ナンヤラカンヤラ
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BOOK
高島俊男『中国の大盗賊 完全版』講談社現代新書
高島俊男『中国の大盗賊 完全版』講談社現代新書
難解読み直しても面白い名著。「大盗賊毛沢東」と習近平まで続く「共産党王朝」がよく理解できます

7月1日(木)
ベッドのなかでの学習もチョット疲れたので竹宮恵子まんが日本史 吾妻鏡』(中公文庫)を読み出す。3回目くらいだが面白い、里中サンの画力に改めて驚嘆。鳥獣戯画以来の日本の漫画文化の凄さにも改めて驚きますね。ベッドから出て黒兵衛と雨のなか散歩。やっと梅雨らしい雨。五月雨を集めて早し排水溝。旧暦では五月雨は梅雨の豪雨だったのですね。ワン。終日デスクワーク。東京オリンピックに反対する会からメール。ザハ・ハディド設計の新国立競技場が建設されようとしたときから運動をしている「神宮外苑と国立競技場を未来に手渡す会」の人々の運動が今も継続しているのですね。http://2020-tokyo.sakura.ne.jp/index.html小生は東京オリンピックの開催に反対しているわけではないですが政府の相当イイカゲンなやり方とIOCの金権主義の高圧的な組織にはウンザリしています。「反対派」の人と「開催運営者」が早くから話し合って上手い落としどころはなかったのでしょうかねぇ?開催延期で1年も「猶予」があったのに今頃何をバタバタとやってるのしょうね?丸川オリパラ担当大臣がボランティアへのワクチン接種が1回しか間に合わないことについて「一次的(一時的?)免疫を」と発言。そんな免疫ってあるのかな?それにしても中国共産党はスゴイですね。「絶対的な権力は絶対に腐敗する」というイギリスの歴史家の言葉がありますが中国がそうなるのはいつ?高島俊男『中国の大盗賊』(講談社現代新書)の毛沢東の章はメッチャ面白いので読み直しましょう。中国の歴代王朝はすべて盗賊が創ったんですね。

7月2日(金)
ベッドのなかでの学習再開。『現代スポーツ評論44オリンピックの価値を問う』の奈良女子大学石坂友司准教授の論文『東京オリンピックは理念なき大会か』という文章を熟読。そう言えば今大会のキャッチフレーズに「スポーツには世界と未来を変える力がある」という言葉も使われていましたね。「世界」と謳ったところがいかにも広告コピー的な空疎さを感じますが「スポーツで日本の社会と未来を変える」というのはJリーグが唱えて一定の意味がありましたね。それまで学校教育や企業宣伝のための体育や興行だったのがスポーツ(サッカー)のためのスポーツ(サッカー組織)を打ち出しましたからね。川淵三郎初代チェマンは「Jリーグは社会革命」と何度も口にしてその内容も伴っていました。はたして東京五輪は?《オリンピックを通じて社会を変え得る仕組みが作れればそれが持ちうる「象徴的な権力」はまだ十分利用価値がある》たしかに体育からスポーツへの転換が(言葉の上では)進みスポーツ庁もできましたからね。あとはどう機能させるか…ですがそれには次はマスメディアのスポーツ支配を変える必要があるはずですがその声は小さいですね。ワン。土砂降りの雨のなか黒兵衛と散歩。雲古が済むとサッサと帰宅。ワン。終日デスクワーク。『スポーツゴジラ』の新企画「理想のオリンピック」の原稿を1日がかりでウンウン唸りながら執筆。物書きの仕事を始めたころ某編集者に「400字原稿用紙1枚書くのに1時間かな」と言われたが今日は7枚書くのに7時間(途中昼休み1時間で合計8時間)。「IOCの解体の必要性」を書いた原稿としてはマァそのくらいの時間はかかりますね。締め切りはまだなので明日読み直して推敲してから送稿することにして『チコちゃん』見ながらビール&晩飯&酒。円周率の話は面白かったけどスーパーコンピュータの話もしてほしかったなぁ。明日は1回目のワクチン接種のため風呂入っやあとの酒は缶ビール350cc1本にしてベッドへ。

BOOK
小笠原博毅+山本敦久『やっぱりいらない東京オリンピック』岩波ブックレット
小笠原博毅+山本敦久『やっぱりいらない東京オリンピック』岩波ブックレット
東京五輪2020は反対派の本の方が圧倒的に優れてますね

7月3日(土)
ベッドのなかで小笠原博毅&山本敦久『やっぱりいらない東京オリンピック』(岩波ブックレット)再読。やっぱり最大の問題点はメディア(ジャーナリズム企業)が自ら協力金を出してオフィシャル・スポンサー(オフィシャル・パートナー)になったことですね。これはやっぱりジャーナリズムの自殺行為であることを認めなければダメですね。そして日本のスポーツ・ジャーナリズムを正すキッカケにしないと…ワン。土砂降りの雨のなか黒兵衛と散歩。昨夜来の激しい雨に少々恐怖感も感じるほど。散歩から帰ってきて昼飯時のニュースで熱海の酷い土石流を知る。線状降雨帯は恐ろしいですね。午後から鎌倉市のタクシー・クーポンを使ってヨメハンと一緒に鎌倉武道館へファイザー社のコロナワクチンの集団接種を受けに行く。市の職員の人の案内で整然と進んであっと言う間にオシマイ。痛みもまったくなく違和感もなく(鈍いだけかな?)30分間本を読みながら待機して帰宅。ヨメハンは腕に少々痛みが…と言っていたがさしたる問題はなく昨日書いた『スポーツゴジラ』の原稿を推敲してメール送稿のあと『ブラタモリ』を見ながらビール&日本酒&晩飯。ワクチンを打たれた小生はまったく問題がなかったけど市の職員の方などタイヘンですね。2度目は五輪期間中だけど首都圏1都3県の感染者は漸増して大五派とも言われるなか医療関係者の方々は大丈夫かな?五輪をなぜ開催する(招致した)のかを3・11以前に遡って考えればソレは「体育からスポーツへの転換」であり「スポーツ庁の創設」であり「スポーツ産業の振興」だから既に目的のほとんどは達成しておりアトはお祭りとしてのイベントだけ。ならば祇園祭はイベント中止なのに五輪は開催というのも京都人には理解できないですね。

BOOK
沼正三+石ノ森章太郎『家畜人ヤプー悪夢の日本史編』辰巳出版
沼正三+石ノ森章太郎『家畜人ヤプー悪夢の日本史編』辰巳出版
漫画が先で原作の小説は後でしたけど石ノ森氏の解説の多い漫画がよくできてますね
石ノ森章太郎『古事記―マンガ日本の古典(1)』中公文庫
石ノ森章太郎『古事記―マンガ日本の古典(1)』中公文庫
同じ漫画家で読むとしたのさ句ヒントのつながりを感じますね

7月4日(日)
ベッドのなかでの学習をいったん中止。石ノ森章太郎『まんが日本の歴史 古事記』(中公文庫)を楽しむ。コレは同じ漫画家が描いた『家畜人ヤプー』(沼正三・原作/都市出版社)に通じるところがありますね。ワン。土砂降りの雨のなか黒兵衛と散歩。雲古を出すとソソクサと帰宅。そう言えば夜来鎌倉市の防災放送が響いていた。午前2時に避難指示と言われても誰もどーすることもできませんね。チョットそのあたりお上にも考えてもらわねば。ワン。昨日の熱海の土石流はどうも人災らしいですね。何年か前の広島での豪雨災害も宅地造成開発の末の人災だったのと同じかな?最近の日本は自然災害よりも人災の報が怖いですね。五輪の人災は大丈夫かな?ワン。終日いろいろデスクワークのあと夕方から中学高校時代の朋友5人が集まってZOOM呑み会。毎年1回集まってやっていたのが昨年のコロナ直前の会は小生に突然仕事が入って小生がパス。ZOOMとは言え2年ぶりの気の置けない仲間との集まりはやっぱり楽しいですね。フィールズ賞を逃した数学者とノーベル化学賞を逃した学者と元コンピュータ研究所所長と元経営コンサルタントとしがない物書きの集まり。30代の時に某雑誌の同窓生交歓に出てアトで豪華本が出版されたけど誰もソノ本を買わなかったという見事な奴ら。まさか70歳近くになるまで付き合い続けるのもなかなか乙なモノですね。イロイロワイワイ話して500cc黒ラベル3本とオツマミで3時間楽しんでベッドへ。

Blu-ray
『新・映像の世紀第4集 世界は秘密と嘘に覆われた冷戦』
『新・映像の世紀第4集 世界は秘密と嘘に覆われた冷戦』
そうか。エジソンやフォードやリンドバーグもナチス支持だったのか…
BOOK
手塚治虫『火の鳥1黎明編』角川文庫
手塚治虫『火の鳥1黎明編』角川文庫
文庫で読んでも素晴らしい。文庫ならではの特典も沢山あります

7月5日(月)
ベッドのなかで石ノ森章太郎『古事記』読了すると手塚治虫の『火の鳥@黎明編』を読み直したくなり本棚にあった角川文庫を引っ張り出し読み始める。『古事記』が換骨奪胎されてイザナギやヒミコやスサノオやサルタヒコやアメノウズメやニニギなどが活躍。久し振りに半分読み直したけど手塚治虫はやはり天才ですね。ワン。ベッドから出て雨のなか黒兵衛と散歩。けっこう強い雨で古いレインコートがボロボロ。2002年の日韓W杯で手に入れた日本代表応援グッズだから仕方ないか。あらゆるモノに寿命はありますね。ワン。終日デスクワーク。いろいろ準備して夕方からは『ニューズ・オプエド』。今日のゲストは神戸大感染症医師の岩田健太郎氏と成城大社会イノベーション学部教授の山本敦久さんとジャーナリストの木村元彦氏。テーマはもちろんコロナ禍での東京五輪の問題点だが木村氏にはサッカーW杯予選で来日したミャンマーのピエンアンアウリ選手の難民申請を支援する会が発足したことも報告してもらう。「日本ビルマ救援センター」で検索すればいろいろ情報がわかります。岩田先生は五輪に賛成でも反対でもないが感染者数が何人になれば中止するという基準が存在しないのが最悪のうえイベルメクチンは新型コロナに対するデータが皆無なので使用していないとのこと。山本先生はオリンピックは公共事業でなくIOCのスポーツイベントという視点から開催に反対。木村氏も小中学校の運動会を中止して五輪観戦を奨める政策を大批判。濃密な1時間でした。番組のあとは録画しておいた大相撲を見て(貴景勝は大丈夫かな?白鵬は今日も薄氷を踏む思い?)晩飯食いながら『新映像の世紀第4集世界は秘密と嘘に覆われた冷戦』を見る。ナチスの科学者を米ソで奪い合ってのロケットと核開発。KGBとCIAの秘密工作からアメリカの支援でビン・ラディンが生み出されるまでの現代史。コレは相当に濃い内容でした。高校生以上の若者にはオリンピックよりもコレを見てほしいなあ。

7月6日(火)
ベッドのなかで手塚治虫『火の鳥@黎明編』読了。10度目以上の再読だけどやっぱり凄かった。手塚治虫に国民栄誉賞が与えられてないことで同賞はその価値をかなり落としてますね。ワン。黒兵衛と散歩の前に東京新聞に目を通すと昨日電話取材に応じた小生の大谷翔平に対するコメントが載っていた。メジャーの野球などを全然知らない人にも解るように大谷の凄さを別のモノにたとえてほしいと言われたので彼のメジャーでの活躍はアカデミー賞とトニー賞の最優秀主演男優賞を同時受賞してグラミー賞の最優秀アルバム賞も同時受賞するようなモノと答えた。イチローはアカデミー賞助演男優賞の受賞で松井は助演男優賞ノミネートかな。それも凄いことですけど大谷は破格ですね。朝日新聞からも電話がかかってきたけど小生のコメントは載っていなかった。ボツかなと思ったら朝日デジタルに載っていた。「打者か投手に戦したほうがイイと言う人もいるけど大谷は記録よりも記憶に残る選手」興味のある方は読んで下さい。ワン。雨のなかを黒兵衛と散歩。熱海土石流の被害者の方々のことを思うとこの程度の雨にウンザリしても仕方ないですよね。ワン。終日デスクワーク。晩飯時にTVのニュースで東京五輪選手団の結団式と激励式が放送されていた。そこで盛んに口にされた言葉が「スポーツの力」。「スポーツの力とはどんな力か?」というテーマで一冊の本が書けそうですね。「スポーツの力」は確かに「個人の人生を生きる意欲が湧いてくる力」も備えてますが「ヒトラーや習近平を支持する力」も「衆院選で自民党を優位にする(敗退させる)力」も持っていると言えるかもしれませんからね…とあまり深く考えずに書いたら同時に「それらは本当に[スポーツの力]と呼べるのか?]という疑問が湧き出してきた。ヨシ。『オプエド』でコレをテーマに取りあげよう!山本敦久先生!よろしくお願いします。

7月7日(水)
『古事記』『火の鳥』と読み進めたからには『日本書紀』にも手を出さないと…とも思って岩波文庫を持ち込むがサスガにベッドのなかではハードで『まんがで読破日本書紀』(イーストプレス)に変更。『ゴルゴ13』に出てくるようなキャラの天皇たち。まぁエエか。ワン。曇天の低い雲の下黒兵衛と散歩。そー言えば現在も東京新聞で島田雅彦さんの連載小説『パンとサーカス』が続いてる。東京五輪にぶつけて『パンとサーカス』。ナルホド。しかし新聞小説というのは毎日きちんと読み続けないといけないので困ったものだ。早く単行本にしてください。《人は一人になった瞬間集団の狂気に対する批評が生まれる》とは確か彼がどこかに書いていた言葉。「戦争状態になれば人は飢餓に耐えられる」と言ったのは確か毛沢東。オリンピックというサーカスは疑似戦争かな?ワン。朝から大谷のピッチングに酔う。見事な勝利投手。2死満塁では三振してしまったけどアノ場面で打ってたらヤリスギですね。昨日本欄に書いたアカデミー賞とトニー賞とグラミー賞にエミー賞まで食えなきゃなりますよね(^o^)終日デスクワーク。『プレジデント』の「オリンピック本10冊」の校正をしたり週末締め切り原稿の構成を考えたり。大相撲は白鵬がまた薄氷相撲。しかし負けないなぁ。風呂のあとベッドへジュリア・カジェ著『なぜネット社会ほど権力の暴走を招くのか』(徳間書店)を持ち込み読み始める。5年くらい前に出た本だけど送られてきて何故か読んでいなった(>_<)。なんでかな?メディアに関する本は読んでおかなければなりませんよね。

BOOK
ジュリア・カジェ『なぜネット社会ほど権力の暴走を招くのか』徳間書店
ジュリア・カジェ『なぜネット社会ほど権力の暴走を招くのか』徳間書店
ピケティ絶賛らしいけど…そりゃヨメハンの仕事なら誉めるわなあ

7月8日(木)
ベッドのなかで『なぜネット社会ほど権力の暴走を招くのか』読み続ける。誰もが情報や意見を発信できるなかでそれを集約して一つのパワーにできるのは「愛」でも「知性」でも「ジャーナリズム」でもなく「権力」なワケですね。そう言えば最近のジャーナリストを自称する人たちは権力のスポークスマンが増えましたね…と思うのは私だけでしょうか?ワン。曇天のわずかなミストのなか黒兵衛と散歩。犬は気楽でいいなぁ。と思って黒い身体を見つめていたら突然走り出したので慌ててリードを引く。少し離れた場所で猫が横切ったのだ。猫のほうが気楽…いや気ままに生きてますね。終日いろいろデスクワーク。IOCバッハ会長が来日。笑顔で自動車から手を振っている。この人は猫よりも気楽なのかな?正代はどうした?白鵬は強いなぁ…と大相撲を少し見たあとテレビ局の回してくれたタクシーに乗って東京お台場フジテレビへ。BSフジ『プライムニュース』にスタジオ生出演。一緒に出演は自民党武見敬三参院議員と政治ジャーナリストの田崎史郎氏。放送中に東京五輪五者協議が開催されて首都圏での五輪競技の無観客が決まる。無観客と言っても「関係者」は入れるわけで小生にも取材記事を書くうえで某メディアから入場券を与えてもらえることになっている。メディアは多くのチケットを手に入れてるはずだから田崎さんも(司会の)反町さんも競技会場に入れますよね…と言ったら御両人とも自分には回ってこないとか。小生の入場券は無観客でも使えるのかな?小生は無観客開催の現場を取材したいだけで競技は別に興味ないけど…メディアも「関係者」として手に入れた入場券を取材だけでなく営業等にも使うわけで「入場券を無にされた人々の無観客の側」に立ってるわけじゃないのでソノ事実を(人数)とか発表すべきですね。最後にどんな大会に…?と聞かれたので某建築家に聞いた話として「良い建物とはアレを造ったのは俺だと言う人の多い建築」という話をする。設計者から施工者から大工さんから左官さんから資材運びの人までがアレを造ったのは俺だ自慢できる建物…のように東京オリンピックと俺は関わった…俺は見た…と自慢する人が現れる大会になるかどうか…既に多くのボランティアの方々は去ってますね…。最後に「提言」を求められたので「中止も視野に入れて国別メダル獲得数はNGに」とボードに書く。アスリートの準備条件が不平等のなかで行われる大会でモトモトIOC憲章で五輪は国家間の闘いではないと規定されているわけですからメディアは国別メダル数の掲載をやめるべきですね。IOCは五輪を盛りあげるうえで国の闘いを(裏で)煽るのでしょうけどね。番組終了後武見氏に古代ギリシアのオリンピアの祭典は戦争を止めるためのうえに感染病に打ち克つためという意味があったことを教えてあげる。「菅さんも今日の記者会見の冒頭にそういう話をすりゃイイのに教えてあげる人はいないのかな」小生が傍にいても教えてあげなかったでしょうけどね。反町さんには五輪の商業主義が始まったのは1984年のロス大会からと番組中に言われたのは間違ってないけどその大会は税金を1セントも使わず成功したのにソノやり方を全てIOCが奪って商業化の拡大と大会の肥大化が進んだ…と説明してクルマで帰宅。途中コンビニに寄ってもらってビール買って飲みながら…疲れを癒して…。

BOOK
エルモア・レナード『オンブレ』新潮文庫
エルモア・レナード『オンブレ』新潮文庫

7月9日(金)
朝ベッドで『何故ネット社会ほど権力の暴走を招くのか』読み続ける。《メディアは他の分野の企業とは異なり公共財の提供を第一の目的とする企業である。"公共財の提供"とは利益の最大化や株主への配当金の支払いを意味するのではなく民主的な議論に欠くことできない質が高く自由で独立した情報の提供を指している。少なくともメディアは他の分野の企業のようになってはならない。なぜならそうなってしまったら多く場合情報が犠牲にされてしまうからだ》あまりにも当然のことですけど日本では守られていませんね。メディアは野球チームを所有したりスポーツイベントを主催したりオリンピックのオフィシャルパートナーになったりしてはいけないのですね。ワン。黒兵衛と散歩のあと終日デスクワーク。夕方文化放送『斉藤一美のニュースワイドSAKIDORI』電話出演。東京五輪について話す。世界平和のための世界の人々の交流という大義が失われてただのスポーツイベントに成り下がってしまったオリンピックは世界選手権やW杯よりも注目する価値がなくなったという話をする。大相撲は白鵬と照ノ富士を倒す力士が出てきてほしいですね。フジテレビからメールで昨日出演した『プライムニュース』のなかの一部をその30分前の今日の番組『プライム・オンラインTODAY』で使わせてほしいとのことで了解。番組を見てみると小生の発言の結構キモの部分「過度に商業化して大義を失ったオリンピックは既にオワコンになったと言えるかも…」といった部分が使われていた。晩飯後映画劇場は西部劇『太陽の中の対決』。ダサイタイトルだけどポール・ニューマン主演でアパッチに育てられた白人の男がインディアンから白人の人生に戻るなかで駅馬車で旅する間に遭遇する事件を描いた話。なかなか面白い筋書でマイケル・サンデルの投げかけるような難題(大事なカネを支払わねば人質が殺されるとき貴方ならどーする?的な難題)にニューマンはどこまでも冷徹に対処する。会話がえらく文学的で見ているうちに…あ…これ…読んだことがあると気付く。村上春樹の翻訳ということで買って読んだハードボイルド作家エルモア・レナードの『オンブレ』が原作。Hombre(オンブレ)とはスペイン語の「男(人間)」。原作を読み返したくなったのは映画の力?

BOOK
山口尚『日本哲学の最前線』講談社現代新書
山口尚『日本哲学の最前線』講談社現代新書
日本の若き知性に触れましょう!

7月10日(土)
ジュリア・カジェ『なぜネット社会ほど権力の暴走を招くのか』ベッドのなかで読了。本のタイトルになってる命題が深められずにメディアの危機問題ばかりが書かれていて少々期待外れ。原題は『Sauver les medias(メディアを救え)』日本語のタイトルと中味が離れすぎてただけ期待が外れましたね。ワン。黒兵衛と散歩。フランスから一時帰国しているお隣さんが庭作業をしていたので「ボンジュール」と挨拶。「オトトイノてれびヨカッタ」と言われたので「メルシー」と返す。今日も終日デスクワーク。NHK『視点論点』の自分で喋る原稿を考える。が上手く纏まらず。締め切りに迫られないと書けないんですよねえ…何故か…トホホ…と思ってイライラしてると講談社から今月発売の現代新書が3冊届く。どれも興味深いものばかり!!筒井康隆大先生の『活劇映画と家族』は活劇映画(フィルムノワールのギャング映画や任侠映画や西部劇など)に描かれた「疑似家族」を論じたモノらしい。『白熱』『血まみれギャングママ』『前科者』…など小生の知らない面白そうな映画のタイトルが並んでる。すぐに読み始めます。山口尚『日本哲学の最前線』は日本の若き哲学者たち6人の考えていること(思想)を解説。絶対読まねば。クーリエ・ジャポン編『変貌する未来 世界企業14社の次期戦略』はフェイスブックのザッカーバーグやamazonのベゾスやアップルのクックやスペースXのマスクやNetflixのヘイスティングスへのインタヴューやTSMCのモリス・チャンやアリババのジャック・マー&ダニエル・チャンのリポート記事を集めた一冊。こーゆーなかに日本の企業や企業人は選ばれなくなったのですね…と思いながら読まねば。TBS『報道特集』はオリパラ組織委の杜撰なカネの使い方を内部告発。他のメディアは何故後追いしない?金平キャスターは丸川五輪担当相の記者会見で手を挙げていても当ててもらえなくなりましたね。他の記者も助けようとしない。同じジャーナリストが差別されてるのを憤らないのかな?あ。他の記者はオフィシャル・パートナーのメディア企業の社員つまり広報官でジャーナリストではないのですね。

CD
『ドヴォルザーク:新世界交響曲』
『ドヴォルザーク:新世界交響曲』
レナード・バーンスタイン指揮ニューヨーク・フィルハーモニック。小生が小学5年で初めって買ったクラシックがコレの30pLPレコードでした
BOOK
横山光輝『新平家物語(上)まんが日本の古典10』中公文庫
横山光輝『新平家物語(上)まんが日本の古典10』中公文庫
馬が小さく描かれてます。昔の日本馬は小さかったのですね

7月11日(日)
ベッドのなかで横山光輝の『まんが日本史平家物語(上)』読み出す。4度目くらいかな。横山光輝先生の絵は小学生の時に『少年サンデー』で毎週読んだ『伊賀の影丸』以来のお付き合い。長いなぁ。小生は『鉄人28号』よりも断然『影丸』のほうが好きでしたね。その後『三国志』までの長いお付き合いは手塚治虫氏と争うかな。ワン。ベッドを出て黒兵衛と散歩。暑い。梅雨が明けたのかと思わせる真夏の暑さ。首都圏の五輪が無観客になったのはむしろ熱中症対策として有効だったかも。ワン。終日デスクワーク。溜まっていたメールへの返事に時間を取られる。講演会もハイブリッド方式(少人数会場+リモート)で復活の兆し。明日の『ニューズ・オプエド』は春日良一さんと小林信也さんを迎えて「どーなる?どーする?東京五輪」。五輪の「美しい理念」とIOCの「少々見苦しい欺瞞性」も話し合いたいですね。そー言えば新宿で「バッハは帰れ!」というプラカードで抗議していた人がいましたね。安倍総理はどっかの雑誌で「五輪の反対している人は反日」と言ったとか。それって「反自民」「反政府」の間違いでしょ。夕方から久し振りに『鮨処もり山』さんへ。フランス帰りの隣人夫婦の2週間自宅隔離が終わったので御一緒に。バッハ会長の隔離は3日で終わったのかな?帰宅後クラシック音楽館でバーンスタインの札幌第1回PMFのリハーサルを久し振りに見る。コレに行く予定が直前に別の仕事が入ってバーンスタイに会う機会を逃しました。小学5年の時に彼がNYフィルを指揮した『新世界交響曲』を初めて買って以来のお付き合いだったのに…。小学生からのお付き合いは結構多いですね。

BOOK
横山光輝『新平家物語(中)まんが日本の古典11』中公文庫
横山光輝『新平家物語(中)まんが日本の古典11』中公文庫
馬は小さいですが合戦の迫力は大きいです

7月12日(月)
横山光輝『平家物語』上巻読了。中巻へ。山門(延暦)と寺門(園城)と平氏の関係が改めてよくわかります。ワン。ベッドを出て黒兵衛と散歩。梅雨が明けたのかと思わせる暑さ。しゃーないですね。夏だから。五輪招致時の招致委の文書には「日本で最もスポーツに向いてる季節」なんてウソを書いてたけど「アンダーコントロール」と一緒でやっぱりウソはいけませんね。ワン。終日デスクワーク。午後から『オプエド』スタッフや上杉隆社主と五輪期間中の『オプエド』連日放送について打ち合わせ。開会式連休(22〜25日)明けから土日と28日を除いて連日出演を確認。ハイ。『オプエド』は五輪期間中ゲームの勝敗ではなく五輪の意義を考え直す番組を連日放送するつもりです。夕方から『ニューズ・オプエド』アンカー出演。今日のゲストは五輪IOC原理主義者(笑)の春日良一さんとスポーツ原理主義者(笑)の小林信也さん。小林さんは橋本聖子組織委会長へのインタヴューを済ませたあと放送開始にギリギリ間に合って出演。アスリートというのは「静かに」ゲームに臨むものと言う橋本会長言葉を受けて今回の無観客五輪&盛りあげない五輪がスポーツの本質に気付くきっかけになればいいと小林さん。IOCバッハ会長は広島へ何しに行くねん?ノーベル平和賞がほしいから?との小生の疑問に春日さんはそういう言い方は「残念で淋しい。平和を訴えるのが五輪の使命だから…」原理&理念はわかるんですが金儲けの株式会社も沢山ありますね…ということで五輪期間中にもそーゆー話題を続けようということで番組終了。晩飯食べながらサッカーU23ホンジュラス戦。吉田が1点先制したところで録画しておいた『新・映像の世紀第5集若者の反乱が世界に連鎖した』にチェンジ。60年代後半の若者パワー。ビートルズやミック・ジャガーの反戦でも支援や参加は驚かないけど病気が発病する前の学生スティーヴン・ホーキングがデモに参加していたのにはチョイと驚きましたね。60年代の(今とはまるで異なる)若者パワーを見たあとサッカーに戻すと後半20分から。2-1から1点返されたあとダメ押しの1点を獲得。いいチームになりましたね。

7月13日(火)
大谷のホームラン競争はメッチャ素晴らしかったですねえ。スター性を備えている選手は全てが違いますね。

7月13日(火)つづき
朝ベッドのなかで横山光輝『平家物語』中巻読了。この漫画に登場する馬は昔の日本馬だから小さく描かれてるのですね。現代の時代劇ドラマや黒澤明の映画の登場する馬はアラブ馬ですからチョイと大きすぎるのですね。日本馬が消えてしまったから仕方ないけど。ベッドから出て黒兵衛と散歩。帰宅後ビデオに入れておいたMLBオールスター戦のホームラン競争を見る。大谷は2度の延長性に疲れ切った表情でソトの前に1回戦敗退。しかし見事にスター性を発揮しましたね。終日デスクワーク。気合いを入れてNHK『視点・論点』の原稿を執筆。『東京五輪開催の本当の意義(仮)』現在蔵出しコラム・スポーツ編にアップしている原稿を軸にして東京五輪を招致開催した最初の(本当の)意義を一人語りのシナリオにする。自分で声に出して読んで見て何度も修正。これでいいかな…とメール送稿するときは夕方になって大相撲見られず。ふううー。まぁシャーナイですね。仕事ですから。ビール呑みながらビデオに入れた大谷以後のMLBオールスター戦ホームラン競争を楽しむ。優勝は予想通りアロンゾでしたね。《ベースボールは子供の心のまま大人になることを許されたスポーツ》とは確かアメリカの作家フィリップ・ロスの言葉だったけどメジャーのホームラン競争を見ているとまさにそんな感じですね。五輪もそんなスポーツ大会にすべきなのでしょうが…。

BOOK
横山光輝『新平家物語(下)まんが日本の古典12』中公文庫
横山光輝『新平家物語(下)まんが日本の古典12』中公文庫
子供用としては満点ですが大人としては平家が滅びたあとの建礼門院の様子をもう少し…

7月14日(水)
MLBオールスター戦で大谷にはホームランとは言わないけどヒットを期待したけど2打数無安打。初打席はヒット性の打球だったけどマァしゃーないですね。投手として1イニングを3者凡退に切り取っただけでも見事ですね。いや二刀流出場だけでブラーヴォ!ですね。

7月14日(水)つづき
ベッドのなかで横山光輝『平家物語』下巻読了。関係ないことかもしれませんが昔吉本新喜劇が『平家物語』を舞台にしたそうです。ただし「へいけものがたり」ではなく「ひらやものがたり」。貧しい平家(ひらや)に暮らす家族を源(みなもと)さんが追い出す話。いろいろやらはりまんなぁ。ベッドから出てMLBオールスター戦で大谷の活躍を堪能。野球を思い切り楽しんでる人の姿は美しいですね。オリンピックは思い切りスポーツをやろうとせずにオリンピックという政治をやろうとしているからダメなんですね。ワン。黒兵衛と散歩。蝉の声が喧しく響くようになった。梅雨も終わりかな。ワン。イロイロ準備して簡単な昼食のあと東海道線+宇都宮線でさいたま新都心へ。駅近くのホテルで30人くらいの聴衆+オンラインで税理士さんなどの集まり関東信越ミロク会計人会の皆さん相手に講演会。テーマは「2021年東京オリンピックの意義−なぜ日本のスポーツ界は東京五輪の招致開催にこだわったのか?」質疑応答も入れてたっぷり2時間近く。久し振りの講演を頑張る。終わったあと御礼の言葉を述べて下さった方が「こういう講演会は必ずある自慢話がまったくなくスポーツとオリンピックの素晴らしい話をありがとうございました…」と言ってくださったのは自分では気付かなかったけど嬉しかった。チョイと疲れて帰りの電車に乗り込んで缶ビールを買うのを忘れたことに気付く(>_<)コロナ以後はグリーン車でのアルコール類の車中販売がなくなったので仕方なく1時間15分不貞寝しながら帰宅。家に着いた瞬間思い切りビールを飲んで疲れを癒してフロ&ネル。

BOOK
さいとう・たかを『太平記(上)まんが日本の古典18』中公文庫
さいとう・たかを『太平記(上)まんが日本の古典18』中公文庫
いやあ…以前は戦記物は平家が一番と思ってましたが太平記も面白いですね

7月15日(木)
ベッドのなかで『まんが日本史太平記(上)』再々々読かな。後醍醐天皇のベッドシーンや楠木正成の大活躍。面白い。劇画はさいとうたかをさん。一度相撲の座談会で御一緒しましたがあんな温和しい方がゴルゴ13の作者だとは思えませんね。ベッドから出てRKB毎日放送『インサイト・カルチャー』ZOOM出演。大谷翔平について話す。彼の凄さは何か?ひとことで言うと野球をやってるんですね。他には何もない。金銭欲も名誉欲も何もナイのでしょう。打って走って投げて滑って…思いきり野球をやる。だから誰もが心を揺さぶられるんね。だから誰もに好かれるんですね。世界平和だのスポーツの力だのイロイロゴタクを並べて結局は金儲け…と思われてるIOCとエライ違いですね。ワン。ラジオを終えて蝉時雨のなか黒兵衛と散歩。梅雨は明けたかな。ワン。終日デスクワーク。『ZAITEN』の連載「今月のスポーツ批評」でも大谷翔平選手のことを書く。オリンピックの記事ばかり書いていた(それも批判的な記事ばかり)よりも書いていても気持ちイイですね。夕方6時から再びRKB毎日放送のZOOMに入室。『RKBエキサイトホークス〜Be Colorful.Spice』MCは朝の『インサイト・カルチャー』と同じ櫻井浩二さん。アシスタントの上杉あずささんは自ら野球経験があって現在も草野球クラブの運営に携わっているとか。ホークスの実況がない日の特番でナント2時間!パソコンのZOOMの前で『スポーツとお金を考える!』というテーマで「オリンピックとお金」や「スポーツマンの長者番付」や「草野球の運営にかかるお金」などなどお金にまつわる音楽を流したりリスナーからの質問に答えたり…イロイロ話をする。楽しい2時間でした。番組を終えてビール&晩飯&フロ&ネル。新型コロナ東京の感染者は1308人。明日IOCバッハ会長は広島へ。どんな平和のメッセージを発するのか知らないが現在の状況で日本人や世界の人々の心に響く言葉を発するのは相当に困難なことだとわかってるのかな?オリンピックが世界平和に寄与してるなんて誰も信じていないのでは?

BOOK
さいとう・たかを『太平記(中)まんが日本の古典19』中公文庫
さいとう・たかを『太平記(中)まんが日本の古典19』中公文庫
ゴルゴ13版太平記も面白いけど原典を読み直したくなりました

7月16日(金)
さいとうたかを『太平記』上巻ベッドのなかで読了。中巻へ。楠木正成や新田義貞が大活躍。足利高氏がワルに描かれてるのも解りやすくてイイですね。ヴェルディのオペラ『オテッロ(オセロー)』のイヤーゴが完全なワルに描かれてるの同じでソコまでワルに描かれるとメッチャ魅力的になりますからね。ワン。蝉時雨と梅雨明け猛暑のなか黒兵衛と散歩。もう10歳になる老犬のくせに元気。まぁ元気なことは良いことですね。ワン。散歩を終えて今年初の朝の水風呂。気持ちイイー。水風呂の後の熱いコーヒーが美味い。コーヒー飲みながら仕事開始。NHK『視点論点』の原稿を話しやすいように何度も書き換える。一人で10分話すのに舌がもつれる。菅総理を笑えないですな。話の中身では自信ありますが…。午後からバッハIOC会長の記者会見。原爆資料館を見てショックを受けたのは事実でしょうけどオリンピックで世界平和を本気で実現しようとしてるんでしょうかねえ?ならば自分のできることから…オリンピックで国旗掲揚と国歌吹奏をやめれば?中国のウイグル問題やBlack Lives Matterの活動はどうするのかな?夕方共同通信から電話取材&京都新聞からZOOMによるインタヴュー。バッハの広島訪問やオリンピック&パラリンピックについて。イロイロ話す。1964年のパラリンピック開会式が代々木の織田フィールドで500人くらいの参加者と千人くらいの観客で皇太子ご夫妻を迎えて行われたことやソノ会場には近所の神宮球場で行われていた早慶戦の大歓声や国立競技場で行われていた創価学会文化祭の大歓声が聞こえていた…なんてことはマスコミ関係者も(菅総理も?)知らない人が多いんですよね。NHKの原稿を書きあげて『チコちゃん』見ながら晩飯。あ。オールスター戦を忘れてしまった(>_<)コレはプロ野球が大好きなった小学2年生頃以来初めての出来事ではないだろうか…。ムムムムムムムム…この不覚はどう考えれば良いのか…嗚呼。

7月17日(土)
さいとうたかを『太平記』中巻読み進む。明らかにゴルゴ13の迫力ですね。途中何カ所か原文七五調の「東下り」の場面などの文章がそのまま引用されていて原文を読み直したくなったですね。コレも漫画入門の効用?ワン。ギンギラギンの真夏の太陽の下黒兵衛と散歩。汗だくの身体は水風呂で流してデスクワーク。NHK『視点論点』の原稿を何度も書き直したり『サンデー毎日』の校正をしたり…夕方大相撲で白鵬の横綱らしくない取り口にウンザリする。午後6時から京都の母校洛星高校の有志の会「四条烏丸会」に招かれて多くの後輩たち約50名とZOOMでビール呑みながら3時間以上ワイワイガヤガヤ。元Bリーグチェアマンの大河君や以前大阪で一緒に仕事した後輩もいたりして楽しい一時を過ごす。ネット呑み会も悪くないですね。

BOOK
さいとう・たかを『太平記(下)まんが日本の古典20』中公文庫
さいとう・たかを『太平記(下)まんが日本の古典20』中公文庫
漫画を読んで原作を読みたくならせるのは、さいとう・たかをさんの力ですね

7月18日(日)
さいとう・たかを『太平記』中巻読了。下巻へ。楠木正成・正行父子櫻井の別れから湊川合戦へ。かつては太平記が平家物語よりも人気が上だった理由もわかる気がしますね。ワン。猛暑のなか黒兵衛と散歩。小生は意外と夏の猛暑やギラギラの太陽が気にならない。夏にネクタイして背広着て仕事というのはイヤだけどTシャツ1枚と短パン姿なら夏の暑さは好きですね。子供頃もギラギラの太陽の下で誰もいない建仁寺の塀に向かって一人でキャッチボールしてましたから。ワン。それに太陽の下で汗かいた後の水風呂は最高ですね。その後髭剃って昨日書いた原稿を再度チェックして簡単な昼食のあと迎えのクルマに乗って東京渋谷NHKへ。『視点論点』のVTR録り。カメラに向かって10分間の一人語り。この番組の出演は確か3回目だけど一人で喋るのは難しい。歳取ると舌の動きも滑らかでなくなる。歳とは関係なく過去もテイク8くらいやっていた。途中大きくミスると一からやり直しですからね。今回のテーマは『東京五輪開催の意義』。1回目冒頭2分くらいを練習の後本番。最後もで話すには話したけど11分くらいかかってしまったのでスタッフの方と話し合って原稿の一部をカット。そして2度目の本番は途中でミス。3度目もミス。舌が回らなくてやり直し。ふうううっと息を履いて水を飲んで原稿をめくる指サックをつけ治して目の前のカメラを見て(手元の原稿がカメラの前に映し出されます)4度目の本番。最後まで到達するもまだ少々時間オーバーで再度原稿をカット。TAKE5でようやくOKが出てフウウウウウ−っと溜息。東京五輪の1年延期が決まる前から話し合っていた企画が1年越しに完成!冷房の入ったスタジオだけど冷や汗をかきながらI've gotten!放送スケジュール(東京五輪開幕直前)は「最近のしごと」の「テレビ、ラジオ、講演…」欄に書いてありますので興味ある方はどうぞ。文字原稿も近々NHKのホームページ『視点論点』欄にアップされますがスタジオでカットする前の長い原稿は近々本HPで"蔵出し"するつもりです。NHKの用意してくれたタクシーで帰宅。ビール呑みながら大相撲。照ノ富士の顔面を左手で押さえながらの白鵬の右肘でのエルボウスマッシュは反則ですよね。そうでなくても不愉快ですね。相撲(素舞)じゃないですね。

7月19日(月)
朝ベッドでさいとう・たかを『太平記』読了。最後は塩冶判官や高師直など『仮名手本忠臣蔵』の登場人物が活躍するんでした。まぁ『忠臣蔵』が江戸の大名の刃傷事件をのそのまま舞台化するわけにいかないから『太平記』の世界に置き換えたのでしょうけどコンナオモシロイ話は原文で再読しなければ。ワン。ギラギラ太陽の猛暑のなか黒兵衛と散歩。ワン。散歩のあとの水風呂が気持ちイイ。いろいろデスクワークのなか午後から『ニューズ・オプエド』打ち合わせ。トヨタが五輪のTVCMをやめるなど五輪との関わりに距離を置くことにしましたね。コレは大事件ですね。IOCはますます中国とのつながりを強くするかも。南アのサッカーだけでなく7人制ラグビーチームにもコロナ感染者。イギリス陸上チームも!何故組織委はそれを発表しないのでしょうかねえ?感染拡大しても個人情報を守るワケ?そんな阿呆な!組織委は感染を隠したいのかな?夕方『ニューズ・オプエド』ZOOMアンカー出演。今日のゲストは青島健太さんと福島良一さん。酷い東京五輪の感染対策や酷い白鵬の相撲やサッカーが男女にパラ(ブラインドサッカー)も含めて全てユニホームを統一した話題などを取りあげてメインテーマは大谷翔平の素晴らしさ!福島さんの指摘したメジャーの過去にも10人程度しかいない長打数(二塁打数+三塁打数+本塁打数)合計100本超えになるかも…というのは面白い指摘でした。その他面白い指摘満載の楽しい話(オリンピックの話題より爽やかでイイですね)まだ見ることができますからどうぞアクセスしてください。https://op-ed.jp/東京五輪作曲者のイジメ(という以上の弱者虐待事件)は最悪ですね。東京2020はウンザリする事件が最後まで延々と続きましたね…原因はどこにあるのかな?

7月20日(火)
夏はベッドで読む本はヘヴィなものは避けてなるたけライトなものにしたいと思うから漫画とか劇画がイイ。しかし再読できる漫画は少ない。どうするか…と思って寝苦しく目覚めた深夜ベッドから手を伸ばすと筒井康隆『活劇映画と家族』が手に触れた。ヤッタアー!ブワンザーイ!まだ読んでなかった…で読み出すと面白くて止まらない。そのうち眠たくなって寝苦しい夏の夜も健康に睡眠。暑い夜は筒井康隆を読みましょう。ワン。ベッドから出て黒兵衛と散歩。真夏の太陽ギラギラとは言え梅雨の蒸し暑さが消えて気持ち良い。ワン。帰宅して水風呂のあと仕事。東京新聞経済部からトヨタの五輪からの撤退について電話取材を受ける。トヨタやパナソニックにとって五輪はオワコンになったのかも…。きっと中国は喜んでるでしょうけど近い将来肥大化した五輪は民主主義的な運営が不可能になり世界の全体主義化を押し進めるかもしれませんね。冷静には語れない事態ですが…古代ギリシアのオリンポスの祭典はキリスト教によって潰されけど近代五輪は民主主義勢力によって潰したほうが良いかもしれませんね。それにしても東京五輪は不祥事が止まりませんね。組織の人や広告代理店(電通)でCMの仕事をしている人は歴代の五輪の音楽担当や開会式演出がリヒャルト・シュトラウス&ウォルト・ディズニー&古関裕而&ジョン・ウイリアムス&坂本龍一&ジョン・ウイリアムス&タン・ドゥン&チャン・イーモウ&ダニー・ボイル&サイモン・ラトル…といった素晴らしい芸術家たちだったことを知らないのですかね?東京五輪はサブカルとCMの祭典になるのかな?晩飯後テレビ局の迎えのクルマに乗って東京汐留日本テレビへ。春日良一さんと仲良く一緒に(笑)『深層NEWS』スタジオ出演。テーマはもちろん間近に迫った東京五輪。コロナ感染防止の責任者の顔が見えないことと開幕してからも中止する勇気を持ってほしいと語る。一部試合の中止・種目の中止・競技の中止・大会の中止あるいは一部の試合を中止して親善試合にすること…などなど東京五輪のあり方そのものを考えてほしい…等々イロイロ語って局のクルマで帰宅。途中コンビニに寄ってもらってビール購入。夜11時まで呑まずに我慢してから呑むビールは美味い!帰宅すると三枝成彰さんから電話があったとか。番組を見てくださって「開幕後も中止を考えてと言ってくれたのはヨカッタ」とお誉めの言葉。ありがとうございます。

BOOK
筒井康隆『活劇映画と家族』講談社現代新書
筒井康隆『活劇映画と家族』講談社現代新書
読み出したら止まりません。「一家」とか「一味」と呼ばれている集団(疑似家族)の面白さの筒井流大分析!

7月21日(水)
ベッドのなかで筒井康隆『活劇映画と家族』読み進む。映画好きの人と好きな映画の話をしたり映画の話を聞くのは面白い。この本の魅力はそんなところかな。見てない映画のDVDが出てるかどうかamazonで探さなければ。筒井先生が面白いと書いてる映画を観てないのは最悪…というより残念の極みですからね。できれば筒井先生の傑作小説『美藝公』(映画関係者が政治を支配して政治家の政治を大批判する小説)を再読してから筒井先生ご推薦の映画を観たいですね。ワン。黒兵衛と散歩のあと水風呂。気持ちイイ。雪のなかで裸で暴れたあとのサウナの逆か。ワン。女子ソフトボールで五輪競技は幕が開きましたね。観客はいなくてもスポーツは面白いですね。属性は全部取っ払った方がスポーツの純粋性が際立ってイイですね。世界平和も金メダルもオリンピックも全てスポーツにとってはスポーツの本質に人為的につけ加えられた属性に過ぎないことが今回の東京五輪で浮き彫りになりましたね。午後某雑誌記者から電話。東京五輪にまた不祥事。今度は開会式の演出担当者にユダヤ人大虐殺をお笑いのネタに使った過去があることをユダヤ人団体が指摘したとか…。五輪関係者の相次ぐ不祥事は発覚にはもうウンザリですがコレが現在の日本の状況なんですね。悲しいことですね。1964年の東京五輪で汚穢都市と呼ばれた汚い東京が少しは綺麗になったように日本人の差別意識(不祥事で表沙汰になった女性差別意識・障碍者差別意識そして人種差別意識etc)に反省と改善が生じることを五輪のレガシーにしなければ!と祈るほかないですね。夕方から『ニューズ・オプエド』解説者として出演。アンカーは井沢元彦さん。ゲストは本間龍さん。東京五輪はインパール作戦と同じ…と言い続けている本間さんの言葉が生々しく現実味を帯びてきましたね。東京五輪はコロナの感染者や重傷者や死者がどういう数字になったら中止されるんでしょう?1968年のメキシコ五輪は開幕前10日に反政府デモを何百人も機関銃で撃ち殺して開幕に漕ぎつけた事件(トラテロルコの大虐殺)があったし72年のミュンヘン五輪では大会期間中にテロリストがイスラエル選手団を人質に選手村に立て籠もり10人以上の死者を出しても「テロに負けない」という「名目(意志?)」で大会が続けられた。これが五輪の目指す平和なのかな?五輪では常に「西部戦線異状なし!」なんですね。嗚呼!

BOOK
さいとう・たかを『ゴルゴ13 100』リイド社
さいとう・たかを『ゴルゴ13 100』リイド社
沢山楽しませていただきましたが背景描写が凄いですね

7月22日(木)
筒井大先生の映画の本は昨日アッという間に楽しく読み切ってしまったのでベッドのなかでは夏はやっぱりカルイものがイイと手を伸ばしたのは『ゴルゴ13』の文庫本。面白い。ナチスの残党に社会主義国のスパイ。最新のゴルゴ13はどんな世界のシチュエーションになったのかな?しかし今朝は朝7時過ぎにベッドを抜け出して顔洗って食事してZOOMへ。RKB毎日放送『インサイト』早朝版にZOOM出演。東京五輪で注目してる選手としてバドミントンの桃田選手と体操の内村選手をあげて話す。桃田選手はイロイロあって人間的に大きく成長してのオリンピック。その成長ぶりに注目。内村選手は鉄棒1本に絞っての挑戦。体操は不可能に挑戦するのではなく人間にできることを発見する競技との塚原光男氏の言葉を紹介。この言葉はスポーツを見るときのキモですよね。少し休んで8時半からレギュラーの『インサイト・カルチャー』にZOOM出演。イジメ問題で辞任した作曲家の話題をとりあげて東京五輪のプロデューサーは何故開会式にサブカルにばかり注目したのか疑問という話をする。過去の五輪の開会式の音楽担当はリヒャルト・シュトラウス&古関裕而&ジョン・ウイリアムス&坂本龍一&サイモン・ラトル…演出はsuウォルト・ディズニー&チャン・イーモウ&ダニー・ボイル…ですからね。日本の著名なアーティストは反原発の人が多いから使われなかった?あるいは広告代理店のプロデューサーが無知で教養がなかった?ラジオを終えて酷暑のなか黒兵衛と散歩。ワン。帰宅後の水風呂が嬉しい。終日デスクワーク。五輪競技は昨日ソフトボールのオーストラリア戦の一部となでしこジャパンのカナダ戦をTV観戦。今日はソフトのメキシコ戦と男子サッカーの南ア戦を見る。スポーツは面白いですね。しかしオリンピックでなければならない理由はあるのかな?

DVD
『歌舞伎名作撰 歌舞伎十八番の内 暫/外郎売』
『歌舞伎名作撰 歌舞伎十八番の内 暫/外郎売』
五輪開会式は團十郎と初音ミクで…と小生は8年前から行ってましたが少々中途半端でしたね

7月23日(金)
ベッドの中で読む『ゴルゴ13』。面白いんですけど時代的古さも面白さの一因になっているところは辛いかな。いや劇画はそれでいいのでしょう。ワン。ベッドから出て黒兵衛と散歩。酷暑で思い切り汗をかいて水風呂。このパターンが日課になってきた。いろいろデスクワークしていたら五輪組織委の幹部の方から電話。次々と不祥事が続いたことについての説明とお詫び。「IOCには腹の立つことも多いでしょ」と言うと「今は何も喋れないけど大会が終わったらイッパイやりながら話しましょう」。夕方RKB毎日放送TV『タダイマ!』にリモート出演。オリンピックのことをイロイロ話す。事件も山ほどあったけど「今回の五輪が体育からスポーツへの変化」という重要な役割を担っていることに注目してほしいと話す。夜はもちろん五輪開会式。各国選手の民族衣装による入場と天皇陛下の開会宣言は素晴らしかったけどバッハIOC会長と橋本組織委会長の挨拶の長さには辟易。開会式のイベントにはノーコメント。漫画の吹き出しもゲーム音楽もプリント柄のスタッフ・ユニフォームも解説をつけなければ理解できないダンスもトップの不祥事とコロナのなかで皆さん一所懸命やったのですからすべてノーコメント。ドローンはテレビではわかりにくかったのが残念。海老蔵が『暫』の衣裳で登場したので「暫く暫く暫く暫くうううう!」と叫んで五輪を止めるのかと一瞬驚いたけどそんなわけナイですよね。小生がsubculturalでなくもう少しauthenticに…と思ったのは歳のせいでしょうか?

7月24日(土)
『ゴルゴ13』ベッドのなかでリイド社文庫の100号を読んでいたら舞台がチベットの話が出てきた。ゴルゴがチベット側についてパンチェンラマを守りチベット仏教を弾圧して刺客を送った中国共産党の殺し屋とチョモランマで銃撃戦。チョイとUp to dateなテーマ。ゴルゴが政治的立場を鮮明にすることはないがこの物語は必然的にそうなってしまった。ウイグル問題を扱った一編はないのかな?ワン。昨晩から我が家にやって来た長女と一緒に黒兵衛の散歩。暑い。夏だから当然ですね。でも熱中症注意外出自粛なかで開かれるスポーツ大会は辛いですね。ワン。ただテレビ番組のなかにクダラナイ番組でなくスポーツ番組が沢山あるのは五輪の唯一認められる点かな?午後から鎌倉市の配ってくれたタクシー夢柳チケットを使って鎌倉武道館へ。ヨメハンと揃ってファイザー社の新型コロナワクチン2度目の摂取。世の中では様々な問題があっても鎌倉市高齢者摂取は問題なく進んでいる様子。体調にも変化なしで夜は柔道を楽しみながらビール&白ワイン&晩飯。金メダルだのガンバレニッポンだの日の丸を背負ってだの様々な属性が存在しないほうがスポーツは面白いのですけどね。テレビで見る無観客のスポーツは通常のオリンピックよりも少しはスポーツそのもののパフォーマンスが見られると言えるかもしれませんね。うわっ。瀬戸大也が決勝に進めず内村航平が鉄棒から落下。それもスポーツそのものに内包された残酷さがリアルに出現した結果と言えるかもしれませんね。

7月25日(日)
ベッドのなかで久々に漫画出ない本を読み始めたら面白くてやめられなくなった。山口尚『日本哲学の最前線』(講談社現代文庫)は初っ端から《ヴィトゲンシュタイン研究で有名な鬼界彰夫》が出てきてビックリ。《J哲学》という言葉を使い始めたのが彼らしいが彼は高校時代の1年後輩で小生が最も仲良くしていた同級生のNクンと同じ山岳部でインターハイに出たメンバー。Nクンは京大山岳部で南アルプスで表層雪崩で遭難したときに亡くなったが生き残った彼が哲学界で活躍しているのは嬉しいですね。ワン。ベッドから出て黒兵衛と散歩。長女がリードを引いて俺は雲古処理係。黒兵衛に引かれずに一人で坂道を登るのはチョイしんどいですね。ワン。帰宅して水シャワーと水風呂のあとは『連合通信』の短い連載コラムを仕上げて五輪競技TV観戦。観戦という言葉が感染につながるのが気になりますね。そもそもスポーツに「戦」の文字を使うのが間違ってるのかな。スケボー&ソフトボール&水泳&柔道などいろいろ楽しむ。こんなに沢山の競技を一時にやらなくても良いですね。それにスケボーは五輪となると何故かユニフォームなどに規制があって本当はもっと楽しい競技だとか。それはともかく日本の若者の金メダルは見事でした。開会式で天皇陛下の開会宣言の時に起立の遅れた菅総理はスケボー優勝者には祝いの電話をしないのかな?別にイイけどお祝いの電話の時くらいはメモを読まずに話してほしいですなぁ。夜はサッカー。見事にメキシコに勝ちましたね。

7月26日(月)
『日本哲学の最前線』ベッドのなかで読み進む。これは相当に面白い。よし。《J哲学》を勉強するぞと《意志》を持つことは《過去を忘却すること》につながるのだからよくないのかな?ムズカシイはオモシロイ?ワン。ベッドから出て黒兵衛と酷暑のなか散歩&水風呂でスッキリしてデスクワークの初めに資料調べで東京五輪組織委のホームページを開いて仰天!!「メダル」という項目をクリックすると「メダル順位」というタイトルのもとに各国の金銀銅のメダル獲得数が順位付けで並んでいる。これはオリンピックは国家同士の争いではないと規定した五輪憲章違反ではないの?五輪憲章第57条には《IOCとOCOG(組織委員会)は国ごとの世界ランキングを作成してならない》と記されてますからね。かつてソチ冬季五輪の組織委でも同様のことがあって気づいた人が指摘すると即刻削除されたという「事件」があった。またIOCのグループ会社が配信する「オリンピック・チャンネル日本語版」が今年1月過去の「オリンピックのメダル数ランキング」を掲載していたのを『オリンピック・マネー』(文春新書)の著者の後藤逸郎さんが憲章違反を指摘して削除されたこともある。これはどう考えても東京大会の組織委員会(OCOG)の行為としてはやってはいけないことでしょう。日本が金メダル獲得数で上位になるから五輪憲章違反を承知でやったとしたのかな?組織の人は五輪憲章を知らないのかな?オリンピックの理念を知らないのかな?

7月26日(月)つづき
夕方から『ニューズ・オプエド』アンカー・リモート出演。ゲストはスポーツライターの小林信也さんと元JOC職員の春日良一さん。小生に言わせると各国選手団入場行進の民族衣装と天皇陛下の簡潔な開会宣言以外は中味のないカスカスの(ただしトップの不祥事に振り回されながらがんばった現場のメンバーは讃えたいですが)東京五輪開会式を御両人とも高く評価。まぁ人によって感想は違うでしょうからね。しかし小生と小林氏が長すぎたと批判したバッハIOC会長の挨拶を聞いてその素晴らしさに涙が出たという春日氏の意見には唖然。まぁ人生イロイロ人もイロイロですからね。もっとも東京五輪組織のホームページで明らかな五輪憲章違反の国別「メダル順位」が発表されているのを指摘すると春日氏も既に気付いていて組織委に削除を申し入れたとか。ところが組織委の知人の反応が鈍いのでIOCにも憲章違反を指摘するメールを送ったとか。しかし27日午前11時半現在まだ五輪憲章違反は訂正されてませんね(>_<)。組織委の五輪憲章違反を放置するのはマズイと思いますが…。晩飯と風呂のあと卓球男女混合ダブルスを見てバンザーイ!水谷&伊藤はドイツ戦も凄かったけど素晴らしいペアですね。卓球というスポーツ競技は面白いなあ。

BOOK
施耐庵『漫画で読破 水滸伝』
施耐庵『漫画で読破 水滸伝』
漫画以外でも読まなきゃ…と思わせてくれる漫画です

7月27日(火)
朝ベッドのなかで『まんが水滸伝』。やっぱり暑い夏にベッドで読むのは絵付き物語のほうが気楽でいいですね。『水滸伝』は吉川英治でも北方謙三でも読んだことがなく関連本で読んだのは水滸伝を下敷きにしたパロディ小説の筒井康隆大先生の『俗物図鑑』だけ。一度きちんと読まねばダメですね。ま。老後の楽しみに取っておきますか。ワン。黒兵衛と散歩。酷暑が止んでチョイ涼しいのは颱風のおかげ?五輪のサーフィンは好コンディションになるのかな?ワン。デスクワークのあと今日も『ニューズ・オプエド』出演。MCは上杉隆さん。ゲストはプロ・ゴルファーのタケ小山さん。小生は解説員として出演。オリンピックのことをイロイロ話す。タケさんのスポンサーとアスリートは対等の関係という話は面白かった。そう言えば横浜マリノスの監督として優勝したときの岡田武史監督はカルロス・ゴーンがMVPの選手3人に日産の最高級車を各1台プレゼントすると言い出したとき「スポンサーが勝手に現場に介入するな!」と拒否。それでも優勝記念に何かプレゼントを…とイイカッコしたいゴーンに対して岡田監督はチーム移動用の最高級バスを要求。お見事ですね。五輪の選手たちもスポンサーに対して卑屈にならないでね。IOCに対してもね。あ。東京五輪組織委員会がホームページでメダルの国別ランキングを発表しているというIOC憲章違反の話を取りあげるのを忘れてしまった。『オリンピック・マネー』の著者・後藤逸郎さんによるとコレはバッハ会長公認の行為らしい。だからIOC憲章違反だと気付いた組織委メンバーも取り消せないという。五輪憲章第57条に《IOCとOCOG(組織委員会)は国ごとの世界ランキングを作成してはならない》と明記されていてアノIOC絶対支持の春日良一さんでも「コレはダメ」と組織委とIOCに抗議した行為なのにどーしょーもないですね。IOCとバッハ会長は「世界平和」を隠れ蓑にした単なる巨大スポーツ・イベント屋に堕したようですね。ソフトボールは日本チームがアメリカ・チームに勝利。スポーツそのものはオモシロイですね。IOC憲章違反の組織委ホームページの「メダル順位」の表は今も(28日午前11時半現在も)削除されていない。

7月28日(水)
組織委ホームページの「メダル順位」はまだ削除されず。オリンピックの意義や原理原則はもはや消えてなくなってただの巨大スポーツイベントになったのかな?それでも国別メダル獲得数などスポーツとは無縁のただ低俗に勝敗を煽るだけの人為的属性に過ぎませんよね。IOCも組織もIOC憲章違反を犯して何を馬鹿なことをやってるのかな?ワン。黒兵衛と散歩のあと汗まみれになった身体を冷やす水風呂。気持ちイイ。今日は五輪の原稿書き。共同通信の連載リレー評論『解読東京五輪』の6人目に登場する原稿。原稿を書いてる最中に担当者からメールが来てロバート・キャンベル(日本文学研究者)→保阪正康(ノンフィクション作家)→箭内道彦(クリエイティヴディレクター)→小笠原悦子(順天堂大教授)→加藤創太(政治学者)の各氏に次いで登場するということで各氏の掲載原稿が送られてくる。めっちゃプレッシャーを感じながらも昼飯食って夕方前に完成&送稿。オリンピックの原稿を書くためにオリンピックが見られないというのもオカシナ話だけどシャーナイか。しかし無観客開催となって用意してもらったチケットが使えなくなったのは少々残念。しかしコレもまぁ別にかまわないですね。1964年以来オリンピックはテレビで見るモノと心得てますからね。

7月29日(木)
昨日と同じことを書きます。東京五輪組織委は今も国別メダル「ランキング」を載せて毎日更新しています。これは明らかに《五輪組織委は国ごとの世界ランキングは作成してはならない》というIOC憲章第57条違反ですね。でもIOC公認でやってるらしいです。リオ五輪で政治家の安倍マリオが登場したのも明らかに五輪憲章違反でしたがコレも当時の森組織委会長によるとバッハIOC会長公認のもとでの行為だったらしいです。五輪の原理原則(国別対抗ではない・政治の介入は許さない)なんかもうどうでも良くなったのですね。ナンデモアリ。コレをジャーナリズムが非難も批判もしないのが一番悪いですね。ベッドから出てRKB毎日放送『インサイト・カルチャー』ZOOM出演。テレビでオリンピックを見て…日本選手の活躍を見て…オリンピックはオモシロイ…という声をよく聞くようになったけどコレは間違いですね。スポーツがオモシロイのであってオリンピックがオモシロイのではないですから。「オリンピックを見ること」はできませんからね。またオリンピックは何が起こるかわからない…という言い回しも甲子園では何が起こるかわからないという表現と同じで誤りですね。スポーツは何が起こるかわからないのであってオリンピックや甲子園だけが特別というわけではないですからね。オリンピックや甲子園を特別視しないほうがイイですね。素晴らしいのはスポーツなんですから…という話をする。ワン。酷暑のなか黒兵衛と散歩。日本で最もスポ-ツに向いてる季節…という表現は五輪大会を招致したいからマァいいや…と3・11直後の当時は思っていたけどソレは「アンダーコントロール」の嘘と同じでやっぱり駄目だったと反省しています。あらゆる嘘はいけませんね。「ジンリューは減っている」とか「五輪と感染拡大は無関係」なんて嘘もダメですね。ワン。散歩のあとの水風呂で身体と心を冷やしてデスク・ワーク。スポーツジャーナリズムのあり方をイロイロ書き始める。夕方から『ニューズ・オプエド』解説委員として出演。MCは井沢元彦さん。番組の始まる前に『逆説の日本史26明治激闘編 日露戦争と日比谷焼き討ち事件の謎』(小学館)を送っていただいた御礼を言って番組ではまず五輪組織委が国別メダルの「ランキング」発表している酷さを喋る。メインゲストは男子新体操でインターハイ連覇し今は子供の体操教室やマッスル・ミュージカルなどの活動をしているパフォーマーの英次さん。マスク&ワクチン反対派だというのには驚いたけどマッスル派の人は何故こーなるのかな?井沢さんがトランプの喜びそうな意見ですね。小生の身体論とは少々隔たりがあったけどマァ人生イロイロ人もイロイロですなぁ。

7月30日(金)
もう昨日と同じことは書かないことにします。IOCと組織委がIOC憲章違反をやろうがかるまいがもうどーでもいいことなんですね。どうせIOCは単なるイベント屋なんですから。オリンピックが平和に貢献するなんて誰も思っていませんから好き勝手にイベントをやって金儲けて下さい。ただし感染拡大を招くことだけは止めて下さい。嗚呼阿呆臭。井沢元彦さんに送ってもらった『逆説の日本史26明治激闘編 日露戦争と日比谷焼き討ち事件の謎』読み進む。面白い。ナルホド。ロシアと日本の「満韓交換論」に日本とアメリカの「韓比交換論」に日本とイギリスの「韓印交換論」か…世界中が植民地支配の帝国主義政策に踊っていた時代は無茶ばかりですね。国際政治は今もケッコウ同じなのかな?ワン。終日デスクワーク。時々五輪スポーツTV観戦。「観戦」という「戦」を使う感じに変わる「スポーツを見る」を表す良い表現はないものでしょうかねえ。フェンシングのエペで日本チームが団体で金メダル。フェンシングは面白いですねえ。なでしこサッカーはスウェーデンにベスト8で敗退。今のなでしこの実力かな。残念だけど。しかしスポーツは面白いですね。オリンピックという属性が付かなければもっと面白いでしょうねえ。そこに気付くことがスポーツ文化のための第一歩かもしれませんね。スポーツからあらゆる属性を排除せよ!今後はこの主張を繰り返しましょう。スポーツで親会社の宣伝をすることも新聞を売ることも世界平和を目指すこともやめてスポンサーはスポーツの素晴らしさを認めてスポーツの発展を支えましょう!

7月30日(金)つづき
夕方から『ニューズ・オプエド』解説者リモート出演。アンカーは明治大学名誉教授の蟹瀬誠一さん。冒頭でIOCと組織委の憲章違反について話させていただく。そのあとゲストの佐野秀光さん(安楽死制度を考える会代表)やザ・ニュースペーパーの福本ヒデさんとコロナについてなどナンヤラカンヤラ話し合ったあと後半はヒデさんの新作パロディ絵画についてイロイロ話す。ムンクの『叫び』をパロった菅総理の『文句の叫び』やダリの柔らかい時計をパロった拉げて撓る(へしゃげてしなる…と読みます)五輪など面白い作品についてムンクやダリについてイロイロ話して楽しい一時。小生が拙著『今こそ「スポーツと何か?」を考えてみよう!』で取りあげた「スポーツと美術」についてや日経に連載した『アート・オブ・ベースボール』の原点となったアメリカ版『Art of Baseball』についてもいろいろ話させていただく。こういうアートとスポーツの話はまた取りあげたいですね。

Blu-ray
『ハドソン川の奇蹟』
『ハドソン川の奇蹟』
好きな映画です。アメリカの正義は時に五月蠅いですが、無視できませんね
BOOK
井沢元彦『井沢式新ニッポン風土記東日本編』旅行読売出版社
井沢元彦『井沢式新ニッポン風土記東日本編』旅行読売出版社
これから読みますね

7月31日(土)
朝ベッドのなかで井沢元彦『逆説の日本史26日露戦争と日比谷焼打の謎』第1章「廣瀬中佐と乃木大将」読了。面白い!乃木大将はけっして愚将ではないのですね。司馬遼太郎も時として間違えることはあるのですね。ワン。ベッドから出て黒兵衛と散歩。隣家の婆さんが家の外に出てきて「暑いですねえ。驚くほど暑いですねえ」と話しかけられたので「夏じゃないですか。暑いのは当たり前ですよ。夏なのに雪が降ったらそれこそ驚きですよ」と答えると「ホント。そのとおりですわ。おほほほほ」もうすぐ百歳なのに元気なお婆さんですね。そー言えば昨日共同通信の編集者が小生の書いた原稿に少し問題が…と電話をかけてきた。「老婆」という言葉は使えないらしい。「老婦人」「老夫人」ならOKと言われたがしっくりこないので「お婆さん」にしてもらう。いろいろありますね。メディアの世界は。ワン。時折TVの五輪に目をやりながらデスクワーク。スポーツを見るのに時間を取られて映画を観る時間がないのでデスクワークの時の音楽が楽しみ。五輪期間中にヨーゼフ・カイルベルト指揮バイロイト音楽祭のワーグナー『ニーベルンクの指環』に興奮。若きハンス・ホッターのヴォータンは本当に素晴らしい。プッチーニの『トゥーランドット』も新たに素晴らしさを発見。このオペラにはいろいろな音が混ざってますね。主役はマリア・カラス。シュワルツコップのリューが可愛い綺麗な歌を聴かせる。ビルギット・ニルソンのトゥーランドット姫も凄い!カラフはフランコ・コレッリで指揮は何とレオポルド・ストコフスキーのメトロポリタン歌劇場ライヴ録音。オペラ評論家の故・永竹由幸さんは本当に良い録音を発掘してCDにしてくれましたね。オリンピックは野球に柔道に水泳に…スポーツは面白いけど一度期にこんなにも沢山の競技をする必然性はありませんね。チョイと食傷気味。ソレによって世界平和が訪れるとも思えませんし大谷翔平のホームランも見たいですね。本日井沢元彦さんから郵便で『井沢式新ニッポン風土記・東日本編・西日本編』(旅行読売出版社)送られてくる。おまけに筒井康隆大先生からも『活動映画と家族』(現代新書)が著者謹呈として届く。コノ面白い本は出版社から送られてきて素手の読了。しかし音楽も本もスポーツと違ってどれだけ沢山も食傷気味にはならないですね。ナンデカナ?考えてみましょう。寝る前にTVで『ハドソン川の奇蹟』をやっていたので久し振りに映画をチョイと見てしまう。DVDでよく知ってる内容。クリント・イーストフッド監督トム・ハンクス主演のイイ映画でけど字幕でやってほしいですね。

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