうけど…原稿は『ダーウィンが来た』の前に何とか完成。アフリカ生中継を楽しみにしてたけど生中継の動物はライオンがダラダラ寝転んでいたりじっとしていたり。ヤッパリ動物映像は生中継でなく迫力ある動きを取ったのを見せてもらったほうがイイようですね。スポーツ中継とは違うのですからね。続けて『いだてん』はやはりドラマとしての構成に無理があるのかな…大松監督と女子バレーや田畑政治の裏組織委の話など金栗四三中心の時より興味深い内容とはいえコレって本当?と思えて入り込めないのは小生自身のせいかな?風呂入ってヤニック・のネゼ=セガン指揮フィラデルフィア・フィルのラフマニノフとドヴォルザークを聴いてベッドへ。どちらもチョイとシナを作りすぎのロマンチック過度の演奏でしたね。強弱を極端につくりすぎているようでモウ少し実直素直に質実剛健な演奏を…と思うのは小生が歳を取ったからかな?

12月2日(月)
朝起きてベッドのなかで秋葉忠利『数学書として憲法を読む 前広島市長の憲法・天皇論』(法政大学出版局)読み始める。面白い。政治的解釈を廃して字義通りに読むと死刑を憲法が禁止していることがわかり9条の改訂を拒否する条項があることもわかるという。天皇も総理大臣も現憲法を遵守して現憲法に従った行動が求められているわけで「改憲」となると一国会議員としての行動が求められるわけですね。なるほど。斎藤美奈子さんが月刊誌『ちくま』(筑摩書房)での連載『世の中ラボ』116回「憲法の条文読んでますか?」で紹介していた『オールカラー 漫画で楽しくわかる日本国憲法』(川岸令和・監修/ナツメ社)や『檻の中のライオン―憲法がわかる46のおはなし』(楾大樹/かもがわ出版)も読んでみなければ。ベッドから出て黒兵衛と散歩。土砂降りの雨が一瞬晴れた間隙を狙って見事に濡れずに歩く。ワン。そのあと昨日書いた原稿を手直し。最近のスポーツ界の「事件」を年表にまとめて送稿。外は再び土砂降り。なんちゅー天気や。電車が遅れたりすると困るので少々早めに大船駅へ。東海道線で新橋へ。ゆりかもめに乗り換えて日の出のノーボーダー海岸スタジオで『ニューズ・オプエド』アンカー出演。今日のゲストはラグビー・ジャーナリストの村上晃一さん&スポーツライターで作家の小林信也さん。村上さんには昨年の早明戦と学生選手権お見通しや日本ラグビーのプロ化について話してもらう。トップリーグをプロ化するのではなく世界から選手を募っての新たなプロラグビーリーグを12チームで日本に創設する計画が2年後を目標に進んでるらしい。サテ実現するかどうか…。小林さんには石川県レスリング協会会長を川井選手が告発した問題やテコンドー問題…それに高野連の1週間に500球という球数制限や夏の甲子園は無理と言った萩生田発言について解説してもらう。スポーツ界はどれもよく似たボスが問題とされているけど中味の事情は団体によって全然違うのですね。小生は甲子園大会のビジネス化で北海道の釧路か網走に甲子園球場そっくりの球場を造ることを提案。小林さんも大賛成。次に仕事の入っていた村上さんは少し早くスタジオを離れ小林さんと二人で焼き鳥屋へ。ビールと焼酎と焼き鳥や出汁巻き玉子でスポーツの話題やテレビの話題でワイワイ。チョイと早い楽しいミニ忘年会でした。

12月3日(火)
朝起きてベッドのなかで『数学書として憲法を読む』を読み続ける。なるほど9条というのは戦争を「永久に放棄する」と書いてあるわけでコレを改訂して戦争をできるようにするためには「永久」という言葉遣いは間違っていましたと言うしかないわけですね。それっとも現政権は「戦争」ではなく「事変」ならやってもいいのですよね…とでも言いたいのでしょうか?ならば完全に戦前に戻ることになるわけですね。ふ〜ん。ベッドから起きて黒兵衛と散歩。言葉遣いの曖昧さの元は憲法の解釈にあるのかな?「60」は総理枠と書いてあっても大学での官僚はワカラナイのですからね。ワン。困ったもんです。終日デスクワーク。せめて自分の原稿くらいは誰にもわかる言葉で書きましょう。いや。わかる言葉で書いてもわからないと言われるのか。日本の子供たちの読解力も下がるはずですね。「下」の低下は「上」の責任…ですよね。チョット最近寝るのが遅くなってきたので今日は早く寝る。10時にはベッドへ。

BOOK
川勝平太『日本の中の地球史』(ウェッジ)
川勝平太『日本の中の地球史』(ウェッジ)
Blu-ray
ヴェルディ:オペラ『オテロ』
ヴェルディ:オペラ『オテロ』
DVD
ヴェルディ:オペラ『オテロ』
ヴェルディ:オペラ『オテロ』

12月4日(水)
朝起きてベッドで『数学書としての憲法を…』読もうと思いながら横にあった『日本の中の地球史』に手が伸びて読み出すと面白くて止まらなくなった。これは静岡県知事の川勝平太さんにいただいた彼の著書。宇宙の誕生から人類文明の在り方を説く。こーゆーひとが地方自治体の長にいるのは嬉しい。『数学書としての憲法』の著者も前広島市長。国政にはこーゆーひとはいないのかな?花見で税金私物化の総理もIOCとIAAFに押されっぱなしの(さらにウラジーミルにも押されっぱなしだった)元総理も少しは知性というモノを見せてほしいものですね。ベッドから起きて黒兵衛と散歩のあと今日も終日デスクワーク。来年2月に出版予定の『今こそ「スポーツとは何か?」を考えてみよう(春陽堂)の原稿は一昨日すべて入稿したはずなのに連絡が返って来ないなと思っていたらメールの保存ケースに入ったままになっていたのを発見。慌てて送り直す。こーゆー事故はメール送稿にありがちなのかな?もしもそーなら原稿の遅れる理由に使えそうだな…と新たな発見。最も小生はよほどのことがない限り原稿の締め切りを遅らせたことがありませんので誤解のないように。晩飯オペラ劇場は久し振りにヴェルディの『オテッロ』。カウフマンのタイトルロール。パッパーノ指揮コヴェントガーデン・ロイヤル・オペラで楽しむ。カウフマンのワーグナー向きの太い声はイタオペならオテッロに向いてますね。デズデーモナ役のアグレスタもイヤーゴ役のヴラトーニャも悪くないけどちょいと物足りなさを感じたので食後にモナコとゴッビの来日公演の映像で第2幕を見直す。ヤッパリ凄い!昔の歌手は偉かった!ですね。アフガニスタンで中村哲医師が射殺されたニュース。素晴らしい日本人が亡くなったのは悲しい。こーゆー人に恥じない生き方を少しでも心掛けなければ。合掌。

Blu-ray
ヴェルディ:オペラ『リゴレット』
ヴェルディ:オペラ『リゴレット』
DVD
『Tito Gobbi: 100th Anniversary Edition』
『Tito Gobbi: 100th Anniversary Edition』
ヴェルディ:オペラ『ドン・カルロ』
ヴェルディ:オペラ『ドン・カルロ』

12月5日(木)
朝ベッドのなかで『日本の中の地球史』読み進む。物を中心に考える「格仏史観」か。面白い。これも一種の近代の超克なんでしょうが根底に純日本的な物の見方があるのがポイントですね。アリストテレス・釈迦・キリストからニュートン・カント・デカルト・ショーペンハウアー・ヘーゲル・マルクス・ニーチェ・ウェーバーから今西錦司・梅棹忠夫・鶴見俊輔・ハラリまでが約70頁の序章のなかに縦横無尽に登場して結局最も頭に残ったのは西行ですからね。「なにごとのおはしますかは知らねどもかたじけなさに涙こぼるる」もう一回読み返さねば。あ。いま世界度量衡委員会が決めてる「1秒」とはセシウム原子が91億9263万1770回振動する時間のことだそうです。それをストロンチウムが429兆2280億422万9873回振動するときの時間に置き換えて「新しい1秒」にしようとする動きがあるそうです。「何事の御座しますかは知らんけど余りの凄さに涙も零れず」なんか知らんけどスゴイですね。ベッドから出てRKB毎日放送『インサイト・コラム』電話出演。東京五輪マラソン札幌周回コースを主張する国際陸連を批判。マラソンを完全なスピードレースにするつもりなんですかね?マラソンの魅力がわかってませんね。黒兵衛と散歩のあと朝飯食いながらテレビをつけると総理主催の桜を見る会が騒がれてる。昨日の東京新聞に斎藤美奈子さんの面白い辞典風パロディが掲載されていた。【招待状】マルチ商法のツールとしても利用できる便利グッズ。【シュレッダー】内閣府では順番待ちの人気機種。野党から資料請求があった直後は優先使用可。【復元不可能】復元されたらマジヤバイ…の婉曲表現。【首相枠】別名60。【丁寧な説明】同じ紙を何度も読むこと。他にも面白い表現がイッパイ。小生もパロってみます。「誰彼のおはしますかは知らねどもあまりの阿呆さに嗤うしかなし」今日も終日デスクワーク。単行本の原稿入稿作業が完結。あとは年末にかけて校正かな。夕方フジテレビ『ライブニュースit』から電話取材。選手ファーストを唱えながらその実マネーファーストのIOCを批判。晩飯オペラ劇場は『リゴレット』。ヴェルディ生誕200年記念パルマ歌劇場でのレオ・ヌッチのリゴレットもなかなかですがティト・ゴッビの映像を見て声を聴くとあらゆるバリトン歌手が素人に思えてしまう。風呂のあとゼッフィレッリ演出の『ドン・カルロ』(パヴァロッティ主演ムーティ指揮ミラノ・スカラ座)のレンブラントの絵画のような凄い舞台を堪能してベッドへ。

12月6日(金)
朝ベッドのなかで『日本の中の地球史』第2章は「シルクロード上の異文化に通底する世界観」印度仏教の須弥山を中心とする世界観は古代イランから始まるのですね。著者はイスラム史家で東大寺第218世別当華厳宗館長を務めた人物。イスラム教徒のアラブ人にコーランを引用して仏教の世界を説く。世の中には凄い人がいるんですね。「世界観」という言葉はこーゆーテーマで使うモノですね。終日デスクワーク。FORUM8のPR誌の連載原稿を書いて送稿。東京五輪のマラソンの札幌移転は要するにIOCとIAAFが世界的人気のないマラソンに「サブ2(2時間切り)」の話題が欲しいからなんですね。ケニヤのキプチョゲはペースメーカーや電気自動車の助けを得て1時間59分40秒の非公認世界最高記録を今年10月に出しましたからね。夕方から東京へ。学士会館でラグビーの林敏之さんが今年のスポーツ学会大賞に選ばれたのを祝う会に出席。林さんはラグビー寺子屋塾を始めNPO法人ヒーローズを立ちあげて子供のラグビーの普及に10年以上尽力。今年はニュージーランド・オーストラリア・イングランドなどの子供ラガーマンを招いての国際交流も果たした。お祝いの挨拶をさせてもらったあと某TV局でVTR撮り。帰宅してフィギュアスケート。明日のフリーで羽生はチェンを抜けるかな?

12月7日(土)
朝ベッドのなかで『日本の中の地球史』読もうとしたら時計は8時。昨晩読み続けたので眠るのが遅くなったようだ。そう言えば朝目覚めると顔の真横に本が開いたままあって右手には線引きと書き込み用のボールペンを握り締めたまま爆睡したみたい。まぁ夢中になって読める本と出逢ってる時の幸福みたいなものですね。ベッドから抜け出て黒兵衛と散歩。冬の朝は寒くても清々しい。とはいえここ2〜3年颱風の塩害のためか桜の葉が紅葉する前に散ってしまって残念。ワン。仕事してると次女が孫2人連れて来宅。小学生の孫の先生が元横浜マリノスの選手だったらしく今日のマリノスの決戦を見に行ってるらしい…というので一緒にTV観戦。マリノス強いなぁ。FC東京は永井の足を生かし切れずチョット空振り気味。鮮やかにマリノスが3-0で勝利。優勝は15年ぶり!ということは岡ちゃんで優勝して以来か。当時は横浜の練習場へ取材で足を運んでたなぁ。中沢とかに取材して以来もう15年も経ったのか…早いなぁ。表彰式に黒岩神奈川県知事登場。個人情報大量流出はどーなる?林横浜市長も登場。アメリカ資本が儲けるだけで安倍総理がトランプにゴマ摺って横浜市に圧力かけてる(としか思えない)カジノ絶対反対!晩飯は家族5人で「鮨処もり山」へ。孫が大喜びで美味しい蛸やら鮪やらを食べてるのを〆張鶴飲みながら見てるだけで楽しいですね。羽生は逆転できなかったか。ゆっくりビデオ見よ。

CD
ワーグナー楽劇『ラインの黄金』
ワーグナー楽劇『ラインの黄金』
ワーグナー楽劇『ヴァルキューレ』
ワーグナー楽劇『ヴァルキューレ』
ワーグナー楽劇『ジークフリート』
ワーグナー楽劇『ジークフリート』
CD
『Gotterdammerung: Bayreuth 1951』
『Gotterdammerung: Bayreuth 1951』
『ウィズ・ザ・ビートルズ』
『ウィズ・ザ・ビートルズ』
『ビートルズ・フォー・セール』
『ビートルズ・フォー・セール』

12月8日(日)
朝ベッドのなかで『日本の中の地球史』読み続ける。えっ?松本清張が斉明天皇とゾロアスター教の関係をテーマにした小説を書いていたのか!(『火の路』)知らなんだ。歳取っても知らんことは多いなあ。ファウストの心境かな。読も。孫連れて黒兵衛と散歩…と思たら孫は孫で用事があるとか。まぁ歳取るとそーゆーもんですなぁ。日曜日は1人でゆっくりすることにするか。ワン。午前中はコンピューターのなかの整理。午後は本棚や机の整理でゆっくりと時が過ぎる。こーゆー日があってもいいもんですね。BGMはカイルベルト指揮1950年代のバイロイト音楽祭のワーグナー『ニーベルンクの指環』を『ラインの黄金』『ワルキューレ』『ジークフリート』と順に聴く。ゆっくりした日曜日でも全曲は聴けない(『神々の黄昏』までは辿り着けない)ワーグナーの大作ってヤッパリ凄いですナァ。それにホッターもヴィントガッセンもヴァルナイも昔の歌手はみんな凄いですねぇ。ナンデ最近の歌手は小さく纏まるようになったのかな?マイクのせい?いや。政治家も昔に較べて小振りになりましたよねぇ。ダイナミックな人間は生きられないのが現代かな?次女と孫はいつの間にか帰っていって晩飯は『ダーウィンが来た!』で恐竜よりも長生きした怪魚ガーを見ながら。つづけて『いだてん』。1964年のオリンピック(最終回)まであと1回。聖火最終走者の坂井義則サンは前日まで聖火トーチを左手で持っていたはずだけど(それをアラブ諸国から左手は不浄の手だと指摘されて持ち直したと記憶してるけど)マァ細かいことはイイか…しかし志ん生一門の話は必要だったのかなぁ…?続けて酒呑みながらチェコ・フィルのチャイコフスキーVn協。独奏はベルリン・フィルのコンサートマスター樫本大進さん。なかなか力強い見事な演奏に大満足。長女も見ていたらしく電話をかけてきて凄かったね。チャイコフスキーってのはメロディ・メーカーですけどダイナミックですね。そー言えばチャック・ベリーの『ロールオーヴァー・ベートーヴェン』でロックの凄いリズムが生まれたから教えてやろうという歌詞の教える相手はベートーヴェンとチャイコフスキーでしたね。バッハでもブラームスでもなくチャイコフスキーだったのなぜかな?樫本さんのソロ・アンコールはバッハのパルティータ。これも良かったですねぇ。寝よ。

12月9日(月)
朝ベッドのなかで『日本の中の地球史』読み進む。ふ〜ん古代イランのゾロアスター教が東へ伝わって仏教を形作り西へ伝わってオリンポス山の神々となったのか…な。えええーっ!!中臣鎌子(藤原鎌足)は百済最後の王子の余豊璋だったのですか!?ふ〜ん…初めて聞いた。しかし面白い。あまりに面白いので夢中になって読んでいつの間にか寝直してしまって『発するFM』からの電話に飛び起きる。危うく出番を忘れるところだった。『聴くオプエド』のコーナーに電話出演。来年の東京五輪マラソン札幌開催についてコレは開催地の移転だけでなくマラソンというスポーツそのものに対する考え方の変化(田舎の長距離耐久レースから都会の周回タイムレースへの変化)であるということを話したあと朝飯の葡萄パンを頬張ってから黒兵衛と散歩。終日デスクワークで年末進行の短いコラムを1本書いたあと夕方から東海道線で新橋へ。ゆりかもめで日の出へ。ノーボーダー海岸スタジオで『ニューズ・オプエド』アンカー出演。今日のゲストは元JOC職員で「げんきなアトリエ代表」の春日良一さん。羽生結弦のGPファイナル2位の結果に対する佐野稔さんの記事を紹介したり(オプエドホームページを御覧ください)横浜マリノスJリーグ優勝やブラインドサッカーで日本がモロッコに敗れたことなどを取りあげた上で春日さんと1964年の東京五輪の話と『いだてん』の話を山ほど話し合う。当時小生は小学6年。春日さんは3年。2人ともまだ心の襞の柔らかい年齢でテレビで見た東京五輪に大感激したことを話し合う。来年のマラソン札幌移転やロシアのドーピングについても話して番組を終えたあと近所の焼き鳥屋さんで五輪談笑の続き。いやぁ楽しい一夜でした。帰宅後日経から電話でロシアのドーピングについて話したあとTBS明日の『ひるおび!』の出演について打ち合わせ。ふううう。風呂入って寝る。

DVD
プッチーニ:オペラ『蝶々夫人』
プッチーニ:オペラ『蝶々夫人』
BOOK
『蝶々夫人MADAMA BUTTERFLY - DVD決定盤オペラ名作鑑賞シリーズ 8』(世界文化社)
『蝶々夫人MADAMA BUTTERFLY - DVD決定盤オペラ名作鑑賞シリーズ 8』(世界文化社)
CD
『R・シュトラウス交響詩ツァラトゥストラはかく語りき』
『R・シュトラウス交響詩ツァラトゥストラはかく語りき』

12月10日(火)
朝ベッドのなかで『日本の中の地球史』。ニーチェがツァラトゥストラ(ゾロアスター)を書かなくてもゾロアスターというのは古代文明に多大な影響を与えてるのですね。著者の川勝平太さんはニーチェの著作をやはり『ツァラトゥストラはかく語りき』と昔どおりの表現をされてますね。当たり前ですね。当然ですね。『かく語りき」ならウムそう語ったのかと思えるけど『ツァラトゥストラはこう語った』なんてタイトルを見るとどー語ったちゅうねん?と突っ込みたくもなりますよね。最近はR・シュトラウスの交響詩のタイトルも『ツァラトゥストラはこう語った』と書かれているモノが増えてウンザリですね。ベッドから出て新聞読みながら食事。ふ〜ん。安倍首相は自分の手で憲法「改正」をやるといったのか?内閣総理大臣は憲法を遵守しなければならないはずで憲法改定に手を付けられるのは国会ですよね?黒兵衛と散歩のあと東海道線で新橋へ。タクシーで赤坂TBSへ。『ひるおび』生出演。卓球とバドミントンの熾烈な五輪代表争いについて。まるでアメリカの短距離選手の五輪代表争いのようですね。代表になった選手が金メダル争いをするのですからね。選手は辛くてもこーゆー話題はスポーツ界の不祥事を語るよりも楽しいですね。イロイロ話して局のクルマで帰宅。連載コラムの締め切りだけど資料調べに時間を取ってしまって原稿書けず。晩飯はサッカー日本代表の東アジア大会中国戦。武蔵はゴールは良かったしディフェンスも頑張ってたけどポストプレイのパスとかはちょっとダメでしたねえ。このチームでの連係プレイの練習不足かな。2-0で勝ってたのに最後に1失点したのもそんな感じですね。大会中にどう改善されるのか楽しみですけどね。風呂のあと焼酎呑みながらプッチーニ『蝶々夫人』。ダニエル・オーレン指揮のヴェローナ野外劇場のもので演出はフランコ・ゼッフィレッリ。巨大舞台の演出も見事。演奏もチェドリンスのタイトルロールもファン・ポンスのシャープレスも見事。最近チョコチョコ見続けて今日は第3幕。蝶々さんが伝家の宝刀で自刃。なるほど音楽は素晴らしいけどこの物語は女性には受け付けられないでしょうね。ジェームズ・ジョイスも音楽が綺麗だからと夫人をいくら誘っても拒否されたと書いてますからね。しかしホンマに音楽は綺麗ですね。ただビデオで見るならやっぱり八千草薫が吹き替えで主演した映画版がイイですね。

DVD
ヴェルディ:オペラ『オテロ』
ヴェルディ:オペラ『オテロ』

12月11日(水)
朝ベッドのなかで『日本の中の地球史』を読み続ける。凄い!悉皆成仏の思想から「女人往生」「悪人往生」へと広がり「一寸の虫にも五分の魂」との言葉も生まれた日本独自の思想。「他の生物も区別せず植物さらに非生物まで対象にした思想」は「基本的人権よりも思想的に深い」という私的は凄いですね。源信の『往生要集』が八百万の神々の遍在を信じるヤポネシアの縄文以来のアニミズムと仏教を結びつけ「山川草木悉皆皆仏生」「草木国土悉皆皆成仏」の思想によって万物は寿がれ「山川草木国土悉皆芸術」となったわけか…。面白い!仏教は天台本覚論を媒介にして芸術に転じ踊り念仏の時宗からは阿弥陀号を持つ芸能の専門家も輩出し盂蘭盆会は盆踊りとなって芸能化したわけですね。出雲阿国の登場まではアト一歩か…。ベッドから起きて黒兵衛と散歩。黒兵衛にも虎太郎にも魂は宿ってるのか。ワン。どっちももう少し落ち着いた魂でいてほしいですナァ。荒ぶる魂か…ワンワン。終日デスクワーク。財界展望社の『ZAITEN』の連載原稿を書いてメール送稿。ふうううう。晩飯前になでしこジャパンの東アジア選手権。対台湾戦。途中から見たら6-0で勝ってる。おまけに次々と得点を重ねて結局9-0。韓国中国にもこの勢いで勝ってほしいですね。晩飯ペラ劇場はメトロポリタン歌劇場レヴァイン指揮のヴェルディ『オテッロ』。主役はドミンゴ。デズデーモナはルネ・フレミング。イヤーゴはジェイムズ・モリス。なかなか迫力のある見事な舞台ですね。セクハラで失脚した指揮者と主役。かつて日本の映画スターが性的不祥事を犯したとき日活だったか松竹だったか映画会社の社長が「下半身に人格はない」と言ったというのを永六輔さんの本で読んだ覚えがある。上半身と下半身は別行動をする?上半身の残した偉業は下半身によって傷つけられることはないでしょうが…しかし下半身を含むすべての身体の責任は上半身が負わなければいけないのでしょうね。風呂入って寝る。

BOOK
『ワーグナー《ニーベルングの指環》全曲 (新潮オペラCDブック 特別版)』(新潮社)
『ワーグナー《ニーベルングの指環》全曲 (新潮オペラCDブック 特別版)』(新潮社)

12月12日(木)
朝ベッドのなかで『日本の中の地球史』。なるほど世界の価値基準は歴史的に「真→善→美」と移ってきてるのですね。オリンピックも「より高く・より速く・より強く」にローマ五輪金メダリストのハンス・レンクが「より美しく」と「より人間らしく」を加えたのを著者の川勝平太さんは御存知かな?川勝さんは知らなくても五輪組織委の人は知っていてほしいですね。でないと五輪未来も語れませんからね。ベッドから抜け出してRKB毎日放送『インサイト・コラム』電話出演。札幌マラソン・コースをIOCとIAAFが周回コースを望んだ理由について喋る。要は記録ですね。しかもそろそろ「サブ2(2時間切れ)」ですからね。出たら凄いけど…スピードレースより黙々と孤独に耐えて走る姿のほうが日本人は好きかな?黒兵衛と散歩のあと終日デスクワーク。BGMはやっぱり『ニーベルンクの指環』。最近改めてワーグナーの毒に当たった感じ。そー言えばロリン・マゼールがバイロイトの指揮台に立ったときの実況録音が新潮社から出ていたので改めて聴き直す。1968年の舞台。ブリュンヒルデはベリット・リンドホルム。ジークフリートはティチョ・パーリー。ヴォータンはテオ・アダム。なかなか活き活きとした素晴らしい演奏です。おかげで原稿書けず。ま。締め切りはまだですからね。夜は卓球ワールド・ツアー・グランドファイナル。明日のTBS『ひるおび!』で取りあげるから見ておいて…と電話がかかってきたけど…言われんかって見まんがな。石川佳純選手と平野美宇選手のどちらが東京五輪に…と試合内容に期待を膨らませたが中国の2人が強かった。おまけに日本人選手を研究し尽くしてましたね。おまけにおまけに石川・平野両選手とも緊張で身体がガチガチ。結局2人とも敗戦で結局先日の北米選手権の直接対決を制した石川選手が伊東美誠選手と共に東京五輪代表に…。しかし平野美宇選手も選んであげてほしいですね。きっと悔しさをバネに大活躍してメダルをもたらしてくれると思いますから…。

DVD
ワーグナー楽劇『ワルキューレ』
ワーグナー楽劇『ワルキューレ』

12月13日(金)
朝ベッドのなかでいつものように『日本の中の地球史』。あ。そうか。「あはれ(憐れ)」と「あっぱれ(天晴れ)」は同根で《「あわれ」な風情に涙する公家文化と「あっぱれ」な振る舞いをする武家文化とでは肌合いが異なる》わけですね。貴族趣味的京都的「手弱女ぶり」と剽悍な関東武者的鎌倉的「益荒男ぶり」の違いですね。スポーツでも「あっぱれ」と讃えるだけでなく「あはれ」と評価できるパフォーマンスもありますよね。卓球女子はそれかな?ベッドから出て黒兵衛と散歩。黒兵衛は益荒男ぶりで虎太郎は手弱女ぶりいや…ウチの猫は益荒男ですね。しかし川勝平太さんが指摘する唐と京都の関係も南宋と鎌倉の関係も面白いですね。おまけにさすがは静岡県知事で山田長政も聖一国師(円爾弁円)も駿河の出身とキチンと書かれてますね。東福寺開山の聖一国師は南宋帰りに博多へ寄って麺(博多ラーメン)や祭り(博多山笠)も伝えたのか。知らなんだ。準備して東海道線で新橋へ。タクシーでTBSへ。『ひるおび!』生出演。昨日決着した卓球女子の東京五輪シングル選手選考について。元日本代表監督の西村卓二さんと元日本代表若宮三沙子さんと一緒に話す。伊東美誠&石川佳純に続く3人目の代表はやはり平野美宇選手が選ばれて悔しさをぶつけてほしい…ですよね。番組のあとDVDを求めてヤマハ銀座店へ寄って帰宅。チョイと仕事をしたあと晩飯オペラ劇場は購入したばかりのワーグナー『ワルキューレ』。バレンボイム指揮のミラノスカラ座版。以前NHK-BSで放送したもので素晴らしい演奏であることは知っていたけど改めて聴き直して見直してこれほど素晴らしいものとは思わなかった。ワルトラウト・マイヤーのジークリンデが素晴らしい!けどサイモン・オニールのジークムントやジョン・トムリンソンのフンディングももナカナカのもの。途中『チコちゃんに叱られる』を見て風呂屋の壁画の富士山は駿河出身の画家が描いたことを確認(今日は駿河づいてますな)したあとワルキューレ最終幕。コワリョフのヴォータンも最初は主神の神々しさがなく汚らしいと思っていたけど最後は「娘を嫁に出す男親の気持ち」(故・永竹由幸さんの見事な表現)を見事に演じきり「嫁に行く」ニナ・シュテンメのブリュンヒルデも素晴らしくチョイと涙が出そうにもなった。現代演出も無理がなく素晴らしい舞台ですね。

12月14日(土)
今日も静岡県知事川勝平太さんの『日本の中の地球史』読み進む。ナカナカ読み進めないのはベッドのなかだけで読んでるせいか?いや。そうではなくて面白すぎて熟読しているからに違いない。昼間は仕事関係のスポーツ本や音楽本を読まねばなりませんからね。しかしワクワクできる本が存在する嬉しさを感じる毎日はイイもんですねぇ。《安土桃山時代の日本は鉄砲の大量生産大量使用の軍事大国》で《1575年の長篠合戦は当時の世界最大の鉄砲使用の戦争》だったが《その後の日本と鉄砲の関係を「軍縮」という観点でとらえたのは》朝鮮戦争にも従軍したノエル・ペリンが最初で川勝平太さんは彼の著書『鉄砲を捨てた日本人』(中公文庫)を翻訳したらしい。読まねば。《16世紀の鉄砲は今日の原爆と同様の最先端の武器でした。それを放棄したということは原子力兵器も廃棄できることを示唆しており江戸時代の日本は軍縮の歴史的モデル》と言えるのですね。ナルホド。ベッドから出て黒兵衛と散歩のあと終日デスクワークとイロイロ資料づくり。映画『東京オリンピック』のシナリオは多くのスポーツ関係者に読んでほしいのでコピーを取って郵送。川勝さんの本も多くの仲間に送りたいくらいですね。夕方なでしこvs中国の試合を見たあと(なでしこはイイ試合をしましたね)大船のイタリア料理店『センプリチェ』でのクリスマス・ライヴ&ダイニングConcerto Di Nataleにヨメハンと長女と一緒に足を運ぶ。ワインを飲み美味しいイタリア料理を食べながら(鰯の香草パン粉焼きが特に美味しかった)食事の合間にアルベルト・デ・メイスさんのヴァイオリン独奏を3ステージも堪能。デ・メイスさんはフィレンツェを中心に活動していたヴァイオリニストで様々なオペラ座のオケで演奏したほかローマ・カラカラ浴場での3大テナーのコンサートにも参加したとか。キイボード伴奏はNHKイタリア語講座に出たこともあるシェフと同じナポリ出身のエンツォ・ディ・アマーリオさん。サービス精神満点のヴァイオリンでナポリ民謡やピアソラのタンゴのほかアズナブールの『She』や『アメイジング・グレース』などなどたっぷり聴かせてくれて最後はプッチーニ『トゥーランドット』から『Ne son dorma誰も寝てはならぬ』。テーブルの間を歩きながら演奏したり踊ったり…20人チョットくらいで満員のお客さんはみんな満足のBella Notte素敵な夜でした。おまけに長女は2人のミュージシャンといろいろ話し込んで友達になったりヨメハンが帰り際に『忘れな草』を聴きたかったというと椅子に座って弾いてくれたり…。会計もめっちゃリーズナブルでマンゾクマンゾクのBella notteでした。

12月15日(日)
昨晩のクリスマス・コンサートのあと自宅でヨメハンや長女と飲み直したこともあって爆睡のあと目覚めて黒兵衛と散歩。長女は朝も爆睡。終日デスクワークと雑務のあと夕方になってもうすぐ自宅に帰るという長女から呑み直しのお誘い。外での忘年会のないぶん家でタップリ呑む。ユジャ・ワンのピアノを聴きながらワイン&いつの間にか夕食。一昨日見た『ワルキューレ』とともに買ったDVD『私はマリア・カラス』を見始めるとコレがナカナカの映画。カラスの初めて見るカラー映像に感激。そのうち『いだてん』最終回が始まったので『カラス』は後日ゆっくりと見ることにしてドラマで再現された1964年の東京五輪を見る。それなりに面白く最近の『いだてん』は史実もよく調べられていて悪くないと思うものの志ん生の落語の部分はやはり不要ですね。そのためスポーツの部分で描き切れてなかったり史実と違うとと思われる部分が散見されたのは残念。『いだてん』のあとはビデオに撮っておいた『日曜美術館』で忠臣蔵の絵画を楽しむ。ふ〜ん。四十七士の絵には洋画から構図を得たものもあるのですね。さんざん呑みまくった長女が都内の自宅へ帰還して風呂入って明日のTBS『ひるおび』の打ち合わせをしてベッドへ。歳取ると子供相手も疲れますなぁ。

DVD
ワーグナー楽劇『ラインの黄金』
ワーグナー楽劇『ラインの黄金』
『オリジナル3大テノール・コンサート』
『オリジナル3大テノール・コンサート』

12月16日(月)
朝起きて黒兵衛と散歩のあとイロイロ準備して東海道線で新橋へ。タクシーで赤坂TBSへ。『ひるおび』スタジオ生出演。建築家の森山高至さんとラグビーの堀越正巳さんと一緒に新しく完成した国立競技場についてアレコレ話す。森山さんとはザハ・ハディドの最初の設計が「問題」になったとき以来久し振りの御一緒。隈健吾さん設計の国立競技場(や母校の栄光学園の校舎)が首都移転計画があったときの那須に新設される国会議事堂にそっくりだということを『日本の中の地球史』で知ってちょうどその本を持ち歩いていたので森山さんに写真を見せると国会議事堂の設計者の石井和紘さんは隈健吾さんに大きな影響与えた方だとか。ま。建築家の世界ではよくあることらしい。丹下健三氏設計の体育館も外国の有名な建築家の設計のよく似ているとか。ま。建築家だけでなく創作者にはよくあることですね。ベートーヴェンの音楽のモチーフもバッハやモーツァルトからパクってますからね。新しい国立競技場は年間維持費が24億円で旧国立競技場の3倍だとか。しかし月額2億円ならイベント収入でやってけるでしょう。5階の遊歩道に屋台などを並べてテナント料をとってもイイですからね。ま。それには公園法の改正などいろいろ面倒なことがあるらしいけど競技場を維持するためにはそのくらいやらないとイケナイですよね。飲食禁止の体育館や飲食店禁止のスタジアムなんて「スポーツ=体育」ととらえる名残ですよね。番組のあと局のクルマで新宿へ。

12月16日(月)つづき
新宿のタワーレコードで資料渉猟…なんてのは建前でナンカおもろいDVDはないかと久し振りにタワレコ散策逍遙。スカラ座のワーグナー『ラインの黄金』購入。すぐ横にボローニャ歌劇場のヴェルディ『アッティラ』とヴェネツィア・フェニーチェ歌劇場のプッチーニの『妖精ヴィッリ』を発見。どっちも安かったので衝動買い。プッチーニの『ヴィッリ』は彼の第1作でCD(ドミンゴ&スコット&ヌッチ&ゴッビ&マゼール指揮)で聴いていて『メリー・ポピンズ』の「チムチムチェリー」にそっくりのメロディが出てくるのを楽しんでいたけど舞台は見たことがないので期待。豊かな気持ちになって新橋へ。ゆりかもめで日の出へ。ノーボーダー海岸スタジオで『ニューズ・オプエド』アンカー出演。小生担当の月曜日「ノーボーダー・スポーツ」のコーナーは令和元年最後の番組でゲストはパラスポーツ・ライターの星野恭子さん。毎回紹介している圓山武宏さんのイラストの今年1年のなかから毎月一つを選んで今年のスポーツを振り返ったり文藝春秋の載った小池東京都知事の「パラリンピックに命を賭ける」という記事を取りあげたり(都知事は高圧的なIOCによほどウンザリしたようですね)パラリンピックのマラソンは東京のコースが使われることに決定したことを取りあげたり…それに星野さん情報で来年5月2〜3日には新しい国立競技場でパラ陸上大会が開かれるそうで入場無料だそうです。新しい国立競技場を見物してパラスポーツも観戦できるイイ機会になりますね。番組終了後ノーボーダーのスタッフからYuTubeで新しく展開する「オプエド」の個人チャンネルの説明を受けて登録。これで自分の情報を発信できるわけですね。乞御期待。帰宅後晩飯食いながらスカラ座の『ラインの黄金』鑑賞。ちょっとバレエが五月蠅いけどバレンボイムの音楽作りは迫力満点。影を使った演出も巨人族の動きなどが面白く満足。寝よ。

DVD
『私は、マリア・カラス』
『私は、マリア・カラス』
Blu-ray
オペラ『妖精ヴィッリ』
オペラ『妖精ヴィッリ』
ヴェルディ:オペラ『アッティラ』
ヴェルディ:オペラ『アッティラ』
DVD
『ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第16番他』
『ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第16番他』

12月17日(火)
朝ベッドのなかで『日本の中の地球史』。もうすぐようやく読了で著者の静岡県知事川勝平太さんと宇宙物理学者の松井孝典さんと動物行動生態学者の長谷川眞理子さんと華厳宗大本山東大寺長老でイスラーム史家でもある森本公誠さんの座談。これがメッチャ面白い。孔雀の雌が雄を選別した結果孔雀の雄は「美しい大きな羽根」を持つようになったけどそれを「美しい」ととらえるのは人間だけで動物には美醜の感覚はないのですね。雲雀の声も美しいと思うのは人間だけなんですね。しかし地球もそこに暮らす生き物たちも「美しい」ほうへと「進化」してるのか…。松井孝典さんには以前『鮨処もり山』でジダンが蹴るサッカーボールは量子力学の動きをすると抗議してあげたことがあるなぁ(笑)。ベッドから出て黒兵衛と散歩。黒兵衛の黒い毛並みは結構美しいけどヤッパリ美醜の感覚はないみたいですね。ワン。終日デスクワーク。途中大阪MBSから電話。『ちちんぷいぷい』の後半の時間帯に生まれた番組『ミント!』のディレクターに五輪の聖火リレーのランナーや最終ランナーについてイロイロ教えてあげる。1964年は大島鎌吉さん発案のスポーツ少年団が組織されて中高生たちが走ったのですよね。今回はちょっとタレントが幅をきかせすぎかな。桜を見る会と同じかな。あ。いろんな理由で聖火リレーに選ばれた人が紹介されていたけどそれは個人情報だから公開できませんということにはならないですよね。だったら桜を見る会に招待された人の経歴や招待理由も公開すべきですよね。

12月17日(火)つづき
昼飯オペラ劇場は昨日買ったDVDフェニーチェ劇場の『妖精ヴィッリ』。プッチーニ25歳のデビュー第1作で未熟な感じもするけど美しいメロディ。バレエをふんだんに取り入れた演出も面白く馬鹿な男の不倫劇も楽しめた。晩飯オペラ劇場はヴェルディ初期の愛国劇『アッティラ』。フン族のローマ帝国への侵略を父親を殺された女性が中心になって防ぐ。勇壮な音楽は気持ちがいい。ボローニャ歌劇場の演奏も舞台も歌手も大満足。途中なでしこジャパンvs韓国戦は試合終了直前に韓国選手のハンドでPK1-0の勝利。もっと楽に勝てたかも…でも岩淵ら主力をケガで欠いての勝利だから良しとするべきかも。『アッティラ』フィナーレを見たあと風呂からあがって映画『私はマリア・カラス』をヒョイと見出すと興味深いカラーの舞台映像やオナシスとの実らぬ恋愛劇など…知性と教養溢れる語り口で話すマリア・カラスに感動。ヤッパリこの人は大天才のオペラ歌手で最も不幸な人生を歩んでしまった女性なんですね。映画の終わる頃に横浜で仕事があったという長男がヒョイと現れ弦楽四重奏の面白いヤツを借りたいというのでアルバン・ベルク四重奏団やバーンスタイン指揮ウィーン・フィル弦楽合奏のベートーヴェンを貸してやったあと何気なくテレビのチャンネルを回すと黒柳徹子さんやなかにし礼さんがマリア・カラスのことを喋っていたので見てしまう。岡田准一さんの司会で小生が嘉納治五郎について喋った番組ですね。長男とワイワイ喋りながら長男の土産の仙台の牛タンラー油漬でビール飲み直して久し振りの夜更かし。

BOOK
荒木香織『リーダーシップを鍛える ラグビー日本代表「躍進」の原動力』(講談社)
荒木香織『リーダーシップを鍛える ラグビー日本代表「躍進」の原動力』(講談社)

12月18日(水)
最近夜更かしが多いせいか朝まで爆睡。ベッドから出て黒兵衛と散歩。日常をこなしたあと終日デスクワーク。あ。「こなす」と書いて漢字変換すると「熟す」と出てきた。ふ〜ん。ちょっとニュアンスが違うような気もするけど広辞苑にもそう出ている。67歳にもなって初めて知ることが多い。これは喜ぶべきことか?それとも悲しむべきことか?元日刊スポーツ記者でスポーツライターの島沢優子さんから元ラグビー日本代表メンタルコーチの荒木香織さんの『リーダーシップを鍛える ラグビー日本代表「躍進」の原動力』(講談社)という本が届く。島沢さんが企画構成をされたようだ。女性コーチの存在は知っていて興味深かったので読まねば。そのラグビーのプロ化について『週刊ポスト』から電話取材。なんとか日本のラグビー・プロリーグを成功させてほしいけど大学ラグビーの人気が高いところでの障壁はイロイロあるでしょうね。それを乗り越えてほしいけどJリーグのように上手くいくかな?夕方から大船駅前の喫茶店へ。来年の東京五輪の文化プログラムや開会式について中日新聞の取材を受ける。「鎮魂と再生」もイイけどスポーツの未来についても考えてほしいですね。本屋に寄ってスポーツ哲学者のハンス・レンクの本を何冊か注文したあとヨメハンと合流してルミネのなかのレストラン『シェ・ツバメ』でハンブルグ・ステーキの晩飯。美味でお腹いっぱいになったあと帰宅してサッカー東アジア選手権日韓戦。若い日本の選手たちは練習不足もあったのか攻撃のテンポが悪く1-0を跳ね返せなかったですね。シャーナイかな?最近夜更かしが続いたので早よ寝よ。

12月19日(木)
『日本の中の地球史』読了。なかなかスゴイ本でした。朝ベッドのなかでの読書だけだったので時間がかかったけどそれだけに頭に入ることは多かったかな。海をい基準に考えると人類の歴史もよく理解できるのですね。それに宗教の存在は大きくユヴァル・ノア・ハラリが『ホモ・デウス』を著すずっと前に北一輝は既に「人類が神への進化の途上にある」ことを認識していたのですね。それに那須野が原への首都機能の移転はやはり押し進めるべきなんでしょうね。ベッドから抜け出してRKB毎日放送『インサイト・コラム』。新しくできた国立競技場について。新しく創られた最後の巨大スタジアム…かもしれませんね。今後はSNSと映像技術がさらに進化すればスポーツを巨大スタジアムで遠い距離から見る必要はなくなりますからね。黒兵衛と散歩を済ませて終日デスクワーク。途中朝日新聞から取材の電話。totoについて。金集めのためにギャンブル性の高い宝くじのようなtotoばかり発売するのではなくスポーツ(サッカー)の面白さを考えるようなtotoの発売もしてほしいと話す。Bリーグにはいずれ展開されるでしょうがプロ野球のtotoはどうなるのかな?totoを発売するとなると企業スポーツでは利害関係がギャンブルの公平性と抵触する可能性もあるから親会社はスポンサーに変わって日本のプロ野球は健全になるはずだけど…。晩飯オペラ劇場はバレンボイム指揮ミラノスカラ座の『ワルキューレ』第1幕だけを楽しんで今日も早く寝る。睡眠は楽しい。ZZZZZZZZ

BOOK
『Beaux Arts Les100ans de l'ecole normale de musique de Paris』
『Beaux Arts Les100ans de l'ecole normale de musique de Paris』

12月20日(金)
朝ベッドのなかで読む本がなくなったことに気づくのは寂しい。こーゆーときは『ウンベルト・エーコの世界文明講義』を開くと良い。どのページを開いても面白い。一度読んだところでもあっココは読んだところだとわかっても面白い。ふ〜ん。フリーメーソンの秘儀を見事に叙述したのはカサノヴァだったのか。ところがその秘儀とは絶対に漏らされないというものだから誰にもワカラナイ。秘儀とか秘密や謎はワカラナイからオモシロイのだろう。ベッドから起きて黒兵衛と散歩のあと通信社の短いコラムを書く。あと年内の原稿締め切りは新聞連載とオペラ講座のレジュメだけか…。"ゴール"に近づいたけど"ゴール"を過ぎるとまた"スタート地点"に戻るだけ。つまり"ゴール"とは"スタート"のことなんですね。だったら"死"は再生の"生"に繋がると誰しも考えたくなるところでそこから仏教の"輪廻転生"という考え方が生まれたのでしょうね。ハムレットは「死は眠りに過ぎぬ」と言ったけどだったら"死"から目覚めることもあるのかな。久し振りに「memento mori」.タマにはエエやろ。お隣さんのフルーティストMontyさんがパリから帰ってきたので先に帰っていたピアニストの奥さんとウチのヨメハンと一緒に4人で『鮨処もり山』へ。今Montyさんがピッコロを教えているL'ecole normale de musique de parisが100周年を迎えた記念の本をいただく。過去の卒業生や先生たちの残した演奏のCD付き。アルフレッド・コルトー&ジャック・チボー&パブロ・カザルス&ディヌ・リパッティ&サンソン・フランソワ&エリック・エドシェック(ハイドシェック)&シャルル・ミュンシュ…と錚々たるフランスの音楽人たちが並んでる。ワイワイ楽しくイロイロ話して呑んで食べて遅くまで『もり山』さんありがとうございました。タマにはエエやろ(汗)。

12月21日(土)
朝ベッドのなかで読書。中断していた秋葉忠利『数学書として憲法を読む 前広島市長の憲法・天皇論』(法政大学出版)に再度挑戦開始。なるほど。憲法が保障する自由及び権利は国民の不断の努力によって保持しなければならない」ということは憲法は自殺を禁止していると言うことですね。起きて朝食はチコちゃんを見ながら。ついに出ました鏡面対称問題。なぜ鏡では左右が反対になるのか?答えはワカラナイ。鏡では前後の軸は反対になるけど上下と左右の軸は反対にならないのに人間は鏡のなかに入った感覚になるから左右が反対と思ってしまう…というのは高校の物理のオモシロイ先生に教わったなぁ。黒兵衛と散歩のあと終日デスクワーク。映画監督の井筒和幸さんから久し振りの電話。何やらスポーツがテーマの映画の話があるので協力を…ということらしい。メッチャ面白いテーマなので喜んで協力しまっせーと速攻で返事。早速古い資料をひっくり返したらアリマシタありました。そのスポーツに関する資料が。何のスポーツか?ってことはマダ言えないけどレディー・ガガにも関係があるスポーツです。乞御期待!新しい国立競技場のオープンは嵐にドリカムにゆずに…まぁイイですけどロンドン五輪の音楽監督がサイモン・ラトルで北京五輪が譚盾だったことも忘れないでほしいですなぁ。

Blu-ray
ロッシーニ:オペラ『アルジェのイタリア女』
ロッシーニ:オペラ『アルジェのイタリア女』
CD
『三波春夫の大忠臣蔵』
『三波春夫の大忠臣蔵』

12月22日(日)
朝ベッドのなかで読書。『数学書として憲法を…』読むのが少々ややこしくなってきた。やっぱり数学書は難解ですからね(>_<)起きて黒兵衛と散歩のあと終日ホームページづくりの原稿を揃えたり…いろいろデスクワーク。2月発売の単行本『今こそ「スポーツとは何か?」を考えよう!』(春陽堂)の表紙イラストがあがってきた。圓山武宏さんがいろいろなスポーツの絵を描いてくれて選手の顔が「?」になっている。オモシロイ!それはイイけど少々足元を寒く感じてたら鼻水が垂れてきた。ヤバッ。去年はセーフだったけど年末恒例の風邪かな?あと締め切りは2本。それが済むまではMy Bodyに頑張ってもらわねば。夕方オペラ劇場はボローニャ歌劇場のロッシーニ『アルジェのイタリア女』。2013年のロッシーニ・フェスティヴァルでのボローニャ劇場公演。コレまで何度か見たDVDだけど久し振りに馬鹿阿呆喜劇オペラを堪能。演出も舞台装置も衣裳も斬新。こーゆー舞台はビキニの水着でコロラトゥーラを歌える女性歌手や飛び回りながら早口言葉の歌詞を歌えるバス歌手が絶対に必要ですね。テノール歌手は中国人だったけどイタリア以外の歌劇場では(メトやコヴェントガーデンでも)不可能な舞台でしょうねえ。晩飯食いながら『M1グランプリ』いやぁ「ミルクボーイ」は面白かったですねぇ。最高!しかし小生は「ぺこぱ」が好きですね。それに「すゑひろがりず」のファンになりました。総じて今年はレベルが高かったかな。風呂から出て焼酎呑みながら三波春夫の忠臣蔵が聴きたくなって『元禄名槍譜俵星玄蕃』や『元禄桜吹雪決闘高田馬場』を聴く。漫才で大爆笑やロッシーニのきわめて高度なスラップスティック・オペラのあとに対抗できるのは三波春夫の長編歌謡浪曲くらいですからね。

12月23日(月)
朝起きて黒兵衛と散歩のあと横須賀線と江ノ電で鎌倉高校前の行きつけの病院で定期検診。尿検査やイロイロ検査してもらったがどーも鼻水が止まらず調子が悪いと思っていたら夕方から発熱。37.9度。お医者さんから風邪の治療薬をもらったがこのくらいは気合いで治さねば。

12月24日(火)
朝ベッドから起きられず。完全に風邪ですね。午後までベッドのなか。調子は戻らず。夕方からのこのことベッドから這い出て新聞コラムの原稿1本執筆。新聞の原稿は待ってくれませんからね。オリンピックは何故開くのか?ということについて書く。ふうううーと書ききったあと再びベッドへ。クッソーっ!今日寝て明日には治ってる状態をつくるぞー!

12月25日(水)
体調は戻ったようで戻っていないようで…ベッドから出るべきか出るべき出ないのかわからないまま体温を測ると37.8度。ビミョーですね。よし。黒兵衛もトレーナーさんの元へ一日預けたとのことでもう一日かけて完治させることにしてもう一日一足早い寝正月ならぬ寝師走。ネシワス・クレイなんてギャグが頭に浮かぶが我ながら全然面白くない。昨日送った原稿の校正だけして密柑山ほど食って寝よ。

BOOK
内田樹『街場の戦争論』(ミシマ社)
内田樹『街場の戦争論』(ミシマ社)
内田樹『街場の天皇論』(東洋新報社)
内田樹『街場の天皇論』(東洋新報社)

12月26日(木)
朝起きて身体を軽く感じるから風邪菌は体外に排出されたのかな?ベッドから出てRKB毎日放送『インサイト・コラム』電話出演。一昨日北國新聞に書いたコラム「オリンピックは何故開くのか?」ということを話す。アメリカのスポーツ産業が約60兆円。日本は5・5兆円。これを15兆円規模まで増大させることができれば国民の健康にとっても社会の幸せにとってもイイことのはずだがソレにはスポーツ庁の創設で文科省国交省厚労省経産省に分かれたスポーツ行政を統轄する組織が必要。行財政改革の折から新しい省庁の創設は難しいがオリパラ招致に成功すればそれも可能に…ということでスポーツ基本法もできスポーツ庁も生まれ来年のオリパラ開催に漕ぎ着けた。あとは日本のスポーツ産業を発展させること。教育という名目に縛られた高校野球や大学派閥に縛られた箱根駅伝などを文武両道学閥関与ナシのスポーツ産業に発展させることができれば外国資本ばかりが潤うIRなんて必要ないはずなんですよね。ところでIR関連で事件が起きてしまいましたねえ。穿った見方をすれば米資本が笑うことになるのかな?しかしIRなんて誰が必要だと言ってるのですかね?Integrated Resortなんてカッコつけてるけど結局は博打場鉄火場のことでしょ。誰かのカネを巻きあげて誰かがカネを儲ける場所。こんな行為を経世済民というのかしら?ラスベガスから何か新しいcultureが生まれたでしょうか?終日デスクワークで週末のオペラ講座のレジュメづくり…etc。晩飯食うとやることないのでめっちゃ早くベッドへ…。以前読んだ内田樹『街場の戦争論』(ミシマ社)を読み直す。日本という国は明らかに今間違った方向へ向かって進んでいるようですね。

12月27日(金)
朝起きて文藝春秋をパラパラ読む。藤原正彦氏が「英語教育が国を滅ぼす」と題した文章を書かれていた。「国を滅ぼす」とは少々大仰すぎる表現だが言わんとされているところはその通り。外国語なんぞ学校で長年習っても身につくモノではない。外国で数ヶ月過ごせば身につくもの。そんな教育に何年もかかって他の教育を疎かにするのはナンセンスですよね。藤原氏は教育で必要なのは外国語よりも教養を身につけさせることと書いている。その通りだろう。ベッドから起きて黒兵衛と散歩。お正月のような日本晴れ。冬の晴天は美しい。散歩から帰ると春陽堂書店から2月に発売予定の新刊本『今こそ「スポーツとは何か?」を考えてみよう!』の表紙が2案送られてくる。A案はデザイン的に斬新だがわかりにくい。B案は単純だがわかりやすい。圓山武宏さんのイラストも映えている。俺は保守的ですからB案ですね。校正もドサッと送られてきて今年の正月は仕事三昧のようですな。午後は明日のオペラ講座のための準備。ワーグナー『ニーベルンクの指環』を再勉強。その指輪を手に入れると世界を支配して世界中の全財産を獲得できるが愛を捨てた者しかその指輪を手にすることはできない。なるほど。愛を取るか?財宝を取るか?IRの推進者である安倍首相や自民関係者は愛を捨てて財宝を取りたいわけですね。その果てに人間でなくなって滅びる?ワーグナーは素晴らしい楽劇を残してますね。夜はチコちゃんを見ながら晩飯のあと3日ぶりの風呂にゆっくり浸かってベッドへ。

BOOK
ハンス・レンク『スポーツと教養の限界』(不昧堂出版)
ハンス・レンク『スポーツと教養の限界』(不昧堂出版)
ハンス・レンク&グンター・A・ビルツ『フェアネスの裏と表』(不昧堂出版)
ハンス・レンク&グンター・A・ビルツ『フェアネスの裏と表』(不昧堂出版)
『相撲ファンvol。9』(大空出版)
『相撲ファンvol。9』(大空出版)
Blu-ray
ワーグナー:楽劇『ワルキューレ』
ワーグナー:楽劇『ワルキューレ』

12月28日(土)
朝起きて黒兵衛と散歩。まるで正月のようなエエ天気。正月がエエ天気なのかどうかはわかりませんが正月ってそんな感じですよね。気分よく散歩のあとイロイロ準備して大船駅へ…とそのときハッと気づいたのがもーすぐ正月で今は年末だということ今更何を言い出すねん…と自分でも思うが今日は今から名古屋へ。はたして新幹線のチケットが買えるのか?座れるのか?ということを初めて頭に思い浮かべる。これは不覚。マイッタ。品川まで行ったが新幹線の指定席は普通車もグリーンも夜まですべて売り切れ。マイッタナア…と思いながらとりあえず自由席券を買ってグリーン車の車両に乗り込む。空席はあったが車掌さんによるとすべて新横浜からの乗客で埋まってるとか。新横浜で席を立って乗り込んできた乗客が席について発車した頃を見計らって空席はないかと見て回るとアリマシタァ!若いときなら名古屋までくらい立っていても平気だったし出入り口に座り込んでもよかったけど今の歳でそれは無謀。見事に空席ゲットして見回りにきた車掌さんに指定席とグリーン代金を払って名古屋まで爆睡。栄中日文化センターでオペラ講座「オペラで泣きましょう!」第3回はワーグナー『ワルキューレ』。愛を捨てて財宝を手に入れ世界を支配するという『ニーベルンクの指環』の壮大な物語のなかの親子愛の話。そうですね。世の中はカネを取るか?愛を取るか?の選択なのですね。日本という国はアベノミクスで愛を捨ててカネを取ったようですね。二択の問題というのは他にもあってノーマン・メイラーは人生の目標は成功を目指すか?安定を目指すか?のどちらかだと言ってますね。教育というのは学歴を得ることを目指すか?教養を身につけることを目指すか?のどちらかとも言えそうですね。そんな話はどーでもよくてワーグナーの素晴らしい愛のメロディに酔って今年のオペラ講座を終えて帰鎌。

12月28日(土)つづき
名古屋から大船へ戻って駅ビル内の書店「アニール」で注文していた本4冊受け取る。ローマ五輪のボート・エイトの金メダリストでドイツのスポーツ哲学者ハンス・レンク(「より速く・より高く・より強く」に「より美しく・より人間らしく」を加えることを提唱した人物)の本が3冊『スポーツと教養の臨界』『フェアネスの裏と表』『スポーツの哲学的研究ハンス・レンクの達成思想』(以上・不昧堂)と胎中千鶴『叱られ愛され大相撲「国技」と「興行」の100年史』(講談社選書メチエ)。これで正月休暇を単行本の校正と勉強で過ごせますね…と思いながら帰宅すると相撲ジャーナリストの荒井太郎さんから『相撲愛を深めるstyle & lifeブック相撲ファンvol.9』(大空出版)が送られてきていた。美しい写真と興味深い企画で「相撲愛」が深まる一冊を見ながら晩飯&風呂、最近本欄には書いてないけど深夜(といっても11時〜12時台)にラグビーW杯の再放送をしていて見てしまうんですね。ま。エエか。一応今日で年内にスケジューリングされた仕事は全て終了。明日は仕事部屋の大掃除でもするか。

12月29日(日)
ベッドで目を覚まして今年もヤッパリ年賀状を作ることができなかったなぁ…と思う。これで3年間出さずに終わりそうだ。ただ「思う」だけで残念とか寂しいとか申し訳ないとかの感情はない。年賀状を作る「気力」が失せただけのこと。モチベーションも湧かない。来年早々は単行本を出版するからその宣伝のためにも年賀状を作ったほうがイイか…とも思うが年賀状がどれほど拙著の販売につながるのか疑問。というよりそもそも賀状はそんな宣伝のために出すものではあるまい。では何のために出すのか?その理由が見つからない。いや。日常の手紙や葉書は普通の人以上に書いて出している。それで十分かとも思うし何百枚もの住所書きの労力のたいへんさを思うと他のことをしたくなる。パソコンで…となると…まぁこの話は止めよう。せっかく賀状を送ってくれている人に対して失礼になるから。ベッドから出て黒兵衛と散歩のあと仕事部屋の大掃除。昔は年の瀬には家のガラス窓を全部磨いたものだけど歳取るとそこまではできまへんなぁ。手抜きの大掃除を終えて夕方からヨメハンの買い物に付き合ったあと駅ビルの中華料理店で晩飯。帰宅してNスペでラグビーW杯の日本代表チームのドキュメンタリー。なるほど。日本はスコットランドによく勝ちましたね。ドキュメンタリーは勝ち負けを超えたラグビーの素晴らしさを伝えていたことが素晴らしかったですね。この素晴らしい成果が来年以降どう繋がるか…。風呂のあとベッドで数日前に長田渚左さんから送られてきた『スポーツゴジラ』最新号(第45号)を読む。特集は「eスポーツを考える」で小生も「米長九段が求めた分身(アバター)」と題したレポートを寄稿。eスポーツはボクシング・レスリング・サッカー・ラグビー・マラソン…などと同じスポーツでは断じて言えない(茨城県は税金を使ってのeスポーツの普及を即刻止めるべし)という内容の文章を書いたが他に元フォーク・クルセイダーズの精神科医きたやまおさむさんへのインタヴュー記事や脳神経外科や眼科医の先生の記事など興味深い記事ばかりだった。

12月30日(月)
ベッドの中で読む『叱られ愛され大相撲』がオモシロイ。大相撲にとって子供の頃からの大の相撲愛好家である昭和天皇の存在は大きかったのですね。ベッドから出て黒兵衛と散歩。年の瀬と思うと気忙し冬の朝。天気は穏やかですけどね。終日デスクワーク。新刊『今こそ「スポーツとは何か?」を考えてみよう!』(春陽堂)の校正。最近の編集者は著者に対する考え方が変わってしまったのかなぁ。一所懸命編集してくれるのはありがたいけど著者に相談なくやられてもナァ(>_<)校正しながらイロイロ考え込んでしまう。夕方からヨメハンが買い物に出るというので付き合う。鏡餅に数の子に…いろいろ買って明後日は正月か…。夜次女と孫2人が来宅して晩飯。パリから帰ってきた隣家の娘さんもフランス土産を持ってきてくれてワイワイガヤガヤ。2020年が目の前。

CD
『アンナ・ネトレプコ・ベストCD』
『アンナ・ネトレプコ・ベストCD』

12月31日(火)
おおつごもり。大晦日。朝起きて孫と一緒に黒兵衛と散歩。さすがに今日明日くらいは仕事をやめることにして(やることはいっぱいあるのですが)大晦日と新年気分に浸りましょう。部屋の片付けにけりを付けて玄関周りの掃除と新年の飾り付け。庭を少々綺麗にして夕方からビール&酒。途中から紅白歌合戦。N響のベートーヴェンの第九はイマイチ。デュダメル&ウィーン・フィルの新世界交響曲やネトレプコのトスカやデュダメル&LAフィルのスター・ウォーズを聴きながらチャンネルを回して椎名林檎もパフュームも石川さゆりもバッチリ。そのうち長女も現れてワイワイガヤガヤ鴨鍋&出雲土産の年越し蕎麦で新年を迎える。あけましておめでとうございます。

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